春の朝空の果てに霞たつ大山の峰あいまいもこと 春らしい日が続いている春はまず、空に現れるキリッとした冬の空からぼんやりと潤んだ様な春の空へこの空が好きだ 遠…
一日一首、一歌、一詩、一話・・・・・創作童話、ファンタジーなど、思いつくままに。
創作童話、短歌、詩など、その時々の気分で自由に創作したものをアップしています。
春の朝空の果てに霞たつ大山の峰あいまいもこと 春らしい日が続いている春はまず、空に現れるキリッとした冬の空からぼんやりと潤んだ様な春の空へこの空が好きだ 遠…
原宿のリストランテに辿り着く人人人の波乗り切って 金曜日の原宿はやっぱり人混みが多いいつもは竹下通りはスルーするが今日は通り抜ける歩き回って着いたレストラン…
菫色の空の果に霞たつ遠き稜線蕩けて茫々 春の空の色は菫色雲のない日はどこまでも菫色遠くの山際は少し霞んでいる稜線がくっきりする冬や秋較べればどこか霞んで曖昧…
朝茶飲む鴉の声を聞きながらヤハズエンドウそろそろ開花 最近、朝方に鴉が鳴くベランダの向かいの電柱で周りを見渡して鳴いているそろそろ繁殖期 そしてカラスノエン…
花びらを春の嵐に震わせて踏ん張っているオオアラセイトウ 火曜日に突風が吹いた午後には雨も降り、ひどい嵐春にはこんなことがたまにあるオオアラセイトウが震えて…
穏やかな春の陽射しに目を細めテラスの犬は満足そうに 久しぶり(3日目くらい!)に暖かな天気です水嫌いの愛犬は雨の日は外にもあまり行かない出たがるんだけど、出…
やぶつばき葉は艶やかに深みどり春の陽に映ゆ深く深くと 椿の葉は濃い緑力強い緑ですたくさん重ねて花を守っている雪にも映えるし陽にも映える一年中緑 今、花が最後…
消しゴムをフライングタイガーで買いし日に癌になったと友の告白 久しぶりにあった友明治神宮に初詣をし原宿をぶらぶらした友の好きなフライングタイガーにも当然入っ…
悟空にもアラレちゃんにも愛がある鳥山明のおはこんばんちは 漫画家の鳥山明氏が逝去されたアラレちゃんや悟空の言葉のセンスが好きだったドラゴンボールの出だしのあ…
内容はセクハラパワハラモラハラと言うてはせんなき時勢の違い 角田源氏を読み進めています読みやすいのですいすい進みますしかし、こうあからさまではハラスメントの…
一条の光射し込む春の朝フローリングの綿ぼこり 踊る 昨日とは打って変わって晴れ朝から気持ちの良い青空カーテンの隙間から漏れる朝の光がフローリングに射す こん…
音もなく雪は降りくる白々とほの明かりたる春の朝に またも雪今日の雪は1〜2cmなんとなく重い雪だオオアラセイトウも重たげに俯く 雑草の新芽の上にもうっすらと…
コブのある団地のエゴノキ一心に春よこいとぞ腕を伸ばしぬ 団地の隅にコブコブのエゴノキが立つ葉のないエゴノキは春の陽を浴びて枝を伸ばすもうすぐ芽が出る 青空に…
軽快に仔犬が二匹散歩する巨なる身体の男を連れて 川沿いの道を仔犬が散歩する二匹が後になり先になり軽快に歩いているその後を巨きな男性がついていく まるで子犬に…
濃いベニの花にメジロの鳴く声と瀬音混じりて春をうたわん メジロの声とシャッター音メジロはいっときもじっとしていない花の間を忙しく行ったり来たり 耳を澄まして…
春来る河津桜が遠近に濃い紅の風を吹かせて 最近は河津桜があちらでも此方でも咲いている・・・気がします好天に誘われて散歩すればやはり川沿いにも河津桜 赤の強い…
