hawaii-architect さん プロフィール

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hawaii-architectさん: 建築士によるハワイの建築設計事情
ハンドル名hawaii-architect さん
ブログタイトル建築士によるハワイの建築設計事情
ブログURLhttp://architect-hawaii.blogspot.com/
サイト紹介文ハワイ州登録建築士がハワイの建築設計事情について綴っています。日刊サンに連載されているコラムも掲載中
自由文鵜飼 高生 (Takao Ugai)
代表取締役・ハワイ州登録建築士
博士(建築)・家庭塾長
AIA・NCARB・LEED AP BD+C & Homes

明治大学理工学部建築学科を卒業後、
ハワイ大学マノア校で建築の博士号を取得。日米両国での建築設計経験があるハワイ州登録建築士。
専門はエコ建築(Green Building)ですが、住宅の改築・新築からリテール・レストラン等幅広く取り扱わせて頂いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/09/22 07:18

hawaii-architect さんのブログ記事

  • 日刊サンコラム35:オフィスを開く際の注意点
  • 今回はハワイでオフィスを開こうとする方への注意点をご紹介させて頂きます。建築的にはどのような業種のオフィスであれ、大して違いはありません。人が寝泊まりしたり、料理を作ったり、何か物を売ったり、危険物を保管したりする等特別な用途ではなく、一般的なイメージのオフィスであれば通常同じカテゴリーに分類されます。レストランや住宅に比べてそれほど注意点は少ないのですが、それでも気をつけるべき点がいくつかありま [続きを読む]
  • 日刊サンコラム34:ハリケーン対策について
  • 皆さんご存知の通り、ハワイにはほとんど地震がありません。あったとしても、近隣の火山の影響で震度3くらいの揺れがある程度でしょう。ただ、ハリケーンのリスクはあります。毎年のように注意報が出ており、今年も例外ではありませんが、過去60年強の間に9回は最接近しています。日本の台風よりもエネルギーの大きいハリケーンは、一度接近すると膨大な被害をもたらします。ハワイのハリケーンインフラは機能しなくなり、水や電 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム33:レストランを開く際の注意点
  • 最近、ハワイでレストランを開きたいといったお問い合わせを多くいただきます。そこで今回は、レストランを開業するにあたって、建築的な観点から、いくつか注意点をご紹介したいと思います。ハワイには数え切れないほどの和食レストランがあり、介入しやすいビジネスかと思われがちですが、特に日本でレストランを経営された経験のある方ほど、.アメリカの法規の厳しさ及び工費の高さに困惑されます。日本では必要でないことでも [続きを読む]
  • 日刊サンコラム32:建築トラブル回避の方法
  • 最近「工務店に騙された!」とのご相談を受けたので、そのようなことにならないよう今回は注意事項を書いていきたいと思います。異国の地で大金を積んで工事を依頼するというのは、非常に怖いことだと思います。また、風習や常識も異なるため、細心の注意が必要です。工務店の免許を確認する等、簡単にできることも多いですが、依頼主に落ち度があるために損をするケースが非常に多いので、しっかりと勉強してから挑むか、詳しい専 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム31:住宅地における建ぺい率と容積率について
  • 数週間に渡り、住宅を建設する際に、セットバックや高さ制限があるということをご紹介してきました。今回はその他に建蔽率(けんぺいりつ)、容積率というものについてご紹介致します。住宅地では最大50%まで建設可能建蔽率とは、所有している土地に対して建設可能な面積の割合のことです。住宅地では敷地の総面積に対して50%まで住宅を建設することが許されています。残りの50%は庭として保持することで建物が密集し、息 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム30:斜面に住宅を建てる場合
  • 先週、ハワイの住宅地ではセットバックというものがあり、敷地いっぱいに建物を建設することは禁じられているという話をご紹介しました。その他にも高さ制限があり、最大25 feet (約7.6m)であるということをお伝えしました。ただ、敷地が斜面の場合には少し事情が変わってきます。斜面に住宅を建設すると、どうしても最高高さが高くなってしまい、25 feetにおさめるのが難しくなってしまいます。そのような状況に対処するために [続きを読む]
  • 日刊サンコラム29:セットバックについて
