詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU) さん プロフィール

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詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)さん: 詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)
ハンドル名詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU) さん
ブログタイトル詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/ys1818hasu
サイト紹介文詩歌探究社「蓮」の活動内容などを発信してゆきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供975回 / 365日(平均18.7回/週) - 参加 2015/09/09 10:30

詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU) さんのブログ記事

  • 詩歌採集 1071 塚本邦雄
  •                  (photo: Suishou.M) 忘られぬわれもてなすと人妻は炭俵の腹刀もてひらけり                 (塚本邦雄 『詩歌変』)  「人間の感情の中には簡単に解決しない部分があると思います。再び会って、殺気立つような気持がこの人妻の中に燃えています。それは同時にこういう歌を詠んでいる塚本邦雄の中にも、炭俵の腹をかき切るような殺気立った感情があることを暗ににおわせて [続きを読む]
  • 詩歌採集 1069 塚本邦雄
  •                  (photo: Suishou.M)  ちよろづの言霊(ことだま)殺しつづけつつ歌人たり 神無月の初霜                       (塚本邦雄 『詩魂玲瓏』) 塚本邦雄の24冊ある序数歌集の二十三冊目の『詩魂玲瓏』の一番最後の歌。以前、普通の歌人は言霊を信じているので、歌に詠んだことは、その通りになってしまうという畏れがあるが、塚本邦雄はそのようなことを超越して歌を [続きを読む]
  • 『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』 飯塚書店
  •            お陰様で『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は好評をいただき、短歌教室のテキストとして使用されたり、図書館などにも多数置かれているようです。増刷も決まりました。 全国書店に置かれていますが、店頭にない書店、ネット書店、版元の飯塚書店にてもお取り寄せ可能です。 短歌を始めて数年の方を対象に執筆されたものですが、始めたばかりの方やベテランの方にも大変面白い内容となっています。 ぜひ [続きを読む]
  • 詩歌採集 1065 菱川善夫
  •                  (photo: Suishou.M)・・・また歌人たる最後の条件も、結局はその保守の魅力をもって、いかに現代に参ずるかという、逆説的な美の使徒たる覚悟と実践の上におかれているはずである。一滴の現代の血を、いかにしてそこに注ぎうるか、その凄搶たる孤独の行為こそ、実は前衛短歌の第一歩だったように私は思う。・・・                      (菱川善夫 『現代短歌美と思想』 [続きを読む]
  • 『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』
  •            お陰様で『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は好評をいただき、短歌教室のテキストとして使用されたり、図書館などにも多数置かれているようです。増刷も決まりました。 全国書店に置かれていますが、店頭にない書店、ネット書店、版元の飯塚書店にてもお取り寄せ可能です。 短歌を始めて数年の方を対象に執筆されたものですが、始めたばかりの方やベテランの方にも大変面白い内容となっています。 ぜひ [続きを読む]
  • 『北海道の文人覚書』 志村有弘
  •  志村有弘氏の『北海道の文人覚書』が届きました。北海道出身(現在は都内在住)の志村氏が北海道にゆかりのある小説家、脚本家、詩人、俳人、歌人、北海道に旅をしてきた文人(北原白秋など)、文芸、教育、評論家、漫画まで、多岐に渡り北海道に関わる作家、作品について、実に詳しく(本文は二段組み)記してあり、著者の故郷北海道に対する、そして文芸に対する、愛に溢れた一冊です。 「北海道ゆかりの同人雑誌と同人 [続きを読む]
  • 詩歌採集 1068 杉原一司(採録)
  •                  (photo: Suishou.M)     僕は水銀か、どうか。    若しそうだったら嬉しいものです。                                                                                                  (杉原一司 塚本邦雄への手紙より) [続きを読む]
  • 詩歌採集 1064 佐藤よしみ
  •          歩を合わせやる一人なく黄昏(こうこん)の町に香りの強きを乞えり               (佐藤よしみ 「帆」21号) 元「蓮」の佐藤よしみさんの個人誌「帆」21号です。孤高の個人誌です。「筋を通して」います。うつくしい!ブラボー!と言いたい。 「蓮」誌で連載していた「琉歌(うた)の見える場所」の続き(今回で10回目)も掲載されています。 [続きを読む]
  • 悪の華
