秋田藻溜 さん プロフィール

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秋田藻溜さん: 駄文の墓場
ハンドル名秋田藻溜 さん
ブログタイトル駄文の墓場
ブログURLhttp://umareiduruaki.blog.fc2.com/
サイト紹介文小説ド素人「秋田藻溜」の駄文墓場。オリジナル小説。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/10/26 20:19

秋田藻溜 さんのブログ記事

  • 2018.10.18 怒りのフォークリフト
  • 昨日の夜からスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」を読んでいる。独ソ戦ではありとあらゆる人材、資本が戦争に投入された。それも当然のことで、ドイツ側はよりにもよって「絶滅戦争」とかいうとんでもない考え方で戦争に突入したのだから、全力で抵抗する他ないのである。(大日本帝国において頑迷な抵抗があったのも、白人たちの通底意識の中にある有色人種差別を読み取っていたからではないかとい [続きを読む]
  • 名演説
  • 私の愛する歴史上の人物の名演説をメモのためにまとめたもの;ウィンストン・チャーチル 下院での首相就任演説 (1940年5月13日)私は、血、労苦、涙、そして汗以外の何も提供するものはない。我々は目前にかつてない重大な苦難を抱えている。我々の目前には、数ヶ月もの長い努力と苦痛が多数待ちかまえている。諸君は『我々の方針は何か?』と問うだろう。私は答える、陸海空において神が我々に与えた全ての力を用いて戦 [続きを読む]
  • 『仮面の告白』読本
  • 『仮面の告白』とはなにか。それはまず第一に、三島由紀夫という大作家の文壇デビュー作であるということ。三島由紀夫は若い頃から、それこそ学習院中等部に居た頃から「天才児が居る」というような評判の立った人物ではあったものの、一般的な知名度はないに等しかった。そんな彼を一躍有名にしたのがこの小説『仮面の告白』なのである。第二に、三島由紀夫という作家の身に起きた出来事、感情を描いた私小説であるということ。こ [続きを読む]
  • 2018.10.16 何故人の身体は脂肪を優先的に消費しないのか
  • タイトルはそのまま。日記が今日から始まるが、なにか特別なことがあったわけじゃなく、ただ筆を湿らせる癖みたいなものをつけておきたいと思っただけです。元々私は身体が弱く(実際に会った人は何言ってんだコイツと思うかもしれないけど)やたらと身体を壊すし、そうでなくても何処かしらに不具合が起きているのが平常運転みたいなところがあって、今日もやたらと胃酸が多くて外で吐き気がするぐらいだった。今日は通院二箇所と [続きを読む]
  • いわしの塩焼き
  •  それを見た時、私には様々な感情が起こった。或る笑いのような、或る寂しさのような、或る苦しさのような……それはともかく、様々な精神の動きを齎した。 それは、いわしの塩焼き……であった。本来、塩焼きとか或いは干物とか、ああいったものは立派な魚を使うものである……というところからして私の先入観だったのであろうが、そのいわしの塩焼きは何ともまあ、いわしの中でも特別育ち遅れた部類のもののように思われた。小 [続きを読む]
  • 爆弾が落っこちる時
  • 戦争っていうのは、具体的にどんな状態だろう。勿論言葉上の定義の話はいくらでも出来る。けれど意外にこの定義が難しい。人が人を殺していれば戦争なのだ、とするのなら、実のところ戦争をしていない国は存在していない。どんな国家でも人の死因の大体に他者は介在する。上司が厳しくて精神を患い自殺したなどというのは実際的にはその上司がその部下を殺したに等しいのである。例えば日常的に自動車爆弾や路肩爆弾によって人が死 [続きを読む]
  • 優雅で感傷的な射撃遊戯
  • 私は今一度、自身の美の原点に立ち返ろうと思った。私の考える物事には常に美が付き纏って離れない。その美という奴が私の身体に存在せず、果たしてそれが未来永劫自らの身に近付こうとせずとも、私は常に美というものについて考える他ない。美とは言うなれば一つの呪いなのであった。では私の美の原点とは何処にあるのだろう、と思った。高校生の頃に触れた「仮面の告白」であろうか?それとも初恋の君であろうか?或いは何か私の [続きを読む]
