vingt-sann さん プロフィール

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vingt-sannさん: PARISから遠く離れていても…
ハンドル名vingt-sann さん
ブログタイトルPARISから遠く離れていても…
ブログURLhttps://ameblo.jp/vingt-sann/
サイト紹介文フランス、パリを廻り映画、美術、小説などを通して綴ったエッセイ。過去のパリ滞在の記録。
自由文自己紹介 ヴァンサンという名前の由来はフランス語の20に日本語のさんをつけたもの。
20という数字は私の愛する20区から出来ている街、Parisを表しています。
スペイン、ポルトガルタイル絵付け講師です。
ブログ/ AZULのタイルに魅かれて
ホームページ/絵付けタイル工房AZUL
      
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供22回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2015/11/30 10:47

vingt-sann さんのブログ記事

  • 12区高架上の緑溢れる散歩道(Promenade Plantée)
  •  前回は12区鉄道廃線跡の高架下アトリエ街の様子を紹介した。 今回はその続きで、高架上の様子がどのようになっているのか御紹介したいと思う。  最初に一つだけ、前回バスチーユとリヨンの間に残る国鉄高架跡と記したが、これはあくまでも位置関係を示したにすぎなく決して区間のことではないので断っておきたい。 現在、この高架橋の上はプロムナードプランテと呼ばれる緑溢れる散歩道に、バスティーユオペラ座近くのドーメ [続きを読む]
  • 夜桜夢幻
  • 私の住んでいる場所から目と鼻の先にある小公園。 ひっそりとし住宅街の中に在り、大きさは猫の額ほどしかない。 設備と言えば長椅子のカタチをしたベンチと小さなベンチが1つずつ、それに小さな水飲み場があるだけだ。 けれどもその猫の額の真ん中には一本の桜の木が在る。 私のお気に入りの秘密の場所…。 ここを通る度に思い出す場所がある。それはPARISのフュールステンベルグ広場だ。(以前の記事でも取り上げた) 今宵は、 [続きを読む]
  • 12区高架橋下のアトリエ街『ヴィアデュック・デ・ザール』
  •  バスチーユの新オペラ座が建てられた場所は、かっての国鉄の貨物ヤード跡。 その後方に位置するバスチーユとリヨンの間に残る国鉄高架跡は、現在では高架の上下共にパリらしい魅力的な場所としてすっかり親しまれている。   まずは高架下から見てみよう。  左側、ドーメニル通りに沿って続く赤レンガの高架跡。 ヴィアデュック・デ・ザール(芸術高架橋) Viaduc des Artsと呼ばれる職人たちのアトリエが並ぶ私のお気に入り [続きを読む]
  • パリ左岸13区『うずらの丘』そぞろ歩きの基本に返る
  •  パリの楽しみ方の醍醐味は、やはり『できる限り自分の足で歩くに勝るものはない』ということだ。 約2年余り前にこのブログを立ち上げわりと最初の方にもそぞろ歩きの楽しみについて語っている通り。→歩く。そしてまた、歩く また私のそんな思いを具体的なものへと導いてくれたといっても過言でない本との巡り合いの大切さ。→ 私のとっておき街歩きのバイブル ぜひ未だの方は以下に取り上げる記事との関連もあり目を通して [続きを読む]
  • 2018年賀状
  • 今年の年賀状、作ってみました。 年々出す枚数は減っていくけれど、昔からの知り合いや遠くに住む友人にはたかが年賀状、されど年賀状という思いがあるから…。 日頃ブログを読んで下さる皆様方にもそんな気持ちが伝われば嬉しいです。 今年は自分にとってのPARISというものについて、考えを巡らしていけたらと思っています。また皆様とコメント欄を通じて交流する [続きを読む]
  • アベスにはアムールがいっぱい!!
