祥生 さん プロフィール

  •  
祥生さん: 想ひ火
ハンドル名祥生 さん
ブログタイトル想ひ火
ブログURLhttps://marishiten.muragon.com/
サイト紹介文寺本祥生の散文誌
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2015/12/03 15:30

祥生 さんのブログ記事

  •    海
  •    海が見たいとあなたは云う    でも海は近くはない        そして あなたが見たい海はもっと遠い処に拡がっている海    其処はわたしの知らない海    でもあなたは海が見たいと云う    幾度かは近くの海に連れて行き    二人で海辺で戯れた    わたしも海が見たかったから    二人が各々見たかった海は違う海だったけれども    あなたは海が見たいと云う [続きを読む]
  • おもひび ( 想ひ火より )
  •      あなこひし       いたらざるおもひのかたよくひこう        ゆくさきとてわからず         みぎにひだりによたよたと          あてどなくさまようて           いったいどこへゆくのやら [続きを読む]
  • ひとなるもの
  • 朝は爽やかな青空が広がっていたのに 昼ぐらいから曇り始めて 今、大粒の雨が落ちて来た 今年はやたらと大きな台風がやって来て 國中を荒らし回っている 今度の台風は少し勢力が弱まってきているとかで・・・ でもどうなる事やら 何もなければ良いけれど 在るが儘を受け入れざるを得ないのだろうか ひと為る塊がとても大きくなって 地球規模に成ったと自負してみても 地球はもっと大きな存在だ そんな地球とて宇宙の中 [続きを読む]
  • terra
  •        眼の前いっぱいに拡がる青空を見上げると    薄く細長い透けるような    白く小さい雲の塊がゆっくりと風に北東へと流されて行く    人のせかせかした時間の流れとは違う次元で    大きくゆったりとした時間が動いている    そう、地球単位の時間が動いているのだ      わたしはわたしで在る事を放り出し      わたしは大気の流れに同化し、大地を被い      その大地なるもの [続きを読む]
  •  あめ
  • 目の前の空地のびっしりと群生する朝鮮朝顔の緑に  程よい雨が降り注いでいる そんな景色を二階の窓から ぼうっと眺めていたら 流れて行く時間の中に埋没して わたしがわたしで在る事も忘れてしまった ザァー ザァーと 雨が降る音の中ですべてが雨に洗われている この空いっぱいに広がる雨雲がそんな雨を降らしている [続きを読む]
  • 煉獄の苦しみ
  •      ゆめゆめなさるな 然在りての事為れば      仮火の熱きも忘れ果て      現在(いま)此の仮の我が身とて焼き滅ぼさむ      然れど此の仮の我が身とて生身也 [続きを読む]
  • 懺悔
  •      のこのこと残りし火も憐れなり       時の数えとて忘れ果て        時の流れの中に夢たらむ         数え切れぬ過ちのみが          此の現在( いま )の我が身と知る           哀しむも哀れ為り         [続きを読む]
  • 光しもの
  •      我が磨きし勾玉の       鈍き光に苛まれ        然、渡りての事とても         身罷る光と為らむ [続きを読む]
  • 時の小箱
  •      夢にまで求めし想ひ故       時の流れに逆らうて        心の小部屋に匿う秘事成る也         我が想ひのはつる迄 [続きを読む]
  •  怒 り
  • お天道様は毎日東の空から上り西の空へと沈むでゆく 地球の自転なぞ知った事ではない 久し振りの曇日だから 気温が低くならないのかと お天道様に恨み言を零してみたものの お天道様は知らむ振り 加えて吹き通る風さえも 熱風とまでは云わないが 息苦しさを感じる程の暑さにて いったい地球はどうなっているのだと 独り愚痴を零しましたとさ そしたら今度は台風がやって来るのだと・・・・ 先日の大雨といい、熱暑とい [続きを読む]
  • 暑さが増してます
  •      ジーーーーー、ーーーーー、ーーーーー      ジーーーーー、ーーーーー、ーーーーー      鳴き止まぬ蝉に      暑いよ、と      聲を掛けども応ふるは無く      噎せ返る程の暑さにて      地面にひっくり返る蝉を疾うに知る            きっと明日も暑いだろう   [続きを読む]
  • 時を越えて
