アカシア さん プロフィール

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アカシアさん: andante*アンダンテ*
ハンドル名アカシア さん
ブログタイトルandante*アンダンテ*
ブログURLhttp://andantetsukasa294.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子二次小説です。CPは司×つくしオンリーです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供282回 / 365日(平均5.4回/週) - 参加 2015/11/08 10:28

アカシア さんのブログ記事

  • 理想の恋の見つけ方 2
  • 司は無表情にスマホを見つめていた。表情はまったくなかったはずだ。電話に出た途端、4丁目のマキノと名乗った相手に豚肉とニラともやしの春雨炒め卵乗せをお願いしますと言われ思考の焦点が合わなかった。いったいこれは誰からの電話なのか。転送されてきたこの電話番号を知る人間は限られている。ましてや女でこの番号を知っているのは姉だけ。それなら間違い電話ということになるが、相手は司が名乗らなくても勝手に喋り、こち [続きを読む]
  • 理想の恋の見つけ方 1
  • つくしは台所へ行って冷蔵室を開けたが中にあったのは、ペットボトルに入った水とマヨネーズとケチャップ。中身が半分のドレッシングといった類で大した物は入ってなかった。その代わり中から浴びたのは大量の冷気。そして食べ物で目に止まったのは、賞味期限の切れたハムと干からびたちりめんじゃこ。それに黒ずんだバナナ。次に野菜室を開けたが、そこにあったのは元気のないレタスとピーマンと人参。そうだ。留守にする前に粗方 [続きを読む]
  • 金持ちの御曹司〜Viva La Vida!〜
  • あなたにとって仕事とは?と聞かれたら何と答えるか?『仕事の流儀』にはその人の生き方が表れるとテレビで言っているが、司は仕事もだが恋にも流儀があった。だからあの番組への出演依頼があれば、仕事のことよりも恋の流儀について語りたいと思った。道明寺ホールディングス株式会社。日本支社、支社長道明寺司の恋は命がけの恋で、高校生の頃生死の境を彷徨い恋人のことを忘れたことがあったが、思い出したのはその恋人のおかげ [続きを読む]
  • アンケート結果のご報告
  • 皆様こんにちは。秋も深まってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。早速ですが本日は、先日皆様にお願いした「アカシアの話で読みたいジャンル」のアンケート結果についてご報告をさせていただきたいと思います。結果は下記の通りとなりました。ハッピーラブストーリー  753票どんな話でもOK     234票切ないラブストーリー   211票コメディ          80票黒い話           45票 [続きを読む]
  • 夜の旋律 <前編>
  • 大人向けのお話です。未成年の方。またはそういったお話がお嫌いな方はお控え下さい。*******************************未来なんて自分には関係ないものだと思っていた。夢という言葉は自分には意味のない言葉だと思っていた。誰一人として自分の周りにいる人間を信じることは出来なかった。何度も耳にする多くの虚しい言葉が心を癒すことはなかった。あの頃。愛なんて嘘だと誰かが言っていたがそう [続きを読む]
  • 金持ちの御曹司〜禁じられた生きがい〜
  • 世の中で言われる半端ないと呼ばれる男は、何もスポーツの世界だけに存在するのではない。道明寺司という人物はビジネスに半端ない。どれくらい半端ないかと言えば、それは朝から晩まで働くことは勿論だが、夜中も働くことが出来ると言われていた。だから部下は困るのだが、彼の秘書はアンドロイド西田と言われ機械で出来ているから問題ないと言われていた。そして司が仕事を懸命に頑張るには理由があった。それは愛しい女と過ごす [続きを読む]
  • 空へ続く未来へ
  • 皆様こんにちは。 締切りまでまだ数日ありますが、アンケートへのご協力ありがとうございます。そしてコメントをお寄せ下さった皆様ありがとうございます。ご感想や貴重なご意見もですが、こんな話が読みたいといったコメントも数多くいただき、締切り後どのようなリクエストがあったのか、日を改めて幾つかご紹介したいと思っています。その前にこちらのお話を書きましたので、よろしければお読み下さいませ。********* [続きを読む]
  • ご挨拶とお知らせとお願い