  •  2017年も残すところあと10日余りとなった。 今年最後を飾る記事は肩の力を抜いたものにしたいと思う。 さて、アベスという地名を聞けばピンとくる方も多いはず。 映画「アメリ」の舞台で脚光を浴びた場所であるが、驚いた!改めて調べてみたら初公開が2001年ともう大分昔…。 最も自分が見たのはわりと最近3、4年前の話なので、そういう感じは受けないのだろう。 ところでアメリの話はまた次の機会に譲るとして、アベ [続きを読む]
  • イスラム文化☆芸術の殿堂「アラブ世界研究所」後編
  •  前回は建築、ファサード(正面)部分の特徴的な構造について主に説明したが、今回は建物の中へ。 私が観たイスラム美術を中心に御紹介したいと思う。 美術館は上の方の階だったと記憶しているが今回確かめたら7階が入口だとわかった。 ところがいざ直行を試みようとしたものの、エレベータは吹き抜けでガラス張りというとんでもない代物。(高所恐怖症なもので) 初っ端から心が挫けそうになったが仕方がない。 もう忘れたけど [続きを読む]
  • イスラム文化☆芸術の殿堂「アラブ世界研究所」前編
  •   もう随分と昔の話になるが、まだパリへはツアーで数回ほどしか訪れたことがなかった時代の話。 当時仕事していたデザイン会社に入ってきたのはうら若き二十歳位の男性。 なんとなくオシャレな雰囲気が漂っていて聞いたところ、パリに半年か1年ぐらい住んでいて日本へ帰ってきたばかりだという。それで「パリでもし自由時間に行くとしたらあなたのいちばんのおススメはどこ?」と聞いてみた。その返ってきた答が「アラブ世界研 [続きを読む]
  • アラブ世界研究所の見える場所にて
  •  パリを訪れた際に必ず訪れてみたい場所といえば、私の場合はもちろんパサージュである。 だがもう一つ尋ねてみたい場所が実はあるのだ。 最初にそこを訪れたのは2008年、アラブ世界研究所へ向かう途中に偶然出遭った。 最寄り駅のJussieuで下車しアラブ世界研究所のあるセーヌ川方面へ向かいながら途中の本屋をのぞいたり(そういえばここの本屋でアルチンボルドの画集を安く手に入れたのだった)、そんな私の目に飛び込んでき [続きを読む]
  • ルーブルの企画展とアルチンボルド
  • きっかけはこの1枚のポスターとの出会いであった。  2014年8月に訪れたパリ4区の、とある場所で。 そこはマレ地区と呼ばれ、16〜18世紀の貴族の館が今でも数多く残る歴史的な趣のある街だった。  このお城のような外観にピンとくる方もいることだろう。 こちらは現存する最も古い貴族の館でサンス館という。  鉄格子の扉横の出入り口から中へ。意外と狭い中庭の空間がお出迎え。 (居合わせた観光客らしき金髪2人連れ [続きを読む]
  • 興味のある方だけどうぞ!
  • 3足の草鞋はなかなか思うようにいかないものですねー。このところずっと忙しく…こんなことをやっていました。御存知の方も多いとは思いますが、よろしかったら覗いてみてください!!パソコンでご覧頂いている方はサイドバーの写真下のリンクから。9/10に別ブログで記事を更新しています。スマホの方はサイドバーが表示されないので、コチラからどうぞ!!  パリのブログ記事は近いうちに更新予定ですのでよろしく [続きを読む]
  • 私が観た☆ジャコメッティ展(最終回)
  • 国立新美術館で開催されているジャコメッティ展も9/4迄あと1ヵ月を切った。 最終回になる今回は、ジャコメッティ円熟期を代表する彫刻作品の紹介をする。 まず1956年の「ヴェネツィアの女」と、もう一つは以前のブログで見どころとして触れたチェース・マンハッタン銀行のプロジェクトに関わる3つの大作である。 「ヴェネツィアの女」1956年、ジャコメッティの彫像は縮小し消滅の危機からは脱していたが、作品を完成することが [続きを読む]
  • 私が観た☆ジャコメッティ展(第2回)
  • (ジャコメッティのモデルになった人達) 見えるがままに人物を捉えようというジャコメッティの飽くなき探求とその要望に応えられるモデルは、身内の人間とごく少数の理解者とに限られていた。 その中でも最も多く登場するのは、やはりそばに暮らし制作の手助けをするなど献身的に支えた一つ違いの弟ディエゴだろう。第2次世界大戦終了後の1946年にパリのアレジア街にあるアトリエ兼住居で、ジャコメッティは彼をモデルに多くの [続きを読む]
  • 私が観た☆ジャコメッティ展(第1回)
  •  国立新美術館(東京/六本木)で現在開催中の「ジャコメッティ展」に行ってきた。 今回から何回かに分けてそれについて書こうと思う。 但し、初めに…ブログタイトルに<私が観た>と断っているように、これは個人的な感想であり、いつも言っている独断と偏見によるものと思って読んで頂きたい。 尚、こちらについては鑑賞の手引きのようなものとして2つほど別記事を書いているので、もし読まれていない方はぜひ先にコチラをご [続きを読む]
