わかしお さん プロフィール

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わかしおさん: お魚三昧生活
ハンドル名わかしお さん
ブログタイトルお魚三昧生活
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/umisati814
サイト紹介文鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2015/12/16 17:00

わかしお さんのブログ記事

  • キテンハタ
  •  今日は定置網漁を終え帰港すると、他の定置網の人に市場に揚っている魚の種名が知りたいと言われる。その魚を見に行くとよく肥えている大きなハタの仲間である。体側に斑点が散在し、よく水揚げされているオオモンハタに似ている。だが、サイズ的にオオモンハタではなく、何だかその場ではわからない。家に持ち帰り調べたいところではあるが、サイズも大きくよく肥えており高値である事は間違いなく、とてもじゃないけど確保する [続きを読む]
  • オオカマス
  •  今日はもう1種、市場でオオカマスを見つける。オオカマスはうちの定置網でも何度か獲れており、市場でも何度か見掛けたことがあるが一応は稀である。今回は本当に久し振りのご対面となる。標本用に確保しているかどうかが自分の記憶では微妙である。でもカマスの仲間でグラム数も掛からないので値段的にも安いと思い、漁協職員に相談し標本用に確保する。家に帰り調べると、今までに3個体だけ標本用に確保し登録してある。まだ [続きを読む]
  • カスリハタ
  •  今日は市場で久し振りにカスリハタが揚っているのを見つける。しかもサイズも小さく標本用に適したサイズである。カスリハタは珍しく、更に見つけてもサイズが大きいうえ高値である。今回はサイズが小さく標本用に適しているものの刺し網で漁獲されたもので体にスレ傷があり、体色も何だか汚れた感じに見える。一応、今までに2個体は標本用に確保しているので、今回は諦める。 [続きを読む]
  • ベニテグリ
  •  今日は定置網漁を終え、市場で水揚げ作業をしていると、いつも標本提供してくれる漁師さんが綺麗な魚が獲れたと魚を持って来る。見るとここでは初めて見る魚である。だが、その場では魚種名は出て来ないが他県ではよく獲られている魚でその存在だけは知っている。調べれば直ぐに魚種名はわかりそうで珍しい魚ではない。でも、ここでは未記録種であるので標本用に頂く。家に帰り調べると直ぐにベニテグリとわかる。氷水に浸けて持 [続きを読む]
  • 序での採集だけど
  •  私が行っている採貝漁業でメインとして採っているギンタカハマガイの漁期が今日最終日である。だが、数日前の雨と時化で海は濁ったままである。最後という事で無理を承知で貝採りに素潜りに行く。序でに魚の採集も行うために採集道具も準備して行く。海に入ると思った以上の濁りがあり、水面からでは貝を探すことはできない。魚はソラスズメダイが唯一認識できるだけで、他の魚種はわからない。貝は潜ってから探す事が出来るが、 [続きを読む]
  • バショウカジキの展示を目指して 3
  •  台風18号も通過し、今日から再び葛西臨海水族園のバショウカジキ収集が再開。まだ漁協定置網が台風で網を揚げたままの為漁ができず、今日まで水族館職員3名がうちの定置網漁に同行する。今日は更に水族館職員に密着取材という事でNHKの番組「プロフェッショナル」の取材スタッフも一緒に乗船。人数的に賑やかな漁模様となる。定置網漁の操業を始めるが台風の影響で海の濁りは激しい。バショウカジキは通常海が透き通るよう [続きを読む]
  • バショウカジキの展示を目指して2
  •  葛西臨海水族園がバショウカジキの若魚収集をしている最中、台風18号が接近中である。そこで今日は水族館が乗船していた漁協の定置網が、台風に備え網を揚げるという事で乗船できず、うちの船に乗る事になる。沖へ行き、定置網漁を操業するとバショウカジキの若魚が泳いでいるのが確認できる。水族館の職員が採集の準備をして専用のタモ網を構える。目の前に泳いで来るものの、魚がタモ網を認識しているのかなかなか簡単には掬 [続きを読む]
  • バショウカジキの展示を目指して
