世一 さん プロフィール

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世一さん: なみもよう
ハンドル名世一 さん
ブログタイトルなみもよう
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/seethebluemoon
サイト紹介文詩(ポエム)、俳句、短歌、短編小説をぺたぺた貼っていくブログです。 たまに日記もあり。
自由文中学生の時から、小説や詩を書き始め、発表する機会もなくなった今、ブログという形にしてみました。
津々浦々、感じた事、思ったことなどを自由に表現しています。
コメントなど、随時お待ちしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2015/12/18 16:12

世一 さんのブログ記事

  • 寂しくて何が悪い
  • 切れかけの歯磨き粉を絞り出す時みたいな孤独が連なっているいつの日か君を嫌いになるまでにこんな気持ちは忘れていたい敵とそれ以外に分けるのに疲れもうどうにでもしてくれ世界気にしないふりだけ上手くなりました痛くないとは言えない傷ももうみんな嫌いだと泣き喚いていたそうすればまだ人でいられた [続きを読む]
  • 自分に絶望したくない
  • 死にたいんじゃない、居なくなりたい。そんな人特別じゃない。その事実の方が辛い。死にたいんじゃない、上手く生きていきたい。回遊魚は止まったら死んでしまう。器用に泳げない彼らを哀れむ人はいるのかな。死にたいんじゃない、ならなんなのさ?自分が自分を殺そうとするんだよ。自分の敵はいつでも自分なんだよ。死にたいんじゃないんだよ。死ぬしかないと思ってしまうんだよ。そんな自分が、生きたい自分と殺し合っているんだ [続きを読む]
  • 今、私は宙に舞う
  • 私の気持ちは私が分かっていればいいそうは思えど、私自身も分からない、解らない自分が全て分かったら、君の全ても分かるはずだ肥大化した自己と戦う日々だ深淵を覗くものは深淵からも覗かれる逃げ道への誘導は擦り切れた文句だそれでも戦い続けるのは、誰かの為に生きたいから自分だけよければ全てがよくても、それで生きていけるその事実に呆然と立ち尽くすなら、なら、なんの為に私は歯を食いしばり生きてきたのだ私の気持ちは [続きを読む]
  • 平成ゾンビ
  • 楽しみのひとかけらも残っていない街で、愛しさのひとしずくも絞り尽くす。昨日までの最新モデルは、今日には型落ちになって、流行モデルは時代遅れになって、ついて行けなくなった人をダサいと笑うシステムが社会で、そんな社会の人々を、きっと愛していたはずで、そんなシステムに祝福され、僕ら生まれてきたはずで、生きているだけでこんなにも、辛いのは、苦しいのは、迎合できないからだけじゃない、そう思わないとやっていけ [続きを読む]
  • 願いと呪い
  • 私だけ世界から祝われぬような寂しさ隅で膝を抱える愛なんてなくなったみたいな街で満たされようと二人藻掻いて幸せの平衡感覚を失い一人都会を歩く僕らは幸せの塊みたいなCMの歌を歌った願いと呪い [続きを読む]
  • 君のために生きたいけれど
  • 君のために生きたいけれど空は曇るし雨は降るからどうしようもなく寂しくなってまたその腕にぶら下がった君のために生きたいけれど奪いたくなくて、奪われたくもなくて私でありながら、愛し愛されたくてその壁の高さに恐れた君のために生きたいけれど本当に愛しているけど君に愛されていたいけれど自分のためにも生きたいから君のために生きたいけれど私のために君を愛するんじゃなくて君のために君を愛したい私のために、君のため [続きを読む]
  • レジンデコパージュワイドパンツ
