sana さん プロフィール

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sanaさん: 空の彼方へ〜自殺した姉とともに〜
ハンドル名sana さん
ブログタイトル空の彼方へ〜自殺した姉とともに〜
ブログURLhttps://s.ameblo.jp/sana517524/
サイト紹介文2015年9月、32歳の姉が自殺しました。毎日空を見上げては姉を想う妹のブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供41回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2016/01/04 18:21

sana さんのブログ記事

  • 言い訳めいた自分
  • ふとした時に姉の自殺を言い訳にしている自分がいる。そんな時、自分のことがとことん嫌になる。疲れた時。イライラした時。八つ当たりしてしまった時。うまくいかない時。情緒不安定な時。何となく負い目を感じる出来事があった時。もし姉が自殺なんかしていなかったら。私はこんなじゃなかった。だから、だから仕方ない。そうやって自分の都合のいいように自己完結してしまうことがある。そんな甘ったれた自分が、本当に本当に嫌 [続きを読む]
  • 姉が夢に出てきた。母もいて、父もいて。家族が皆揃っていた。朝の居間の風景。お父さんが新聞を広げて、お母さんは台所にいて。姉が何をしていたかは覚えていない。でも、確かにそこにいた。明るい色の長い髪、グレーのパーカーを着ている姉の雰囲気を感じながら私もそこにいた。互いに注意を払っているわけではないけれど、お互いの存在を感じながら過ごす普段のひととき。起きたとき、何て穏やかな気持ちだったことか。思わずま [続きを読む]
  • ご存知の方教えてください。
  • どなたかご存知でしたら教えてください。10年ほど前のことですが、亡き姉と一緒に行った居酒屋さんを探しています。 当時東京に住んでいた姉を訪ねていった時に連れて行ってもらいました。そこは庶民的なお店ではあるのですが、髪の色が明るいお客さんお断りの店で、髪を染めていた姉はニット帽をかぶることを条件に入店させてもらいました。東京のいずれの場所か覚えていないのですが、高円寺とかそんなような場所で買い物をして [続きを読む]
  • 年金のこと
  • 少し前に年金の支給漏れについてニュースになったことがあった。そもそも年金のシステムは先々逼迫していくことが必至で、不平等感を拭えないと思ってはいた。それでも求められた金額は支払ってきたのだけれど。姉が自殺で亡くなったとき、公的な手続きがいくつかあった。そのうちのひとつが、年金。もちろん今後受給することはないのだから支払いも必要なくなるのだけれど、生前に納めた分も払い戻しはされないとのこと。何となく [続きを読む]
  • 無題
  • 東日本大震災から7年。災害で愛する人を失った方々は、日々をどう消化してきたのか。何を思って。仕方がなかった、か。あの時こうしていれば、か。状況は違うけれど、愛する存在が突如失われた絶望はよく分かる。どうか、安らかに。のこされた方々にも、安らぎの時間を。 [続きを読む]
  • 誰かに話したいとき
  • 久々に来た、感情の波。昨夜は布団にくるまって泣き続けてしまった。姉に会いたい。会いたくて仕方ない。寂しくて仕方がなくて、叫びたいくらいの気持ちを抱え込みながらやっと眠りについた。本当は、誰かに聞いてほしいのだ。姉が自殺した原因を。姉との最期の一日を。姉と過ごした幼い頃を。姉の話を、全部全部。本当は、誰かの前で思いっきり泣きたいのだ。でも。もう知っている。感じ取ってしまうから。そんなことをしても、相 [続きを読む]
  • オリンピック
  • オリンピックが終わった。することもなくぼーっとしながら観ていた日もあったが、途中からぱたりと五輪話題のニュースさえ避けるようになってしまった。〇〇姉妹、とか、お姉ちゃん、とか、妹、とか。心にズキズキと響いて苦しかったから。メダルの裏にあった素晴らしいエピソードや、画面に揃って映る笑顔にさえまっすぐ目を向けられなかった。ここまでくると卑屈だと言われても仕方がないかもしれない。でも、悲しくなってしまっ [続きを読む]
  • 来年へ
