zenzai53 さん プロフィール

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zenzai53さん: 善財道中
ハンドル名zenzai53 さん
ブログタイトル善財道中
ブログURLhttp://zenzai53.blogspot.de/
サイト紹介文ドイツから座禅会、国際養子縁組、そして故郷東北のことなど、日々の徒然を書き留めます。
自由文気がついてみれば、日本を出て20年以上が過ぎてしまいました。現在ドイツ人夫と、ハイチからの養子の3人暮らし。フランクフルト近郊で仏教を教えています。不思議、奇跡、ナントカの因縁、ポジティブオーラを毛嫌い… 学術的に仏教を伝えることに日々精進しています。そして心はいつも故郷東北のこと、震災のこと。仏教を教える傍ら、少年野球のトレーナーもしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2015/09/19 07:00

zenzai53 さんのブログ記事

  • タクシーモハメッド 完
  •  こうして、アフガニスタン人、クルド人らと毎日放射線治療に通ううちに、未知だったアフガニスタンの観光要所を知りw、バーミヤンの遺跡復興にアフガニスタン人もかなり興味を持っていることを知り、Facebookにおける世界中のアフガニスタン人ネットワークの中心となっているのがタクシーモハメッドの運転手と知り、その他いろんな興味深いことを知りました。そうこうしているうちに私の治療も最終日となり、嬉しいやら淋しいや [続きを読む]
  • タクシーモハメッド5
  •  結局、治療中の送迎の運転手で一番回数が多かったのは、社長さんではなくアフガニスタン出身のAさんでした。年齢が私と近いこともあって、いろんなことを話しました。Aさんにはとっても美人な奥さんと、3人の息子がいます。一番上の息子さんはイタリア人のハーフ女性と結婚するらしいそうです。絵に描いたような若い美しいカップルで、お父さんのAさんが自慢するのも無理ありません。嫁はカトリックでいいの?と聞いたら、そん [続きを読む]
  • タクシーモハメッド4
  •  二日目。家の前に止まったメルセデスの高級リムジン。知り合いでこんな高級車を持ってる人間がいたかな?と首をかしげながら、外からはよく見えない遮光車窓中をみると、知らないおじさんが「シュヴァルツさん早く乗って。」と言っているっぽい。「まじ?これで行くの?」と思わず日本語がでます。乗ってみると、なーんだ昨日の運転手さんでした。 「すごいね、この車」「こんな車で放射線治療に行くなんて聞いたことないよ。」 [続きを読む]
  • タクシーモハメッド3
  •  50代前半くらいの中東方面出身とおもわれるきちんとした身なりの運転手。保険会社と医者からもらった書類をみせ、大学病院までとお願いして走り出しました。すると「何科?」と聞かれ「婦人科」と答えると、「じゃあ15号棟ね」と即答。「ずいぶん詳しいですね。」とびっくりすると、「だって仕事だから。」と自信満々。タクシーなんて滅多に乗らないし、大学病院入り口門まででOKと思っていたので、広い大学病院敷地内の建物 [続きを読む]
  • タクシーモハメッド2
  •  タクシーモハメッドの話の続きです。癌患者と認定されると、放射線治療や化学療法のための病院通いにあたりタクシー代が支給されるという話を前回しました。このシステムをすべての人間が利用しているとは限りませんが、私は利用することにしました。そのはじめに、保険会社からタクシー会社のリストが患者に渡されます。そこには約30余りの近郊タクシー会社の名前、住所、電話番号が記載されています。そこから自分で選び予約 [続きを読む]
  • また地雷踏みました。
  •  せっかく癌サバイバーとして復帰した矢先、また地雷を踏んでしまいました。治療も終わり、誕生日祝いも兼ねて南ドイツの小さなスキー場を家族と訪れた時のこと。かれこれ3週間前になります。今回は滑らずに雪道散歩だけにしておこうと思っていたのに、青空をみて気が変わり滑ったところ、前に飛び出してきた子供二人を避けるために顔面から硬い斜面に猛打。眼窩底骨折で先週金曜日に手術を受けました。今回ばかりはさすがの私も [続きを読む]
  • タクシーモハメッド
  • (いつもの悪い癖でブログのアップデートをしないまま何日も経ってしまったので、こ今回は消さずにアップします。2月6日に書いたものです…)  放射線治療が終了しました。日本、ドイツでは通常5週間の治療のところ、私は臨床試験に参加し3週間で終わりました。アメリカなどでは3週間がスタンダードなのだそうです。ドイツもいづれ3週間になるだろうとのことでした。放射線治療経験者から聞いていたような副作用はなく、日 [続きを読む]
  • 顔なしによるリアルタイムでの勤務評価
