寒月 さん プロフィール

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寒月さん: それから
ハンドル名寒月 さん
ブログタイトルそれから
ブログURLhttp://bakusui7.blog.fc2.com/
サイト紹介文一周遅れの金沢が走りだした。金沢はどこに行くのか。 その日々の移り変わりの記録です。
自由文金沢の町の今と昔のトピックをとりあげます。
現在の町の変化とともに、多彩な伝承にも触れてゆきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供114回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2015/12/26 14:02

寒月 さんのブログ記事

  • 鈴木姓と竜宮伝説
  • 加賀・能登・越中の奇談集『三州奇談』にこんな話があります。このブログに目を通した人のなかに、鈴木さんがいらっしゃるかも知れません。佐藤と並んで日本で一番多い姓は鈴木さんですから。鈴木さんについては加賀にこんな伝承があります。古地図で見る河北潟加賀国河北潟縁の八田村に鈴木三郎重家の塚というものがあり、今は三薄の宮といっている。重家から五代目の新九郎がここで百姓をしていたが、ある時潟で鱸(すずき)を釣 [続きを読む]
  • 早朝の金沢駅の風景
  • 天気が良く気持ちの良い朝でしたので、6時ころに散歩に出かけました。 快晴で、気温は14℃くらいでしょうか。歩くには最適な条件でした。 すぐ横にある元小学校の広場の緑が鮮やかで、ハナミズキが満開でした。 駅前の大通りに出ると車の交通量が少なく、静かでした。 右に曲がるとすぐに金沢駅の鼓門に出ます。旅行客が写真を撮って賑わうここも、まだ人はまばらです。 駅構内に入ると昼間ほどではありませんが、旅の人が行き [続きを読む]
  • 風と緑の楽都音楽祭2018
  • ゴールデンウイークの期間中に金沢駅前の石川県立音楽堂はじめいくつかの会場で、「風と緑の楽都音楽祭2018」という長い名前の音楽祭があります。サブタイトルにはさらに「ふくい いしかわ・金沢 とやま」がついています。ラ・フォルジュルネのタイトルでGWに金沢でも行われていた音楽祭は、東京はじめいくつかの地方で開催されていましたが、金沢はそちらのほうと趣旨が合わないとかの理由で、去年から独立して行っているの [続きを読む]
  • 「三四郎」 美禰子の謎
  • また漱石の「三四郎」を読んだ。何回も読んでいても、その都度面白いところがみつかり、何かを発見したりして面白がっている。明治41年の作品だが、独特の文明批評が展開されるのが面白く、随所に出てくる本郷近辺の地名も懐かしい。本郷の岡に対し春日通りを挟んだ小石川台に4年間住んでいたことがあるので、なじみの町が次々に登場してきて、若き日の思い出がよみがえってくる。話としては、「坊ちゃん」は中学校が舞台だが、 [続きを読む]
  • 不動産物件を探す
  • 土地を探し家を建て、現在地に引っ越してこの5月で丸2年となります。金沢駅徒歩5分のところに、土地を手に入れるまでに苦労した話です。それまで5年ほど5年ほど、住まいのための土地(中古物件含む)を探していました。現在の家が築50年以上経ち修繕費用が増加してきたこと、大家族の家でしたが今は妻と2人の生活になったことでもあり、これを機に金沢の町なかに住もうと思ったのです(以前の場所は市内中心部から郊外へのつ [続きを読む]
  • 金沢と江戸 狐のお告げで行き交う人々
  • 北陸新幹線金沢開業3年目に入ってからも、乗客数は好調を保っています。新幹線以来、金沢と東京間には予想以上の人の流れができているようです。では300年ばかり時代をさかのぼってみると、北陸と江戸の交流はどうであったのでしょう。北陸新幹線と昔の北国街道・北陸道は、ほぼ同じルートでした。加越能の奇談集『三州奇談』には、北陸と江戸との交流が盛んであったようすが描かれています。「浅野の稲荷」という話には、金沢の [続きを読む]
  • 赤ひげ診療譚
  • 山本周五郎を再読しました。「天地静大」を読んだことがなく、いい本だと聞いていたので読んだ後、その余韻で山本周五郎ものを読み続けています。「赤ひげ診療譚」は2度ほど読んでいますが、それは何年も前のことです。東京小石川のあたりが舞台となっていますので、興味を覚えました。前に読んだおぼろげな記憶としては、気難しい赤ひげ先生が貧しい人たちのために大活躍するというものでした。今度読むと、主人公は小石川養生所 [続きを読む]
  • 国語辞典の面白さ