  • レジンで閉じ込めた乙女心と言う名の自己愛虚栄心をデコパージュ似合っていないのにワイドパンツねえ、その前髪似合ってるってほんとに思うんですかねえ、そのショートヘアはほんとに流行ですか自分通りの自分なら取り残されてるってことですかハリボテの輪郭がぼやけていくのを恐れるのは愚かなことですか自分でいられることだけを大事にしてたら変ですか当たり前ってなんですか野暮ったいってなんですか自分の着たい服は変ですか [続きを読む]
  • 達成感が死んでいる
  • 通信簿ください、あのとき机に隠した通信簿ください、全部1だっていい通信簿ください、もう、自分が判らないから達成感が死んでいる部屋の片隅に転がったまま、拾い上げられるのを待ったまま達成感が死んでいるキッチンのシンクに溜まった食器みたいに、仕舞わないまま積まれた洗濯物みたいに通信簿ください、名前を読んで、呼んで私を教えて [続きを読む]
  • 靴で男を語るな
  • 見た目で人を判断してはいけません、そう道徳では教わった。自分の身は自分で守りましょう、そう言われ防犯ブザーをつけた。 見た目で人を判断してはいけません、そう道徳では教わったから、結局ブザーは、おふざけで鳴らされるだけだった。そして今、女も男と同じだけ、社会にチャンスを持つべきで、男は女の体と立場を、理解し共感すべきと言う。男女は平等になり、そうしたら、女は男を、男は女を、理解する方法が分からなくな [続きを読む]
  • 愛と生活と靴下
  • あなたを本当に愛し始めて脱ぎ散らかされた靴下を怒るあなたを本当に愛し始めてあなたの言葉がたまに苦しいあなたを本当に愛し始めてたまに顔も見たくなくなるあなたを本当に愛し始めて一人のベッドが余計に広いあなたを本当に愛し始めて今まで隠していたことも洗いざらい晒したくなるあなたを本当に愛し始めてあなたのシャツにアイロンをあてるあなたを本当に愛し始めてそれでも言えるのは、どうでもいいことばかりでがらんどうだ [続きを読む]
  • 夢のような毎日
  • 昨日のことのように思い出せる、尊い出来事が増えていくそうやって息をする術を知る引き裂いたプレゼントの包装紙のような、少し惜しいものたちそんなものが積りあたたかくなるもう、どこも痛くない、そんな贅沢を享受して眠る生きているのも悪くないと思える細かく刻んだ日常を、煮込んだような夢を見るあなたと二人で歩いていく、そんな夢を見る [続きを読む]
  • 気休め
  • 意味の無いことなんて無いなんていう気休めの歌を聞きながら、そこに至った経緯にしか宿らない感動になんだか虚しくなった。そのうち治る傷なのは知ってる、いつか思い出になるのも分かる、だけど今辛いこの気持ちは無くならない、それが現実だから。テレビで、本で、ネットで、一般論としての帰結からカテゴライズされている。人は肩書が好きだから。誰も責めたくない、誰にも責められたくない、それなのに、自分が一番自分を責め [続きを読む]
  • ポジティブ
  • ほら、笑って笑ってー集合写真は同調圧力で、人を綺麗に並べ立てるすべての出来事は考え方次第、いつかはうまく行く、止まない雨なんてないポジティブシンキングな大衆が、軽い気持ちで投げた無意識のエールが、今日も死体を積み上げる貴方は私じゃない、私は貴方じゃないそんなの当たり前だって、どの口が言うのだ [続きを読む]
  • Don't leave me
  • 強引に君の手を引いていき、夜、遠くに来たと笑って死にたい真ん中に触れられるのは怖いから関係ないことばかり愛して優しい人に囲まれて生きたいな自分に足りていない分だけ君と寝る夜を知るまで寂しさと寒さと愛は似ていなかったかれぴっぴという語感が気に入って私の重い思いを茶化すさよならと愛していますを並べたら今夜は君を離したくない [続きを読む]
  • 寄る辺無くして
