中小企業のコメディ小説 さん プロフィール

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中小企業のコメディ小説さん: 中小企業のコメディ小説
ハンドル名中小企業のコメディ小説 さん
ブログタイトル中小企業のコメディ小説
ブログURLhttp://smallcompany.blog.jp/
サイト紹介文ある小さなパン屋を舞台に展開されるコメディ小説です(フィクション)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供57回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2015/10/26 18:30

中小企業のコメディ小説 さんのブログ記事

  • 【第十二章(4)】よそのお店に行かないで!!
  •  そうと決まれば善は急げ。3人で手分けして、既存のお客様に向けて、お礼状をしたためます。 お礼状の基本的な文面は統一しましたが、余白にはお客様一人一人に異なるメッセージを書き込みました。お客様が前回注文頂いた時の商品や時期を見ながら、真心を込めて。最後に注文用の用紙も同封して、封筒に宛先を書いて、近所の郵便局で発送しました。「またお客様が戻ってきますように…。」カオリは郵便局の窓口で手を合わせて祈 [続きを読む]
  • 【第十二章(3)】よそのお店に行かないで!!
  •  インターネットで調べてみると、ほんわかベーカリーと同じく、パンダやクマやイヌやネコなど、様々な形の動物パンを通信販売しているライバル店が見つかりました。そこはネット通販もしているようで、そのライバル店にお客様を奪われているようです。 「ちくしょう!うちの真似しやがって!訴えてやる!!」怒り狂うタケヒロでしたが、S君は「動物の形をしたパンを売ってる店は、他にいくらでも世の中には存在しているよ。また [続きを読む]
  • 【第十二章(2)】よそのお店に行かないで!!
  •  「よっ!久しぶり!!」S君がしばらくぶりにほんわかベーカリーに訪ねてきました。S君は最近、何やら忙しくて、店にあまり顔を出していませんでした。「最近どう?」S君がカオリに声をかけると、「う〜ん、実店舗は好調だけど、通販がちょっとね…」と苦笑い。 「ちょっと売上どうなってるか見せて」とS君が伝票をチェックすると、なんと通販の売上が最盛期の半分まで減ってるではありませんか!?「通販の売上こんなに減っちゃ [続きを読む]
  • 【第十二章(1)】よそのお店に行かないで!!
  •  ここは郊外の住宅都市にある「ほんわかベーカリー」。タケヒロとカオリの仲良し夫婦が営む、小さいけれど地元の人たちに愛される、街の小さなパン屋さんです。苗字の「本若(もとわか)」を「ほんわか」と読んで、ほんわか温かいお店にしたいとの願いをこめて「ほんわかベーカリー」と名付けられました。 さて、ほんわかベーカリーでは通販もしているのですが、最近通販の売上が下がっています。 「値段が高いのかな?」「味が [続きを読む]
  • 【第十一章(5)】タイアップがトラブる??
  •  翌日、さっそくPOPとチラシに入れられている洋食屋ユーロのロゴマークは、本来の凝ったマークに変わってました。お客様もPOPを見て、「あっ!洋食屋ユーロと本当にタイアップしたんだ!だったら、味も信用できるわね。安心して買うことができるわ。」 今まで以上にビーフシチューパンは飛ぶように売れて、ホッと一安心のカオリでした。そして、ロゴマークの大切さを改めて知ったタケヒロとカオリでした。 今回の騒動も、ひとま [続きを読む]
  • 【第十一章(4)】タイアップがトラブる??
  •  カオリは慌てて弁解しようとしましたが、時すでに遅し。「えーん!!どうしよう??与田さんを怒らせちゃったよ〜。」その時、S君がぶらっとほんわかベーカリーにやってきました。べそをかいているカオリを見て、事の顛末を訊きました。 「それはカオリちゃんとタケヒロが悪いね。だって、ほんわかベーカリーのマークが他人に勝手に変えられてたら、気分が悪いだろ?それに誠実に真面目に作っている美味しいパンが、他所のお店 [続きを読む]
  • 【第十一章(3)】タイアップがトラブる??
  •  いよいよ販売当日、「洋食屋ユーロのビーフシチューパン」は初日から大好評です!!お手製のPOPやチラシの効果もあって、店内でも目立っていて、お客様もつい手に取ってしまいます。 「あの洋食屋ユーロのビーフシチューがパンの中に入ってるんだー。美味しそうね♪」お客様の声も弾みます。「でも、マークがなんだか変ね。洋食屋ユーロのマークはもっと複雑で凝ったデザインだったのに、中に入ってるのは本当にユーロのビーフ [続きを読む]
  • 【第十一章(2)】タイアップがトラブる??
  •  さて、話を戻して、洋食屋ユーロとのタイアップは何にしましょうか?洋食屋ユーロでは、一番の目玉商品である「ビーフシチュー」をレトルトパックにしたお持ち帰り用の商品を売っています。それでタケヒロは洋食屋ユーロのビーフシチューを具に入れた「ビーフシチューパン」を作りたいと考えました。 早速、試作品を作り、洋食屋ユーロのオーナーシェフ与田進に試食してもらったところ、「美味しい!!これなら合格だ!!」と一 [続きを読む]
  • 【第十一章(1)】タイアップがトラブる??