  •                      写真、上段は「別冊HASU」として2017年3月に発行した森水晶の「句集・悪の華」。下段は同じく「別冊HASU」として2016年11月に発行した石川幸雄の「自選歌集 Why We TANKA−過ぎ去りし日々のうた」。 「句集・悪の華」は「蓮」誌に連載していたものから50句を自選したもの。以前は短歌でも臆することなく「悪」を描いていた私が、徐々に、日和って「 [続きを読む]
  • 詩歌採集 1063 塚本邦雄
  •                  (photo: Suishou.M) こよひパリに蒼き霜ふり睡らざる悪童ランボオの悪の眼澄めり   憎みつつ竝(な)みゆくわれら巣のごとき髪に雨ふる地獄の季節  ポール来ずばまた粘液に脚光る銀蠅を今日の熾天使(セラファン)とす                 (塚本邦雄 『水銀伝説』) 岡井隆に「壮烈な失敗作!」と言わしめた『水銀伝説』のなかのランボーとヴェルレーヌをモチーフにした [続きを読む]
  • 詩歌採集 1062 福島泰樹
  •                  (photo: Suishou.M)       突如として前衛短歌は現れたのではない。前衛とは、正視しえない現実に抗して、なおかつ直立しようとする強靭なその精神の反乱であり、その所産としての文体の謂なのである。断固として、モダニズムなどではない。                              (福島泰樹 『青天』) 塚本邦雄と小笠原賢二に捧げた歌集『青天』のなかの、塚 [続きを読む]
  • 詩歌採集 1060 塚本邦雄(採録)
  •                  (photo: Suishou.M)             短歌は、国家のために、社会のために、       民衆のためになど決してつくられるものではない。       それはただ一人の人のためにのみ書かれるものだ。          過去に於いても将来も                僕は君以外の誰も懼れない。信じない。愛しない。                         [続きを読む]
  • 詩歌採集 1061 杉原一司(採録】
  •                  (photo: Suishou.M)     僕は水銀か、どうか。    若しそうだったら嬉しいものです。                                                                                                  (杉原一司 塚本邦雄への手紙より) [続きを読む]
  • 詩歌採集 1059 福島泰樹
  •                               (photo:Tomoyo Itoda photo加工:Sishou.M)       たったひとりの女のためにあかあかと燈しつづけてきたるカンテラ                   (福島泰樹 『中也断章』) 詩歌採集1058の塚本の「馬を洗はば」の歌、「人を殺めるほどの恋(愛)」は「ドン引き」だけれど、この歌のような「一途」はいいなぁ。「たったひとりのひとに、生涯 [続きを読む]
  • 『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』
  •            お陰様で『誰にも聞けない短歌の技法Q&A』は好評をいただき、短歌教室のテキストとして使用されたり、図書館などにも多数置かれているようです。増刷も決まりました。 全国書店に置かれていますが、店頭にない書店、ネット書店、版元の飯塚書店にてもお取り寄せ可能です。 短歌を始めて数年の方を対象に執筆されたものですが、始めたばかりの方やベテランの方にも大変面白い内容となっています。 ぜひ [続きを読む]
  • 詩歌採集 1058 塚本邦雄
  •                (photo: Suishou.M)    馬を洗はば馬のたましひ冱ゆるまで人恋はば人あやむるこころ                (塚本邦雄 『感幻樂』)   「革命歌」や「皇帝ペンギン」の歌とともに塚本の代表歌とされる一首。家には、塚本直筆の(おそらくペン書き)書と、黒板に塚本自らがこの歌を書き、その前に本人が立っている、有名な写真が飾ってある。 簡単に解釈すると、「馬を洗うなら、 [続きを読む]
  • 詩歌採集 1057 塚本邦雄
  •                  (photo: Suishou.M) 波は神の手魚(さかな)の流露いつの日も水晶の光濃き香の何か                     (塚本邦雄 歌集未収録)  塚本邦雄、最晩年の作で、歌集未収録の一首。塚本邦雄を深く研究している者にも、解釈が出来ないという。「精神を統べるものが消滅した、「言葉の氾濫」現象」と島内景二は述べる。 私にとっては、意味がとれないようでいて、確固たる [続きを読む]
  • 詩歌採集 1056 杉原一司・塚本邦雄(採録)
  •                   (photo: Suishou.M)     僕は水銀か、どうか。    若しそうだったら嬉しいものです。                                                                                                  (杉原一司 塚本邦雄への手紙より) つまり、塚本にとって「反抗」とは、猛毒の「水 [続きを読む]
  • 詩歌採集 1055 塚本邦雄
  •                  (photo: Suishou.M) 第百歌集は瑠璃ちりばめむさてわれはなほもて往生せざる悪人                      (塚本邦雄 『波瀾』)   塚本邦雄は徹底して文学上の「悪」を貫いている。決してぶれることなく、その立ち位置にて、歌を俳句を小説を、評論、エッセイその他を書いている。塚本が大好きなボードレールの『悪の華』やランボーの影響も大きいのだろうが、その徹 [続きを読む]