  • 皆様こんにちは。10月の声を聞くと秋らしくなってきた、秋を実感出来るようになったようにも思えますが、皆様がお住まいの地域ではいかがでしょうか。そして台風が去った後は秋の青空を期待したいところですが、次の台風が日本列島に近づいて来る様で進路が気になります。さて9月は短編月間となりましたが、シリアスなお話ばかりで疲れたとおっしゃる方もおいでになるかもしれませんが、お付き合いをいただきありがとうございま [続きを読む]
  • 臥待月 最終話
  • 「お見通しなんだな」「そうよ。私たち何年夫婦をやってると思うの?司が私のことが分るように、私もあなたのことは分かってるつもりよ」だが何年夫婦であっても互いを理解出来ない人間も多い。そして殆どの夫婦は、結婚当初あったいい意味での緊張感も、やがて子供が生まれ成長し時間が経つと別の感覚に変わる。だがそれが何であるかは夫婦それぞれで違うはずだが、互いが互いに対し興味を無くしてしまう夫婦もいる。だが司と妻の [続きを読む]
  • 臥待月 4
  • やがてゴンドラは時計で言えば10時の高さになった。つまりもうすぐ頂点に達する。そしてこの高さまでくれば、遠くではあったが目線の先に見えるのは道明寺本社ビル。最上階の自分の部屋の辺りに明かりはないが、他の部屋には明かりが灯っているのが分かる。いつもはあちら側から見ているこの場所に自分がいて、向う側を眺めるのは不思議な気持ちがするが新鮮な思いもしていた。 そして晴れた夜空に月が見えた。十五夜を過ぎると [続きを読む]
  • 臥待月 3
  • 「会社のこと?それとも英(すぐる)のこと?あの子に何かあったの?」考え事があった。その言葉に返されたのは心配そうな表情と妻であり母である女のごく当たり前の言葉。「いや。英のことじゃない。あいつは真面目にやってる。心配するな。何の問題もない」「…..そう。それならいいんだけど。それなら駿のこと?あの子は中東にいるけど、何か問題でもあった?」「いいや。あいつも元気にやってるから心配するな。向うでのビジネ [続きを読む]
  • 臥待月 2
  • 妻の突然の行動。それは昔からそうだったが、動き出そうとする観覧車の扉を開け乗り込んで来るという危険極まりない行為は褒められたことではない。だがその行動力が時に司を引っ張り、時に悩ませながらも二人で人生を歩んで来た。しかし、それでも危ないことはするな、と司が言ってやらなければ他の誰かが言えるはずもなく、司は呆れたように危ないじゃないか、と言ったが妻は気にしていなかった。「大丈夫よ。まだ動いてなかった [続きを読む]
  • 臥待月 1
  • <臥待月(ふしまちづき)>「社長。おひとりで大丈夫ですか?」西田がそう言うのは、もう何度目になるのか。自分より年下の男に仕える秘書は心配そうに訊くが司は心配無用だといった表情を浮かべた。「大丈夫だ。ここはいい。お前はもう帰れ。俺がここにいることはお前以外知らんのだから何も心配することはない」「しかし……。そうはおっしゃいますがお待ちします」「心配するな。帰れ。たまには早く帰って嫁さん孝行をしろ」司 [続きを読む]
  • 想い出の向こう側 最終話
  • 7歳の子供が4歳の頃のことを覚えているかと問われても覚えてはいなかったはずだ。だが司はあの日がいつだったのか、正確な日付は覚えていなくても7歳の時ウサギと交わした会話を思い出していた。それは4歳の我が子が熱を出し、子供部屋のベッドで寝ている姿を見た時だった。 妻からのメールで、幼稚舎から電話があり蓮が熱を出したから迎えに行って来ると連絡を受けたのは経営会議の最中だったが、再び受けたメールに書かれて [続きを読む]
  • 想い出の向こう側 4
  • 机の上でゆらりと前へ傾いたウサギのぬいぐるみが頷いたように見えたのは気のせいか。いや違う。確かに「うん」と頷いた。だから飛び上がるほど驚いた。そして後ろへ下がった司に対しウサギが話しかけてきた。_うん。またこの部屋へ戻ってこれて嬉しいよ。僕はいつも君を見守って来たからね。それなのに忘れちゃうなんて酷いよ。でもダメだよ。タマさんの言う通りでまだ僕の役目は終わってないんだから。信じられないことが起こっ [続きを読む]
  • 想い出の向こう側 3
  • 「タマ!」少年は部屋の扉を開くと名前を呼んだ。だが返事は無かった。タマの部屋は、少年の祖父が彼女のために建てた和室。畳の部屋が二間あり、和箪笥が置かれ、ちゃぶ台が置かれた部屋は、冬になればそれがこたつに変わり、火鉢に火が入れられる。物が多いとは思わなかったが使用人という仕事柄掃除は得意だから部屋はいつもきれいに片付けられていた。そして和箪笥の上には写真が飾られていて、傍には花が飾られていたが、写っ [続きを読む]
  • 想い出の向こう側 2
