板の庵(いたのいおり) さん プロフィール

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板の庵(いたのいおり)さん: 板の庵(いたのいおり)
ハンドル名板の庵(いたのいおり) さん
ブログタイトル板の庵(いたのいおり)
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/itasho
サイト紹介文エッセイと時事・川柳を綴ったブログ : 月3�・4回投稿を予定
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2015/12/23 23:08

板の庵(いたのいおり) さんのブログ記事

  • エッセイ:「卑怯者(14)」2018.07
  • エッセイ:「卑怯者(14)」2018.07世界的に有名な労働歌の一つ「赤旗の歌」の訳詞(赤松克磨)の一小節に「〜〜卑怯者去らば去れわれらは赤旗守る」というのがある。1960年に安保反対闘争で日本中が揺れ動いたときに、東京に出てきて右も左もわからない田舎者の私が覚えた歌である。今にも日本が戦争に巻き込まれるかのような錯角に陥ったものである。改めて訳詞を読んでみてその現実離れしたすごさに驚く。英語には、日本の「 [続きを読む]
  • エッセイ:「さすがに参った腹痛(13)」2018.07
  • エッセイ:「さすがに参った腹痛(13)」2018.07今年の1月の真夜中に腹痛により目が覚めた。鼠径(そけい)ヘルニア(脱腸)が膨らんで元に戻らないのだ(これを嵌(かん)頓(とん)という)。数年前から症状は出ており、子供のころにも出ていたが自然に治って50有余年たったのであまり深刻には考えてはいなかった。 通常この脱腸は風呂に入れば水圧で、指で押せばへこむし夜寝れば引っ込むのだ。ところがこの日はそうではなかった。 [続きを読む]
  • エッセイ:「戦争だけはご勘弁を(12)」2018.06
  • エッセイ:「戦争だけはご勘弁を(12)」2018.06 史上初めての米朝首脳会談が行われた。専門家によるとトランプ大統領も金正恩(キム・ジョンウン)委員長もこれまでになかった異質のタイプのリーダーだから実現したのだろうと。双方が「ちびのロケットマン」だの「老いぼれ爺」だのと我々一般人でも言わない下品な罵(ののし)り合いをしたばかりである。突然、米朝首脳会談開催の報道を聞いても、そんなことがあるわけがない、 [続きを読む]
  • エッセイ:「長崎に奇跡を呼んだ男(11)」2018.06
  • エッセイ:「長崎に奇跡を呼んだ男(11)」2018.06最近はヤマト運輸,佐川急便など運転手不足により宅急便の配達問題がクローズアップされている。2006年、ホリエモンこと堀江貴文氏がライブドアファイナンス社の証券取引法違反(粉飾決算)の容疑で東京地検に逮捕された。当時はM&A(企業合併・買収)が盛んな時で、東大中退の若い起業家ホリエモンは時代の脚光を浴びていた。このホリエモンが「インターネットが進むと広告掲載が [続きを読む]
  • エッセイ:「崇高な贈り物・砥石(といし)(9)」2018.04
  • エッセイ:「崇高な贈り物・砥石(といし)(9)」2018.04和食が世界からも注目を浴びている。和食の原点が「うま味成分」である昆布、鰹節のダシにあることは皆さんもご承知の通りである。この知識で充分であるがもう少し話を掘り下げてみよう。 和食は食材の本来の味をできるだけ引き出すこと、すなわちうま味成分を使って薄味に仕立て、視覚的にも素材の自然さ、美しさ、旬を感じさせているのが特徴である。 洋食を代表するフ [続きを読む]
  • エッセイ:「恥を知れ・厚顔無恥(8)」2018.04
  • エッセイ:「恥を知れ・厚顔無恥(8)」2018.04明治以降に500以上の企業の設立に関係した「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一(1840 ?1931)の孫娘である鮫島純子氏(御年95歳)がテレビに放映されていた。観音様のような福与かで美形の顔立ちで現在も元気に国内を講演して回っているそうだ。「長生き、元気の秘訣をよく聞かれるが、衣食住の健康法は巷にあふれているからと、心の持ち方を語る。いかに日ごろの心の持ち方を [続きを読む]
  • エッセイ:「覗(のぞ)き見(7)」2018.04
  • エッセイ:「覗(のぞ)き見(7)」2018.04 私のエッセイは、毎度固い内容ばかりでつまらないという読者もいるのではないか。私もそのことを十分自覚している。そこでたまにはしょうもないテーマにしてみようと思う。 女優の菊池桃子がストーカー被害にあったことが報じられた。犯人は乗車した大手タクシー会社の50歳代の元運転手である。自宅まで送った菊池を声とマスク越しの顔で確認した後、執拗に自宅に近づくようになっ [続きを読む]