  •  私が鹿児島へ来る前に東京の葛西臨海水族園で飼育のアルバイトをしていた。その葛西臨水がバショウカジキの若魚収集の為に我が漁協に来ている。もうだいぶ前にもバショウカジキの飼育展示の為収集に来たのだが、その時は幼魚を採集し搬出したのだが展示にまでは至らなかった。幼魚は非常に弱いうえ水槽の壁に直ぐに衝突してしまう。そこである程度成長すれば体力もあり水槽の壁も認識するのではという事で、今度は成長した若魚を [続きを読む]
  • 海中はアイゴだらけ
  •  今日は仕事終了後、貝採りに行く。貝を採る為に素潜りをするので、序でに魚も採集できるように準備だけはしておく。潜ると直ぐに目に付いたのがアイゴの幼魚の群れ。前回潜った時は気にもしていなかったが、今回は至る所にウヨウヨいる感じである。そういえば最近は定置網でも数日前の港での夜間採集でもアイゴの幼魚だらけであった。当然の結果と言えるが、この光景を目の当たりにすると改めてゾッとする。貝は予定の量を採り終 [続きを読む]
  • キツネフエフキ
  •  今日は水揚げ後、市場内を散策すると大きなフエフキダイの仲間が水揚げされている。見ると吻が長くキツネフエフキと思われる。キツネフエフキは今までに定置網で幼魚、若魚が獲れ標本用に確保しているがここでは珍しい魚である。特に成魚は見たことが無く、今回が初めてである。標本用に確保したいがサイズが大きく、今回は諦める。キツネフエフキによく似たオオフエフキという魚もいる。キツネフエフキ同様に眼の前に放射線状に [続きを読む]
  • 夜間採集
  •  今日は土曜日という事で恒例の港へ夜間採集に行く。最近は定置網でも面白い魚がいないのであまり期待はできない状況である。港に着くとたくさんの稚魚が群れており、いつも群れている魚とは違うので掬ってみる。するとコトヒキの稚魚である。コトヒキの稚魚がこれだけ群れているのは初めて見た感じがする。それを狙ってかダツの仲間の幼魚が近くに浮いているのが目に付き、採集する。見るとオキザヨリの幼魚と思われる。幼魚では [続きを読む]
  • スジベラ初採集
  •  今日の素潜り採集でもう1種、初めて見るベラの仲間を発見する。体色といい、模様といい、これはレアなベラだろうと思う。だが、ベラの仲間は動きが素早く逃げられてしまう恐れがあるので、とりあえず証拠として水中カメラで撮影を試みる。網を持っていないからだろうか、意外と近づいても逃げようとしない。そこで採集に取り掛かる。だが、網を持ち追い掛けるとやはり動きは素早い。だが、逃げても遠くへ行ってしまう事は無く、 [続きを読む]
  • 1年越しの採集 オオスジヒメジ
  •  昨年、採集出来なかった魚がいる。体側の黒線上に黄色斑があるオオスジヒメジである。2年前の魚類学会年会において魚ボラの元メンバーが「種子島から得られた日本初記録のヒメジ科ウミヒゴイ属魚類およびオオスジヒメジにみられる2型」と題して研究発表しており、オオスジヒメジの中でもこの黄色斑のあるタイプは別種の可能性が指摘されている。そのオオスジヒメジを昨年見つけ、採集しようと何度かチャレンジしたものの、採集 [続きを読む]
  • 素潜り採集初確保 ミヤコテングハギ幼魚
  •  今日は仕事終了後、午後から素潜り採集へ行く。今年は素潜りを何度もしているが、貝採りばかりしていて標本用の魚を目的とした素潜り採集をまだ行なっていない。もう8月になり、少しずつではあるが魚種が増えて来ているので、今日も一応貝採りメインであるが、本格的に採集道具を準備して行なう。貝採りがメインであったが、いざ海に入ると魚ばかりに目が行ってしまう。そんな中、テングハギ属の幼魚が数種数個体まとまって泳い [続きを読む]
  • 遂に確保!タイワンヨロイアジ
  •  今日は市場で定置網漁の水揚げを終え散策すると、また丸いヒラアジが水揚げされている。慌てて臀鰭を見てみると小白点が並んでいる。頭部背縁も眼の前で少し窪んでいる。前回見つけたけど確保できなかったタイワンヨロイアジと思われ、漁協職員に話をして直ぐに標本用に確保する。家に帰り調べると、胸鰭基底上端より上まで鱗が確認できず、タイワンヨロイアジであると確信する。前回は市場で2個体見つけたものの、その場では魚 [続きを読む]
  • タカエビ漁で得られた標本達
  •  今回のタカエビ漁で得られた標本の数々。その一部である。シギウナギゾウカスベノコバホウネンエソコワヌケフウリュウウオカゴマトウダイナカムラギンメハダカイワシの仲間ヒレタカフジクジラシャチブリ [続きを読む]
  • 深海魚を標本登録へ
