相撲史研究者・田中 健 さん プロフィール

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相撲史研究者・田中 健さん: 相撲史に関心・興味のある方どうぞ
ハンドル名相撲史研究者・田中 健 さん
ブログタイトル相撲史に関心・興味のある方どうぞ
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/k3tanaka_1948
サイト紹介文江戸勧進相撲以来の相撲史を中心に関聯事項 に対する私見・愚考を発表しています。
自由文 去る十月、訪問者数が延べ30万人を
突破いたしました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供732回 / 365日(平均14.0回/週) - 参加 2015/12/21 09:32

相撲史研究者・田中 健 さんのブログ記事

  • 昭和初期、平幕月収10万円…?
  •  昭和三十二年…、天竜三郎氏が次のように書いている━。 ──相撲協会の会計制度は一切が不明瞭である。そのため力士の給料も三役で月七十圓内外、幕内どころが平均四十圓前後で、十両以下になれば全く問題にならない。〔後略〕 昭和初期と、平成末期では“貨幣価値”がまるっきり違うので、上記を現代のそれに“換算”したいのだが、非常に難しい。 例えば、公務員初任給が昭和元年では75円だったそうな。近頃では20万円程 [続きを読む]
  • 取組順が鳥渡ばかり変だぞ
  • ※昨日の閲覧…1,111・訪問…280訪問…50万まで あと2,214 幕末、文久三(1863)年十一月場所における幕内取組順序の検証。 二日目中入り後東前二〇千年川─鹿嶋?(幕下)西前三〇荒 馬─縄 張( 〃 )〃前二〇出釋迦山─照ヶ嶽●東前三東小結〇梶ヶ濱─桑ノ弓(幕下)西小結〇鷲ヶ濱─大 勇( 〃 )大関〔横綱〕〇雲龍─磐 石(〃) 荒馬は、自分の“出番”が遅れたために、千年川の後になったのだろうか…。 当場所、西幕尻の鹿嶋灘 [続きを読む]
  • 白…の醜名30種
  •  さきに、醜名のあたまに「黒」がついたものを紹介したので、今度は「白」がつく名を列記。白 石白 糸白 岩白 梅白鹿山白 川白 菊白 雲白 鷺白 鷹白 瀧白 玉白 露白 浪白ノ井白 葉白羽川白 橋白旗・白籏白 濱白 藤白眞弓白 峰白 山白 雪白 縅白 銀白 嶋白地山白 鷲 「黒…」が31種だったから、ほぼ伯仲した。尚、年寄名跡に黒はなく、白玉が現存する。 [続きを読む]
  • 鋸(のこぎり)、後横綱稲妻を2度も斬る !
  • ※昨日の閲覧…1,590・訪問…467訪問…50万まで あと2,494 文政四(1821)年冬場所東幕下19枚目 鋸(のこぎり)清吉〇巻ノ嶋(幕下15)=後横綱稲妻〇吉見川( 〃16)〇舞 靏(三段目10)〇黒 柳(幕下17)=後大関追手風〇滝ノ川( 〃8)〇貴舟川( 〃10)〇熊ヶ谷(三段目格?)〇立 浪(幕下尻格?)〇文字関(幕下11)や 下位力士だって当時九日目までフル出場は珍しいだろう…。 文政五年 春場所東幕下11枚目 鋸 清吉〇黒 柳(幕下13) [続きを読む]
  • 7人衆の寸評
