百海 さん プロフィール

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百海さん: 東の遊覧船
ハンドル名百海 さん
ブログタイトル東の遊覧船
ブログURLhttp://momomin0206.blog.fc2.com/
サイト紹介文東方神起、ユノとチャンミンが主役の妄想ホミンBL小説です。R18仕様記事有り。
自由文こんな設定のこんな2人ならいいな(≧∇≦)という妄想を小説仕立てにしたサイトです。切ないシーンも多いですが、甘くなるためには欠かせません^ ^キャラ設定はホストや教師、これからもいろんな職業についてもらう予定です(笑)メインは会話でお話が繋がっていきます。
現実世界から逃避して美しい2人に癒されたくて書いています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供204回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2015/10/01 00:32

百海 さんのブログ記事

  • ブリキの涙(20)
  • ユノが誰かと連絡をとっているなにかコソコソとどうも僕には知られたくない話のようだ。それでもこの間も僕の勘違いだったし。ユノは僕のためにパンを買いに並んでくれていただけだった。でも、実はその前もユノはどこかに出かけて長い間、帰ってこなかった。ユノの仕事のスケジュールは僕が把握している。今日も予定外で出かけるようだ。僕はユノのマネージメントが仕事だからユノが仕事以外でどこへ行こうと関知できない。でも、 [続きを読む]
  • ブリキの涙(19)
  • 病院のベッドの上チャンミンは真剣な目つきでミノを見つめていた「ま、ゆくゆくはそんな事もできるかもしれないって話だよ」ミノは自分の話を思ったより真剣に聞くチャンミンに戸惑った。「それってもう実験できる段階なんでしょ?」「マウスとかね、そんな感じで」「人間では?実験するんでしょ?」「違法だからそんなの。殺人になっちゃうでしょ」「だけど、人間で試したいんじゃないの?ミノの会社」「…だから、法律でむりだっ [続きを読む]
  • ブリキの涙(18)
  • 無機質な会社の応接室ミノは下を向いて気難しそうな顔をしていたその向かいには腕を組んだユノがまっすぐにミノを見つめていた「聞きたいことって、なんでしょう」やっとミノが口をきいたミノから視線を離さずにユノが低い声で話しだした。「俺に、C-218にチャンミンって名前をつけてほしいと言ったよな」「……はい」「なんで?」「……」「生きていた時の名前なのか」「なんでそんなこと…」「変な男にチャンミンが自分の教え子 [続きを読む]
  • ブリキの涙(17)
  • 「もう、ユノはほんとに…」チャンミンがクスクスと笑うオフィスの隅に膝を抱えて座り嬉しそうに笑っているシャツ一枚の姿…首筋や鎖骨あたりに鬱血した小さな紅い花がたくさん咲いているとなりにユノが同じように壁に背を付け座っていた。同じようにシャツ一枚の姿嬉しそうなチャンミンとは反対に思いつめたような、悲しそうな…そんな表情で宙を見つめていた。「何かあったんですか?」恥ずかしそうにチャンミンが聞いた横にいる [続きを読む]
  • ブリキの涙(16)
  • 「パク・ドンジュと言います。名乗らずお電話してしまって…すみません」「俺の名前は知ってたみたいだけど」「あの時、すぐわかりました。経済新聞でインタビューに答えていたのを覚えていて、その時の写真が…」「そんなので…」「会社名も印象にあったし、なんかモデルみたいな社長だなって。それで国内での若い社長のベストテンみたいなのにもあなたの顔があって、女学生たちも騒いでいたんで」「学生たち?」「あ、高校の教師 [続きを読む]
  • ブリキの涙(15)
  • 「仕事の話?」難しい顔をして通話を終えたユノに心配そうにチャンミンが話しかけた「そうだよ」「すみません、スケジューリングしておきます。情報ください」「チャンミン、今夜はいいよ」「でも…」「せっかく2人でバーベキューなんだから」「フフッ…」「なに?」「さっき検索してみたらね、バーベキューってほんとみんなでワイワイやるものなんですね」「そうだよ、わかっただろ」「大勢だと楽しいのかな?」「俺にはわからな [続きを読む]
  • ブリキの涙(14)
  • 月末はとにかく処理しなくてはいけない書類が多いチャンミンはフル回転で仕事をし、ユノも今日は残業になることを覚悟していた。ユノがふと見るとチャンミンはぼーっとしていた。「チャンミン?」ハッとしてチャンミンがユノを見る「どうした?」「なんでもないです。すみません、ぼーっとして。」「具合悪い?」「いえ…」「?」「あの…」「少し休もう、何か食べに行こう」「はい…」2人でビルを出て、向かいのレストランに入る [続きを読む]