緑濃き葉叢重なる陽だまりにおおあらせいとう賑やかに咲く オオアラセイトウ、紫はななこの季節にはあちこちで見る菜の花と同じ油菜科の花花の形もよく似ている色違い…
我が庭の種より育てしアボカドの愛し可愛ゆし寡黙なれども アボカドの木が成長しましたタネから育てて十年くらい(一度根本から折れたことがある)夏には木陰を作り冬…
新しき源氏が出たと聞いた日に本屋に走る閏曇り日 軽ければそれはそれで読みやすくするするすすむ今風源氏 角田光代版「源氏物語」文庫が出たと知り本屋に買いに走…
スーパーの河津桜が満開でちょっと得した気分の閏日 いつも行くスーパーの駐車場の周りに河津桜がぐるっと植わっている今ちょうど満開濃いピンクが綺麗です 植えられ…
我が街に金柑多しあの角を曲がれば眩い千の電飾 ご近所はじめ一帯に柑橘類が植樹されているお隣にもお向かいにも濃い緑の葉とオレンジは確かに美しいとは思うが それ…
「もしトラ」が実現したら世界地図大国三つ真黒に塗らるや アメリカの大統領選挙いよいよ11月5日に迫る共和党の代表と民主党の代表の一騎討ちまだ候補は確定してい…
東西に街を貫く街道が鎌倉へ行け鎌倉へ行け 我街の真ん中を貫く街道鎌倉街道リス園、薬師池公園をかすめ鎌倉へ鎌倉へ鎌倉好きの吾を誘う コロナ以来行っていないコロ…
凍傷と拷問で手足失いしウクライナ兵いかに生きるや ロシアのウクライナ侵攻も2年になる一向に終わらぬ戦にウクライナの人々は何を拠り所にしているのか ニュースは…
大阪湾迷い鯨の息絶える竜涎香を持つとう鯨 哀れやな迷い鯨の昇天す竜涎香の行方かしまし 大阪湾に迷い込んだ鯨マッコウクジラは龍涎香を産むという腸内にできた結…
名を忘れあれそれこれと言い合えば漫才のごと水仙ゆるる とにかく名前が出てこない頭の中には顔が見えるその人の名前が・・・夫に聞いても同じ症状やはり出てこない …
厨にて洗い物する夫の背の丸きを見たる小さきを見たる 若い頃は縦のものを横にもしない夫だった近頃、自分の食器を洗うようになった感心していたらあるとき食器棚に片…
肩書きは要らぬと漱石嘯きぬ無冠が良きと余裕の巨匠 2月21日は「夏目漱石の日」「漱石忌」は2月9日だから忌日ではない文部省から博士号の授与を断った日らしい …
しっとりと春の雪降る草草に染み込むごとく柔らかく降る 思いがけず暖かい気温に日本中が驚いている支笏湖の氷濤祭りは中止となる氷像が崩れ安全確保が難しい残念なお…
雪解けて薄紫の花咲かす仏の座のみの淋しき我が庭 ここ二、三日、日差しは春の暖かさ仏の座に花が咲いていた薄紫の上に伸びた花枯れ木さと新芽の緑のみの庭 もう少し…
春霞む空を黄に染め咲くミモザ去年に伐られしミモザ恋しき ご近所に美しく咲くミモザがあった毎春、通るのが楽しみだった蒼空にたわわな黄色見ているだけで幸せだった…
ナワリヌイ氏まさかとうとう殺されたロシアに春は来ないと知る日 ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏北極圏の刑務所で死亡したという以前にも毒殺されそうになったロ…
地震(ない)来れば地震の歌詠み雪降れば雪の歌読む春一番 来 地震が来れば地震を雪が降れば雪を詠っている毎日今日は春一番が吹いた 季節は巡り花粉、黄砂は飛ぶ毎…
枯れ菊を除けばそこに新芽萌ゆ春の巡りの確かな兆し うららかな陽射しに誘われて庭に出る庭にはメヒシバが青々と新ん芽を出している仏の座は花が咲いている メヒシバ…
