yuuki さん プロフィール

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yuukiさん: Reading circle
ハンドル名yuuki さん
ブログタイトルReading circle
ブログURLhttps://ameblo.jp/kaoru8913/
サイト紹介文読書会やコラム、日々の雑感なども織り交ぜて・・
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供47回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2016/01/10 04:40

yuuki さんのブログ記事

  • 『 愛と死 』感想
  •  今回は、武者小路実篤の『愛と死』の感想です全開の『友情』に引き続いて二作目の武者小路作品ですが、今回もとても読みやすく、さすが近代のライトノベル作家と呼ばれていただけあります。今回はタイトル通り 、愛する人の「死」がメインテーマになっていますが、実は愛する人が死んでから21年後に主人公が独白しているとスタイルがすごいのです。亡くなってから、21年後まで思い続けられるって、現代のライトな愛情ごっ [続きを読む]
  • 『 個人的な体験 』感想
  • 今回は、大江健三郎氏の「個人的な体験」ですサルトルの実存主義の影響を受けた新人として、文壇に華々しく登場し、後に日本人二人目のノーベル文学賞を受賞した有名な作家です。でも、私はこの小説が大江作品の初めてでした。名前だけはもちろん知っていたのですが、大江氏本人の風貌も影響して(笑)、ガチコチに硬い内容の小説を予想していて、なかなか手を出していませんでした。でも、今回信州読書会さんの課題図書というこ [続きを読む]
  • 『 変身 』感想
  •  今回は、カフカの『変身』の感想です実存主義の先駆者といわれたカフカの言わずと知れた有名な作品で、不条理文学の最高傑作とされます。最初から、頭を殴られるような出だしで始まって、初読では主人公のムルソーを到底理解できません。何度読んでも、ますます迷宮に迷い込んでいく感じです。キリスト教観という道標がないとわかりにくいですが、ストーリーを追うだけでも十分楽しめると思います。自分の価値観がフレシキブル [続きを読む]
  • 『 異邦人 』感想
  • 今回は、カミュの『 異邦人 』の感想です以前に、信州読書会さんの個別読書会でも扱っていただいたのですが、当時は主人公のムルソーのことがほとんど理解できませんでした。今回、改めて読んでみて、ほんの少しだけ近づけたような気がします。読書会で、一神教について学べたこともあると思いますが、やはり読書は二回目からが本番です。初読では、わかった気になるだけです。ページ数もそんなにないため、十代で感想文の宿題 [続きを読む]
  • 『 BUTTER 』感想
  • 今回は、柚木麻子氏の『BUTTER』の感想です信州読書会で、柚木氏作品は『ナイルパーチの女子会』以来の二作目です。 二作品共にいえますが、女性同士の心理描写がゾッとするくらいリアルです。女性同士の心の動きは、実は世の中で一番恐ろしいものではないかと思うくらいです。同じ女性の私がいうのもなんですが(笑)だからこそ、この小説の主人公の女性は、女性同士の心理的戦いから降りました。彼女の戦場は、自分を礼 [続きを読む]
  • 『 こころ 』感想
  •  今回は、あの夏目漱石の『こころ』の感想です信州読書会さんでも何度も取り上げられてるし、初読ではないので、感想を書くのに、逆に緊張した作品です。登場人物は、最小人数なのですが、その分、ひとりひとりの心理描写が細緻にわたり、何度読んでも発見がある作品で驚いてしまいます。一回読んだだけで終わっているならもったいないので、一回目を読んだ方こそ、二回目、三回目と読んでもらいたいなぁと思います 『 Liar! [続きを読む]
  • 倉敷・美観地区 〜フクロウの森〜
  •               ( 夜の美観地区 )  少し前に、このブログで書いた倉敷・美観地区の「フクロウの森」に行ってきましたなかなか、フクロウって間近で見ることがないですよね興味津々で、入り口で手を消毒をして入場すると、結構たくさんいるのに驚きました。おまけに、フクロウが嫌がらなければ撫でてもいいとのことで、初触りです ひとくくりに「フクロウ」っていってますが、実際はミミズクやコノハズクも [続きを読む]
  • 『 野火 』感想