  •  昨日タカエビ漁で得た深海魚の標本だが、家の冷蔵庫には入らずクーラーの中で海水氷に浸けたままである。という事で今日は鹿大へ走り標本登録へ行く。大学へ行くと幸い学生が多く居て、みんなで手分けして標本登録作業に取り掛かる。昨日は漁から帰り、疲れて寝てしまい、クーラーはそのままで中は見ていない。自分でも実際に何をどれだけ確保したのかはよく覚えていない。クーラーから出された標本の数は多く、更に背鰭・臀鰭の [続きを読む]
  • タカエビ漁同行
  •  昨年、地元のタカエビ漁で得られた深海魚を標本用に頂いて標本登録を行った。その後、私も直接船に乗せてもらい深海魚採集を頼んでいたが、毎週忙しく禁漁日となってしまう。そして今期の解禁を迎えたもののやはり忙しい。だが、うちの網元の関係で平日の今日仕事が休みになり、急遽タカエビ漁に同行させてもらえるようになる。午前2時半出港し、漁場まで2時間掛かる。漁場に到着すると辺りが少し明るくなり、網を入れタカエビ [続きを読む]
  • 気になるクロサギが気になって
  •  先日の背面が光っているクロサギがやっぱり気になり、今日は採集に行く。あれから2日経っているので同じ個体を探すのは厳しいところではあるが、一応先日見つけた場所を重点に広い範囲探す覚悟で挑む。同じ場所まで行くがやはり見つからない。それどころかたくさんいた普通のクロサギすら見つからないので、広い範囲探してみる。広い砂地でようやくクロサギの群れを見つける。だが、例の個体はその中では確認できない。時間ばか [続きを読む]
  • 気になるクロサギ発見
  •  今日は仕事終了後、貝を採りに素潜りに行く。今の時期はまだ面白い魚は期待できないので、貝採りに専念する。その為に魚の採集道具は準備せずに一応カメラだけを持って行く。意外と貝が多く、貝採りが早く終わったので後は海の中の撮影を楽しむ。そんな中、クロサギの群れの中に非常に目立つ個体を発見。クロサギは海中では周りに溶け込むように一様に目立たない体色であるのだが、その個体は海中に光が射している訳でもないのに [続きを読む]
  • スナエソ
  •  今日は定置網を終え、選別作業をしていると少し綺麗なエソが目に付く。ホシノエソかと思い取り上げると鰓蓋に黒色斑がない。という事はスナエソだろうかと思い、標本用に確保し持ち帰る。調べてみるとやはりスナエソである。スナエソは今までにも獲れていると思っていたが、今までに確保した標本リストにその種名が無い。という事で初確保となる。以前にこの魚の事を調べた事があり、種名も知っていた。という事で標本は確保して [続きを読む]
  • 逃がした魚は大きかった タイワンヨロイアジ
  •  今日は水揚げを終え、市場をざっと散策するとヒラアジ類が2個体揚っているのが目に付く。見た感じよく揚るマルヒラアジやヒシヨロイアジに似た感じではあるが違和感がある。手に取ってよく見ると頭部背縁が眼の前方で凹んでいる。この凹みにより自分では魚種が何だかわからなくなる。確保してよく調べたいところではあるが、既に入札が始まろうとしていて、今の時点ではもう確保できる状況ではない。とりあえず写真にだけ収める [続きを読む]
  • ユカタハタ
  •  私の恩師は水族館を辞め、同じ町で漁師をしている。昨日、その恩師が漁をしてアカハタやカサゴなど活魚を水揚げに来る。その中にまだ標本用に確保していないユカタハタがいた。標本用に欲しいところではあったが、やはりハタの仲間は高値の魚であり躊躇する。するともっと小さなユカタハタも獲れ、小さなものは逃がして来るとの事である。そして、標本に欲しいのであれば水揚げしない小さな個体を持って来てくれる事になる。アカ [続きを読む]
  • 夜間採集
  •  今日も土曜日という事でいつもの港へ夜間採集へ行く。今回も今の時期に2年続けて出現したメバル属の幼魚を求めて行う。現場は風も無く水中の様子がよく観察できる。だが、今回もメバル属幼魚の姿を確認することはできない。それどころか魚の姿が非常に少ない。そんな中、水面に光を当てると魚の姿が現れ、急いで掬う。見ると以前にも採集した事のある仔魚である。腹部に腹腔色素斑が6個確認できるのでオキエソの仔魚となる。こ [続きを読む]
  • Nature of Kagosima vol.43
  • 今年も生物や環境を含めた鹿児島県の自然に関する研究成果や地域活動を掲載した鹿児島県自然環境保全協会の会誌「Nature of Kagosima vol.43」が届く。毎年魚類関係の報告とページ数が増え続け、どこまで行くのだろうかと思っていたが、今年は昨年よりも50ページ減ですが、それでも500ページと年会誌としてはかなりの厚みがある。今年も全76報告のうち48報告が魚類関係と6割を超えている。今回は自分が第一著者としての [続きを読む]