  •  ネット上でのホテルやレストラン、ショップの評価がよく星の数で表されていますが、最近某航空会社では、乗務員のサービス状況をリアルタイムで客が評価するというシステムが導入されたそうです。これってサービス向上にならない気がします。なぜなら、評価を受ける人間が、その評価批判を受け入れる準備ができていないから。評価する人間は、匿名で顔も見えずになんでも勝手に言えますが、それを受け入れる人間は大変です。そ [続きを読む]
  • 大吉の新年w
  •  大変遅くなりましたが、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。平穏無事な一年となりますように。 さてさて、私の方は術後の経過がとても良く、すでに自分が癌患者ということも忘れ去られつつあります…先日も書きましたが、自己の死を予感した時の謙虚さがどこへやら消えつつあります。悲しい哉、こんなもんですね人間は。これではいけないと、放射線治療で毎日の予定が制限されてしまう2月中旬までに [続きを読む]
  • 飽和状態のマインドフルネスブーム
  •  飽和状態を超えたマインドフルネスブーム。最近は関連記事さえ全く読まなくなりました。そのほとんどが全く原義とは遠く離れたマインドフルネスを扱うものだからです。もともと、マンドフルネスという言葉が、耳に心地よく一人歩きをし始めた時点でその危険性はありました。以前にも取り上げましたが、お客様の多くが「マンドフルネス」のグループッセッション時はなんとなくいい感じがしたけれど、家に帰ってみると元の黙阿弥だ [続きを読む]
  • 清貧の思想2 シンプルな生死
  •  以前「精神の思想」という本が昔あった。というようなブログを書いたことがありますが、命の限りという視点に立つと、これまたこの「清貧」という言葉が身近に迫ってきます。 癌宣告を受けて私がまずはじめたこと。これが「不要な物質を捨てる」ということ。もともとあまり物をもたないほうですが、更なる断捨離を実行しています。自分が死んだ後に、夫に処理させるのは申し訳ない。それだけの理由です。 「清貧」ということば [続きを読む]
  • 癌宣告から今まで役に立っていること
  •  今更ですが、癌宣告をうけてから今日まで、一番役にたったことは普段からの坐禅の習慣。私の坐禅会のお客様の中には癌患者の方もいらっしゃいます。いつも「今、ここ」に集中する練習を一緒に続け、「すごく役に立っている」という言葉を聞くたびにとても嬉しい思いでいました。しかし今度は私が実際に身を持って体験する番となり、普段の信条がどれだけのものか試験することとなったわけです。 その結果感想は一言、「坐禅を続 [続きを読む]
  • ドイツのVereinの大切な役割
  •  手術後、野球ができない分ブログを書く時間ができました。w あんなにサボっていたブログですが、今は書きたいことがたくさんあります。腕の痛みが許す限り、少しづつ書いていきます。 老年学を大学院の一コマで学んでいた頃、「地域で老いる」ことの重要性を知りました。要するに病気だからといって、病院や施設に合わせて引っ越さなくてもよい状況です。それにはもちろん地域の相互支援のコミュニティの存在が必要不可欠とな [続きを読む]
  • 命の限りにマジで気付いた時
  •  わかっちゃいるけど、日頃身をもって実感しないこと、しようとしないこと、横に置いて置こうとすること。それはいつか自分は死ぬということ。癌宣告はそれを「はい、あんた、目冷ましなさいよ、もうすぐよ。」と、言われている感じがします。それが、まさに第3者である医者から指摘されると、一気に目が覚めます。「とうとう、私にも来たか。」という感じ。この感覚、そして恐怖と後悔と取引の念が押し寄せてくる。知ってはいた [続きを読む]
  • 乳がん宣告と「あ、寒いんだ!」
  •  乳がん宣告を受けてから1ヶ月もたたないうちに、手術を終え昨日家に戻りました。その間のジェットコースターの如き感情の波はいうまでもありません。まだ手術した右側の胸、腕が痛いのであまり書けませんが、少しづつ書いていこうと思います。 11月10日のガン宣告の次の日、私はウルムと言う南ドイツの街でワークショップの仕事が入っていました。家族は「大丈夫?本当に仕事できるの?」と心配した様子。しかし、ここで日 [続きを読む]
  • 新学期と自殺
  •  タイトルのようなニュースをここ数日よく耳にします。そういえば、私の親友も新学期が始まってまもなく自殺したな、とかれこれ30年近く前のことを思い出します。30年たっても子供をとりまく心の環境はあまり変化がないのでしょうか。悪くなっているといったほうがいいかもしれませんね。 後追い自殺まで考えたあの頃には想像ができませんでしたが、30年たった今、とても元気にしぶとく生きています。親しい友人や家族を失 [続きを読む]
  • 今を生きろ!