  • 日本の建築基準法では、道路斜線・日陰斜線と呼ばれるものがあり、敷地ギリギリまで高い建物を建てることが制限されています。なので、道路から離れるごとに段々と高くなる建物がとても多いのが特徴です。今度日本へ訪れる際には少し気にしてみてみるとおもしろいかもしれません。ハワイでも似たような制限があり、特に住宅地においては、敷地いっぱいに建物を建設することは禁じられています。それをセットバックと呼びます。今回 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム28:建築許可にかかる時間
  • 建築工事をする際、事前に建築許可を得る必要があります。今回はどのような時に建築許可が必要なのか、必要な費用、かかる時間についてご紹介していきます。建築許可が必要な工事とはカーペットをフローリングにしたり、外壁や屋根の修繕をする時、建物の補修や仕上げのやり直しだけであれば建築許可は必要ありません。建築許可が必要になってくるのは、上記以外のケースはほぼすべてといえるでしょう。壁を新たに追加したり、解体 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム27:住宅の一部を賃貸する方法
  • 近年のハワイにおける不動産の価値高騰には目を見張るものがあります。ホノルルで売買されている一軒家のMedian(中央値)は$700,000を超えており、地元の労働者階級にはとても購入することが難しい現状です。住宅の不足及び価格高騰の対処として、2015年9月に新しい法律が施行されました。ACCESSORY DWELLING UNIT (ADU)というもので、今回はその制度についてご紹介します。住宅の一部を賃貸することができる一軒家の離れや、ベッ [続きを読む]
  • 日刊サンコラム26:特別区域について6−パンチボール編
  • ここ数週間に渡り、特別区域(Special Districts)についてご紹介しております。特別区域とは都市計画の一環です。利用者にとって快適かつ便利な街並みを推奨したり、歴史や文化を継承させたり、色やデザインについて制限をかけ、街全体に統一感を出したりすることで街全体の価値をあげることを目的としています。ハワイには8つの特別区域が制定されており、今回はパンチボール地区についてお話しさせていただきます。パンチボール [続きを読む]
  • 日刊サンコラム25:特別区域について5−ハレイワ編
  • ここ数週間に渡り、特別区域(Special Districts)についてご紹介しております。特別区域とは都市計画の一環です。利用者にとって快適かつ便利な街並みを推奨したり、歴史や文化を継承させたり、色やデザインについて制限をかけ、街全体に統一感を出したりすることで街全体の価値をあげることを目的としています。ハワイには8つの特別区域が制定されており、今回はノースショアのハレイワ地区についてお話しさせていただきます。ハ [続きを読む]
  • 日刊サンコラム24:特別区域について4−チャイナタウン編
  • ここ数週間に渡り、特別区域(Special Districts)についてご紹介しております。特別区域とは都市計画の一環です。利用者にとって快適かつ便利な街並みを推奨したり、歴史や文化を継承させたり、色やデザインについて制限をかけ、街全体に統一感を出したりすることで街全体の価値をあげることを目的としています。ハワイには8つの特別区域が制定されており、今回はチャイナタウン地区についてお話しさせていただきます。チャイナタ [続きを読む]
  • 日刊サンコラム22:特別区域について2−カカアコ編
  • 先週から特別区域(Special Districts)についてご紹介しております。特別区域とは都市計画の一環です。利用者にとって快適かつ便利な街並みを推奨したり、歴史や文化を継承させたり、色やデザインについて制限をかけ、街全体に統一感を出したりすることで、街全体の価値をあげることを目的としています。ハワイには8つの特別区域が制定されており、今回はカカアコ地区についてお話しさせていただきます。カカアコ特別区域カカアコ [続きを読む]
  • 日刊サンコラム21:特別区域について1
  • ハワイには8つの特別区域(Special Districts)が制定されています。日本には存在しない概念で、馴染みもほとんどないと思いますので、複数回に渡っていくつかの特別区域についてご紹介します。特別区域の目的特別区域は都市計画の一環です。利用者にとって快適かつ便利な街並みを推奨したり、歴史や文化を継承させたり、色やデザインについて制限をかけ、街全体に統一感を出したりすることで、街全体の価値をあげることを目的とし [続きを読む]
  • 日刊サンコラム20:建築士との契約書について
  • 先週は施主と工務店(コントラクター)との間の契約書についてご紹介しました。意外と知られていない施主の責任や建物の保障について説明しましたが、今回は施主と建築士の間の契約書についてご紹介します。契約書の種類工務店との契約書はあまり差異がなく、AIAのフォームが使われることが多いとお話しました。しかし、建築士との契約は、工務店と比べ取引金額がかなり少ないこともあり、そもそも契約書を結ばない場合や、設計事 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム19:工務店との契約書について