  •  秋場所大相撲も明日から後半戦。注目力士7人衆の中日まで振返って「寸評」を……。東横綱2枚目 稀勢の里6勝2敗 前半はなんとか面目を保ったのに、失速の感。横審のお偉方は「勝越し」なら結構なんて━冗談にもほどがある。体力下降線ならば、精神力で頑張るしか“道”はあるまい。西十両13枚目 炎 鵬 4勝4敗 やっぱり苦しい土俵が続きそう…。勝越せば上出来だが、また幕下へ逆戻りの可能性も。西幕下筆頭 豊ノ島  [続きを読む]
  • 対幕下4連敗を免れる
  • ※昨日の閲覧…1,124・訪問…286トータル訪問者数 497,039訪問…50万まで あと2,961 幕末、文久三(1863)年冬場所における幕内取組順序の検証。 二日目中入り前西前七●秀の山─田子ノ浦(幕下)東前六●簗瀬嶽─ 頂 ( 〃 )〃前五〇君ヶ濱─檀ノ浦(〃)西前五●綾 浪─武藏川(〃)〃前四△白眞弓─足代山(〃)東前一〇明石?─玉ノ井(〃)西前一〇千賀ノ浦─玉ノ戸(〃)東関脇〇鬼面山─君ヶ嶽(〃)西関脇〇小野川─錣 山(〃) [続きを読む]
  • 校正(後世)畏るべし
  •  天竜三郎執筆「讀物・大日本相撲協會」は、『文藝春秋』昭和32/6号の264〜274頁━実に11ページの“長篇”である。〔但し、p264はタイトル、p265には「筆者近影」、p267・269・271・273の各々左側に広告あり。〕 当初、冒頭から3頁に…と、思ったが、とても無理だ。1頁あたり30行×2段に“詰め”ても…。5乃至6頁程度になるかも知れない。 また、熟語の誤謬をみつけた。「肝煎り」が「肝入り」と表記。 満28歳で「春 [続きを読む]
  • 黒…の醜名31種
  • ※昨日の閲覧…866・訪問…217訪問…50万まで あと3,247 また話は旧聞。読売…『大相撲』誌の「笑待席」欄への寄稿に━ 着色料など添加物不使用なので安心してご声援ください。           ─黒姫山           ─白田山 そこで、あたまに「黒」・「白」がつく醜名を『江戸時代相撲名鑑』で調査。黒井川黒 勇黒 石黒 鼬黒 岩黒 馬黒 縅黒 金黒神・黒髪黒 川黒 熊黒 雲黒 崎黒 嶋黒旋風黒 袖黒 [続きを読む]
  • 星野直樹⇒大麻唯男
  •  綜合雑誌『文藝春秋』昭和三二年六月号を落手してから相当年数が経っており、下記“核心”部分を転載したかも知れないけれど、記憶が喪失している。〔前略〕戦時中、当時滿洲國総務長官であった星野直樹氏が、たまたま先代出羽海氏(元両國)に紹介したのがはじまりであった。〔中略〕大麻〔唯男〕老は御存知のように熊本県出身の代議士であったが、現出羽海氏(元常ノ花)の奥方も同郷出身という関係もあって、両者が知り合うように [続きを読む]
  • 全敗が消えた星 その312
  • ※昨日の閲覧…1,065・訪問…246訪問…50万まで あと3,464 昭和五十年秋場所、初日から十二日目までの星取表を真っ黒に塗り潰したのは、意外な力士━“東北の暴れん坊”の異名をもつ元関脇陸奥嵐であった。 翌十三日目、白星を得て連敗脱出━幕内全敗が消えている。 当場所、幕内全力士〔36名〕が“皆勤”している。昨今では鳥渡想定できないか。 十二日目の好取組?前十二●千代の富士(突出し)天 龍〇幕尻 翌場所は両者とも [続きを読む]
  • 対幕下11連勝は成らず
  •  幕末、文久三(1863)年冬場所における幕内取組順序の検証。 初日中入り後西前七〇秀の山─松ヶ枝(幕下)東前六●簗瀬嶽─檀ノ浦(〃)西前五〇綾 浪─足代山(〃)〃前四〇白眞弓─君ヶ濱●東前五東前一〇明石?─靏ヶ関(幕下)西前一〇千賀ノ浦─錣 山(〃)東関脇〇鬼面山─鹿嶋?(〃)西関脇〇小野川─玉ノ戸(〃) “同位”の場合、なんで東方が先に土俵へ上っているのか…? 簗瀬嶽は、古今最多字画醜名かも知れない━「竹冠」がつ [続きを読む]