  •  今回は、大岡昇平氏の『野火』の感想ですこの作品は、戦争文学なのですが、他の作品と違うのは、戦争そのものよりも人間の「死」を見つめているところです。人間は「死」に際して、何をみるのか?…と考えさせられます。主人公は飢えから、人肉食の欲求が芽生えますが、「死」が近づき、かつては棄教した神への想いが再びあらわれます。戦闘シーンではなく、人間の精神に深く切り込んでいて、読後は放心状態になりました。  [続きを読む]
  • 『 二老人 』感想
  •  今回は、トルストイの『二老人』の感想ですトルストイといえば、泣く子も黙る世界の文豪です(笑)「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」等、そうそうたる作品が並びます。だから、気後れして、読まず嫌いな方が多いんじゃないですかね(笑) もちろん、私もその一人ですでも、なんと超短編の民話集も書いていますキリスト教の宗教色が色濃いですが、道徳的な内容は、「日本昔ばなし」に慣れ親しんでいる私たちには、ある意味わか [続きを読む]
  • 雑談 〜御守り〜
  •  今回は、趣向を変えて、雑談です最近、知人から御守りをもらった。関東の人なので、全然知らない神社だったけどでも最近、いろんな意味で疲れていたので、なんだかありがたかった。「御守り」って不思議なことに、なんだか持っていると安心する。 その名のとおり、守られてる感じがするのだ。大人になると、現実的に、「気の持ちよう」だってことはわかる。でも、それでいいじゃないか。気持ちが落ち着く導火線が、このよう [続きを読む]
  • 『 鮨 』感想
  •  今回は、岡本かの子氏の『鮨』の感想です実は、岡本かの子氏といえば、あの芸術家の岡本太郎氏の母としか認識がなく、今回初めての読ませてもらいました。あの独特なボブの髪形やトリッキーな人生に彩られ、作家としての「岡本かの子」が薄れていますが、なんのなんの素晴らしい作品を執筆しています 他の作品も読みたくなること必須です ( 著者近影 ) 『 流れ来り、流れ去る 』  私は湊の談話で、自らの心をぐにゃ [続きを読む]
  • 『 1984 』感想
  •  今回は、ジョージ・オーウェル氏の『1984』の感想ですこの小説は、作者の執筆当時の1947〜48年からみた近未来を描いた小説です。だからといって、SFチックすぎることはありません。人々がどのように洗脳され、支配されているかをひたひたと静かな恐怖と共に味わえます。30年くらいは誤差がありましたが、作者が70年前に描いた世界が確実にやってきています。SNSやAV機器の発達は、私たちに利便性を与えて [続きを読む]
  • 『 夫婦善哉 』感想
  •  今回は、織田作之助氏の『夫婦善哉』の感想です実在の大阪の法善寺横丁を舞台に、人気芸者の女と化粧問屋の若旦那の内縁夫婦のドタバタの物語です。若旦那は、絵に描いたようなダメんずで、どうにもこうにも失敗ばかりしています。でも、しっかり者の妻はなんだかんだ別れられずに健気に支え続けます。やはり、本妻や若旦那の実家への意地があったのかもしれません。こんなに支えてもらっていても、実家や本妻のことが気がかり [続きを読む]
  • 〜倉敷・美観地区〜
  •  感想文のアップが続いたので、ここらへんでちょっと休憩です 今日は外出した際に、倉敷市の美観地区でランチを食べました  美観地区とは、昔ながらの白壁や町屋を残した観光地区です。 今日は、平日なのですいているかなぁと思っていたのですが、 普通に観光客の方が多くてびっくりしました( 本日の美観地区)  いつも「行こう!」と思いつつ、行けていなかった三宅商店さんにやっと行けました。カレーセットが評判 [続きを読む]
  • 『 桜田門外の変 』感想
  •  今回は、吉村昭氏の『桜田門外の変』の感想です細やかな取材に裏打ちされた史実に基づいた歴史小説の大作です私は、日本史の授業で、桜田門外の変を知った気になっていましたが、これを読んで、そんな気持ちが恥ずかしくなるくらい衝撃を受けました桜田門外の変が起きるまでを、詳細に襲撃現場の指揮者「関鉄之助」の眼を通して、事件を追っていく構成です。淡々と史実を掘り下げる文章に、いつしか魅了されて、どんどん読み進 [続きを読む]
  • 『 三四郎 』感想
  •  今回は、夏目漱石の『三四郎』の感想ですあまりに有名な作品なので、「読んだことあるよー。感想文書いたことあるよー。」って方が多いでしょうね私も、以前に読み流していた一人でしたが、感想文を書くことを前提に深く読むとなかなかディープな世界が広がっていました。内容は、作者が得意な三角関係を軸に、上京したての青年(三四郎)を中心にストーリーは進みます。世慣れた感じの年上の美人に主人公が惹かれるのは、恋愛 [続きを読む]
  • 『 檸檬 』感想 〜見つからない檸檬〜