  • エッセイ:「魚は頭、企業は社長から腐る(6)」2018.03
  • エッセイ:「魚は頭、企業は社長から腐る(6)」2018.03                                                                                  かの平家物語の一節「祇園精舎の鐘の声、――――おごれる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏(ひとえに)に風の前の塵に同じ」。         生あるものは [続きを読む]
  • エッセイ:「ウソつきは泥棒の始まり(5)」2018.02
  • エッセイ:「ウソつきは泥棒の始まり(5)」2018.02「折れた煙草の吸殻で、あなたのウソがわかるのよ」と昔の中条清の歌謡曲の歌詞である。世の中に嘘をつかない人など存在しない。多くの人はバレなかったがひどいウソをついたこともあったはずで、もうそれさえ覚えていないかもしれない。 人はウソをつく瞬間、無意識に特有の表情やしぐさをみせると。目には感情の変化や心の動きがよくあらわれるそうだ。「ウソも方便」という [続きを読む]
  • エッセイ:「平昌五輪あれこれ(4)」2018.02
  • エッセイ:「平昌五輪あれこれ(4)」2018.02 平昌五輪で日本のメダル獲得数も予想を超えて選手や関係者は胸を撫でおろしているだろう。勝負事は下馬評だけは当てにならず、下駄をはいてみなくてはわからないからだ。 男子フィギュアースケートの羽生、宇野がワン・ツーフィニッシュ。羽生結弦選手は五輪史上で66年ぶりの金メダル連覇だ。スケートでもフィギュアーはそれだけ難しいということであろう。早速国民栄誉賞の話が出て [続きを読む]
  • エッセイ:「のれん分けとフランチャイズ(03)」2018.01
  • エッセイ:「のれん分けとフランチャイズ(03)」2018.01日本の食文化が海外でも評判である。特に日本食の独特な「うまみ」は、昆布だしや鰹節のだしで作られており、欧米にはないもので世界共通語になっているほどである。 食の四天王と呼ばれるものがある。①天ぷら ②鮨 ③鰻 ④蕎麦である。現在我々が食べている天丼やにぎり寿司、鰻丼、ざるそば等の原型は戸時代に考案されたもの。当時の江戸の人口が約100万人 [続きを読む]
  • エッセイ:「正月雑感(2)」2018.01
  • エッセイ:「正月雑感(2)」2018.01正月も浮かれる間もないうちに過ぎ去った。毎年のように変わり映えもせずテレビ番組を見ながらなんとなく過ごしてしまった。こんなことでよいのかという反省もちょっぴりあるが、先も長くない歳であるからあまりプレッシャーをかけずにのんびり行きたい。  * さて正月テレビ番組は、元旦の「ニューイヤー実業団駅伝」、群馬県高崎の県庁前からスタートする100キロコースである。久しぶりに [続きを読む]
  • エッセイ「宇宙飛行士と習志野(24)」2017.12
  • エッセイ「宇宙飛行士と習志野(24)」2017.1217日にロシアのソユーズにより日本で12人目の金井宣茂さんがロシアとアメリカの飛行士と共に国際宇宙ステーションに向かった。半年間の長期滞在で金井さんは新薬開発のためのためたんぱく質の結晶を作ったり、一般の人が宇宙に行く際の宇宙環境が人体に与える影響を調べたりすると。 彼は元海上自衛隊の医官で東京大田区の出身であるが、中学、高校は千葉県の習志野市にある東邦大 [続きを読む]
  • エッセイ「モンゴリアンに寄り倒される日本(23)」2017.12
  • エッセイ「モンゴリアンに寄り倒される日本(23)」2017.12 大相撲の日馬富士の傷害事件に伴う引退,その騒動の張本人である「貴乃花親方の乱」、昨今の横綱白鵬の品格を欠く態度に報道が過熱し相撲ファンならずとも国民の注目の的になっている。 自民党の伊吹文明・元衆院議長は会合で、横綱白鵬関について「大横綱だからなんでもできると思い上がっているんじゃないか」などと痛烈に批判した。九州場所千秋楽の優勝インタビュ [続きを読む]
  • エッセイ:「判官(ほうがん)贔屓(びいき)(21)」2017・11
  • エッセイ:「判官(ほうがん)贔屓(びいき)(21)」2017・11 日本では「判官(ほうがん)びいき(贔屓)」という言葉が使われる。第一義には人々が源義経に対して抱く、客観的な視点を欠いた同情や哀惜の心情のことであり、さらには「弱い立場に置かれている者に対しては、あえて冷静に理非曲直を正そうとしないで、同情を寄せてしまう」心理現象を指す。 これに対するのが、強いものや体制に対してめっぽう信頼と期待を寄せる心理 [続きを読む]