  • 幕末の珍名、白旗…
  • ※昨日の閲覧…678・訪問…216訪問…50万まで あと3,710 『古今大相撲事典』の「蒙御免 古今珍名番付」をみて、「白旗源治(安政・幕下)」が眼に止った。但し、「しろはた…」のルビはいただけない。当然「しらはた」と読ませたはず。 『江戸時代 相撲名鑑』がまた気に召さぬ。「白籏軍太夫 関脇」を見出し項目に…。最高位関脇なんて巡業番附なのだ。 むかし源氏の旗が「白旗」だったらしい。それで、白旗源次は幕下一桁まで上 [続きを読む]
  • 61年前の『文藝春秋』は……
  •  拙作『相撲史発掘』第89号の執筆・編輯が終ったので、来春の「創刊30周年記念号」の制作を開始した。 「十二支」おしまいの「亥年生れ入幕力士…」の調査もやりゃないかんが……。 先ずは、冒頭の特別企画━綜合雑誌『文藝春秋』昭和32年6月号収載「讀物・大日本相撲協會」(天竜三郎)を援用して、その所見を述べる所存。 TVのクイズ番組に出題されそうな言葉。「ついきゅう」に「追及」・「追求」・「追究」━天竜氏記事に「 [続きを読む]
  • 幕内最多勝利数の軌跡 その31
  • ※昨日の閲覧…781・訪問…250トータル訪問者数 496,074 劃期的な興行日数延長で晴天10日間となった安永七(1778)年三月場所。 前場所まで同点首位の十万ノ海と越ノ海は如何だったか…。 十万ノ海は、二日目・五日目・七日目に白星で3勝しかできず116勝に止どまった。 越ノ海は、前半こそ白星がなかったけれど六・七・八日目に3連勝し、更に十日目(千穐楽)にも勝利して、通算117勝━6場所ぶりに単独首位となった。 [続きを読む]
  • 幕内9─0幕下
  •  幕末の嘉永七(1854)年から安政・萬延・文久━計17場所における幕内取組順序を相撲博物館の方にお調べしていただいた。ここで厚く御礼申しあげます。 文久三(…63)年冬場所 初日中入り前東前七〇湊 川─清見?(幕下)西前六〇東 関─田子ノ浦(〃)東前三〇照ヶ嶽─玉ノ井(〃)西前三〇荒 馬─松ヶ根(〃)東前二〇千年川─大 湊(〃)西前二〇出釋迦山─鰐 石(〃)東小結〇梶ヶ濱─靏ヶ濱(〃)西小結〇鷲ヶ濱─玉ノ岩(〃)大関〔横 [続きを読む]
  • 痛恨の1敗
  • ※昨日の閲覧…1,290・訪問…345訪問…50万まで あと4,176 三段目下位から再出発の人気業師の宇良が2番相撲で逆転負け…。 これで九州…での幕下カムバックは可能性ゼロじゃぁないか。 どうも右膝に包帯していて“本調子”とまではいかないのかも知れない。 6連勝したならば、7番相撲は幕下戦にして、全勝の場合、“2階級特進”で再十両━なんて駄目だって、幕下10枚目あたりまで抜擢。そんなの空しい“夢”と消えた。 [続きを読む]
  • 引退後の余生20年超
  •  殆んど同じ頃に出版された『江戸時代相撲名鑑』と『大相撲人物大事典』━矢張り後者の方を信頼したい…。 大童子峰右衛門の項を抜萃してみたい。出身地 千葉県山武郡…〔市町村合併で地名に変りは…?〕本 名 木川峰吉最終場所 明和4年…没年月日 寛政元年… 即ち、注目したいことの一つ。引退後22年も生きていたってことだ。 僧侶⇒力士⇒僧侶の生涯だが、享年が見当もつかない。 [続きを読む]
  • 再出発の宇良〇…内容は?