  •  ここは郊外の住宅都市にある「ほんわかベーカリー」。タケヒロとカオリの仲良し夫婦が営む、小さいけれど地元の人たちに愛される、街の小さなパン屋さんです。苗字の「本若(もとわか)」を「ほんわか」と読んで、ほんわか温かいお店にしたいとの願いをこめて「ほんわかベーカリー」と名付けられました。 さて、前回は洋食屋ユーロからロールパンの大口発注を受けました。ほんわかベーカリーもお礼というわけではありませんが、 [続きを読む]
  • 【第十章(4)】大口割引、どうしよう??
  •  「できた!じゃあこの値段で行こう!」出した見積もりは、通常定価の2割引き、配送料は100個以上から無料サービスという、ロールパン大口注文の特別割引価格を設定しました。 ドキドキしながらFAXを流すカオリと、それを見守るタケヒロとS君。FAXを送って数分後、洋食屋ユーロのシェフ、与田から電話がかかってきました!!「送ってもらった見積もりでOK。じゃあ早速、明日からロールパン100個注文させてもらうよ。よろしく頼む [続きを読む]
  • 【第十章(3)】大口割引、どうしよう??
  •  そこにぶらっと現れたS君。見積書を書いているカオリを見て、「洋食屋ユーロから見積依頼が来てるんだ!良かったね。あれ?料金高くない?」見積書の料金が、S君が考えるより高めの金額が書いてあって、理由をカオリに尋ねました。かくかくしかじかこういうことで、と説明するカオリ。それを聞くS君は、それでも腑に落ちない表情です。 「う〜ん…確かにカオリちゃんの言ってる意味はわかるんだけど、ほんわかベーカリーのロー [続きを読む]
  • 【第十章(2)】大口割引、どうしよう??
  •  席に座って、食事を食べながら、会話をする3人。「このビーフシチュー、本当に美味しいね!近くにこんなお店があるなんて、知らなかった」喜ぶカオリでした。「ところで、S君は何でここのシェフを知ってたの?」「実は、以前経営相談に乗ったことがあるんだよ。これだけ評判が良くて、順調に見えるお店でも、悩み事はあるもんさ。」S君は答えながら、シチューの肉をほおばりました。 「あ〜、美味しかった!大満足♪」膨れたお [続きを読む]
  • 【第十章(1)】大口割引、どうしよう??
  •  ここは郊外の住宅都市にある「ほんわかベーカリー」。タケヒロとカオリの仲良し夫婦が営む、小さいけれど地元の人たちに愛される、街の小さなパン屋さんです。苗字の「本若(もとわか)」を「ほんわか」と読んで、ほんわか温かいお店にしたいとの願いをこめて「ほんわかベーカリー」と名付けられました。 さてタケヒロ、カオリ、S君は、前回仕入れすぎたバターを引き取ってもらった洋食屋さんに、お礼を兼ねて、食事に行くこと [続きを読む]
  • 【第九章(6)】バターでバタバタ??
  •  「仕入れ値そのままでお譲りさせて頂きます!通常売価の半分です!」タケヒロがさっきまでの落ち込みようはどこへやら。胸を張ってシェフの問いに答えます。「それは安い!全部買った!」シェフの一声で商談成立。車の荷台のバターを全部、洋食屋の冷蔵庫へと移しました。 「今度はお客さんとして、食べに来てくれよ!」そう言ってシェフはタケヒロとS君を笑顔で見送ってくれました。帰りの車の中で、S君は「今日はバターでバタ [続きを読む]
  • 【第九章(5)】バターでバタバタ??
  •  「そうだ!!」思いついたS君はあるところに電話しました。「もしもし、ご無沙汰してます。Sです。そちらは無塩バターはたくさん使われますか?」 数分後、電話を切ったS君はガッツポーズでタケヒロに呼びかけます。「タケヒロ!バターを引き取ってもらえるところが見つかったぞ!!今から車を出して、そこにバターを持っていくぞ!!」 慌てて車の荷台にバターを積んで、タケヒロとS君はバターのお届け先へ急行!着いたところ [続きを読む]
  • 【第九章(4)】バターでバタバタ??
  •  「ところで、バターって賞味期限どれくらい持つの?」S君の質問に、タケヒロは「だいたい半年くらいかな?」案外日持ちがすることがわかって、S君も少しホッとしました。「じゃあどこかに預かっておいてもらって、少しずつ使っていったら良いんじゃない?」カオリが尋ねましたが、S君が切り返します。「ダメだ。預かってもらうにも、タダというわけにはいかない。仮に冷蔵の貸倉庫を借りるにしても、保管費の方が今回安く変えた [続きを読む]
  • 【第九章(3)】バターでバタバタ??