  •    色褪せた心が     ほんの少しだけ精気を取り戻し      心の片隅に秘めた想ひを呼び起こさば        想ひの丈を文に綴りて     時の郵便屋に心託さむ         [続きを読む]
  •    想 ひ 
  •       ひとの成り立ちは煩悩に在る    どれだけ高い志を持とうとも    煩悩は其の心に生まれ    其の心を取り殺そうとする    凡人はみな其の餌食となって    露と消えてゆく    其れがひとなのかもしれない        わたしはあなたの心がきれいだと思えるから    わたしはあなたの肩越しの世界を見ようとする    あなたがわたしを救ってくれる    わたしはそんな事をあな [続きを読む]
  •   想ひ残し
  •    限られた記憶の中で、    あなたとの関係性を発展させようとしている    でもそれは過去への埋没であり、    自己陶酔に陥ってしまい、    あなたの印象を固定化しようとするmasturbationに他ならない    セピア色のあなたがいる    わたしはカラーなのに    あなたを含めた回りの全てがセピア色になっている    否、あなたのセピア色が回りの世界をセピア色に染めている    [続きを読む]
  •    御褒美
  •    わたしのまわりの時間が    ほんの少しだけゆっくり流れているのは    神様がわたしに与えてくれた御褒美    少しはゆっくりとして良いんだよ、と言ってくれているのだろう           神様なら、そんな少しだけなんて言わずに    もっとゆっくりさせてくれれば良いのに    まあ、其処が神様の神様たる所以なのだろう [続きを読む]
  •   情
  •      伴になる想ひの欠片を掻き集め       浮かびくるは         偲ぶ盗人の下心      なにはともあれ温き膚に溺れ込み       情けの甘さが拠り所        なれば我が想ひ燃ゆ尽きるのみ           [続きを読む]
  • ゆくはる くるなつ
  •    くるはるは まちどうしく    いちにちいちにちを くびをながくしてまっている    と、おもうまに はるはとおりすぎてゆく    めぶき そだち はなをつけるみどりなるいのちは    むしの きをひこうと    あるいは おのれのしそんはんえいのために    あでやかなはなをひらき つぎなるいのちをもたらさむとする    ひともいのちのひとつなれば    そんなあでやかないのちに うつくし [続きを読む]
  • 滅びゆくもの
  •    雨が降っている    今朝は朝から雨が降っている    生命溢るるみどりの世界が    今、此の時をして地上に現れている    又、地上に溢れむばかりの人も生きている    そんな世界の傍らで 滅びゆく生命の種も増えている    地上には生命が溢れているにもかかわらず    滅びゆく生命が、その日 その時を生きようとしている      [続きを読む]
  • 残り火 (想ひ火より)
  •        君がわたしに希に便りをくれる    想ひ火に照らし出された影絵のような    何故か もうこの世のものではない気もするが        残り火が燻っているのなら    わたしの想ひに    胸の片隅に置き去りにした想ひに火をつけておくれ    千年の想ひに託して [続きを読む]
  •   回る生命
  •    春に芽吹いた若緑の装いを身に纏った生命は    此の時期の暖かい雨と湿気に    回る季節を感じ取り    その喜びに促され    己の生命の成育に    己の持つ生命のenergyの多くを注ぎ込む    そんな緑の繁茂を terraと伴に見守ろう [続きを読む]
  • terra
  • terra 愛おしい terra 母なる生命 terra あなたの分身であるわたしが此処に在る terra あなたの生命がわたしの生命 わたしたち全ての生命があなたと伴に在る terra あなたの生命がわたしたちの生命 わたしたちの生命の始まりは全て  terra あなたから始まったのだから ter [続きを読む]
  • TERRA
  •      地球上全ての生命体の総体としての生命体    地球上全ての生命体一つ一つを司り    一つ一つの生命体が其の帰する処の相対的生命体である    地上の全ての生体energyがterraに属するのである    生命体としてのenergyが其の死を以てterraに帰属するのである    一つ一つの生命体のenergyは其の生命体なりの大小はあっても    terraにとっては其の一つ一つがt [続きを読む]