  • ※昨日の閲覧…835・訪問…224訪問…50万まで あと4,521 うっかりしてたね。衛星放送は幕下から…。三段目まで落ちた元幕内の人気力士宇良の相撲っぷりが全然わからない。 協会HPだって「決り手」まで記載してない。 「全勝」を優遇するのが従前からの協会の方針だ。 いずれにせよ、宇良は全勝しないと九州…で幕下までカムバックできない。  [続きを読む]
  • 『相撲史発掘』第89号 脱稿
  •  拙作&私家版『相撲史発掘』の執筆が終った。1〜3頁〇明治本場所の幕内記録ア… ●しこ名の字音数<補遺篇>4〜6頁〇江戸大相撲熱戦譜 ●天保七年春場所折込み表面?幕内勝負&星取表折込み裏面〇175年前、徳川家慶Ⅻ上覧相撲の一齣?7〜9頁〇明治・大正の新聞記事から<新連載>10ページ〇大正時代の長身力士折込み〇横綱阿武松の相手地位つき星取表●僧侶から力士へ…180°転身した大童子の詳細星取表11ページ〇古今平 [続きを読む]
  • “隣県”出身同士の取組絵
  • ※昨日の閲覧…1,097・訪問…315トータル訪問者数 495,255500,000−495,255=4,745 拙作次号の折込みへ掲げる取組絵における両力士の略歴は━。 越 の 海 福 松 文化十一年、佐賀県唐津…生れ。天保十一年冬、越の海勇藏の名で入幕。翌年冬、勇藏を福松に改める。一時は書写ヶ嶽と名乗り、天保末、千田川吉五郎と改名した。玉垣部屋。 高 根 山 政右エ門 文化十三年、熊本県玉名…生れ。天保十三年冬の入幕。前名 [続きを読む]
  • 全敗が消えた星 その311
  •  昭和五十年名古屋場所、初日から五日目までの星取表を真っ黒に塗り潰したのが3人もいる。 玉ノ冨士(後関脇玉ノ富士) 双津竜(後小結) 隆ノ里(後横綱隆の里) 翌六日目、3力士とも白星を得て連敗脱出━幕内全敗が消えている。 玉ノ富士の経歴が鳥渡変っている。力士→自衛官→力士のコースだった。 一旦廃業した場合の“再入門”をどこまで認めるのか━明確な規定はないだろう…。 かつて稀勢の里の師匠は、「出稽古」を一 [続きを読む]
  • 元大関T休場、元幕内Uは出場
  • ※昨日の閲覧…1,091・訪問…260訪問…50万まで あと5,060 HP…「休場力士情報」に拠れば、元大関Tが初日から休場━とあり、遂に九州…では三段目陥落が必至と思われる。 一方、元幕内Uの1枚下位の松山(沖縄・出羽海)が初日から休…と発表。 初日の三段目取組にUの名はないが、“再出発”の対手は須磨ノ海(兵庫・高田川)らしい━「同位対戦」である。 [続きを読む]
  • 昔に比して民主化されてる
  •  去る昭和四十九年、春日野(元横綱栃錦)新理事長誕生の際、鳥渡ばかり「紆余曲折」があった。 非主流の立浪・伊勢ヶ濱聯合が、「出羽海一門による理事長の盥回しを阻止しよう…」と元横綱照國〔双葉山に3勝2敗〕を擁立しかけたのだった。 尤も、時津風(元横綱双葉山)急逝に因って、武蔵川(出羽ノ花)→春日野(栃錦)→出羽海(佐田の山)路線が敷かれた恰好ではあった。 「組織の奥の方で権力のたらい回し」━現相撲協会理事長は [続きを読む]
  • 評論家N氏『正論』を斬る !
  • ※昨日の閲覧…1,227・訪問…295訪問…50万まで あと5,320 今日づけS紙「正論」には俄に納得できない。 スポーツ界の昨今の組織の機能麻痺は日本相撲協会の横綱審議委員会の不作為に始まった。〔中略〕その横綱の品位を認め、人格を保証したのが横綱審議委員会なのだから、彼らも責任を取らなければならない〔中略〕 ここまでは宜しいが問題は後文ですよ。 モンゴル人力士の制限の必要、年間6場所制の無理、ガチンコ相撲を少 [続きを読む]
  • どうした? 怪力・巨漢が7敗め
  •  幕末、文久三(1863)年七月場所における幕内取組順の検証も最終回。 九日目中入り前東前一〇明石?─白眞弓●西前二 九日目中入り後東前二〇千年川─綾 浪●西前六〃小結●梶ヶ濱─千賀ノ浦〇〃前一〃関脇〇鬼面山─荒 馬●〃前三 当場所、超巨漢白眞弓の成績には眼もあてられない。二日目に幕下11鰐石に勝っただけの7敗の為体(ていたらく)だった。 黒船来航の際、米俵すくなくとも500?を担いで米兵を吃驚させた…。 ま [続きを読む]