声音書房 さん プロフィール

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声音書房さん: 声音書房
ハンドル名声音書房 さん
ブログタイトル声音書房
ブログURLhttps://kowane.com/
サイト紹介文夢はブックカフェ、書房なので本の紹介は勿論、メディアの紹介、地域の紹介も書房の働き方も?
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供96回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2015/09/22 11:09

声音書房 さんのブログ記事

  • 娘0歳7カ月『超回転運動と、泣くことと、遊びの豊富さと』
  • 『超回転運動』『遊びの豊富さ』娘は息子よりよく動く。もうはいはいするんじゃなかろうか?というぐらい、縦横無尽に行きたい場所に転がり続けている。息子が遊んでるものを悪気なく横取りする。そして食べようとする。下の歯が2本はえているので、それなりに噛める。息子は嫌がる。ただ、息子は押しはするが、叩いたり暴力をふることはない。良いと思う。娘も全く挫けない。好奇心の赴くままに突き進んでいく姿は勇猛にも思える [続きを読む]
  • 『挨拶〜気付き〜』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト63
  • 『挨拶〜気付き〜』僕が「こんにちは」と言うと大人が訝しげな顔をした。何気ない挨拶が不審者として通報されるケースが増えたからだ。僕は気にしない。僕の母は僕が小学校の時に亡くなったが、よく挨拶をする人だった。赤の他人にも挨拶をするものだから僕は母に問うたことがある。すると母は屈託のない笑みを浮かべて「挨拶をすると相手も挨拶してくれるでしょ。別にそれに意味なんて無くていいの。その日に少しでも何かが変わっ [続きを読む]
  • 『挨拶〜ロボット〜』白川湊太郎-ショート小説コンテスト63
  • 『挨拶〜ロボット〜』 ある日のこと、職場に行くと見知らぬ金属の物体が置かれていた。「挨拶ロボットだよ」と社長は言う。 ただただ手作りのお弁当を作る会社なのに、なんでロボット?「挨拶してくれると、嬉しいじゃん」とのこと。 前々から変わり者で、変な部品をいじってはいるなあ、と思っていたけれど「挨拶一つで職場の雰囲気が良くなると思うんだ」 それをこの物体に託したというわけか。うちの職場、確かに流れ作業だ [続きを読む]
  • コスパ最強!2歳のおすすめ知育玩具おもちゃ3選
  • ①西松屋 くねっとロードセット 899円コスパ最強。プラレールなんか目じゃない。まだ1個しか買っていませんが、2セット買えば多様性がさらに広がる↓子どもと一緒に遊んでても意外とはまってしまいます。②電池で動く!DIYギアブロック 81ピースセット ビギナーズセット 知育パズル 920円アマゾンへのリンク先始めはこれは難しいかなぁと思って、僕が勝手に組み立てて遊ぶのを見せていたら、最近自分でも作り出すようになり [続きを読む]
  • 堺筋本町で連日行列の焼きそば店『水卜』
  • 堺筋本町の路地裏で連日行列が出来ていて気になっていたので行ってみた。行ってみるとメニューは『ソース焼きそば』か『塩焼きそば』。焼きそばで950円ぐらいするので、そこそこ高いなあと思ったが、食べてみるとびっくり。美味しい!麺が自家製麺でもちもちしている。味付けも薄くもなく濃くもなく丁度いい。ごはんセットなので、食った後の満腹感もある。少しコスパが悪いが、また昼飯に行ってみたい店でした。粉もんでこれだけ [続きを読む]
  • 『痕跡〜うんこ〜』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト62
  • 『痕跡〜うんち〜』ベッドのマットにうんこをした痕跡があった。原因は明らかだ。僕がもらしたのだ。昨晩スイカを食べたこと、半袖半ズボンで寝たこと、髪を乾かさずに寝たことが原因だろう。夜中、おなかの調子が悪くなり、朝方おならかうんこかのフィフティーフィフティーに賭けたところ、負けてしまった。僕はすぐにトイレに駆け込み、残りのうんちを出した。トイレットペーパーを多めに出してトランクスの内側のうんちを丁寧に [続きを読む]
  • 『痕跡〜野良猫の生き方〜』白川湊太郎-ショート小説コンテスト62
  • 『痕跡〜野良猫の生き方〜』人間が一人もいない深夜の公園で、野良猫のコテツは困っていた。目の前のうんちの後処理をしなければならないためである。早くしないとこの地域のボス猫に見つかってしまうのだ。今までは自分のうんちの後始末など気にする必要がなかった。自然に囲まれた田舎では自分以外の猫と遭遇することなどほとんどなかったからである。だが今いる都会はどうか、少し路地に入ると野良猫で溢れている。基本的に猫は [続きを読む]
  • 『痕跡〜生痕〜』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト62
  • 『痕跡〜生痕〜』「――ということなんだけど、どう? 川中さん」 職場の後輩・佐々塚優さんが、とても目を輝かせて俺を見る。 俺は真顔で「はあ……」と、とりあえず頷く。「全く、意味がわかりませんけれど。佐々塚さんがやりたいなら、どうぞ」「ありがとう! よし、じゃあ夏休み! 一週間休みを取りなよ?」「ええ、わかりました」「取らなかったら、食い殺すからね!」「全力で取ります」∫――僕たちが一緒にいた――― [続きを読む]