  • ブリキの涙(13)
  • チャンミンはまた小学校の校庭にいた。どうやってここまで来たのかわからない。ユノに言われたことは守って外に出た時はメガネをかける木のベンチに座り、子供たちが元気に遊ぶ姿を眺める子供たちは風船を手に走り回っていたいろいろな電子機器のおもちゃやゲームを経て今、子供たちの流行りは懐古主義だ。AIが生活の一部になってしまった子供たちの興味はまったく知らない世界へとひろがる。校庭の入り口に人影が見えた。長身でス [続きを読む]
  • ブリキの涙(12)
  • 点検というやつに来ていたユノは無機質なそのビルを見上げてため息をつく。チャンミンは機械なのだと認めざるを得ないこの建物が嫌だ。チャンミンは別室で点検をすることになっていたがユノと離れる事を嫌がって、軽くスタッフと揉めた。それでも結局はユノに促され、連れていかれてしまった。チャンミンがユノに甘える様子にみんなが驚き、困惑する。前回チャンミンを受け渡しに来た時の様子とまるで違うからだ。ユノは営業担当、 [続きを読む]
  • ブリキの涙(11)
  • チャンミンはある意味研究熱心だった。ユノは荒い息を整えて、チャンミンに助けを求めた「チャンミン…もうこれ以上だめ」「ユノの体はそうは言っていないみたいですよ」「違う、俺にもプライドがあって…」「プライド?なんの?」「その…なんていうか…」俺の天高くそびえるプライドもチャンミンの前ではどうでもいいちっぽけなモノに変わる。プライド?なんの?ほんとになんのプライドだろうねチャンミンがベッドの中で不思議そ [続きを読む]
  • ブリキの涙(10)
  • ユノは放心状態だった仰向けにソファーに寝たまま天井のタイルを見つめていたシャツの襟元は大きく広げられたまま気づけばそのシャツしか着ていなかったなんてことだいったいどういうことなんだチャンミンは鼻歌を歌いながらキッチンを片付けている家にチャンミンを連れて来たのはマズかったのか。いや、それはいいとしてこの家でもいろいろと仕事を決めてやればよかったんだ。好きに考えていい、なんて言ったからこんなことになっ [続きを読む]
  • ブリキの涙(9)
  • オフィスで仕事をしている時もチャンミンはボーっとしていることが多くなった。そして1人でハッとして我に返りまた猛然と仕事をこなすそんなことを繰り返していた。テストケースタイプのチャンミンはもうすぐ点検の時期だ。最近の状態については、伝えなくてはいけないだろうほとんど人間のつもりで接しているチャンミンを点検に出す、なんて家電みたいな扱いをするのはユノにとって憂鬱なことだった。それはチャンミンが機械であ [続きを読む]
  • ブリキの涙(8)
  • その日の午後の事だった。チャンミンは夕飯の買い物に行くと言ってでかけた。ユノは車をだしてやろうと考えていたのだけれどその時ちょうど何かのサイトを見るのに真剣でそれがわかっていたチャンミンは1人でも何の問題もないからと、家を出た。だけど…ふと気づけばチャンミンが帰ってこない。出かけてから2時間…ユノは急に不安になった。車を出さなかった事を悔やむ。なぜ、自分はネットなんかに夢中になって。チャンミンはどこ [続きを読む]
  • ブリキの涙(7)
  • 「おやすみなさい」そうチャンミンは呟いてそのまま目を閉じた。ユノがライトを消すと外の灯りが少しだけ部屋に入り込んでチャンミンの寝顔を照らす。長い睫毛が伏せられた綺麗な寝顔その顔を向かいの自分のベッドから眺めたこの綺麗な存在はヒトでもなければ生き物でもない。たとえば子犬や子猫のように愛情を注いだからといって、自分に懐くとか、そういったものでもない。そこを理解して履き違えないようにユノは自分に言い聞か [続きを読む]
  • ブリキの涙(6)
  • ユノのマンションの地下駐車場に車は滑り込む。チャンミンの横顔に、駐車場のライトが流れるように映り込んでいる。「チャンミン?」そう呼びかけるとハッとしたように顔をあげた「はい?」「チャンミンっていう名前、嫌か?」「そんなことないです。」「気に入っているようには見えないけどな。」「呼ばれると、懐かしいような、なんとも言えない気分になるんですけど、それが嫌な感じではないんです」「そうか?」「はい。だから [続きを読む]
  • ブリキの涙(5)
  • チャンミンがユノのオフィスに来て数日が過ぎた。毎日のルーティンワークを自分なりに決めてチャンミンはそれを忠実に守った。相変わらず大したものも売っていない店で買い物をし、小さなキッチンでひとつずつ料理を作っている。洗濯はユノが自宅で済ませ、チャンミンは自分の数少ない服を近所のコインランドリーで済ませていた。今日もチャンミンは自分で替えのジーンズとポロシャツを抱えて戻ってくると、ユノが帰って来ていた。 [続きを読む]