  • 暗喩とミームとサブリミナルのアヤしい関係
  • ミームという言葉がある。定義は色々存在するのだが、ここでは具体例を出して説明しようと思う。例えば、赤白黒の三色を見た時に思い浮かぶものについて話をする。恐らくこの組み合わせでもっとも有名なものを出すなら、それはドイツ帝国の国旗になるだろう。勿論これが赤白青となればフランス国旗に、黄色と黒ならベルギーになる。その上で何故あえてこのドイツ帝国の国旗を選びだしたかと言えば、後の時代においてこのカラーリン [続きを読む]
  • 余暇の意味
  • 「時は金なり」という故事が存在する。また或いは「早起きは三文の徳」という言葉もある。勿論ある程度以上は正論であるし、私もそこに異論を唱えるつもりは毛頭ない。けれども、これらの言葉は因果が逆転している。世間の大体の人は勘違いしているが、時と金(これは金銭でも金そのものでもいい)はイコールで結び付けられる存在ではない。何故なら、金よりも時のほうがより貴重で、上位に位置する存在だからである。冷静に考えれ [続きを読む]
  • ブランデー・ヘッドエック
  •  頭痛とは悩ましい病気なのだ。もし誰かが身体を悪くして頭痛を起こしたのなら、その病気を治すと良い。頭痛もとれるし、その他の身体の不具合も一緒にとれる。けれど頭痛というのは、それ自体が単体で病気と成った時には非常に悩ましい、難儀な病となる。偏頭痛の原因というのは、現代の医学では完全には判断することができない。人によっては色々な前兆があり、例えばそれは視界が歪むとか、音や光に敏感になるとか、肩がやけに [続きを読む]
  • 2017年
  •  2017年を振り返る。ありがちですけど、取り敢えず総括として。・同人誌を出した一年の労力の半分ぐらいがこれに持っていかれた気がしますね。ページ数も持っていきました。次回の本はもう少しマトモな厚さに抑えたいところです。・自動車免許取得この手の勉強するの本当に久々で、結構大変でしたね。いずれ車を買うぞと言う覚悟というか、希望というか、夢を持ってやっていきましたがはてさていつになったらそんなもの手に入 [続きを読む]
  • 執行者
  •  死刑執行人は、その職についた時点で或る原罪を背負うこととなる。それは人を殺さなければならないということだ。誰もが快楽殺人者でないのと同じように、死刑執行人もまた皆が快楽殺人者とは限らない。しかし、大体の世界において人殺しとは重罪である。もし仮に殺人行為が肯定されていたとしても、そこには必ず何かしらの意味付けが行われ、異教徒、肌の色の違う人間、復讐相手、スパイ……とにかく、殺す相手は人に非ず、とい [続きを読む]
  • この翼
  • プロペラが回っている。その翼が風を切る。弧を描いて私は飛ぶ。映るのは私と同じ。敵。そう、敵。でも、私と同じ。私も、彼らも、互いを追い掛け、銃を撃つ。銃弾は白煙と共に飛んでいく。敵は逃げ、敵は落ち、敵は飛ぶ。私達の翼は、鳥の翼とは違う。鳥の翼とは、生きることと進むことのその証。人が歩くように、馬が走るように、鳥もまた飛ぶ。けれど私の翼は、生きるために存在していない。この翼は、使命のために存在している [続きを読む]
  • 墓守人の現代語辞典
  • !!!!注意!!!!この記事には、政治的に正しくない(今風に言うとポリティカルインコレクト)な表現や、差別的な表現、不謹慎な表現が多数存在し、つまるところ筒井康隆作品を読むぐらいの感覚と理性と笑いの心が必要です。ご注意ください。 [続きを読む]
  • 階差機関は壊れない
  •  死に損なったオートマタの末路は如何なるものか。たかが消耗品、たかが一つのおもちゃの人形、ガチャンガチャンと音を立て、いずれ壊れゆく運命にあるオートマタは、それでも壊れることを許されない。 皆の口はまるでそうアルゴリズムで規定されたかのように同じことを口々に話し出す。「オートマタを壊してはならない」「不幸なオートマタを救いたい」「自壊するその前に、必ず修理をするべし」 では、君らの着ている服はなん [続きを読む]
  • 刻まれる病身
  •  一秒、二秒、三秒、四秒……。時計の針は進んでいく。一刻、一刻と時を切り刻んでいき、何の躊躇もなく時は動く。「……あと一時間」 この私の病身が刻まれるまでの時間。私に残された生存の時間。無駄な時間。目の周りがくぼみ、窶れた看護師たちが、私の周りを行き来する。一度壊れた身体は、決して元には戻らない。割れた陶器をくっつけても、糊でつけた後が残るのと同じように、二度と元には戻らない。私の身体もそうだった [続きを読む]