  • 先週は施主と建築士及び工務店(コントラクター)の間で契約書が交わされていない場合どうなるのかというお話をしました。その場合には建築業界における一般常識が適用されるのですが、その常識は何から構成されるのかというと、 AIA(アメリカ建築家協会)が作成した契約書だと言えるでしょう。これは最も多く利用されている契約書であるため、業界における慣習となりつつあります。今回は二週に渡ってそのAIAの契約書の一 [続きを読む]
  • ヨーロッパ旅行記2〜パリ郊外編〜
  • 学術論文の審査が通り、イタリアの学会で発表することになりました。(発表内容についてはこちらで簡単に紹介しています)ついでにロンドンやミラノ、パリにも寄って旅行を満喫してくることに。10月8日〜10月21日の2週間ほど滞在してきました。更新をサボっており、もう半年も前の旅行になってしまいましたね。。ヨーロッパ旅行記1はこちらからどうぞ。二回目のパリは郊外へ大学生のとき、卒業旅行でヨーロッパ旅行をした以来のパ [続きを読む]
  • 日刊サンコラム18:契約について
  • 今回は少し趣向を変えて、法律及び契約関連のお話をさせて頂きたいと思います。建物を建てる際には二つの契約が必要デザインビルドでない場合には、一般的に施主(オーナー)は二つの契約を結ぶ必要があります。一つは施主⇔建築士の間の契約、もう一つは施主⇔工務店(コントラクター)との契約です。一般的に建築士及び工務店が最初に契約書を作成します。その後、施主もそれを吟味し、双方が合意するまで変更を重ねて完成させま [続きを読む]
  • 日刊サンコラム17:工務店(コントラクター)について
  • 建築物を建てるとき、改修するとき、また増減築するときには、まず建築士を雇い図面を完成させ、市に建築許可を得て、工務店(コントラクター)に工事をしてもらうというのが一般的な流れです。今日は工務店について少しお話したいと思います。工務店は免許が必要建築士が免許を取得する必要があるように、工務店もまた工務店の免許が必要です。州から認可されていない工務店を利用した場合、数多くのリスクを抱えることになりま [続きを読む]
  • 日刊サンコラム16:一軒家の決まりごと2
  • 前回、一軒家を建てる際の注意点として一軒家には一家族しか住むことを認められていないという話をご紹介しました。今回はその話をもう少し掘り下げ、ゾーニングの話をしたいと思います。ゾーニングとはホノルルのゾーニングマップ ゾーニングとはホノルル市及びハワイ州が定めている土地の用途区分です。例えば、住宅街の真ん中にナイトクラブや、工場が出来たら困りますよね。毎晩騒音や空気汚染に悩まされることになってし [続きを読む]
  • 日刊サンコラム15:一軒家の決まりごと
  • 一軒家を建てる際、もしくは改築・増築する際には様々な法規が関わってきます。高さ制限からセットバック、建蔽率などあげていけばキリがないほどのルールがありますが、今回はその中から、一軒家には一家族しか住むことを認められていないという話をご紹介したいと思います。一軒家に一家族自分が所有する土地に自分が家を建てるのだから好きにさせてほしい!というのが大半の方々の考えで、日本では自由度が高いのですが、米国は [続きを読む]
  • 日刊サンコラム14:屋上農業について
  • 手前味噌で恐縮ですが、先日提出した学術論文が国際学会の審査を通過したため、今年の開催地であるイタリアに赴き発表をする機会を与えていただきました。そこで今回は、学術ジャーナルに掲載される内容の触りを少し紹介させて頂きたいと思います。イタリアでのプレゼンの様子屋根のポテンシャル屋根の役割というのは、その下にある建物内部を雨風等から守り、太陽光・熱を遮るために存在しています。この屋根の上に何かを載せて付 [続きを読む]
  • 日刊サンコラム13:建築士になるには
  • 建築士になるには今週は少し趣向を変えて、建築士になるにはどうしたら良いのかということについてご紹介したいと思います。日本では、木造の住宅や小規模な鉄筋コンクリート造などの建物の設計及び工事監理をすることができる二級建築士と、それ以外の大規模な建物も設計できる一級建築士とに分かれています。アメリカでは、そのような区別はされておらず、Architect(建築士)の資格があればどのような建物も設計する権利があり [続きを読む]
  • 日刊サンコラム12:ファーストトラックとは
  • 先週は、デザインビルドついてご紹介しました。一般的に米国における建築は、施主に依頼された建築士が図面を作成し、工務店(コントラクター)が施工をするのですが、その場合すべての図面が揃うまで正確な見積もりが組めません。デザインビルドでは、建築士と工務店が一体となって業務を遂行するため、計画の途中でも正確な見積もりを取ることができ、かつ図面がすべて揃う前に材料を発注することができるなど、工期短縮に大きく [続きを読む]