  • ブリキの涙(4)
  • ユノはチャンミンの様子が気になった名前をつけたのはよくなかったのかチャンミンという名前が気に入らなかったのか「すみません。チョン氏。今、この体の機能がその名前を受け入れるのに更新がかかっているのだと思います。」「そう…か」「しばらくお待ちください」そう言ってチャンミンは微笑んだ。ユノはなぜか照れくさく身の置き所がなく、真っ暗な部屋をウロウロしたやがてチャンミンは落ち着いてきた自分がチャンミン、と呼 [続きを読む]
  • ブリキの涙(3)
  • お互いの咀嚼する音だけが冷たいオフィスに響く他人と食事はユノでもしょっ中あることで、だけどすべてビジネスでのそれだった。こうやって、ただ誰かと食事をするという習慣がユノにはない。それにしても、その味の素晴らしさと言ったらなかった。この辺りはビジネス街で、いい食材を売っている店なんかないだろうに。料理は素材だと誰かが言っていたけれど結局は料理人の腕なんだな、と思った。何か感想を言ったほうがいいのか、 [続きを読む]
  • ブリキの涙(2)
  • 朝、出勤するとロボットC-218はコーヒーを沸かしていた「おはようございます、チョン様」「………」ユノはそれを無視して、デスクにつき早速仕事をはじめる巻き毛の奥から覗く瞳はまるで人間のそれのように寂しく光り、返事のないユノの顔を悲しそうに見つめた。ふとユノが顔をあげたのでロボットは慌てて、視線を逸らした。悲しそうな顔をするな、と言われている。それは司令となってロボットには伝わっていた。表情を変えてニッ [続きを読む]
  • ブリキの涙(1)
  • それは少しだけ遠い未来…完璧な能力を求めていけば当然のように行き着くところは人間の機知を遥かに超えた世界…本当にそれが完璧なのか誰にもわからないのに真っ暗な夜の救急病院のロビーに泣き崩れる母親と中学生くらいの男の子、その隣に小さな女の子母には声がかけづらいのか、女の子は兄に問う「オッパはおうちに帰らないの?」「セギョン…」男の子が女の子を抱き寄せた。「ヒョンは…ね…お星様になったんだよ」その言葉に [続きを読む]
  • 湿度(完)
  • イタリアンの店をユノとチャンミンは2人で出たどちらからともなく肩を並べて。そして、お互いの手を探し当て2人は手をしっかりと繋ぎあった「残念だったね、ユノの子供じゃなくて」「正直言って、やっぱりそうかっていうのはある」「え?そうなの?」「うん…覚えがないっていうか…」「もうそれ以上言わなくていい」ユノはクスクスと笑った「生まれてくる赤ちゃん、あんなお父さんでちょっと可哀想だね。認知してくれてもさ」「俺 [続きを読む]
  • 湿度(33)
  • 部長が驚いている。「俺がソンヒとユノの仲人?」「そうよ、それくらいは責任とってほしいわ」「責任てさ…」「見届けるくらいいいでしょう?自分の子供の将来を預ける2人のお祝いよ」「わかったよ、何時?」「イタリアンの個室をとったの6時には来て」ユノとソンヒのカンタンな結婚式が開かれることになり、部長、ユノ、ソンヒ、そしてミナとチャンミンが呼ばれたユノは覚悟を決め、チャンミンも自分の心に折り合いをつけるため [続きを読む]
  • 湿度(32)
  • チャンミンは点滴を受けて少しウトウトして人の気配で目が覚めたベッドの脇にユノが座っていた心配そうな顔をしている「あ、ユノヒョン…」「チャンミン…具合はどうだ?」「うん、だいぶいいよ…僕はなんだったの?貧血?」「熱中症だってさ」「家の中にいたのに?」「なるんだよ、家の中でもあんなクーラーついてない部屋で寝てたらさ」「あの部屋…ミナに教えてもらったの?」「ああ…」「あの部屋はさ…」「俺のために探してく [続きを読む]
  • 湿度(31)
  • チャンミンの意識がはっきりしてくる「あ……うそみたい…」ユノを見るなり、か細い声掠れた力のない声「チャンミン!」「ほんとに…ユノヒョン?」「そうだよ…」「あ…」「大丈夫か?」「会いたかった…」「チャンミン…」そう言ってチャンミンは力なく腕を伸ばす。そのぼんやりとした瞳に涙が溢れている「ユノ…ヒョン…」ゆっくりとユノの首に腕をまわすチャンミンユノはたまらなくなってチャンミンを抱き上げて自分の胸に抱き [続きを読む]
  • 湿度(30)
  • チャンミンは今夜も撤収作業を終えて部屋に戻ったもう熱帯夜で明け方でも気温が高いクーラーの付いていない部屋で窓を開けたくらいでは涼めないヨロヨロとシャワー室へ行き何も考えずにシャワーを浴びて水道の蛇口から水を飲んだスマホには、イヤな着信いい加減にしてほしい…郵便受けには督促状がたまっているんだろうな。どうしてこんな事になってしまったのかもうそんな思考能力もなくすべてがどうでもよかった仕事もなにもかも [続きを読む]