  • あなたのいない年末。あなたのいない毎日。また新たな年を迎えることになりました。一日、一日、一年、二年、この先ずっと。あなたがいないまま。頑張るよ、何もできない私だけれど。会いたい気持ちは誰にも負けないよ。お姉ちゃん。お姉ちゃん。会いたい、会いたい。会えるといいな。せめて夢の中で会わせてください。私のこと、抱きしめてください。おやすみ、お姉ちゃん。 [続きを読む]
  • 残された家族
  • 家族の中でもどうやら温度差があるようだ。父、母、そして私。姉を失って三人になった私たち。主人に多くは望めない。いくら気遣ってもらっても、私たちとは姉との関わり合った年月が違う。でも、私たちは。人生で最も身近な存在を失った私たち。同じ苦しみと痛みを持ち、傷を抱えて生きている。自殺、首吊り、遺書。特定のキーワードを見聞きする度に心を痛め、姉と同じ年頃の人物に関係する報道があるとその報道が良い内容でも悪 [続きを読む]
  • 懺悔
  • あの時、私が姉に会いに行かなければ。姉はあの時、確かに交際相手とうまくいっていなかったけれど。それでも際の際で踏み止まっていたんだ。私がかき回すようなことをしなければ。私が姉に会いに行かなければ。また時が過ぎて、姉も持ち直していたかもしれない。私のせいだ。私のせいで姉を自殺へと向かわせてしまった。この後悔を、懺悔を誰に話したらいいんだろう。どうしたら許してもらえるだろう。どうすればあの時に戻れるだ [続きを読む]
  • 願い
  • 神様、どうかお願いです。私のお姉ちゃんを返してください。太陽のような笑顔のお姉ちゃんを。私たちのところに返してください。お願いだから、返してください。毎日毎日毎日、とても辛いんです。何をやってもだめなんです。お姉ちゃんがいなければだめなんです。会いたくて会いたくて、仕方ないんです。にほんブログ村 [続きを読む]
  • アメンバー申請について
  • アメンバー申請をしてくださる方へ誠に勝手ながら、アメンバー申請は基本的に自死遺族の方からの申請のみお受けしています。ブログやプロフィールから察することのできる方は良いのですが、そうでない方は個別にメッセージなどいただけると幸いです。 [続きを読む]
  • グロリオサ
  • 姉の仏壇には、花が絶えず飾られている。花は、母が毎日手入れをしている。私も実家に帰る時には、必ず花を買って帰る。家の近くの花屋に行き、何種類かを選んで束ねてもらう。そこに珍しい花があれば、必ず買う。元々花が好きな母親が喜ぶからだ。その中に、しょっちゅうは見かけないが、時折見かける花がある。グロリオサ。赤く、燃え立つ炎のような花。そして私は、決してそれを買わない。その花は、姉の棺に入れた花だから。姉 [続きを読む]
  • 帰らない過去
  • 仏壇の中の姉の笑顔を見ると、いつも思う。どうしてそんな所にいるの?どうして?答えもなく、もうどうしようもないのが分かっているから、とてつもなく切なく、そして苦しくなる。普通に時が流れ、姉がいたはずの今。姉が自殺し、1人欠けた家族となった現実の今。 普通ではなくなってしまった。私の家族。どうして。 どうしてこうなってしまったんだろう。私がもっとしっかりしていたら。私がもっと愛情を伝えていたら。姉は死の [続きを読む]
  • 断捨離
  • しばらく現実逃避をしていました。 育児の合間にしていたことは、断捨離。黙々と片付けをしていると、頭の中が空っぽになって何もかもを忘れることができました。次はあの棚、次は溜まった本を。これも捨てて、あれも捨ててしまおう。そうやって色々と物を捨てることを考えながら夜布団に入っていると、すっ、と眠りにつける。決して姉のことを忘れたわけでもないのですが。でも、少し疲れてしまったんです。少しだけ、逃げていま [続きを読む]
  • ぽっかり
  • 姉の命日を過ぎ、また日常が戻ってきた。何も変わらず、姉もいない。日常生活の些細な選択をすることさえできず、少し混乱してしまう状態が続き、自分の身の回りを少しすっきりさせようと思い立った。服や、バッグや、靴や、アクセサリー。あれほど処分できなかった物が、すんなりと手放せた。あらかた完了したところで、また波が来てしまった。やっぱり、姉はいない。姉は、もういないんだ。どうしてこうなってしまったんだろう。 [続きを読む]
  • 2回目の命日
