とにかく書いておかないと さん プロフィール

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とにかく書いておかないとさん: とにかく書いておかないと
ハンドル名とにかく書いておかないと さん
ブログタイトルとにかく書いておかないと
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/masasamm
サイト紹介文すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供204回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2015/11/14 09:34

とにかく書いておかないと さんのブログ記事

  • 舞台評『誤解』(10/13 新国立劇場 小劇場)
  • [作]アルベール・カミュ [翻訳]岩切正一郎 [演出]稲葉賀恵 [出演]原田美枝子 / 小島聖 / 水橋研二 / 深谷美歩 / 小林勝也 しっかりとした役者と台本を読みこんだと思われる演出によって濃密な演劇空間を作り出していた。布を使った抽象的な舞台美術が空間を作り上げている。家族を殺す物語であり、その不条理なテーマは見る者の目の前にナイフを突きつけるようである。いい舞台であった。 あらすじは次の通り。 マルタ [続きを読む]
  • 舞台評『竹取』(2018年10月13日 シアタートラム)
  • 【構成・演出】 小野寺修二 【企画・監修】 野村萬斎 【出演】 小林聡美 貫地谷しほり 小田直哉(大駱駝艦) 崎山莉奈 藤田桃子 古川玄一郎(打楽器奏者) 佐野登(能楽師 宝生流シテ方) すばらしい舞台だった。演劇というにはパフォーマンス性が高い舞台ではあるが、ドラマ性はしっかりとしており、「かぐや姫」の罪、そして人間の罪を訴えかけてくる。 「現代能楽集」というシリーズの9作目ということであるが、舞台の作り方 [続きを読む]
  • 『こころ』は同性愛の小説なのか
  •  夏目漱石の『こころ』は同性愛を題材にした小説だという説がある。これはかなり説得力がある。 そもそも「私」が「先生」と出合ったのは海水浴場であった。肉体を見せる場所である。「私」と「先生」の出会いに同性愛的な気持ちがあったのではないかと感じられてもしょうがない。しかも不思議なことに「先生」は西洋人の男と一緒にいた。他の日本人はできるだけ肉体を隠す姿だったのに対して西洋人の男は「猿股」だけを身につけ [続きを読む]
  • 教師の「働き方改革」は無理だ
  •  日本の教員は働き過ぎである。時間外に月50時間以上働いている人がほとんどである。これではまともな生活が送れない。 時間外労働は授業の準備などのためではない。逆に授業の準備は自転車操業状態であり、まともに準備できないまま授業に臨まなければならない。これが教師のストレスになっている。では教師は何に時間を使わされているのか。主に部活動と事務仕事である。 部活動はやりたい人にとってはいいかもしれない。し [続きを読む]
  • 森喜朗さん、開き直るな 
  •  結局オリンピック経費はどんどん膨らんでいく。こうなるのはみんなわかっていた。しかし森喜朗氏は低く見積もってオリンピック予算を認めさせたのだ。詐欺と同じといっていい。森喜朗氏の後ろには利権団体がたくさんうようよしており、みんながバブルを狙っている。スポーツ団体もこれを機に甘い汁を吸おうとする人が力を持ち、利権団体となっていく。将来に大きなつけを残し、それを尻拭いしていくのは次の世代の人たちなのだ。 [続きを読む]
  • 演劇と方言
  •  「山形学」講座に参加しました。今回のテーマは「演劇にみる方言」です。演劇において方言を使用することはいいことなのかという話題で盛り上がりました。普通に考えれば演劇に方言を使用することは問題なさそうに思えると思います。しかし現実には方言を使えば会話の内容が理解できない場面も出てきます。だれもがよく知っている関西弁などならば問題ないでしょう。しかしネイティブ山形弁の話者が、本気で山形弁を話したらきっ [続きを読む]
  • 『半分、青い』の後半はやっぱり雑なだけだったが・・・
  •  『半分、青い』は前半はとてもおもしろかった。しかし漫画家をあきらめてからの展開は明らかに雑だった。最後まで見てみると、この展開は主人公ふたりをそれぞれ結婚させて、離婚させ、そして再婚させるためだけの無理やりなものだったようにしか見えない。雑な展開になって出てきたキムラ緑子、斎藤工、間宮祥太朗、麻生祐未、須藤理沙、若村麻由美さんなどは一体何のために出てきたのかわからない。使い捨てのような扱われ方で [続きを読む]
