ホタルの独り言 Part 2 さん プロフィール

  •  
ホタルの独り言 Part 2さん: ホタルの独り言 Part 2
ハンドル名ホタルの独り言 Part 2 さん
ブログタイトルホタルの独り言 Part 2
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/hotaru-net
サイト紹介文ホタルをはじめとして様々な昆虫と美しい自然風景を追い求めて撮影した写真を「独り言」とともに掲載します
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供101回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2015/09/15 20:44

ホタルの独り言 Part 2 さんのブログ記事

  • オオルリボシヤンマ(オス型メス/新潟)
  •  オオルリボシヤンマのオス型メスを新潟県内で撮影した。また、生息地には3つのタイプのメスが見られたので報告したい。 ヤンマ科で雌雄の体色が異なる種の中には、オスに似た体色をもつメス、いわゆるオス型メスが遺伝的に固定された個体変異として出現することが知られており、特にルリボシヤンマ属のマダラヤンマやオオルリボシヤンマで最も顕著に見られる。体色には以下のような種や個体によって出現パターンに変化が見られ [続きを読む]
  • 天の川を撮る
  •  天の川は、およそ2000億の恒星が集まって形成する銀河系(天の川銀河)のことであり、地球のある太陽系はその一部であるから銀河系を内部から見ることになる。天の川は、英語でMilky Way(ミルキーウェイ)と言われ、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯が印象的だが、これは太陽系から銀河系の中心方向をみた光景で、日本では春から晩夏まで見られる「夏の天の川」である。一方、冬になると銀河系の中心とは反対側を見ること [続きを読む]
  • カラスアゲハ(春型と夏型)
  •  カラスアゲハ Papilio dehaanii C. Felder et R. Felder, 1864 は、アゲハチョウ科(Family Papilionidae)アゲハチョウ属(Genus Papilio)のチョウで、北海道・本州・四国・九州・沖縄に分布している。食草は、ミカン科のコクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウ、カラタチ等であるため、山地の渓谷で主として見られる。 チョウ類では、1年に一回しか羽化せずに一か月も経たないうちに産卵して死んでしまう種(ギフ [続きを読む]
  • キタテハ属
  •  日本におけるタテハチョウ科(Family Nymphalidae)キタテハ属(Genus Polygonia)は、以下の2種が生息している。キタテハ属 Genus Polygoniaキタテハ Polygonia c-aureum c-aureum(Linnaeus, 1758) シータテハ Polygonia c-album hamigera (Butler, 1877)  キタテハは、北海道(南西部の渡島半島のみ)から九州まで分布し、幼虫の食草は、アサ科のカナムグラ、ホソバイラクサなどで、平地から低山地にかけて、林やその周辺、 [続きを読む]
  • 御射鹿池 夜の幻想
  •  御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科にある小さな農業用ため池だが、私の叔父の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルにもなり、その幻想的な風景から、農水省により「ため池100選」にも選ばれている池である。様々なテレビ・コマーシャルにも登場し、昨今では全国から多くの観光客が訪れる観光スポットである。 筆者は、四季を通じて何度も訪れており、その美しさを伝えてきたが、今回は、これ [続きを読む]
  • オオルリボシヤンマ(青眼メス)
  •  オオルリボシヤンマのメスは、通常、複眼と腹部の斑紋が黄緑色であるが、他に複眼と腹部の斑紋が青色のタイプ(オス型メス)や腹部の斑紋のみが青色のタイプが見られ、昨年、兵庫県と新潟県で撮影している。今回、複眼の半分だけが青色のタイプを撮影したので報告したい。(写真:1〜3)また、写真は水面から50cm以上も高い場所の小枝に産卵をしていた所を撮ったものである。 メスの青色は変異(個体変異及び地域変異)で、マ [続きを読む]
  • ルリボシヤンマ(産卵)
  •  ルリボシヤンマ Aeshna juncea juncea (Linnaeus, 1758)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)ルリボシヤンマ(Genus Aeshna)属で、日本では、北海道、本州、四国に分布している。7月頃より羽化し10月頃まで多く見られる大型のヤンマで、同属のオオルリボシヤンマより、やや細身で地色の茶色味が強く、胸部の模様と腹部斑紋の形状が若干異なっている。斑紋の色彩には地理的変異があり、寒冷地ではオオルリボシヤンマのように斑紋の [続きを読む]
  • ゴマシジミ属
  •  ゴマシジミ属(Genus Phengaris)は、日本をはじめ、朝鮮半島、中国から中央アジアを経てヨーロッパ中央部まで分布するチョウである。日本国内においては、以下の2種が生息しており、ゴマシジミは、北海道と本州、九州(四国では確認されていない)に分布し、それぞれ亜種として分類されている。オオゴマシジミは、北海道渡島半島および本州東北〜中部地方の高山に分布し、西限は飛騨山脈であるが、いずれも生息場所は極めて局 [続きを読む]