美しきジョビオの画像見つけたり癒されし今確かに春だ ネットを見ていると小鳥の写真が出てくるジョウビタキ、ルリビタキ、メジロどの鳥も美しい私の知らない小鳥もい…
来年は賀状増やして郵便に貢献しよう料金値上げ 年々、年賀状を減らしてきた年齢的に永く年賀状だけのやり取りの方などに欠礼にハガキを出したりして最近は一〇〜二〇…
青空に雲の欠片が浮かぶ日はただそれだけで涙が滲む このところ晴れ続き青空に雲が流れる今日の気温は11℃今週は19℃にまでも上がるらしい 大好きな遺跡公園でぼ…
憧れは役小角とシンドバッドと吾はおかしな少女であった 少女の頃憧れていたのは役小角、とシンドバッド修行すれば小角のようになれるかも船乗りになりたい お姫様も…
消えてゆくひとつひとつの言の葉をうまく掴めぬ老いたる吾が手 あの言葉もこの言葉も掴もうとすると消えてゆく今までそこに見えていたのに掴もうと思った瞬間に消えて…
坂登り荒き息つく寺の道足止めてきく淡き梅の香 お寺というはちょっと小高いところにある坂道、階段がある登っていく途中荒い息つき立ち止まる 境内のあちこちに梅の…
軒先に蓑虫下がる雪の朝ちちよちちよの声の聞こえず 雪の朝、上を見て気づいた蓑虫が下がっているただただ下がっている秋には蓑虫はちちよちちよと鳴くという あまり…
対向車吾を睨んで行き過ぎるそんな目多き近頃の車 最近の車、ヘッドライトのデザインが鋭いなにか睨まれているようそんな気がする 中に丸いビックリしたような目もあ…
真白にぞ道に降る雪絶え間なく児等の足跡たちまちきゆる 昨日、珍しく雪が降り出した二時間ぐらいすると一面真っ白になる子供たちが嬉しそうだ散歩の犬たちも 夕方に…
甘夏とりんごが並ぶ冷蔵庫そんな時代に生きてる私 甘夏、夏みかんこれは夏のものじゃなかった?以前夏みかんは冬に成るって聞いたことがある食べられる甘さにするため…
明日からは町田に雪が降るという立春の陽向はふくふく温し 立春というけれどやはり春はまだまだこない今日の日差しは暖かいけど明日からは雨か雪になるらしい冬だ 北…
老い人の家は静かにおにやらい豆食む音とお茶を飲む音 節分です豆まきです子供が成長した我が家の節分は静かに豆を食べるだけです年の数だけ さて、今でも各家庭で豆…
豊洲の地「千客万来」開店す小池百合子のテープカットで 豊洲に「千客万来」が開店したコロナもあってか、五年遅れだという築地から移転してそれでも寂しげだった豊洲…
スーパーにいわし・柊・豆並び追儺のしたく焦らされたり スーパーに節分の豆が並ぶ柊、鰯、鬼の面も一番春らしいのは桃の花もうすぐ立春ですね 今日、外は曇りで寒々…
老いたるを友と語ればなおさらに老いの募りてゆく心地する 集まれば病院と孫の話歳を取るということは視野が狭くなる?みんないくつか病気持ち若い頃のままという人は…
ガガガガガ道路に溝の掘られゆく上下水道管埋められぬ 朝早く作業車入りし裏の道白き息吐く人下準備 新しい家の立つ下準備上下水道管を通すための工事が始まった作業…
「わたしたち生きた時代が良かったね」戦なき世を友と寿ぐ 久しぶりに会った友と旧交を温めるうちウクライナ、ガザの話題が出る戦後生まれの私たち戦争の悲惨さを知ら…
神宮の杜をゆくなり豊かなる樹々深かりて魁夷の世界 神宮の杜は私の好きな世界その深い杜の木々の一本一本が愛おしい絵馬のそばの大木も 道の両脇の杜は緑の深い奥行…