  • 姉の部屋へ向かっていた少年は、途中何人かの使用人に出会った。するとそのたび立ち止まって頭を下げられるが、いつものことで気に留めなかった。生まれた時から見慣れたそこは、どこまで歩いても行き止まることがないのではと思える長い廊下。だから本当に行き止まることがないのかを確かめるため、廊下の端から端まで走ったことがあったが、いくら走っても左右の壁が途切れることはなく、やっぱり行き止まることは無いのかと思っ [続きを読む]
  • 想い出の向こう側 1
  • どの子供にも大切にしているおもちゃがあるはずだ。だが少年にはそういったおもちゃが無かった。いや無かったのではない。沢山ありすぎてたったひとつの大切な物を見つけることが出来なかったという方が正しいはずだ。少年は裕福すぎるほど裕福な家に生まれ、誰もが羨む生活を送っていた。我儘は我儘とは言われず、当たり前の行動として受け止められ、欲しいものがあれば直ぐに手に入れること出来た。だがその生活は決して楽しいと [続きを読む]
  • 大人の喧嘩が終るまで<後編>〜出逢いは嵐のように 番外〜
  • 司はつくしが働き始めたホームセンターに顔を出すのは今日で5日目。だが妻がここで働き始めて6日経っていた。来ることが出来なかった1日というのは初めの1日だけ。何をバカなことを。いきなり近くのホームセンターでパートタイムで週3日働くと言い出した時は冗談だと思っていた。それにすぐに辞めると高を括っていた。そして当然だが周りは驚いた。道明寺つくしとなった女がパートで働く?誰がそんなことを考える?どう考えて [続きを読む]
  • 大人の喧嘩が終るまで<前編>〜出逢いは嵐のように 番外〜
  • 「知ってたら教えて欲しいんだが?」「はい。何でしょう?お答えできることならお答えしますけど」「多分知ってるはずだ。桜子は彼女のストーカーだったんだろ?」「いえ。そういった訳ではありません。でも遠からずも当たってますね。私としても自覚は十分ありますから」「そうだろうな。桜子は彼女のことにはやけに詳しいもんな。それでどうして道明寺ホールディングス副社長夫人がこんなところで働いてるんだ?」「こんなところ [続きを読む]
  • 金持ちの御曹司〜Addicted To You〜
  • 見つめるだけでため息が出るほどの美男子が頭の中で何を考えているかなど分かるはずないのだが、妄想とは脳内でお産をすることだと誰かが言った。だから司が日々頭の中で繰り広げることは、かなり大変なことであることは間違いないのだが、色々な事も慣れると耐性がつき、それが美味しく感じる劇薬のようなもので、彼の秘書はそんな男にも慣れていた。だからいつものように頭の中で仕事以外のことを考えていたとしても、それはそれ [続きを読む]
  • 凶暴な純愛 最終話
  • 牧野つくしの夫が交通事故を起こし財閥系列の病院に運び込まれた。その連絡があったのは、彼女からだったが短い沈黙の後、語られたのは夫は重傷だが生命には別状がないということだった。だが暫く集中治療室へ入った後、一般病棟に移ったが、身体の様々な機能が失われ、四肢が動かない。言葉を発することが出来ない状態になっていた。すると彼女は別れを決めた離婚調停中の男とはいえ、未だ夫という立場にある男の世話をし始めた。 [続きを読む]
  • 凶暴な純愛 4
  • 時刻は真夜中で最上階のフロアに残っている人間は秘書以外いなかった。司はあれから何度か彼女を食事に誘ったが、あの日以来断られ続けていた。そして離婚が成立していない女が夫以外の男性と出歩くことが良いとは思えない。こういったことは控えたいと言われた。 「何故です?私たちは食事をするだけで男女の仲ではない。何も気にすることはないはずだ」「ええ…..でも….」司が好きになった女性は離婚調停中であり彼女の意思を [続きを読む]
  • 凶暴な純愛 3
  • 「牧野さん」「ど、道明寺さん?ああびっくりした。どうしたんですか?」「驚かせて申し訳ない。これを届けに来たんです」と言って男はつくしの腕を離すと傘を持つ手に握り締めていた物を見せた。「あ…」「これはあなたのですよね?ほらあなたの名前が書かれている」それは、小さなネームプレートに「マキノ」と書かれたアパートから駅までの通勤に使うために買った自転車の鍵。どこで無くしたのか分からなかった。だから自転車は [続きを読む]
  • 凶暴な純愛 2
  • 土砂降りの雨の夜、傘をさした女がアパートへ帰る道を歩いていた。学校を出た時は、これほど酷い雨ではなかったが今では風も出ていて、傘を差しても横から吹き付けてくる雨は服を濡らし手にした鞄も濡らしていた。だが自宅まであと少しだ。いつもなら7時半頃には帰っていたが、今日はテストの採点で遅くなり、時計は9時前を指していた。そんなこともあり人通りのあるはずの道も人影はなかった。つくしが英徳学園の数学教師として [続きを読む]