  • ヒオドシチョウ属
  •  日本におけるタテハチョウ科(Family Nymphalidae)ヒオドシチョウ属(Genus Nymphalis)は、以下の3種が生息している。ヒオドシチョウ属 Genus Nymphalisエルタテハ Nymphalis vaualbum ([Denis et Schiffermuller], 1775) キベリタテハ Nymphalis antiopa (Linnaeus, 1758) ヒオドシチョウ Nymphalis xanthomelas japonica (Stichel, 1902)  上記の進化上近縁な3種は、いずれも羽化後に標高の高い所に移動し、晩夏から初秋 [続きを読む]
  • キベリタテハ(2018)
  •  キベリタテハ Nymphalis antiopa (Linnaeus, 1758) は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae 幼虫の食草はカバノキ科のダケカンバ、ウダイカンバ、シラカバ、ヤナギ科のオオバヤナギ、バッコヤナギ、ドロノキなどで、そのシックな色合いから日本では「高原の貴婦人」とも呼ばれており、アメリカでは、Mourning Cloak(喪服のマント)と呼ばれ、イギリスでは、Camberwell Beauty(キャンバーウェルの美人)と呼ばれている。北海 [続きを読む]
  • 池のくるみ 夏の朝景
  •  池のくるみ(通称)は、長野県諏訪市霧ヶ峰にある湿原。正式な名称は踊場湿原と言い、車山、八島ヶ原とともに霧ヶ峰三大湿原(国指定天然記念物)の一つである。標高1,550mに位置した高層湿原で、周囲を10〜400mの尾根に囲まれた東西に細長い湿原で、断層によってつくられた盆地に発達した。霧ヶ峰では踊場湿原にのみ見られるクシノハミズゴケが生育しており、貴重な植物群落となっている。 8月11日〜12日の信州遠征。実に7月 [続きを読む]
  • オオルリボシヤンマの羽化後
  •  オオルリボシヤンマ Aeshna crenata Hagen, 1856 は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)ルリボシヤンマ(Genus Aeshna)属で、北海道、本州、九州に分布し、成虫は6月下旬頃から11月頃まで見られる。周囲に樹木がある抽水植物や浮葉植物が生育する池沼等に生育し、標高300mほどの丘陵地から標高1,600mほどの高地において見ることができる。 長野県の標高およそ1.400mの池。近辺には池がいくつかあるが、この池は、池にミズゴケが厚 [続きを読む]
  • ゼフィルスの開翅
  •  ゼフィルスは国内に25種類生息しているが、翅裏が特徴的な種類もあれば、翅表が青や緑に輝く種類もいる。出会うことさえ難しい種類もあれば、出会っても、その美しさを写すことが難しい種類が多い。ゼフィルスの仲間でも一際美しい Favonius や Chrysozephyrus。その輝く翅表を写真に収めるのは簡単ではない。それぞれの種の生態と行動パターンを学んだ上で、生息地ごとの発生初期に合わせて訪問し、撮影テクニックを駆使して撮 [続きを読む]
  • ウラジロミドリシジミ(メスの開翅)
  •  ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus saphirinus (Staudinger, 1887) は、シジミチョウ科(Family Papilionidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)オオミドリシジミ属(Favonius属)のゼフィルスで、北海道、本州、四国、九州に分布し、東日本ではカシワを主に、西日本ではナラガシワを食樹としている。生息地は極めて局所的で、更には開発等によるカシワ林の消失や乱獲により各地で絶滅が危惧されており、多くの自治体の [続きを読む]
  • ヤブヤンマの産卵(緑眼メス)
  •  ヤブヤンマ Polycanthagyna melanictera (Selys, 1883)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)ヤブヤンマ属(Genus Polycanthagyna属)で、オスの複眼はマリンブルーに輝き、たいへん美しい。一方、メスは緑色で、青色を呈する個体もいる。 昨年7月にメスを撮影し「ヤブヤンマの産卵」として掲載しているが、その時の個体はまだ若く複眼の色は黄緑色(写真6)であった。「産卵シーンの撮影」という目標は達成したが、次は、複眼の [続きを読む]
  • ウスイロオナガシジミ
  •  ウスイロオナガシジミ Antigius butleri butleri (Fenton, [1882])は、 シジミチョウ科(Family Papilionidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)ミズイロオナガシジミ属(Genus Antigius)のゼフィルス。同属のミズイロオナガシジミ Antigius attilia attilia (Bremer, 1861) より、オナガシジミ属のオナガシジミ Araragi enthea enthea (Janson, 1877) に似るが、翅裏のオレンジ帯が前翅に波及しないのが本種である。 北海道 [続きを読む]