  • 組織の機能不全 政治、スポーツ団体、そして教育
  •  スポーツ界での組織不全のニュースが連日報道されている。つい先日までは政治官僚の不祥事が話題になっていた。これも政府ならびに省庁という組織の機能不全である。私が職業としている教育界においてもそれは同じであり、最近では大学入試における大混乱はあきらかに教育界の機能不全である。 組織というのは社会にとって必要であり、組織があるからこそ社会は成り立っていくとい言ってもいい。個人の幸福も組織があってこその [続きを読む]
  • それでも貴乃花を応援したくなる
  •  貴乃花親方がついに日本相撲協会に退職の届け出を提出した。客観的に見て貴乃花にも協会にも落ち度があり、貴乃花の子供じみた行動が一番の騒動の原因のような気はする。しかし、それでもやはり貴乃花を応援したくなる。それは近年の組織優先という風潮に対する反逆であるからである。 組織が大切であるというのは私も認める。しかし、最近の一連の官僚の不祥事などは組織を守るために正義を捨てた結果であり、行き過ぎた組織防 [続きを読む]
  • 言葉を捨てたらただの田舎
  •  タイトルは白崎映美さんの言葉です。白崎さんは上々颱風というバンドのヴォーカルで、そのバンドは活動歴が長く、一般的な知名度は高くないのですが多くの人に知られています。その独特の音楽性からファンも多くいます。上々颱風は現在活動を休止しているようですが、白崎さんは精力的に活動しています。山形県民にとっては地元テレビ局のさくらんぼテレビの『やまがたチョイス』という番組に月に1,2度出ているので、よく知ら [続きを読む]
  • 麻生財務大臣の下劣さはなんとかならないのか
  •  自民党総裁選で一番目立ったのは麻生財務大臣の下劣さだ。このような人が日本の財政を統括する立場にいることが、経済に対する不信を生んでいるのではなかろうか。 石破茂自民党総裁候補が自民党総裁選で善戦したのかどうか、意見は分かれるところかもしれないが、普通に考えれば善戦したと言っていいだろう。安倍総理圧勝という構図が崩れてしまった印象が強く残ったのだから、屁理屈を言ってもしょうがない。それでも麻生氏は [続きを読む]
  • 書評『たった一つを変えるだけ』(新評論社)
  •  副題「クラスも教師も自立する『質問づくり』」 著者:ダン・ロススタイン、ルース・サンタナ 訳者:吉田新一郎 先日、野矢茂樹さんの小論文の講演に行った。その時野矢さんが紹介していたので、さっそく購入して読んでみた。とてもおもしろい本である。 従来の教育は、教師が答えのある問題を質問して生徒はその答えを求めていた。それは発展性に乏しい。生徒は結局は教師の「正解」を待つことになるし、教師も指導書通りの [続きを読む]
  • 『春風亭一之輔落語会』(9月16日山形市中央公民館ホール)
  •  春風亭一之輔さんの落語会に行ってきました。一之輔さんはテレビで見たことはあったのですが、生で聞くのは初めてです。演目は「真田小僧」「粗忽の釘」「柳田格之進」。 「真田小僧」と「粗忽の釘」は滑稽噺。テンポがあるし、一之輔師匠の独特の工夫もあり笑いが絶えません。間のとり方も絶妙です。見事です。一方「柳田格之進」は品格のある人情噺です。若いのに品格のある侍と、人情味ある商人をうまく演じ分けています。こ [続きを読む]
  • 野矢茂樹氏の小論文研修会の講演に行ってきました
  •  仙台で行われた第一学習者の小論文指導研修会の講演で野矢茂樹さんの講演が行われました。共感すると同時に学ぶところのたくさんある講演でした。 野矢茂樹さんは哲学者であり、今年の3月まで東大の教授でしたが、現在は大正大学の教授をなさっています。『論理トレーニング』や『大人のための国語ゼミ』などの著作があり、私も勉強させてもらっています。国語教師としては野矢さんを哲学者の印象よりも、基礎的な国語力の充実 [続きを読む]
  • 『彼岸過迄』③ 漱石と探偵小説 「停留所」と「報告」
  •  『彼岸過迄』の第2章の「停留所」は敬太郎が探偵の役割をはたしている。第3章「報告」はその解決編である。いわゆる「探偵小説」のような展開をしていて、多くの人がシャーロックホームズを思い浮かべたと思われる。 夏目漱石が英国留学したのは1900年から2年間。シャーロックホームズが英国で最初に登場したのは『緋色の研究』の1988年、最後の短編集『シャーロックホームズの事件簿』が出版されたのは1927年である。夏目漱 [続きを読む]
  • 大坂なおみさん、おめでとう!