とうとつに杜が切れたり原宿の上の冬天明るく広く 友と待ち合わせて明治神宮に初詣何年振りかな?久しぶりです人でもそこそこです 今日会った友人はコロナ以来のひさ…
煙突が冬の真空に高々と名を掲げ立つ大蔵湯なり 我が街の銭湯は「大蔵湯」いつもお世話になるクリーニング店の向かいにある銭湯があるって安心ですね万一、お風呂が壊…
息子(こ)は屠蘇も飲まず出勤してゆけり薬の味を吾飲み尽くす 元日出勤の息子仕事だからと屠蘇ものまずおせちを食べて出勤する休日も交代で出勤する仕事にもう慣れた…
おちこちに戦の火種燻りぬ朝日に輝く雲は龍なり ウクライナも中東も台湾もアメリカも日本も不穏な空気が支配する選挙結果も政党も信じられるものがない フェイクニュ…
ひっそりとサッカーボールが流れ着く見る人もなき川の中州に こうも寒くて陽もささず散歩の人もまばらです見るからに寒そうな川の中洲にボールが浮いている 誰が落と…
ただ一輪赤く咲きたる冬の薔薇義母に捧げる仏花となして 赤いミニバラが咲きましたたった一輪ですがその赤の明るい事曇り空にそこだけ灯りが灯ったよう 今の季節冬枯…
老いたるは哀しからずや身は軋む大寒卵の黄身のまぶしき 大寒の朝に産まれた卵は栄養満点だとか君の黄色は特に濃く金運に恵まれるらしい健康に金運! 大寒卵というも…
お焚き上げ飾りしめ縄お札積み氏神様の庭に人垣 我が氏神様のお焚き上げは1月14日たくさんのお飾りやしめ縄が境内に積み上がる午後三時に火がはいる 今年はギリギ…
茶の花のこぼれる径をゆく朝終わりの見えないリハビリの日々 お茶の花は椿科椿属白い可愛い花は椿にそっくり秋には沢山の花が咲く今年は1月の今も咲いている暖かいか…
葉の落ちた藤棚の下ふくふくとかおり水仙今盛りなり お堀のそばの藤棚の下水仙の花が咲いている主にかおり水仙小花が密集しているこの水仙は香りが良い 黄色いラッパ…
城が下二宮神社は春の中紅梅白梅蝋梅のさく 好天気に誘われて友人と小田原にお城の下の二宮神社に初詣今を盛りと咲く梅に誘われて 山に囲まれ海のそばの小田原は暖か…
中州にて天を仰げる鵜が一羽はねを開いて今飛び立ちぬ 近くの川は鳥たちの宝庫さぎ、翡翠、う、青鷺他にもはとや雀もいる翡翠はたくさんのシャッターが狙う 鵜は独特…
能登の地の地震(ない)の知らせは突然に眠れぬ夜の避難所思う 能登地震は余震のいまだ収まらず不安な夜を避難所で過ごす方の心労を思う 毎日のニュースでまだまだ余…
灯油屋が「焚き火」の歌を流し来る凍れる冬の深まる朝に 灯油屋のテーマソングは「たき火」時々路地に入ってくる何処かの家の灯油を補充にやってくる この辺りで灯油…
天辺に残りし柿の三つ四つ完食したるひよと目白は 柿の木に残っていた3、4この柿に集まったひよどりと目白仲良く囀りながらあっという間に完食 年を越して残って…
若き師を中に集まる婆と婆みんな元気にめでたく候 習い事が始まりました年の初めに集まるのはいいものです我々の年になれば元気なだけで結構 歳若い先生の指導も優し…
年頭に鴉来たらし鉢の土こぼして玉を引き抜き行かむ カラスというものは光るもの、玉が大好きらしい正月用の寄せ植えの紅玉二つが失せている庭隅に落ちている 犬が悪…
朝まだき欠けゆく月の中天に残るを見たり能登に雪降る 早朝の五時まだまだ夜のさらぬ頃三日月の細き月の鋭さが哀しい月齢26.1% 凍てつく寒さに夜の明けるのを待…
黄色から金色・緋へと色を変う唐楓の散る道の端の錦 唐楓に最後の紅葉を見る黄、オレンジを過ぎ一部、緋色に染まっているこの木は一枚一枚の葉が思い思いに色をかえる…