  • エッセイ:「勝ちたい(20)」2017.11
  • エッセイ:「勝ちたい(20)」2017.11美空ひばりの名曲の一つ「柔ら」に ”勝つと思うな、思えば負けよ” という歌詞がある。しかしこれは少し変で、本当に負けると思っている相手に勝てる人は少ないだろう。スポーツや勝負事などはもとより学業や仕事などにも勝ち負けがつきもの。スポーツや勝負事は万人が納得するルール上で行うので勝敗の結果がはっきりしている。一方後者は勝ち負けの基準がなく、人生観や運命とも絡んで [続きを読む]
  • エッセイ:「終(つい)の棲家(すみか)(19)」2017.10
  • エッセイ:「終(つい)の棲家(すみか)(19)」2017.10日本は世界に先駆けて少子高齢化・人口減少時代を迎えている。今は他人ごとにしか感じられないが、重大なことが起こっているのである。どこの国も経験したことのないことである。明治以来、欧米を手本にしていればよかった日本が、この問題に関しては世界のパイロット的役割をする羽目になったのだ。何でこんなことになってしまったのだろうか。原因は、子供を増産(?)しな [続きを読む]
  • エッセイ:「いじめは本能(18)」2017.10
  • エッセイ:「“いじめ”は人間の本能(18)」2017.10 今朝(10・9)のtvワイドショー番組で、仙台の一流ホテルで従業員に対する“いじめ”やパワハラ、暴力沙汰が報じられていた。フランス料理の料理長が昨年入社した女子社員(身体障害4級、調理師資格保持者)に告訴(捜査機関に対して犯罪を申告し処罰を求める意思表示)されたのだ。ホテル側は一部を認めたが事実ではないと否定し和解を求めている。一方被害者は全面的に詫び [続きを読む]
  • エッセイ:「正露丸とラッパ(17)」2017.09
  • エッセイ:「正露丸とラッパ音:(17)」2017.09 8月のある日の夜に突然腹痛に襲われた。慌ててトイレに駆け込む。用をたしベッドにつくとまた痛くなる。一時間に10回も繰り返しただろうか。汚い話だがオレンジ色の水溶便が水に変わった。よくもこんなに水がでてくるものだと恐ろしくなる。 脱水症を恐れて水分を飲んだがそれが直接に出てくるような感じであった。そんな状態が4日も続いたが、近くのクリニックへ診察に行こ [続きを読む]
  • エッセイ:「江戸から東京(16)」2017.09
  • エッセイ:「江戸から東京 (16)」2017.09かのヴェルサイユ宮殿でさえ宮殿の便器の中身は庭に捨てられ、庭中に悪臭が漂っていたと伝えられる。ロンドンやパリでは下水にすべての汚物を流していた。それだけならまだしも、家の二階、三階から汚物を道に投げ捨てるなんてことは日常茶飯事。不衛生な下水が要因になってコレラや赤痢などの伝染病が蔓延することもあったという。        ところで、江戸にスペインの艦隊 [続きを読む]
  • エッセイ:「たかが1足(そく)・日本のち密さ(15)」2027.08
  • エッセイ:「たかが1足(そく)・日本のち密さ(15)」2027.08私が小中学校のころの運動会では、何といってもフィナーレに行われる男女の対団(赤、白、青)リレーが極みであった。各学年で最も速い人をそろえてアンカーの最上級生にバトンタッチするのだ。このリレーの結果では優勝がひっくり返ることもある。アンカーはひときわ腰のあたりまで垂れさがる鉢巻をなびかせて格好良く走る。応援合戦は熱をおび、ありったけの声を張り [続きを読む]
  • エッセイ:「自業自得(14)」2017.07
  • エッセイ:「自業自得(14)」2017.07 日本歴代の総理大臣の就任期間を見ると、最長は吉田茂の81ケ月(5次)、二位は伊藤博文(4次)の80ケ月である。最短は東久邇宮(ひがしくにのみや)稔彦(なるひこ)王(京都)の57日で、敗戦処理の臨時内閣であった。 1989年、75代総理大臣宇野宗助(滋賀)の女性スキャンダルを「サンデー毎日」がスクープ。神楽坂の美貌の芸肢(中西ミツ子)がリークしたのだ。宇野が「愛人になっ [続きを読む]
  • エッセイ:「蠢(うごめ)き始めた(13)」2017.07
  • エッセイ:「蠢(うごめ)き始めた(13)」2017.07 「他人の不幸は蜜の味」という言葉は、正に人間の心理そのものだと高名な僧侶も言う。自己の中で完結している絶対的幸福という概念よりも、身近な他者との比較においてより自らの幸福を認識するということであろう。 多くは、他人の成功や自慢話にはあまり関心を示さず、不幸や失敗話には食いつく、これが人の本性なのかもしれない。 さて下世話な話だが、都民でもない私が自 [続きを読む]