  • 『豚〜ブタ〜』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト61
  • 『豚〜ブタ〜』「豚を知ってますか?」 何の脈絡もなく隣にいる梔さんが、俺に話しかける。「社長、聞いてます?」「え? うん。聞いているけど」「なら、答えてください」「え、まあ豚くらい知っているけど。どうした?」「豚って、とても綺麗好きらしいですよ。あのなりで」「あのなりで、て……」 さらっと酷いというか失礼なことを言うなあ、と思いながら。 俺は梔さんを見る。「で、その綺麗好きな豚の話を、なぜ、急にし [続きを読む]
  • 『豚〜食われる〜』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト61
  • 『豚〜食われる〜』ふとTVを観ていると「この豚はなんでこんなに美味しいんですか?」とどこかの芸人が尋ねた時に、「実は良質などんぐりを日々食べさせているからなんです。」と応えた瞬間に画面が切り替わった。そこにはどんぐりを一心不乱に食べる豚が映しだされ、それを見守る養豚業者の方がいた。僕は何気なく『豚 食われる側』と検索する。すると、『千と千尋の神隠し』において何故千尋の両親は豚になったのかというサイト [続きを読む]
  • 『豚〜跳べない豚〜』白川湊太郎-ショート小説コンテスト61
  • 『豚〜跳べない豚〜』「飛べない豚は只の豚」なんて言葉が生まれてから、どれだけの太ったことが嫌な思いをしたことか「次、藤川」先生に呼ばれて、僕は重い腰を上げる。「ブタじゃん」「どうせ無理だよ」みんな、僕に聞こえないように、なんて気を遣うことはしなかった。遠くにある跳び箱を見つめた。四段、60センチの木箱にさえも笑われてる気がした。ピッ、と笛の音で動き出す。笛一つで動き出す。この行為さえも、自分がしつ [続きを読む]
  • 『アルバム〜卒業〜』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト60
  • 『アルバム〜焦燥感〜』ホームルームの時間にも関わらず卒業アルバムが配布されるとクラス中がお祭り騒ぎになった。教師も卒業間近の生徒たちを咎めることなど無く、一緒にアルバムを捲り懐かしんでいるようだった。生徒たちもスマホを取り出し教師に写真を求めるなど、もう自制が効かない状態だった。僕はホームルーム自体がこのままいつ終わるのだろうかと内心いらいらしていた。この雑音まみれの教室から早く出たいのだが教師自 [続きを読む]
  • 『アルバム〜笑顔〜』白川湊太郎-ショート小説コンテスト60
  • 『アルバム〜笑顔〜』最後の挨拶が終わり、教室の中央には大きな輪が形成されていく。扉から出て行く俺に背中を向けているにも見えた。すでに教科書は自宅に持って帰っていたため、この日唯一の荷物と言えば大きな卒業アルバムだった。中身に興味がない俺にとっては只の重たい紙の束でしかない。「ただいまー」「おかえり、卒業おめでとう、早かったね」母さんは俺が卒業式なのにすぐ帰って来たことに対して、何も思わないのだろう [続きを読む]
  • 『アルバム〜回想〜』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト60
  • 『アルバム〜回想〜』 火野(ひの)先生は、僕たちオカルト研究会の顧問である。 昔、火事に遭って、右目の視力を失い、火傷を負ったため、包帯で顔の右を隠している。 いつも、火野先生は笑っている。 ニコニコしていて、優しい人。 授業は面白いし、部活では少し離れたところで僕たちを見守ってくれている。 そんな火野先生は、たまに懐かしそうに古いアルバムを開いて見ている。 今日も、見ていた。 何となく気になって [続きを読む]
  • 『切符〜嵌め方〜』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト59
  • 『切符〜嵌め方〜』切符の端を折り曲げて改札に通すとどうなるかを僕は知っていた。高校生の頃、友達と興味本位で試したことがあるからだ。僕はこの知識を誰に教えるわけでもなく、何かに役に立つなんて思ってもいなかった。だが、こいつだけは許せない。こんなに図々しい奴が平気で生きてる状況に僕は腹を立てていた。まずそいつは降りる人が優先という暗黙のルールを破り、肩をぶつけながらも車内に入ってきた。図体がでかく、態 [続きを読む]
  • 『切符〜旅立ち〜』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト59
  • 『切符〜旅立ち〜』この町に住んで、三十年近くになった。 こんなに長く住む予定はなかったのに。 気づくと、この町を好きになっていて。 この町の人を好きになっていた。 だが、いつまでもいるわけにはいかない。 ずっと、このまま、なんて。「ちょっくら、夢を追いかけていきます」 俺が社長に言うと、社長は「うん」と頷く。「気を付けてね」「はい。お世話になりました。百鬼社長」「こちらこそだよ、神呪社員」 社長は [続きを読む]
  • 『切符〜選んで〜』白川湊太郎-ショート小説コンテスト59
  • 『切符〜選んで〜』目が覚めると部屋には私しかいなかった。おーい、と呼んでも返事はない。そうか、昨日は妻と喧嘩して、仲直りをしないまま寝てしまったんだった。喧嘩の理由なんて些細なこと、俺は忘れてしまった。スマートフォンを確認してみたが連絡はなかった。その代わりに画面の上部にはニュースが表示されている。なにやら最寄り駅近くの線路で事故があり、列車に遅れが出ているらしい。事故があった駅を含めて、私の家の [続きを読む]