  • 国語辞典が面白い。辞書なんてどれも同じだろうと思っている人は案外と多いが、各辞典は、意外に個性的な性格を持っているのである。7年前に出た三浦しをんの『舟を編む』は一冊の国語辞典が世に出るまでを描いた小説で、映画にもなって、辞典というものに少しスポットライトが当たった。辞典は編纂者によって、語釈(言葉の意味の解釈)や用例の取り上げ方が、結構異なっている。辞書関連の本を10冊前後読み通したが、『舟を編 [続きを読む]
  • 軍都としての金沢
  • 金沢は文化都市でしょうか観光都市なのでしょうか。これには議論の余地がありますが、明治維新の後に武士がいなくなってさびれた金沢を救ったのは、意外にも軍隊でした。明治8年(1875)に歩兵第7連隊が設置され、金沢城二の丸御殿に連隊本部が置かれ、明治維新のあとの金沢は、軍都となってゆきました。そのあと明治31年(1898)に第9師団が設置され金沢城内に司令部が置かれました。 そんな話を何度も聞いていましたが、世代的 [続きを読む]
  • セブンイレブンのかきあげ蕎麦
  • 去年のいつ頃だったか、ブログでセブンイレブンのかきあげ蕎麦の記事を目にしました。書いている人は蕎麦屋さん、それが十分においしいという推奨の品でした。以来1度食べてみたいと、金沢のセブンを探し回りましたがありません。写真がなかったので、多分どん兵衛タイプのものに違いないと思っていました。先ごろ横浜に行ったときに、そのことをふと思い出しました。それでセブンを3店ほどまわりましたが、どうもなさそうでした [続きを読む]
  • 金沢駅の変身
  • 近くに住んでいるせいで、金沢駅には週に何回も散歩がてら出かける。駅周辺は、以前とは変わったなと思う。四月に入って駅にも新風が吹き込んでいる感じがする。金沢は城下町であるので、町の中心から少し離れたところに駅ができた。したがって町はずれ、場末の雰囲気があった。それがこのところすっかり、町の中心の一つに変身し、地価も市内では随一となっている。現在の駅舎は新幹線開業のために新しく建てられたものだ。現在と [続きを読む]
  • 外国人観光客と金沢
  • 金沢までの北陸新幹線は4年目に入りました。利用者は2年目は829万人で前年を8%下回りましたが、3年目はほぼ横ばいでした。JR西日本では、大阪と名古屋を結ぶ在来線特急も増加傾向にあるとしています。近くに住んでいますので金沢駅へは週3回ほど散歩していますが、いつみても鼓門辺りには観光客が大勢写真を撮っています。よく見ると新幹線開業以来、そこには外国からの観光客が実に多くみられます。調べによりますと台湾やオ [続きを読む]
  • 冬用タイヤ交換
  • 桜満開の東京から帰った月曜の金沢は、まだほとんど開花していませんでした。その後の高温と好天で、今度の週末ころから見ごろになるかもしれません。陽気がよくなってくると、冬の間活躍したスタッドレスタイヤから普通タイヤへの交換時期を見極めます。もう雪が降らないだろうな、さすがに大丈夫だろうと考えます。冬用タイヤを付けているとなんとなくうっとうしいのです。1日も早く冬の衣を脱ぎ捨てたい、そんな気持ちになるの [続きを読む]
  • 金沢はうどん文化?
  • 久々に「お多福」に行ってきました。「小橋お多福」は金沢の静かな住宅地の一角、浅野川小橋のたもとにがあります。古い民家風のしつらえにしてあり、田舎臭さのない洗練されたたたずまいは、小さな庭にも及んでいます。ここは本来うどん屋ですが、別に部屋を仕切って鍋うどんのコーナーや釜ごはんを出すところがあり、3つの店があるような形になっています。このお多福は総本店(金沢市野町)が明治43年に創業後、のれん分けを [続きを読む]
  • 峠の釜めしとあなご弁当
  • いろんなところに旅行に行ったなと、ふと思う時があります。忘れかけていた地名を懐かしく思い出すことがあります。思えば随分と旅をしてきました。新幹線以前の旅には駅弁がつきもので、汽車を降りてホームで買い求めたこともありました。小型の急須みたいな容器に入ったお茶と一緒にー駅弁は大概おいしかったけれど、格別だったと記憶に残っているのが、二つありました。一つは学生時代。金沢から東京出る汽車の途中の駅で求めた [続きを読む]
  • はとバスで江戸の花見
  • 月曜日、東京の旅最終日。陽気が続き桜は満開、最後はお江戸の花見としゃれこもう。午前10時、東京駅南口発のはとバス「東京さくら回廊」を予約してありました。もちろんオープンバスの2階です。1時間コースで、皇居を左回りに半分ほど回って、桜を楽しもうというものです。二重橋を左に見て、靖国神社、千鳥ヶ淵あたりまでを往復しました。中では靖国通りが一番でした。本来なら屋根があるあたりに、桜がどさっと落ちこんでく [続きを読む]
  • メガネと5840時間