  • ヒメボタルの動画
  •  ヒメボタルは、今年、岩手県二戸市の折爪岳において撮影してきた。写真は、「ヒメボタル(岩手県折爪岳)」をご覧頂きたいが、この記事では、動画を公開した。動画は、2012年に某所にて撮影したものも今回一緒に公開した。 ヒメボタルの写真は、インスタ映えするフォトジェニックな点で、昨今、大勢のカメラマンに人気があり、多くの写真が投稿されている。筆者の最近の写真もそうであるが、これらはヒメボタルの生態学的価値よ [続きを読む]
  • ヒメボタル生息地
  •  ヒメボタルの写真は、本年は二か所の生息地で撮影を予定し、一ケ所は「ヒメボタル(岩手県折爪岳)」で紹介した。そしてこの週末、次の目的の場所で撮影を行ったが、ブログタイトルを「ヒメボタル生息地」とした。現地に17時に到着し、18時半に生息環境を撮影。濃霧と雨のためにカメラにカバーを被せて、深夜型ヒメボタルが発光を開始するまで車内で待機。天候も良くなり、22時半から翌午前0時まで撮影したのだが、レンズキャッ [続きを読む]
  • ウラキンシジミ(odai型)
  •  ウラキンシジミ Ussuriana stygiana (Butler, 1881)は、シジミチョウ科(Family Papilionidae)ミドリシジミ族(Tribe Theclini)コンゴウシジミ属(Genus Ussuriana)のゼフィルスで、前翅長14〜20?。翅表は暗黒褐色、翅裏は文字通り「金色」(橙黄色〜黄褐色)で、亜外縁に橙色斑列がある。雌雄の斑紋は、ほとんど同様であるが、メスの翅表の色彩は、オスに比べてやや明るい。翅裏の色彩は雌雄ともに地理的変異や遺伝的変異が [続きを読む]
  • ルリイトトンボ
  •  ルリイトトンボ Enallagma circulatum Selys, 1883 は、イトトンボ科(Family Coenagrionidae)ルリイトトンボ属(Genus Enallagma)で体長32mm〜37mm、オスは美しい瑠璃色をしており、メスは青色型と緑色型の2型がある。黒い斑紋の出方は地域により変異があり、北方のものほど黒味が強い傾向がある。 北海道、東北・上信越地方、福井県、石川県、岐阜県に分布し、北海道では平地の池沼でも生息しているが、本州では標高の高い [続きを読む]
  • カラカネイトトンボ
  •  カラカネイトトンボ Nehalennia speciosa (Charpentier, 1840)は、イトトンボ科(Family Coenagrionidae)カラカネイトトンボ属(Genus Nehalennia)で、体長が26〜30mmとヒヌマイトトンボに並んでたいへん小さい。未成熟個体は、複眼が乳白色で、胸部と腹部背面の色は金属光沢のある青緑色でアオイトトンボに似るが、成熟すると雌雄共に胸部と腹部背面が金緑色(唐金)となり、複眼は青色になる。老熟すると複眼の上部は茶褐色 [続きを読む]
  • ヒメボタル(岩手県折爪岳)
  •  ヒメボタル Luciola parvula Kiesenwetter, 1874 は、ホタル科(Family Lampyridae)ホタル属(Genus Luciola Laporte, 1833)でゲンジボタルやヘイケボタルと同属であるが、幼虫が陸地で生活する陸生ホタルである。青森県から九州まで分布し、平地から高い山地の雑木林、竹林、ブナ林、畑、河川敷など様々な環境に生息している。体長は6mm〜9mmほどで、メスは下翅がなく飛ぶことができない。そのため分布地の移動性は小さく、地 [続きを読む]
  • ヘイケボタルの乱舞
  •  ヘイケボタル Luciola lateralis Motschulsky, 1860 は、ホタル科(Family Lampyridae)ホタル亜科(Subfamily Luciolinae)ホタル属(Genus Luciola)で、南西諸島を除く日本、朝鮮半島、中国東北部、東シベリア、サハリン、千島列島に分布している。 里山の流れのひじょうに穏やかな小川や水田、湿地等に生息しており、地方によっては「コメボタル」「ヌカボタル」等とも呼ばれている。 近年、ヘイケボタルは、ゲンジボタルよ [続きを読む]
  • コヒョウモンモドキ
  •  コヒョウモンモドキ Melitaea ambigua niphona Butler, 1878は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)ヒョウモンモドキ属(Genus Melitaea)のチョウ。ヒョウモンモドキ属は、日本には3種生息しているが、本州に限られ、しかも局地的な分布である。ヒョウモンモドキ Melitaea scotosia Butler, 1878 ウスイロヒョウモンモドキ Melitaea protomedia Menetries, 1858 コヒョウモンモドキ Melitaea ambigua niphona Butler, 187  [続きを読む]
  • エゾイトトンボの産卵
  •  エゾイトトンボ Coenagrion lanceolatum (Selys, 1872) は、イトトンボ科(Family Coenagrionidae)エゾイトトンボ属(Genus Coenagrion)のイトトンボで、北海道・本州の分布。本州では岐阜県を南限として東北地方から中部山岳地域など、寒冷地の挺水植物が繁茂する湿原や滞水などに生息し、6月頃から羽化し始める。 環境省カテゴリにはないが、山間の池沼や湿原の減少、湿原周辺の樹林伐採による土砂流入、水源の枯渇や水温 [続きを読む]