  •  全米オープンの女子シングルス決勝を見た。大坂なおみさん、おめでとうございます。 大変な雰囲気の試合になってしまったが、大阪さんのほうが押していたのは確かで、何事がなく終わっても大阪さんが優勝していたであろうと思われる。堂々とした優勝である。すばらしい優勝であった。 ただし終わった後のすさまじいブーイングはなんだったのかがわからない。大坂さんに対するものか、セリーナ・ウィリアムズさんに向けられたも [続きを読む]
  • バンカース ソリティア コビット
  •  お題に参加します。 ボードゲームの定義が明確でないのでインターネットで調べてみた。囲碁や将棋なども入るとすれば、ボードゲームの王様は囲碁だと思う。このゲームは本当にすばらしいゲームだ。基本的なルールは単純でありながら、奥が深いゲームは他にはない。学校の授業に入れてもいいほどのすぐれたゲームだと思う。日本の将棋もすごい。取った駒を自分の駒として使用できるというルールが見事である。 ただし、いわゆる [続きを読む]
  • 『彼岸過迄』② 「風呂の後」
  •  『彼岸過迄』の最初の章は「風呂の後」と題されている。この章が何なのかよくわからない。そこで少し考えてみる。 「田川敬太郎」の同じ下宿に森本という男が住んでいる。仕事はあるように見えるが、昼間から風呂屋にいるような男だからどうもうさん臭い。この男、過去にたくさんの冒険をしている。言ってみれば自由人である。その自由さに敬太郎は憧れる。しかし森本は突然姿を消す。しかも下宿代を滞納したままである。はたし [続きを読む]
  • 書評『彼岸過迄』(夏目漱石)
  •  夏目漱石の『彼岸過迄』を読んだ。以前1度読んでいるはずであるが、読み返してみて全く覚えていなかった。適当に読んで読んだふりになっていただけだったのだ。ただし覚えられない理由もある。この小説大きな筋がはっきりとしないのである。作者自身が序文で次のように書いている。「かれてから自分は個々の短編を重ねた末に、その個々の短編が相合して一長編を構成するように仕組んだら、新聞小説として存外面白く読まれはしな [続きを読む]
  • 1年前シリーズ 日野照正さんのビンタと日本の教育事情
  •  1年前に次のような文章を書いていた。 日野皓正さんが中学生をビンタしたことが話題になっている。私はそれほどのこととは思わなかったのだが、やはりマスコミは大騒ぎして、例のごとくみんなが「持論を展開」している。 教育の現場にいる人間にとって「体罰」はいけないというのはもはや十分わかっている。そしてさらに「ことばの暴力」もいけないとなってきた。厳しく教え諭すことは認められてても、生徒の心を傷つけるよう [続きを読む]
  • 「観客様はみな鰯」
  •  中原中也の「サーカス」という詩を授業で扱った。おそらく多くの人が知っている詩である。 「幾時代かがありまして    茶色い戦争ありました」で始まる詩である。 その詩の後半に、 「観客様はみな鰯    咽喉がなります牡蠣殻と  ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」という部分がある。 生徒に鰯というのはどういう魚かと聞いた。ほとんどの生徒が「見たことがない。」と答える。この結果から想像はつくが、一応「鰯 [続きを読む]
  • 書評『時間の言語学―メタファーから読みとく』(瀬戸賢一著)
  •  勉強になる本です。この本を読んでたくさんのことを考えさせられました。 私は最近言語学の一つの分野である認知言語学を少し勉強しています。認知言語学というのはメタファー(隠喩)を主として研究します。従来メタファーは文章技巧とされてきたのですが、メタファーは単なる文彩ではなく、我々の基本的な認知能力のうちのひとつ(概念メタファー)である、と捉えなおされました。たとえば「時間」というのは本来存在しないも [続きを読む]
  • キス天
  •  私が一番好きな天ぷらはキス天です。天ぷらはなんでも好きなのですが、その中でもキス天が小さいころから大好きでした。柔らかい身を天ぷらの衣で包みむことによって、サクサク感と適度のフワフワ感を味わうことができます。大根おろしによく合い、天ぷらの中でも傑作だと思っています。 最近はゲソ天もよく食べます。私は海沿いの出身なのですが、今住んでいる山形県の内陸地方ではゲソ天をよく食べます。そば屋に行くと、ゲソ [続きを読む]