  •  この半年、ブログを書く欲求が全くありませんでした。今年前半は色々な場面で個人情報操作やら監視やらのテーマを耳にすることがあり、こうやってブログを発信する意味を考えているうちに、なんだか書く気が失せてしまいました。ブラグに限らず、普段からほとんどSNSを利用しない私ですが、なくても困ることは何もない…というのが結論です。 そうこした半年間に、仕事で色々な人との出会いがあり、座禅会や経典を読む会があり [続きを読む]
  • Mettta Meditation for Mr. President 大統領へ慈悲の瞑想
  •  年末からずっと、このおっさんが大統領なんて一体どうするんだい! と、眉をひそめて毎日ニュースを見ています。このおっさんとその支持者の、移民に対する言葉を聞くたびに、不安、恐怖、移民とは関係のないことが原因と思われる苛立ち、そして自分に対するどうしようもない自信のなさ、これが彼らから否応なしに感じられます。何をそんなに恐れるのか、私にはまったくもって理解ができません。更に、まだ起きていないことに対 [続きを読む]
  • 妊婦さんと坐禅
  •  定期的に坐禅に来られる方の中に妊婦さんがいます。初めて来られた時はまだ未婚だった彼女が結婚し、お腹が大きくなった姿で熱心に通う姿をみるのはとても頼もしいです。彼女はとても勉強熱心。自分でパーリ経典を読み、毎週質問をもって坐禅に来ます。私も彼女に触発されて、経典の読み直しをよくするようになりました。そして、彼女のお腹の子供が女の子とわかり、彼女は名前をどうするかここ2ヶ月ほど思案していました。「仏 [続きを読む]
  • ラインとかテレグラムとか…
  •  新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。 年末年始と家族と過ごす時間が多かったのですが、ライン、What´s up嫌いの私が、とうとう家族間のみということで、テレグラムの仲間に入りました。ドイツの家族の中には、Digital Communication世代の大学生二人がいます。彼らに絆されたと言って過言ではありません。仲間に入って1週間で100件近いメッセージ。こいつらトイレの中までスマホ持ち [続きを読む]
  • 師走
  •  師走です。今年は例年よりせかせかしていない日々を過ごしています。ラジオも最近あまり聞かないので、脅迫的なクリスマスソングラッシュも耳にしていません。ゆえに「ラスト・クリスマス」は今年はまだ1回しか聞いていません。その1回で見事に蘇る80年代。頭の中では見事に思考の連鎖が始まります。坐禅中とは違い、その思考の快速特急に喜んで乗ってしまい、ひとりニヤニヤして我に帰ることがあります。例えば、ワム時代よ [続きを読む]
  • 若年層の自殺
  •  最近、若年層の自殺のニュースを以前に増して耳にするようになった。そこから考えることを幾つか断片的ではあるが、あげてみたい。 いじめによる自殺は、学校側の責任という点に大体は問題点が絞られている。いったいいつまでそんな身も蓋もない責任の所存を突き詰めてどんな解決になるのだろう。加害者にも被害者にも家族がある。まちがいなくそこに、問題発生抑制の糸口があるはずだ。それも、加害者や被害者本人ではなく、そ [続きを読む]
  • Klavier und Zen
  • Eine Frau hat zazen bei mir angefangen, um Ihre Klavieraufführung zu verbessern. Wir haben lang über verschiedenen Themen unterhaltet. z.B. Die Mobilität von Fingern, Die Haltung vom Rücken, die Hörsinn, Sehsinn und Tastsinn, das Publikum, das Raum, der Atem, die Noten u.s.w. Endeffekt haben wir ausgefunden, dass alles wie Tee Zeremonie oder wie Sport ist. Am Schluss hat sie vor mir Klavier [続きを読む]
  • トランプ新興宗教化?!
  •  米大統領選挙が終わり、どこの日本のメディアでも「トランプがちょっと変わった。もしかしたらいけるかもしれない。」的な発言が続いているように感じます。最近まで批判を繰り返していた経済評論家、国際政治研究家と名のついたひとたちが、その発言をするたびに感じてしまうこと、それはトランプの勝利がどこか新興宗教的なノリを感じさせるのです。島薗進先生がスピリチュアリティ文化について述べているように、「教祖の個人 [続きを読む]
  • 夫婦で家接心 3 Tage Intensive Meditation mit meinem Mann ; )
  •  ここ数ヶ月、仕事で一杯一杯のダンナがとうとう帯状疱疹を患ってしまいました。幸い、早期発見と薬の投与が効いて激痛はなし。毎日パソコンとにらめっこのダンナに私のイライラも限界に達しました。 主人は普段、私が坐禅やマインドフルネス指導をしているにも関わらず、ダンナは一度として参加したことがありません。煙たがっているそぶりを見せる割には、私に来客があると、きちんとその時間帯は沈黙を守り、仕事に敬意を払っ [続きを読む]