  • 命日は、構えていた割にあっけなく過ぎた。姉を亡くして2回目の命日。秋の匂いがする風が吹いてはいたが、気温はまだ夏のようだった。お寺に行き、供養してもらい、帰る。それだけ。あっけなかった。姉が自殺したという事実の重みの割には。姉の命日の前日までが、一番苦しかった。2年前のあの時、あの瞬間。時計を見ては2年前の同じ時刻を思い出し、苦しい気持ちと戦っていた。姉が生きていたであろう時刻。そして、その後。身 [続きを読む]
  • 空の彼方に
  • 毎日、毎日、空を見上げている。そこに姉がいる、そう信じている。青空は嫌いだ。私には明るすぎる。雨の後の空が好きだ。灰色の雲の向こうに見える青空と白金の雲。そこに、姉がいる。2年前の、今日。姉と過ごした最後の日。悲しみにはきりがない。でも、それを抱えて生きてゆく。空の彼方に。そこに、姉がいてくれるから。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 抜け出せない
  • 命日が近づくにつれ、精神不安定になっている自分に気づく。家事をしていてもどこかうわの空で、ふと何をしているのか分からなくなったりしてしまう。常に混乱して心臓がバクバクしている。姉のことが好きだ。愛おしくて、愛おしくて仕方がない。姉と過ごせて幸せだった。姉の妹で幸せだった。そう気持ちを切り替えなければならないんだ。分かっている。分かってはいるつもりなんだけど。2年前の今日、2年前の明日、あさって。そ [続きを読む]
  • 生きた証のやりどころ
  • 姉のiPodで、姉の好きだった曲を聴く。こうやって姉の生きた証を、思い出を抱えて生きている。私だけが知る姉。それを私は独り占めしているのだ。もちろん、私の知らない姉の姿もあるだろう。姉には友達もたくさんいた。恋人だった人も。でも、所詮は他人。家族とは違う。いずれは、姉のことをほとんど思い出すことなく自分の生活を送ってゆくだろう。両親も、いずれは。いずれは、両親も死んでしまうのだろう。そうすると、残され [続きを読む]
  • 天と地と
  • どうにもならないことがあるのは分かっている。でも、姉のいない生活がこれまでとこんなに違うものだとは。姉のいた日々と、失ってからの日々。姉のいたこれまでの年月と、姉がいないこの先の年月。姉が存在しているだけで抱いていた安堵の気持ちと、それを失ってからずっと抱えている心の重さ。100と0。 天と地。生きているのと死んでしまったのと。いるのといないのと。あまりに違いすぎる。 どうにもならないことは頭で理解して [続きを読む]
  • またこの時期がやってきた
  • 前を向きたい前を向きたいけれど吹っ切れない自分がいる姉と過ごした一瞬一瞬は、楽しかったことや嬉しかったことばかりのはずなのに姉が自殺したことでどうしても悲しみや後悔や暗い気持ちが伴ってしまうまだまだ時間がかかりそうだでも悲しさだらけになってしまっている姉の想い出これだけは何とかしたい姉の優しさ姉の笑顔姉の姿ぜんぶぜんぶ想い出しながら何も考えずに暖かい気持ちに浸ってみるでもやっぱり涙がこぼれてしまっ [続きを読む]
  • 懺悔
  • 私さえいなければ姉は生きていたのかもしれないこんなことを口にすればそんなことはない、そう 言われるだろうでも、あの日を思い出す度に思わずにはいられない私さえいなければ 私が姉を訪ねて行かなければ私が姉を疲れさせるようなことをしなければ私が余計なことを言わなければ私さえいなければ私のために色々な手配をして疲れただろうなうまくいっていない交際相手のことを隠そうとしてさぞかし気を張っていただろうなああ、本 [続きを読む]
  • 姉への手紙9
  • お姉ちゃんどうにかして会えないかな何だってするから会いにきて会いたいよ愛おしいよもうすぐお姉ちゃんの大好きなおばあちゃんの誕生日だよ。私がお姉ちゃんの分もお祝いを伝えてくるから安心してね。 お姉ちゃん。ごめんね。 どうかどうか、何も心配せず、何も憂えず、何の悲しみもない場所に辿り着いていますように。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 取り返しのつかないこと
  • また、気づいてしまった。本当は、ずっと前から気づいていたけれど。私にはもう誰もいないのだ。心から気兼ねなく話をできる人が。ーーねえ、あの時のこと覚えてる?ーーお父さん、あんなこと言ってたよね!ーーあのアパート、古すぎて恥ずかしかったよね!誰よりも長く、時を共有してきた存在。同じ時を、同じ場所で、同じことを感じて生きてきた。取り戻すことのできない過去を、一緒に振り返って笑い合える存在。多くを口にしな [続きを読む]