  • 去年の秋に買った眼鏡の具合が悪くなったので直しに出かけました。眼鏡屋といえば昔は〇〇眼鏡店、またはメガネの〇〇といった名前と決まっていましたが、最近はほとんどが横文字で、簡単な名前はありません。今度の店も999.9何とかという名で、その意味を聞いたのですが記憶に残っていません。安売りの店ではなく、福井メガネを扱っている本格的な店構えのところです。何をもって本格というかといいますと、こんなことがあっ [続きを読む]
  • イノシシを食す
  • 野生動物による被害が、全国的に増加しています。今年度、石川県内のイノシシによる被害額は、昨年12月末時点で1億円を突破したとの発表がありました。電気柵や捕獲おりなどの対策を講じてはいますが、生息数の拡大には追いつかないのです。ちなみに被害の対象は、コメが9割、タケノコが1割でした。特に能登地区では被害が拡大し、高齢者の中には「農業を続ける気力がない」と離農を選択する人がいます。ついこの前までは、能 [続きを読む]
  • さすがですねタモリさん
  • 去年久々に地図帳を買った。前回のは2005年版なので10年ぶりに買い替えたことになる。以前の地図は結構ぼろぼろになったこともあるが、何より地図帳は生き物であり、なるたけ新しいものがいい。新しい国が加わることもある。地図帳は毎回、帝国書院版であり、比べてみるとだんだん改良されて見やすくなってゆくのがわかる。子供のころから地図が好きだった。中学校の時には日本の白地図に、色鉛筆で平野部はみどり、山は高低 [続きを読む]
  • 金沢駅は美術館
  • 石川県は工芸王国である、と地元では言っている。日展の入選者が人口割でゆくと全国トップだというのが根拠である。確かに伝統工芸が盛んな土地であり、芸術院会員や人間国宝が多い。 金沢駅には工芸王国をPRするため、駅のコンコース両側の8本の柱に作家の作品がパネルとして並んでいる。エキナカの試みとしては、ほかにないように思う。改札口を入った待合室内部にもこうした展示がある。 輪島塗、山中漆器、九谷焼、金沢漆器 [続きを読む]
  • あきらめずに頑張る時計屋さん
  • 信号待ちをしていると、間口2間ほどの小さな店があります。時計修理が主な仕事で、70がらみの主人がコツコツとやっています。家の近くなので3度ほど利用したことがあります。腕時計の電池交換、腕が細くなったのでベルトの調整と、主人にとっては簡単なことばかりです。間口の狭い店先ですが、所狭しと店のPRの、たぶん手製の看板が、ガラス戸に張り付けたようにスペースをふさいでいます。自分がやっている仕事内容を丁寧に [続きを読む]
  • 昭和の橋が消える
  • 町中の交通量の多い橋を架け代えるとなると、長期間通行止めにしておかねばならず、そうはできないので現存ある橋の横に仮橋をかけることになります。そうなれば仮橋に続く両側の道路の整備が必要となるなど、簡単にはゆきません。金沢駅から400メートルほどにあるこの橋は、浅野川に架かる中島大橋で、このほど仮橋が共用されました。なぜ中島大橋を架け代えなければならないのか、昭和30年に完成した橋であり、老朽化したか [続きを読む]
  • 金沢城下の町名
  • 町名には町の歴史が込められている。金沢の町名にをみると、そうしたもの(名称)が多い。昭和30年代の町名変更で、味気なくなってしまった町名がある一方、昔のまま残っているものが、もちろん多々ある。たとえば尾張町は、尾張名古屋の尾張からきている。加賀藩藩祖・前田利家が、尾張から七尾経由で金沢にやってきて、初めて開いた町だとされ、そんなことから気位の高い町といわれた。曲がりくねった町が多い金沢にあって、こ [続きを読む]
  • 金沢にも表参道
  • 今月14日で北陸新幹線金沢開業3年となります。乗客は1年目は在来線の3倍、2年目は7パーセント減でしたが、3年目はほぼ横ばいと、金沢人気は続いているようです。金沢駅近(徒歩5分)に住んでいるので、金沢駅には週に何回かウオッチに出かけることにしています。駅前の鼓門はいつも観光客で混んでおり、写真を撮りあっています。金沢駅は、駅そのものが観光スポットとなっており、世界でも美しい駅として認められているそ [続きを読む]
  • 本を読むとページの数字にばかり
  • 漱石の「それから」を読んだ。主人公の代助が、仕事がうまくゆかず酒におぼれがちな親友の夫人を奪い取るという、ただならぬ内容である。代助は30歳で仕事につかっず、親の仕送りを受けてぶらぶらしているという設定は、今の時代ではピンとこないが、なかなか緊迫する場面が連続して、巧みな構成であり、何度読んでも鮮度は落ちない。岩波の漱石全集で読んでいるが、ページをめくると下に表示されている何ページかという算用数字 [続きを読む]