俵屋年彦 さん プロフィール

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俵屋年彦さん: たわらやっと
ハンドル名俵屋年彦 さん
ブログタイトルたわらやっと
ブログURLhttp://b.tawarayat.sub.jp/
サイト紹介文Twitter(@tawarayat)と連携して共感・交流の拡大を目指します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供88回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2015/11/23 07:43

俵屋年彦 さんのブログ記事

  • 俵屋年彦が、絵画集を出版する理由
  • ―このところ、「宝石の国トリビュート UV レジン」「ハーバリウムの夢 -花たちの微睡み-」「Beauty Zoo」「曼荼羅」と、写真集、絵画集の電子出版が相次いでいます。当初は、小説や映画評論、アニメ評論の出版が多かったと思いますが、写真集、絵画集に比重が移った理由はありますか?そうですね。たしかに、最初は創作小説や映画評論、アニメ評論の出版が多かったです。それまで、書き溜めたデータがあり、まずはその分野から出 [続きを読む]
  • 「リズと青い鳥」
  • 山田尚子(なおこ)監督が手がけた「リズと青い鳥」は、吹奏楽に青春をかける高校生たちを描いた京都アニメーション制作のテレビアニメ「響け!ユーフォニアム」の完全新作劇場版です。コンクールの自由曲に選ばれた「リズと青い鳥」にはオーボエとフルートが掛け合うパートがありますが、親友2人の掛け合いはうまくかみ合いません。言葉にすると、崩れてしまいそうなほど繊細な世界を描いています。アニメとしては、未踏の領域に [続きを読む]
  • 「さよならの朝に約束の花をかざろう」
  • 2018年劇場公開の「さよならの朝に約束の花をかざろう」。監督・脚本は、脚本家の岡田麿里(おかだ・まり)です。初監督作品です。 不老長寿の種族イオルフの少女マキアと、マキアが育てる人間の少年エリアルを中心にした壮大なスケールの物語。物語を引き立てる繊細な作画が素晴らしいです。ストーリーは、衝動的すぎる面があるものの、それが大きな欠点にはなっていません。細かな突っ込みを入れるよりも、監督が全力投球した質 [続きを読む]
  • 2018年独断映画ベスト10-邦画ベスト5
  • 私が2018年に劇場で見た映画に限っていますので、ご理解ください。 ★5位「パンク侍、斬られて候」大風呂敷を広げに広げた奇想天外でパンクな作品です。芥川賞作家の町田康が2004年に発表した時代小説を、宮藤官九郎の脚本、石井岳龍監督のメガホンで映画化しました。権力闘争が続く黒和藩と、新興宗教「腹ふり党」を巡る物語ですが、あらすじをか説明しても、この映画の突き抜けた魅力は伝わりません。石井監督が、久しぶりに [続きを読む]
  • 2018年独断映画ベスト10-洋画ベスト5
  • 私が2018年に劇場で見た映画に限っていますので、ご理解ください。 ★5位「エンドレス・ポエトリー」監督・脚本はアレハンドロ・ホドロフスキー。監督の青年時代をマジック・リアリズムの手法で、みずみずしく描いています。冒頭での書き割りの街並みと機関車の登場、画面の隅で活躍する黒子たちのお遊びを楽しみながら、ホドロフスキー・ワールドに飲み込まれていきます。過去を振り返る作品ではありません。過去を生きなおし [続きを読む]
  • 映画「A GHOST STORY」
  • 「A GHOST STORY」の監督・脚本は、デヴィッド・ロウリー。ポルタ—・ガイストを幽霊の側から描いた作品です。移民をいじめる差別的な幽霊という設定はユニークだと思います。パーティの場面では、永遠はありえないという哲学的な主張など饒舌ですが、あとは本当に寡黙なシーンが続きます。 郊外の小さな一軒家に住む若い夫婦は幸せな日々を送っていましたが、夫は交通事故で死んでしまいます。幽霊となった夫は、妻を見 [続きを読む]
  • 映画「ガンジスに還る」