鬼痛い注射恐ろし決断にひと月かかる蚤の心臓 ばね指の注射をしました今日もう一ヶ月半ほどレーザー治療を続けましたが治らず 私は頻繁にばね指になるもう三回ほど注…
恒例の駅伝ひたと走るなり祈りを込めた若者の脚 今年の駅伝は青学が素晴らしかった三区の駒沢の佐藤圭汰と青学の太田蒼生のデッドヒートは見ものでした そしてそれを…
初詣なべてこの地は安らかに寺の大屋根陽に輝けり 今年も穏やかに晴れたお正月私の住むこの街はお正月は大抵晴れるありがたいと思っている 近くのお寺に初詣に行く愛…
どの局も一斉報道緊迫す津波予報は悪夢の如し 燃え盛る炎明々夜空染む思い起こせり阪神淡路 今年のお正月も穏やかな晴れ私の住む場所はお正月はこんな日が多いありが…
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あまりにも心の折れる事ありて幼き吾子を抱きしめし過去(とき) 我々の若かった頃それは忙しい時代だった仕事も子育てもどんなに頑張っても追いつかない そんな時代…
北国の友のメールは雪景色キタキツネの跡てんてんと見ゆ 北海道の友はかなり田舎に住んでいる鹿がいて熊がいてリスがいる家の中から見えるというなんとも羨ましい 熊…
歳神の足音のして晦日来る裏の空き地に家の建つらし このところ毎日裏の空き地から音がする重機の音、人の声土をかき削るような音細かった道も広げられている 昨日は…
夜空にも雲は流れる白白とコールドムーンの輝きの下 今年最後の満月が空を明るく照らす夜でも雲が流れている星は見にくいけど月の明るさに驚く 残り少ない今年のプレ…
隣家の愛(めぐ)し幼の歩き出しはらはらと見る垣の陰より お隣のお孫さんが里帰り生垣の影から見ているとやっと歩き出した足元の覚束なさにはらはらどきどき この間…
来年は会おうと言いてLINE切る残り少ない夜のシリウス 「来年は会おうね」今年まではコロナで会えなかった友人と交わす約束5月からはコロナが五類になったそれで…
換気扇掃除の人が帰ってく蛇口が超絶輝いている ばね指のせいで雑巾が絞れません換気扇掃除をお掃除の人にお願いすることにしましたエアコン以外では初めてです 午前…
早々と防寒ブーツを出しました中はほかほか北海道生まれ あまりの寒さに防寒ブーツを出しましたおしゃれなヒールとは縁がない防寒一点張りのほかほかのブーツ 暖かい…
美しき夕日の色の旨きもの南瓜にんじん柿びわメロン 夕日の色の食べ物は美味しいその色はカロテンに由来する栄養価も高い私の好きな括りだ 面白いことに我が夫はこれ…
この空を昇れば星にとどくかも限りの月の空の広がり 今年も終わらんとする今日この空の青さと一片の雲もない広さ風は冷たいけどこのままずっと歩きたい スヌーピーが…
どう見てもおかしなことのある政府諦めて生く私は凡婦 このところのパーティ券キックバック問題何をしても良いと思っている政権トップに失望している人は多い 岸田政…
北国に猛吹雪きて雪深し現世の汚れ覆い隠すごと いきなりの猛吹雪に北国の人も驚く毎年雪は降るけど少しずつ溜まるのにいきなり150cmとは やめが一面銀世界そこ…
望洋と何を見るでもない眼の子ニュースの中の子ガザの少年 子供の眼はキラキラと美しい希望に満ちた輝きがある紛争中の国では力のない眼の子がいる 一瞬を捉えたニュ…
