lovers hand さん プロフィール

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lovers handさん: Lovers Hand Inner World
ハンドル名lovers hand さん
ブログタイトルLovers Hand Inner World
ブログURLhttp://lovershand2.blog.fc2.com/
サイト紹介文出来るだけ私情に留まらず作品として成立するよう詩を綴ってます。でもどれも私の一部です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供6回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2015/10/11 21:43

lovers hand さんのブログ記事

  • 陽射しの休日
  • 久しぶりに陽が差したから髪を切ろう冷たい足に毛糸の靴下洗いざらしのワンピースとタイツならべて寝ぼけまなこでカフェラテを淹れよう昨日の偏頭痛を思い出すようなスチームミルクをたてる音ゆっくり世界が動き出す買ったばかりのワンポイントの入ったはさみでわざと ふぞろいに前髪をじょきりと落とす私は特に美人でもないからそんなに気取らなくていいざくりとしたワンピースを着ようシンプルに着こなして私はスタイルが特に良 [続きを読む]
  • ひょこひょこ
  • いつもひょこひょこついてくるちょっとうしろをついてくる気にして振りむきゃ そっぽ向きさきにいくよと歩きだしゃいつのまにやら ついてくるときどき転んでしまっても泣かずにいつも 我慢するダって言おうとすれば もうダイジョウブだよと そっぽ向くいつもひょこひょこついてくるちょっとうしろをついてくる自分でおぼえた歩きかた誰かに学んだわけじゃないなのに不思議と似てるからいつもひょこひょこついてくる落とし穴があ [続きを読む]
  • 羽根色の波紋
  • ものごころついた時から佇んでいた碧く揺らめく湖畔のような場所で夢から醒めた迷子の赤子のように懐かしいなにかを思い浮かべるあまりにも永い刻の時間で泣き方も忘れて 凍っていたこころにあたたかい ゆらぎが風景に色をつけるひとつ ふたつ みっつ気がつけばおなじいろの心が湖畔の青に波紋をつけ灯していく深く沈んでしまう前に渡りきることができるなら羽根を忘れた妖精のように波紋を辿っていこういつしか現実の狭間をす [続きを読む]
  • 水溜りのキミ
  • 世の中の流れなんて、てんで関係ないキミの笑顔が好き。地位や名誉やお金なんて、まるで興味ない、キミの価値観が好き。こんな世の中に、自分だけの幸せをさがしているキミが素敵。あー、でも、お金だけは、ちょこっとないと大変だよね。だって、大変だと、大変だものね。でも、なんとか小変くらいにできれば、生きていけるさ。てんで明後日の方向向いてたっていいじゃない。昨日を向くより、よっぽど未来だよ。昨日を向くのかだめ [続きを読む]
  • となりのカナタ
  • あなたの名前は彼方そう、隣に居るのにカナタ何でもおそろいってわけにはいかないけど彼方と私はよく似ている私が調子を崩したら 後から彼方もダウンして違うところは超新星のように遠いのに振り返ればいつもびっくりするようなところに彼方は居る私の枝毛を抜くのが趣味の、ちょっと変わった彼方昨日も体を洗えなかったのに気にするそぶりも見せず私がほんとの地の底を這っている時に彼方は言ったね「今日はそのまま布団かぶって [続きを読む]
  • 淡い月影
  • にじんだ水彩のように流れてゆく空の色を陽が落ちるまで眺めていた気づけば季節は移りゆくものだから傷つくことはいつもあるもので時には目も耳もふさいでみるのも良いけれど羽も音も寝静まって淡い月影が覗く頃にそっとこころのやわらかいぶぶんをひらいてみよう優しい風や色はいつもそこにあるから悲しいことやつらいことはいつも印象に残りやすくあなたを苦しめるだからこそこの色に気づくのに費やした時間それは無駄ではなくて [続きを読む]
  • ぬくもりはきみと秋の空
  • 風のにおいは何かを思い出すねきみとなびかせる秋今朝はきみのくせっ髪を梳かしたねナチュラルな色 洗いざらしの長袖ありのままの魅力さうそつきエコを蹴飛ばして 古いミニカーがゆくよ彼岸花が視界の隅を通り過ぎてゆく少しづつ秋色に染まる散歩道ぐるぐる手を繋いで回ろう笑いすぎて涙が出るまで刈ったばかりの芝生に寝転べばかわいい膝頭が微笑った崩れた入道雲を追い越してうろこ雲からうろこ雲に跳ねて辿り着いたあかね雲泣 [続きを読む]
  • 花粉症日和