  • 「ガンジスに還る」は、インド映画です。1991年生まれのシュバシシュ・ブティアニ監督が弱冠24歳で手がけた長編デビュー作。しかし匠の技を感じる作品です。 ブティアニ監督は、ニューヨークの視覚芸術専門学校で映画製作を学び、卒業制作で撮った短編「Kush」(2013年)が、ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ・短編部門で最高賞になりました。これを受けて、ヴェネチア国際映画祭の新人監督育成制度ビエンナーレ・カレッジ [続きを読む]
  • 映画「テルマ」
  • 「テルマ」は、ヨアキム・トリアー監督。ノルウェー・フランス・デンマーク・スウェーデン合作です。 映画の冒頭が、とても印象的です。女の子が父親と氷原を歩いています。少女は氷の下の魚に気づき、カメラは氷の下から2人を見上げます。美しい場面であるとともに、重大な伏線でもあります。鹿に向けたライフルの銃口を、静かに後ろから女の子の頭に向ける衝撃的な場面へとつながります。作家性に満ちた謎めいた美しいアング [続きを読む]
  • 映画「斬(ざん)、」
  • 「斬(ざん)、」は、塚本晋也監督初の時代劇です。塚本晋也は監督・製作・脚本・撮影のほかに、武士の澤村役で出演もしています。 江戸時代末期の江戸近くの農村を舞台に、時代の大きな波に翻弄される人々を描いています。キレのある独特なカメラアングルが楽しめます。 剣の腕は立つが人を切ることができない主人公の浪人を池松壮亮(いけまつ・そうすけ)が演じています。難しい役で、どうしても唐突感がのこります。 農家の [続きを読む]
  • 映画「ヴェノム」
  • 「ヴェノム」は、スパイダーマンの宿敵「ヴェノム」を、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディの主演で映画化しました。ルーベン・フライシャー監督が、新たなダークヒーローを重くならず、軽妙に描いています。 ライフ財団は、ひそかに危険な人体実験を行い、多くの死者を出しています。噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロックは、人体実験の被害者と接触、地球外生命体「シンビオート」に寄生されて [続きを読む]
  • 映画「運命は踊る」
  • 「運命は踊る」は、イスラエルのサミュエル・マオス監督が、実体験をヒントにして運命の不条理を描くミステリードラマです。第74回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞しました。作品は、雰囲気が大きく違う3層の構成で、説明を排した、シャープな映像表現が魅力です。 イスラエル軍が、テルアビブのアパートで暮らすミハエルとダフナ夫妻に、息子ヨナタンの戦死を知らせに来ます。ダフナはショックのあまり [続きを読む]
  • 劇場アニメ「GODZILLA 星を喰う者」
  • ゴジラシリーズ初の劇場アニメとして製作された「GODZILLA」3部作。監督は、劇場版「名探偵コナン」シリーズの静野孔文と、「亜人」の瀬下寛之。脚本は「PSYCHO-PASS サイコパス」の虚淵玄が担当しました。「GODZILLA 星を喰う者」は最終章です。2万年かけて進化したゴジラ・アースと人類の壮絶な戦いを描く物語は、大きく変化していきます。 3部作は、進むとともに、迫力が落ちていきます。巨大なゴジラ・アースが登場し [続きを読む]
  • 劇場アニメ「ムタフカズ」
  • 劇場アニメ「ムタフカズ」は、ギョーム・“RUN”・ルナールと西見祥示郎が監督。「鉄コン筋クリート」「マインド・ゲーム」のSTUDIO4℃が、フランスの映像制作会社ANKAMA(アンカマ)とともに制作しました。日本版の声優として、草なぎ剛がアンジェリーノ役で参加し、話題になりました。 スラム街ダーク・ミート・シティで生まれ育ったアンジェリーノは、ガイコツ頭の友人ヴィンス、臆病なウィリーとともに、退屈 [続きを読む]
  • 映画「ボヘミアン・ラプソディ」
  • 「ボヘミアン・ラプソディ」は、ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さで亡くなったフレディ・マーキュリーを描いた伝記映画です。 クイーンの現在のメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが、音楽総指揮を担当し、楽曲にはフレディ自身の声を中心に使っています。 手拍子や声出し、拍手がOKの応援上映回に観ました。冒頭の20世紀フォックスのロゴが出るオープニング・ファンファーレが、すでにク [続きを読む]