衰えて星の見えなくなりし眼よシリウスのみが強く輝く オリオン座が見えません去年までは確かに見えていた三つ星そこには確かにオリオンがいたのに 今見えるのはたぶ…
明け染めし空に残れる鎌の月老いたる吾の年の暮れなむ 師走です年の暮れですあと二週間で2023年も終わります何か忘れている気がする 若くても老人でも今年は終わ…
裸木立つ荒野の草も枯れ果てて明日は果てなむ吾の旅路も 近頃、我が生涯の終わりを意識することが多いこの時期はすっかり葉を落とし枯野に裸木のたつを見ると感慨深い…
どんぐりの中に探せり黄金に光り輝くものはあらんか 山猫に招待されていないから吾に黄金のどんぐりはなし どんぐりを見るとついつい探す黄金のものを「どんぐりと山…
この夜は流星群の見えるとう冬の夜空の双子座あたりに 流星群が見えるという双子座あたりを見渡して3分辛抱できぬ吾に見えるはずも無しだって寒いから しし座流星群…
にょきにょきとバベルの塔のたつ星の神は何処へ戦の止まず 世界中の建造物が高層化しているアジア、アメリカ、中近東そして戦争が日常化この星の神様は今どこにいる?…
眼鏡店ネット登録しろという思い出せないメールアドレス 暫くぶりに眼鏡店に行く夫のメガネを新調にいくネット登録しろと言う先日した私のではダメかと聞くとダメだと…
冬晴れの朝に壊れし掃除機よお前もかとぞ洗濯機の言う とうとう壊れた掃除機を買いに行くなくてはならぬ白物家電先月には洗濯機が壊れたばかり どちらも使用頻度は高…
抜歯後は痛い痛いとそれだけを考えており効かぬ薬に いよいよ抜歯の日がやってきた抜くまでは計画通り粛々と進む抜いた後も麻酔が効いているから元気 薬局で薬をもら…
広島にインバウンド来冬晴れの原爆資料館は二時間待ちと 今、広島の原爆資料館に行列ができているらしい二時間待ちもあるらしい見学者が多いのは喜ばしい けれど、二…
つまらない心沸き立つことがない残りの生を如何に生きよう コロナ以降、世界がつまらない戦争以外にも不穏な情勢の国は多い行きたい国はまだまだたくさんあるのに こ…
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春の朝空の果てに霞たつ大山の峰あいまいもこと 春らしい日が続いている春はまず、空に現れるキリッとした冬の空からぼんやりと潤んだ様な春の空へこの空が好きだ 遠…
原宿のリストランテに辿り着く人人人の波乗り切って 金曜日の原宿はやっぱり人混みが多いいつもは竹下通りはスルーするが今日は通り抜ける歩き回って着いたレストラン…
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春来る河津桜が遠近に濃い紅の風を吹かせて 最近は河津桜があちらでも此方でも咲いている・・・気がします好天に誘われて散歩すればやはり川沿いにも河津桜 赤の強い…
緑濃き葉叢重なる陽だまりにおおあらせいとう賑やかに咲く オオアラセイトウ、紫はななこの季節にはあちこちで見る菜の花と同じ油菜科の花花の形もよく似ている色違い…
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五回目のワクチン終えて尚止まぬコロナしぶとし四度目の春来 マスクの着用は自由でも、コロナは終息したわけではない混雑した駅や電車、バスの中では着用している人…
大好きな良寛様の和歌 ゆくりなくひと日ひと日を送りつつ七十路まりになりにけらしも 鉢の子に菫たんぽぽこきまぜて三世(みよ)の仏にたてまつりてむ 良寛様の和…