  • 男性性を削ぎ落とす
  •  うつ病で仕事をやめてから、ずっと続けてきたことがあった。それは自涜とかソーシャルゲームとかと言うようなものじゃない。まあもっとも、くだらなさで言えばそれらに並ぶやもしれない。私はずっと髭を生やし続けてきた。別に憧れがあったわけじゃない。本来髭とは父親とか、何か格好良い男性の像を見て憧れるものだが、私の父はしっかりと髭を剃っていたし、好きな俳優は渡辺謙だが彼はせいぜい無精髭だろう。それでも、髭を伸 [続きを読む]
  • 権力と暴力
  • ジョルジュ・ソレル 暴力論(上)ジョルジュ・ソレルの暴力論上巻を読んで、様々なことを考えたのでここに備忘録として残しておきたい。あまりにポリティカルな、まあようは政治的なお話なので、ブログで書こうか悩んだのですが、最近は小説も賞向けだったりサークル用だったりすることが多いので、この際ですから更新しておくことにします興味がある方は追記からどうぞ。 [続きを読む]
  • クラッチ・ペダル
  • シフト、ニュートラル。ハンドブレーキを引いて、エンジン点火。クラッチ・ペダルを踏んで、ブレーキ踏んで。シフトレバーは1速に!右方確認。右点灯。クラッチ・ペダルは半分だけ。アクセルちょっと押して、ギリギリギリと噛み合って、車は微動し始める。クラッチ・ペダルは上がっていく。急いで上げるとどたんと言って、車がぶーたれる。アクセル押して流れに混ざる。エンジンはうなって時速が上がる。クラッチ・ペダルをベタ踏 [続きを読む]
  • リンダリンダを聴きながら
  •  最悪の気分だった。昨日もまた酒の海に浸かってしまった。世の中は嫌なことばかりで、それを放り投げて飛び込むのはいつも酒の海だった。あの豊かの海は私を拒絶することなくいつもいつでも受け入れてくれる。昨日は何を飲んだのだったか。冷凍室のジンか? それともそこにあるサントリー製のダルマだろうか?酒の海は豊かの海だ。それは遠く月にあって酩酊感を伴うことで辿り着くことが出来る。私はそこへ行くためいつもいつも [続きを読む]
  • 国家創生神話
  •  国家には神話が必要である。何かしらの敵を撃退したとか、古代のとある偉大な帝国の後継者であるとか、ある宗教・民族・思想の体現者であるとか、ある悪しき者を打ち倒して作られたとか、そういったものだ。古代であればそれはそのまま神話という形で起こった。ローマ神話や中国神話、インド神話や日本神話など、国家と地続きになっている神話が多数存在する。神話とはそもそも神の話であり、科学が発展した現代ではせいぜい考古 [続きを読む]
  • 大いなる助走なリアル
  •  作家志望と言っても、色んな種類の奴が居る。どれぐらい本気なのか、どんなジャンルを書くつもりなのか、何年やってるのか、いつから書いてるのか。そもそもお前はそれを書いていて面白いと思っているのか。まあ色々語ることの出来る要素はある。 ところで『大いなる助走』という作品をご存知だろうか?最近慰安婦像○ーメン発言で話題になった戦後最大の不謹慎オヤジこと筒井康隆が書いた傑作だ。え、何。筒井康隆と言えば時を [続きを読む]
  • 労働人口政策
  •  いわゆる少子高齢化と労働者市場等々についてメモ書きをば。子供が増えやすい環境というのは結構色々な条件があって、完全にそれを満たすことは出来ないのですが、実際に存在する事例から子供が増える要件について考えてみましょう。・労働市場が大きい。もしくは開拓の余地が大きい場合単純に人手の足りない場所が多いというパターンですね。主にこれは大きな戦争後の国家や、未開拓地域で見られます。例えばヨーロッパにおいて [続きを読む]
  • 不定期更新のお知らせ
  •  何かを始めるという時は、何となくではなく目的をもって行うべきです。かく言うこのブログもある目的をもって作成されました。「筆を絶やさない」「落選作品の掲載」「書き置きを残す」というのも、このブログを始めた当初の私は鬱病で仕事をやめた直後であり、家の中で布団被ってうーあー言いながらこの世に軽々しく絶望するような状態だったので、ロクに小説の作成も進まず、けれど筆だけは絶やしたくないという意識だけがあり [続きを読む]