  •  二人が悩んでいるところに、S君が店にやってきました。大量のバターの山を見るなり、S君は驚いて卒倒しそうになりました。「今度はバターの発注ミス!?前回卵で懲りたところなのに…。毎日バターの食生活は絶対無理!!」 頭を押さえて気絶しそうになっているS君にようやく気付いたタケヒロとカオリ。「あっ!S君来てたの?実はかくかくしかじかこういうことで…」カオリから説明を受けたS君でしたが、あきれてものが言えませ [続きを読む]
  • 【第九章(2)】バターでバタバタ??
  •  そして数日後、バターが納品されました。どーんと100キロ。配送の運転手さんがタケヒロに尋ねます。「今日はずいぶんたくさん仕入れられたんですね?大口の発注でも受けたんですか?」「いや〜、そうじゃなくて安かったからだよ〜。お得な買い物をしちゃった。」タケヒロは満足気に運転手さんの質問にそう答えましたが、運転手さんはキョトンと腑に落ちない表情で、車に乗って帰っていきました。 タケヒロは、「よいしょ、よい [続きを読む]
  • 【第九章(1)】バターでバタバタ??
  •  ここは郊外の住宅都市にある「ほんわかベーカリー」。タケヒロとカオリの仲良し夫婦が営む、小さいけれど地元の人たちに愛される、街の小さなパン屋さんです。苗字の「本若(もとわか)」を「ほんわか」と読んで、ほんわか温かいお店にしたいとの願いをこめて「ほんわかベーカリー」と名付けられました。 実は「ほんわかベーカリー」、材料にはこだわってます。「美味しいものは美味しい原料から」というタケヒロの想いがあって [続きを読む]
  • 【第八章(4)】発注ミス!!どうしよう??
  •  怪我の功名ですが、「厚焼き玉子サンド」が案外好評だったので、定番商品にしようということになり、ほんわかベーカリーの看板商品がまた一つ増えました♪ でも、S君は毎日卵料理につき合わされたせいか、「もう卵はコリゴリだよ」と、厚焼き玉子サンドは当分食べてくれそうにありません。それを見たタケヒロとカオリは苦笑い。 今回の騒動も、ひとまずは一件落着。発注とか在庫管理とかって、本当に難しいですね。おっちょこ [続きを読む]
  • 【第八章(3)】発注ミス!!どうしよう??
  •  そこへふらっと現れたS君。呆然と立ちつくすタケヒロを見つけて、「あれ?どうしたの?」声をかけた奥には大量の卵が。「どうしちゃったの!?コレ!?」卵を指さして驚くS君に、タケヒロは事の顛末を話しました。 「えらいこっちゃ…」S君も頭を抱えました。 本若家ではその日以来、毎日朝昼晩と3食卵料理で、S君もなぜか卵を消費するための頭数としてつき合わされて、毎日3食卵料理生活をさせられました。 とはいえ、家庭 [続きを読む]
  • 【第八章(2)】発注ミス!!どうしよう??
  •  そして翌朝、ほんわかベーカリーに卵屋さんが納品に来ました。「おはようございます!今日はいつもよりもだいぶ発注が多いですね。大量注文が入ったんですか?」そう言いながら、卵屋さんは車からケースを運び出しています。 「えっ?いつもとそんなに変わらないけど…。」驚くタケヒロに、卵屋さんは「そんなことないですよ。ほら。」と発注されたFAXをタケヒロに見せました。発注書には確かにタケヒロの筆跡で「500」の数字が [続きを読む]
  • 【第八章(1)】発注ミス!!どうしよう??
  •  ここは郊外の住宅都市にある「ほんわかベーカリー」。タケヒロとカオリの仲良し夫婦が営む、小さいけれど地元の人たちに愛される、街の小さなパン屋さんです。苗字の「本若(もとわか)」を「ほんわか」と読んで、ほんわか温かいお店にしたいとの願いをこめて「ほんわかベーカリー」と名付けられました。 パン屋さんなので、小麦粉とか、牛乳とか、卵とか、パンの原材料は毎日発注しています。ある日のこと、タケヒロは卵を50個 [続きを読む]
  • 【第七章(4)】消費期限に気を付けて!!
  •  その後、タケヒロは研究を重ねて、クール便で送れば「ふわふわフルーツパン」の消費期限は3日に延ばせることがわかりました。送料は少し高くなりますが、お客様には着いた当日に食べて頂かないといけない場合もありますが、致し方ありません。カオリは、「ふわふわフルーツパン」の注文を受ける際には、お客様に必ずその旨をきちんと説明して、納得頂いた上で買ってもらうことで解決しました。 今回の騒動も、ひとまずは一件落 [続きを読む]
  • 【第七章(3)】消費期限に気を付けて!!
  •  カオリはお客様に平謝り。料金は払い戻して、お詫びに別のパンを送ることで了解してもらいました。 そんな電話口でカオリが謝っているところに、ふらっとS君登場。カオリから話を聞いて、「消費期限が製造日当日のパンを通販に出すなんて、信じられない過ち…」あきれながらも、お客様にすんなり許していただけたカオリのトークスキルに、S君は別の意味でも驚きました。 ここでS君はカオリとタケヒロを集めて、少し入れ知恵。 [続きを読む]