  • 最近あたたかくなってきたね今日は布団干したよ、花粉が心配だねなんて、たわいない話をしながら微笑いあえる日々を愛しく想い春を感じるわたしが梅の花なら あなたは桜さくらは夢のむこうをみつめてつぼみを蓄えうめはこうべを垂れてあなただけをみつめるいつものたとえばなし心はいつもそばにあるのに離れているのといつでも抱きしめられるのに遠くに感じるのとじゃどちらがしあわせかななんてとりとめのないことを話しながらた [続きを読む]
  • つゆなみだ
  • こぼれるなみだはだれのためこぼれるなみだはひとのためこぼれるなみだはじぶんのためなんてかなしいことでしょういつしか雨がながしてくれるカタチにならない いくつかのものをカタチになりそこねた いくつかのものをながれたあとに また、あつまってくるすこしづつ じわり じわりこんどはだいじにできるかなおもうと、しんが じわじわり涸れた井戸からもれてくるずきずき しんしん すぅすぅ ちろりほほを つたう かた [続きを読む]
  • 沁みだらけのふたり
  • 植物園の食虫植物溶けかけた蜂をみて生き物の境界線なんて誰かが決めることじゃないと微笑いながらきみは薔薇の棘に刺された指をぺろりと舐めるたくさんのことをあきらめてきたのに美しさはまるで作り物のように変わらないうつろいがちな瞳の翳りさえ今にはじまったことではないいつしか雨が降りはじめ雰囲気だけでさしていた和紙の日傘にぼつり、ぼつりと染みが広がる急ぐことはもう、なにもないけれど爬虫類のように白くて冷たい [続きを読む]
  • やさしい夜
  • 寒い夜に飲むココアはどうしてこんなに温かいのかなくまのプリントのカップで100回数えるまで練ろうね暖炉の火はどうしてこんなに暖かいのかな薪が割れてくすぶる音が子守唄のようだね真冬の空気はどこまでも澄んで手を伸ばしたらあの星も掴めそう夜が真っ暗だなんで誰が言ったのかな紺色の世界にちりばめられた宝石が輝いている古い絵本をひっぱり出してきたね小さい頃なんべんも読んでもらった絵本ここまで読んでもらった頃には [続きを読む]
  • 冬眠カモミール
  • しんしんと雪が降り積もる窓の外こんな日はなにもせず寄り添っていよう一緒に淹れたカモミールの匂いを嗅ぎながらこうやって君の温かさを感じているといつしか懐かしい気持ちになる緩やかに流れる血液まるで指先から伝わりそう泣きそうな顔してる君のほつれた緊張の糸を巻いてあげるのが僕ほっとした頃に涙は零れ落ちる君の温かさを感じているといつも懐かしい気持ちが蘇るいつからだろうふたりこうしているのは僕がどうやって生き [続きを読む]
  • STEP
  • 格子模様をわたっていく 一歩 二歩 三歩繋いだ手を 怖がらなくていい夢の中の約束は嘘じゃないなんで知っているのなんて 不思議な顔でみるけど生まれる前からあなたは味方だったからわたっていこう あのむこうへ STEP石橋を叩く人たちを横目に濡れたジーンズの裾を笑い飛ばして塞いでいた耳の 手をそっと緩めたら懐かしいフレーズがきこえてくる昔から知っているのに はじめてのように新鮮ブルーの夜空に 満天の星たちつ [続きを読む]
  • 無人島に行きたいなぁ
  • 無人島に行きたいなぁイリオモテヤマネコと一緒に暮らしたいなぁ。無人島にいきたいなぁ自然と一緒に毎日生きるだけに精一杯になりたいなぁたくさんたくさん人がいるのに寂しいより自然に囲まれ寂しいほうが楽しそうだなぁ無自覚な刃物をよけてよけてよけて生きるのは疲れたなぁイタくてイタイのふさがる暇もないんだなぁ無人島に行きたいなぁツギハギだらけのハートを突貫工事しているんだからそんなにいっぱいいわれても、全部は [続きを読む]
  • 愛しき窓辺
  • 小さな窓から 雨音をきいている外の匂いがこぼれてくる程度に開けてひじをついて 時間を忘れて憂鬱が似合うなんて自分では思わないけど 残り香を愛することも片思いというのかななんてとりとめのないことばかり 浮かんでは消えくすんだ錆びのような雨の匂いはふたり交わした血の薫りあなたの優しさは 残酷なくらいに心のうたかたにいつもぽかりと浮かんでは消える雨の日は雨音にかき消され人の気配が消えるまるで世界に一人とり [続きを読む]
  • となりのカナタ
  • あなたの名前は彼方そう、隣に居るのにカナタ何でもおそろいってわけにはいかないけど彼方と私はよく似ている私が調子を崩したら 後から彼方もダウンして違うところは超新星のように遠いのに振り返ればいつもびっくりするようなところに彼方は居る私の枝毛を抜くのが趣味の、ちょっと変わった彼方昨日も体を洗えなかったのに気にするそぶりも見せず私がほんとの地の底を這っている時に彼方は言ったね「今日はそのまま布団かぶって [続きを読む]
  • 夢のスケッチ