快挙です侍ジャパンの総力戦準々決勝今日も勝ちたり 侍ジャパンが快勝です打てなくて苦しんでいた村上、岡本打ちました村上はヒット、岡本はホームラン なぜかホッ…
「バズりたい」心の闇の言うがまま罪を犯せし若者哀れ 「バズりたい」若者のこの心理分からなくはないけどそのために何をするかそれが大事だと思う そのために営業妨…
今日から「マスク解禁」マスクの着用は個人の裁量に任される朝からアナウンサーが電車の中、駅での着用の様子をレポートしている まだまだ多くの人がマスク着用アナウン…
「たっちゃん」というニックネームの効用かヌートバー選手を身近に感じる遠い国の人から隣のお兄さんへいきなり変わった ことほどさようにニックネームは親しみの生まれ…
WBCDE盛り上がっています昨日は韓国戦ダメかと思った4回から奇跡的に逆転侍ジャパンは強かった そして昨日は3.11から十二年流石に忘れてはいないけど押し寄せ…
懐かしき竈、石臼、唐箕あり懐かし里山体験館は遠き故郷思い出させる 座間谷戸山公園入口里山体験館には懐かしい道具が並んでいました 竈 石臼 石臼は子供の頃祖母…
淋しきはきぶしの花の小ささよ細きこずえに震えて揺れる春の風吹く 座間谷戸山公園に春を狩にいきました きぶしの花が咲いていましたとても小さくて遠慮がちな花です…
しんとして子等の影なき公園に春の陽射しが溢れておりぬ 満月がヒマラヤ杉を見下ろして銀の雫を静かにこぼす 近頃、公園に子供の姿を見ない小さな公園の遊具が、ベ…
「私にも何かが起きる」そう信じどんでん返しをまだ待っている 平々凡々と日々を過ごして幾十年波瀾万丈の人生を夢に見ていた若き日は遠い もう一度人生をやり直す…
ちちははの棲みしかの家今はなく白山茶花の立つ庭の端 実家の庭に山茶花の木があった父の好きな花だった両親のいない今古い家もなくなった庭だったところに山茶花の…
朝なさな東の空を見ておりぬ黄金の雲のたなびく日 晴れ 毎朝、カーテンを開けると東の空が見えるちょうど今自分は明け染める頃雲が黄金色に染まっていく今日は晴れ…
つぼすみれ寺の裏山径の端に咲きて愛しき老いの春にも 春めきて寺の裏山つぼすみれ木漏れ日の下てんてんと咲く こんなところにも春がお寺の裏の疎林の径に可愛いつ…
つぼすみれ寺の裏山径の端に咲きて愛しき老いの春にも 春めきて寺の裏山つぼすみれ木漏れ日の下てんてんと咲く こんなところにも春がお寺の裏の疎林の径に可愛いつ…
ぼんぼりを燈して唄う雛祭りカルピス飲んだ昭和は遠く 子供が小さかった頃桃の節句は女の子の楽しいお祭りだった雛人形を飾りお友達と雛霰を食べ白酒の代わりにカル…
庭隅のおおいぬのふぐり咲く朝に泣きたい死にたいそれでも生きてる 春の野に星の瞳のてんてんと散らばりている日の当たる場所 オオイヌノフグリはどこにでも咲く繁…
桜咲く佐藤錦は早々と春を知らせる桜餅買う 我が家の桜が咲いた「佐藤錦」さくらんぼの木だ毎年、ソメイヨシノより早く咲く我が家の春だ 五月には赤い桜桃がたくさ…
薄氷に閉じ込められて水槽の底のめだかは動かざりけり うっかりを謝る我にめだかたちゆっくり泳いで大丈夫だよ うっかり庭に出したままの水槽夜の間に薄氷がはった…
薄暗き玄関の扉開け放つ溢れる日差しに一瞬の眩き(くるめき) 春の日差しはそれなりに強い玄関の小さな明かり取りの窓ほんの少ししか入らぬ灯りいつも薄暗い 無防…