  • 映画「縄文にハマる人々」、縄文の異質な世界に浸る
  • 戦争がなく、1万年も続いたといわれる、日本の縄文時代。奇妙な造形物がたくさん残されていますが、ほとんど謎のままです。しかし、なぜか惹かれます。 映画「縄文にハマる人々」は、山岡信貴が監督を務め、5年間にわたって取材をつづけました。ドキュメンタリーは、縄文にハマっている人たちの、とんでもない解釈から始まり、笑っているうちに、得体のしれない縄文の魅力に包まれます。全国の博物館を巡り、1000以上の土器や土偶 [続きを読む]
  • 映画「響 HIBIKI」、平手友梨奈の独特な存在感
  • 「響 HIBIKI」は、「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督が映画化しました。 原作は、15歳の天才女子高生・鮎喰響(あくい・ひびき)を主人公にした柳本光晴(やなぎもと・みつはる)のコミック「響 小説家になる方法」。2017年のマンガ大賞を受賞した傑作です。 映画初出演となる「欅坂46」の平手友梨奈が、主演してます。後半に向けて緊急感が高まり、綺麗な結末を迎えます。 台本を読んだ平手は、月川監督に「つまらなかった」と話 [続きを読む]
  • 映画「太陽の塔」、再び意味が問われる時代
  • 太陽の塔は、1970年に開催された大阪万博のシンボルとして岡本太郎が制作しました。2018年3月に、48年ぶりに内部の一般常時公開が始まり、合わせてドキュメンタリー作品「太陽の塔」がつくられました。 監督は、公募で選ばれた関根光才です。太陽の塔の紹介から始まりますが、その存在が持つ深い意味へと踏み込んでいきます。 当時、万博会場の真ん中にある「お祭り広場」には、丹下健三の設計した大屋根が置かれました。大屋根の [続きを読む]
  • 映画「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」
  • 東京・上野の森美術館で、フェルメール展が開かれています。日本でのフェルメール展史上最大の9点の作品が展示されています。混雑を避けるために、なんと日時指定入場制を採用しています。1日を6つの入場時間枠に区切って、入場者数を調整しています。 フェルメール展とともに、劇場公開された映画が「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」です。 フェルメールへのオマージュともいえるイギリスの小説家デボラ・モガーの [続きを読む]
  • 第13回札幌国際短編映画祭(3)インターナショナル・コンペティションA-C
  • 第13回札幌国際短編映画祭(3)インターナショナル・コンペティションA-C★I―A「ネガティブ・スペース」(マックス・ポーター、桑畑かほる、フランス)最優秀アニメーション賞独特の雰囲気を持つアニメでした。父親から旅のためにカバンにきっちりと荷物を詰めることを学んだ息子が、父親の棺桶がスカスカなのに違和感を覚える結末が感慨深いです。「巡礼に舞う」(チェンロン・タン、中国)過酷な巡礼の旅が、キレの良い力強い良い映 [続きを読む]
  • 第13回札幌国際短編映画祭(2)北海道セレクション
  • 第13回札幌国際短編映画祭(2)北海道セレクション★北海道セレクションA「私の中のハリネズミ」(中鉢 貴啓)北海道メディアアワード賞受賞。画家そらの活動を追ったドキュメンタリー。とても綺麗にまとまっているが、あまりにも綺麗すぎて少し感動は薄くなりました。 「CHOREOGRAPHER(コレオグラファー) - 平原慎太郎の創作」(山田裕一郎)アミノアップ北海道監督賞コレオグラファーは、振付師、舞踏家の意味です。コンテンポラリー [続きを読む]
  • 第13回札幌国際短編映画祭(1)ナショナル・プログラム
  • 第13回札幌国際短編映画祭10月11日(木)〜14日(日)コンペティション・プログラム上映10月19日(金)〜21日(日)特別上映・アワード上映メイン会場:札幌プラザ2・5/札幌市中央区南2条西5丁目(狸小路5丁目) ★ナショナル・プログラム 国内作品★N-A「老ナルキソス」最優秀国内作品賞マゾヒズム、ゲイ、ナルシストと屈折した欲望を抱えている老絵本作家という設定がユニークです。納得の最優秀国内作品賞受賞です。田村泰二郎の [続きを読む]