  •  小さな窓からみえる景色あなたを想いベッドの隅に佇む白い風景は眩しすぎてわたしの肌に直接染み込む日差しが強くなりすぎる前にあの場所に行こういつかみた夢のほとりまで小窓を開けて懐かしい匂いを感じたならあなたが褒めてくれた流行おくれのワンピース今日までとっておいた日差しをさえぎる大きな帽子他に何もいらない時刻表も確かめず揺られて心は透明のままただすぎてゆく風景夢のほとりで咲く花はあなたによく似た優しい [続きを読む]
  • へんてこ
  • へんてこな場所にきたお父さんとお母さんに連れられていつの間にかここにきたそして、そこにはへんてこな、皆がいた皆とてもへんてこな形をしていた一人も同じへんてこは、居なかった最初はへんてこだなあ、って思ったけど皆それぞれいいところがあって素敵だったでも皆いらないって言われてここにきたへんてこって、世の中じゃ必要ないらしい話を聞くと、どうやら皆と同じことを同じだけできないとへんてこって捨てられるらしい先 [続きを読む]
  • りんごあめ
  • ある日森の中くまさんに出会ったもしもしくまさん 私を奪って赤いビニールのワンピース赤いビニールの傘の先は 彼が夜な夜な尖らせた赤いリップに 作り物のような私赤い林檎をまるかじり赤い絵の具が滲む 真っ白な噛み跡綺麗でしょ とてもきれいでしょうわななく夜に挫く夢もしもしくまさん それでおしまい?森に私の林檎が生るもしもし狼さん 私を犯してこの森は玩具のような夢でできているワンピースを引裂いて 溢れ出る [続きを読む]
  • ビスケット ♯2
  • ある朝、空から天使が舞い降りた。赤い目をした天子は僕を指差し、少し早口に語り出した。何を言っているのかはよくわからなかったけど、なんとなく、生まれた意図を語っているのかな、とも思った。あまり興味がなかったけど、まるで夢から覚める前の時のように、現実味の欠ける感じで聞いていた。仮にその天使を彼女と形容する。4頭身の彼女は懐のポケットのようなところからビスケットを取り出した。どうやら食べ方がわからない [続きを読む]
  • ぬくもりうさぎ
  • 哀しいうさぎが身を寄せるこの世界に浮かぶこころからの言葉たちは紛れもなく血の通ったぬくもり氷の中をすすむような毎日より暖かく感じるあなたと頬を刺す冷たさを感じてかけて息を切らし生きる痛みを感じられたならそれだけでどんなに幸せなことか、と灰色の窓から想い巡らす大切なものはそばにありますか遠くにありますかどれだけ離れていても近くに感じますか暖かいですか冷たいですか震えていますかこころをみつけてこころを [続きを読む]
  • 螺旋回想
  • 憂いある瞳ふせ胸に澱む翳りを祓い穢れさえもゆだねただあるがままに深い憂いの底で疼く痛みをかさねあうゆめかうつつか 非日常の刻の中障子から零れる陽射しの痛みに幾何学模様に裂かれる私貴女は日本人形憂いの全てを傷の中に捨てただのオンナにもどりかさなり蠢く オートマタ貴女の姿が天に映る覗き込む漆黒の瞳深い憂いを私の瞳に映し重ね微笑むクビレまで垂れる漆黒の黒髪が肩より滑り落ちるふぁさ。ふぁさ。瞼に耳に頬に こ [続きを読む]
  • ビスケット
  • 僕はいつもおなかをすかせている世の中はめんどくさいことばかりで不器用なきみは塀をわたるときはいつもないていたポッケの中のビスケットはいつ食べたらいいかわからない回り道ばかりしていたら塀はとても高くなったでもいつか大人にならないといけない大人になったらますますおなかをすかせているずっとおなかをすかせたままでいられるのは天使なじられてばかにされて蔑まれるのがきみのお仕事なぜなら人は天使が嫌いだから僕は [続きを読む]
  • わたぼうしの夢
  •   そっと背中を押してみようふんわり空に浮けるはずそっと息を吹きかけようわたぼうしと飛べるはず急がせるのはもうやめようとくだんなにもしなくても陽はまた昇り 夜は来る急ぐ人のいうことにゃ光あふれる世界が正しいそうな急いだ先は陽が暮れて夜になってもいつまでも明るく涙さえもかき消されいろんな音と言葉であふれてるがんばることがなにより正しくいつも何かに追われてるみんないつも疲れてるとくだんなにもしなくても [続きを読む]
  • 夢のスケッチ
  • 小さな窓からみえる景色あなたを想いベッドの隅に佇む白い風景は眩しすぎてわたしの肌に直接染み込む日差しが強くなりすぎる前にあの場所に行こういつかみた夢のほとりまで小窓を開けて懐かしい匂いを感じたならあなたが褒めてくれた流行おくれのワンピース今日までとっておいた日差しをさえぎる大きな帽子他に何もいらない時刻表も確かめず揺られて心は透明のままただすぎてゆく風景夢のほとりで咲く花はあなたによく似た優しい色 [続きを読む]