  •  今回は、梶井基次郎の『檸檬』の感想です私は、このタイトルで「檸檬(れもん)」という漢字を覚えました(笑)檸檬のイメージは、昨今は「爽やか・青春・甘酸っぱい…」等だと思います 私もそう刷り込まれていて、どんなに爽やかで甘酸っぱい世界が広がっているのだろうと期待しながら、本を開きました。すると、それとは真逆の世界観が広がっていて、私自身は逆に引き込まれました。この小説の執筆当時の大正時代は、まだまだ [続きを読む]
  • 『 グレート・ギャツビー 』感想
  •   今回は、アメリカの作家スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャ  ツビー」です 以前にレオナルド・ディカプリオで映画化されているので、題名だけ はご存じの方も多いのはと思います。 私も、主人公のギャツビーがどうしてもディカプリオになってしまい、    そう思いながら読みましたよ良くも悪くもアメリカ的で、スケールがいちいちデカいです(笑)ただ、そのスケールの大きさや虚飾的なところの比較で [続きを読む]
  • 『 人魚のひいさま 』感想 〜傷心と空虚〜
  • 今回は、『人魚のひいさま』の感想ですほとんどのみなさんが童話で読んだことがあって、馴染みが深いと思います。私も幼い頃、絵本で読んでいて、ストーリーを知った気になっていました でも、ちゃんと原作を読むと、極限まで割愛された絵本と違い、内容は結構深かったですねぇおおまかなストーリーは、絵本と同じなのですが、細かい心理描写やラストの部分が覚えていたのと違いました。大人になって理解できることもたくさんあ [続きを読む]
  • 読書会に参加しませんか?④ 〜踏み出すために!〜
  •  現在、このブログのタイトルどおり読書会を立ち上げています  「読書会」というネーミングに、「勉強なの?」「お堅いんじゃ?」「具体的に何をするの?」という疑問をたくさんお持ちのことと思います確かに、読書会といっても千差万別で、主催者によってかなりその内容は変わってきます。だからこそ、自分にとって一番楽しいと思える読書会を探すことができればいいですよね 私も読書は好きでしたが、「読書会」とは何ぞや? [続きを読む]
  • 『マトリョーナの家』感想
  •  とっても久しぶりの更新になりました  私自身、SNSの洗礼を受けて、少し更新を見送っていました。 でも、少し期間を置いたことで、このブログに対する意欲が湧い   てきたのは収穫でしたね最初は、右も左もわからずに、なんとなく記事をアップしていましたが、もっと楽しんで読んでもらえるように、自分自身のためにも岡山読書会のためにもどうしたらいいか、考えることができました私は、「休憩」をとるのが苦手な [続きを読む]
  • 傷心と空虚 Part1
  •  今は亡き作家の森瑤子氏の有名なフレーズがある。「傷心と空虚のどちらかを選ばなくてはならないとしたらどちらを選ぶ?」と男が女に尋ねるのだ。そのとき、女は傷心を選ぶと答える。「空虚はなにもないこと。そんなのぞっとしない?自分の中がからっぽになってしまうなら、どんなに辛くても傷心を選ぶ。」と。 私も二十歳頃に読んだ際は、女と同じような意見だった。空虚なんてとんでもない!傷ついても生きている [続きを読む]
  • 『騎士団長殺し』感想 〜目に見えないもの〜
  •  今回のテーマは、今話題の著書『騎士団長殺し』の感想です  今をときめく村上春樹氏の7年ぶりの新作で、  熱狂ぶりはニュースでも流れましたね  でも、私は村上春樹氏の作品はほとんど読んでいなくて、  今回も信州読書会さんのツイキャス読書会の  課題図書でなければ、絶対に読んでいなかったですね(笑)  動機はどうであれ、読み始めたワケですが、  20年前に読んだ「ノ [続きを読む]
  • すっぴん考
  •  たまには、読書会から離れたテーマはいかがですか   今、SNSや巷で、よく話題になる「すっぴん」についてです  少し前のアメーバニュースでも取り上げていました。 →コチラ  私も以前に、参加させていただいている信州読書会さんが  主宰していたコラムを発表できる『column bar 信州』で  すっぴんについてのコラムを発表しました。(下記に載せます)  「すっぴん」問題は [続きを読む]
  • 読書会に参加しませんか?③ 〜スカイプ編〜
  •  今回も、前回に引き続き、岡山読書会へのご招待記事  〜スカイプ編〜です  岡山読書会は、スカイプで行う読書会をしていますが、  まず、みなさんが気になるのが  「スカイプ」についてだと思います  スカイプは、無料通話ソフトで、通話やチャットが複数人で出来る  便利なアプリです  岡山読書会では、通話の際、  一切顔出しはしておりませんので、安心してください [続きを読む]