  • 安っぽい慰めで胸がいっぱいになり、空気が入る隙間がないきれいに塗った爪も端から欠ける自己表現とは何たるや、完璧主義には難しい答えは何が正解で、何割合っていれば合格なのか間違えてはいけない問題を、間違え続けてきたような敗北感普通になりたい、と叫びながら生きている天才に生まれたかった、と嘆いて生きているだってこんなに頑張って、生きてきたんだよ [続きを読む]
  • 悪いことではないはずだった
  • 誰だってより良く生きようとすることをやめられないから、地球は正直に回り、周る。いい人見つけて結婚しなさい、なんて、曖昧な言葉で、営みを強要する。ありふれた特別で、世界はできているのに、唯一を求めて藻掻いている。食道が締まる、パリパリに乾いた肌が悲鳴を上げる、そんな事実でしか疲れを知覚できない壊れた生き物が闊歩する。より良く生きようとすることは、悪いことではないはずだった、それなのに。 [続きを読む]
  • となりの家の青い芝
  • 耳障りのいい謳い文句の健康食品が、今日もいつもの特価でよく売れている手数料は無料です、と、いくらでも金を吐き出す機械が誰かの人生を飲み込む生ゴミのように生きている人間がいないと自分を保てない人間が空気を汚すやりがい、そんなもので誤魔化して、甘い汁を吸うやつが善人面しているクソみたいな世の中だと、よりよく生きることを投げるクソみたいな人生がある隣の芝は青い、そんな馬鹿馬鹿しい事実が、今日も安眠を妨げ [続きを読む]
  • unloved 2
  • 「さて、君、起きてからそのまま来たね?京介くん。」京介をそっと体から離し、施設長は言った。「よく見たら、また靴を履いていないし、顔も洗わずに、だらしがないぞ。」額をつつかれて、京介は笑った。「ごめんなさーい、支度してくるよ。」バイバイ、と手を振り、京介は自室に戻り始めた。「人類滅ぼそうよー、殺そうよー。」頭に声が響く。こんなものか、というのが、京介の感想だった。声に惑わされて、悲しい結末を迎えた施 [続きを読む]
  • unloved
  • 15歳になったら、悪魔が囁くようになる。気をつけなさい。涼介が小さい頃から、育った施設の大人達から聞かされた言葉だ。涼介は孤児で、自分の親が何故いないのかは知らない。ただ、特別だから、この施設に居られるのだということだけは耳にたこができるほど入念に教えられて育った。そして今日、涼介は15歳になった。鉄格子で縞々になった朝日が、窓から差し込んでいる。鳥の声が届き、涼介は窓から鉄格子の向こうの空を見やった [続きを読む]
  • 届けないラブレター
  • 人ごみに立つと、こんなにたくさんの人が、普通に暮らしているのだという事実に打ちのめされるあれよりはマシだ、を探している自分に絶望する醜態に恥ずかしさを覚えながら、それでも生きていく浅ましさに辟易するごめんなさい、もうちょっと、マシに生きられたら時間がかかるかもしれないが、堂々と君に愛してると言えるだろうごめんね、もうちょっと、マシに生きるから愛してると言わせてほしい [続きを読む]
  • 自信がほしい
  • ただ息をしているだけなのに、吐いた息が、汚い気がしてつらくなる生まれ変わっても、私はあなたがいいだけど生まれ変わっても、私にはなりたくなくて、そんな些細な矛盾に気付いて、もうちゃんと愛せないあなたがいれば、夜は怖くなくなったその代わり、未来が怖くなったあなたを愛する自信がほしいあなたに愛される自信がほしい [続きを読む]
  • 誰でもできる、は素晴らしい
  • 体がただの器ではなく、個人を個人たらしめる重要な要素ならば、このシャツの小さな染みですら、アイデンティティを脅かす服に着られるなと言うが、この服を着ろと圧をかける大衆化した薄い共感が、生き方を狭めているかくあるべき、と、昔の人が言ったのは、自分が助かるためであって、人を助けるためじゃなかった利己はくだらない、利他もくだらない、自分のできない全てのものに、ケチをつけるそんなものを大衆と呼ぶなそんなも [続きを読む]