  • いよいよ明日6/16から☆ジャコメッティ展に寄せて②
  • 前回ではジャコメッティの作品とその背景やモデルに関する事柄、またその芸術における思想的なものと創作の具体的な方法などについて御紹介させて頂いた。今回は参考資料とさせて頂いた本の中からそれらをより身近に分かりやすく感じて頂けるよう、写真を多く提示するつもりである。 その前に一つ、ここでジャコメッティに対する私的な思いについて語っておきたい。これは自分のためでもあるのだから。少し前のブログ記事で、長い [続きを読む]
  • 画像追加版★ジャコメッティ展に寄せて①
  • 以前のブログでも少しだけ触れた20世紀を代表する彫刻家アルベルト・ジャコメッティの没後半世紀を経た大回顧展が、いよいよ6/14から国立新美術館開館10周年記念イベントとして開催される。初めて目にする芸術作品というのは何の予備知識もなく観ることも楽しみ方の一つであると思うが、ある程度作品の背景というものを知っておくとより深く味わえるものもある気がする。特に現代美術として挙げられる作家の作品、ジャコメッティの [続きを読む]
  • 後編「19区の104 CENTQUATREへ現代アートを観に行かない?」
  •  (※中篇とこちらの後編を同日に更新しています。中篇から先にお読み下さい) http://ameblo.jp/vingt-sann/entry-12276547311.html?frm_id=v.mypage-checklist--article--blog----vingt-sann_12276547311 「アミさん、どうかしましたか?急に黙りこんじゃって、気分でも何か…」 緊張感で強張った身体はやはり表情にも表れていたのだろうか。 「失礼、ちょっと考え事をしてただけなのでご心配なく…。ヒロ [続きを読む]
  • 中編「19区の104 CENTQUATREへ現代アートを観に行かない?」
  •  行きの空港からの送迎では、彼のほうが先に降りた。ホテルの裏にある駐車場だったと思う。普通はホテルの入り口に横付けするのだろうが、その通りが驚くほど道幅が狭いため一方通行で邪魔になるせいだろうか。そのため彼が降りた先に向かったホテルがどこなのか私は目視していない。 すでに話したように最初の数日間を私は14区のシャンブル・ドットで過ごす手はずになっていたし、さっき階段でバッタリ顔を合わせなかった [続きを読む]
  • セーヌ通り。ギャラリーで一つの彫像に出合う(6区)
  •  パリの旅でいちばん心ときめく瞬間はなんだろう。 人それぞれ、回数や滞在日数によっても違うだろうが、全くの行き当たりばったりでという方はそう多くはないはずだ。漠然とでも予定というものを頭の中に思い描くか、きちんと計画表なるものを練って…というのが一般的なのではないか。  その上で、行きたかった場所へ行き、欲しかった物を買い、やりたかったことを無事やることができた瞬間に満足感と充実感とを味わうことが [続きを読む]
  • ARTが風景になるリヨン、だまし絵に魅せられて
  •  初めに。だまし絵とは何か まずはこの定義について簡単に触れておきたい。 シュールリアリズム絵画がお好きな方ならご存知の方も多いと思うが、たとえばエッシャー、マグリット、アルチンボルド、日本なら歌川国芳の作品を思い浮かべてみてほしい。 これらの絵に共通するものは何か?と平たく言えば、それは現実には存在しない世界を独自の方法や技法を使って存在するように見せかけるということだろう。 フランス語では<眼 [続きを読む]
  • 荷風が暮らしたリヨン、トラブールを歩く
  • 昨年暮れにひとまず一段落したパリのパサージュ巡り。次はどうしようかといろいろ候補が浮かんだ中で、このタイミングで紹介するに相応しいものを思いついた。それがトラブールである。トラブール(TRABOULE)とはラテン語で、グーグール検索すると一発で出てこない。ひょっとしてあなたがお探しのものはトラブル?と出てきたのには思わず苦笑した。けれどもリヨン トラブールと検索すれば一発で辿りつける。何を言いたいのかと言 [続きを読む]
  • 読者の皆様へ。全てを放り出してただ今××中!
  •  3月の声を聞き、春は何かと慌しい季節。 皆様はいかがお過ごしでしょうか。 私vingt-sannはこのところ5、6日前から、というよりも正確を記すならば2月24日以来あることに集中して、いややはり素直に熱中してといったほうがいいかもしれません。 2月24日と聞けば勘の鋭い方はもしかして…と思う方もいらっしゃるかも。 そう、村上春樹氏の新刊「騎士団長殺し」第1部、第2部が同時発売された日であります。 予約し [続きを読む]