野間 さん プロフィール

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野間さん: 牛のように黙々と
ハンドル名野間 さん
ブログタイトル牛のように黙々と
ブログURLhttp://iroiro915.blog.fc2.com/
サイト紹介文哲学や夏目漱石の感想
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供358回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2016/01/16 19:27

野間 さんのブログ記事

  • ひめゆり平和祈念資料館にメール
  • ひめゆり平和祈念資料館のホームページから以下のメールを送った。-------------ここから引用-----------------------ひめゆり平和祈念資料館様突然ですが、私は沖縄とアジアの真の友好の為に在野の立場から沖縄県民の戦争加害について研究している一市民です。私は、元学徒隊の皆様と、職員の皆様の活動をメディア等で見、疑問を覚えたので、幾つかの質問をさせて頂きたいと思います。まず一つ目の質問です。ひめゆりの戦時 [続きを読む]
  • 夜郎自大のひめゆり元学徒隊
  • 平和教育に赤信号 沖縄県・ひめゆり資料館の来館者はほぼ観光客http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/103431(沖縄戦の記録や証言などを展示している糸満市の沖縄県平和祈念資料館とひめゆり平和祈念資料館の県内の入館者数が低迷している。県資料館の2016年度の県内有料観覧者数(無料の学校団体除く)は7963人で、開業翌年の01年度と比べて8割減少。ひめゆりでは県内の利用状況が分かる小中高校の来校数が、ピ [続きを読む]
  • 創作家の態度
  • ある人から「君は最近頑張ってるから70点あげるよ」と言われた。やたら上から目線の説教もされた(2時間くらい)。妙な人だなと思いながらも礼を言っておいた。 上から目線の風変わりな人は世の中に結構いる。あまり良い印象は受けないけれども、創作家ならこういう人達を寛大に受け容れるべきである。こういう人達に対して批判意識を対置すると、批判意識が障壁になって、せっかくの彼らの面白い精神を深く認識すること [続きを読む]
  • 住民による朝鮮人軍夫の監視
  • 『沖縄県史 各論編6 沖縄戦』(2017年3月10日発行)606ページ日本軍は、島の住民に対して、軍夫の監視を行わせ、食料を盗んだなどと密告させるなどした。それによって処刑された軍夫もいた。沖縄戦では、沖縄住民はその四人に一人が亡くなるという被害者の立場であるが、軍夫に対しては加害者の立場であった。(南風原村の山川では独自に自警団を組織し、朝鮮人がヤギを盗んで食べるということで監視活動をしていた(南風原町史戦 [続きを読む]
  • 『乞食との対話』2
  • 私と次郎は海を見ながら立って話していたが、どちらともなく座り込んだ。彼がウィスキーをしつこく要求したので、私はスキットルを取り出して彼に渡した。彼 うん。うまい。…はい。ありがとう、先生。私 やるよ。キャットフードの臭いが付いた。彼 儲けた。してやったりだ。実はこうなるのを狙って、わざとキャットフードを食べたんです。お腹なんて空いていなかったんです。私 嘘つけ。君が私に気付いたのは、 [続きを読む]
  • 小説『乞食との対話』1
  • 『乞食との対話』1 宜野湾にある基地の町(仮にM町としておく)の安アパートに住む私は作家として日々創作に精を出しているーーといっても全然売れないただの作家志望者で、一冊も本を出したことなどない(AmazonのKindleでなら沢山本を出しているが、それにしてもレビューでクソミソにけなされている有り様だ)。時々入る下らない執筆依頼(エロ本の紙面の空間を埋めるためのエロ小説とか。陰湿な芸能ネタを扱った三流雑誌に [続きを読む]
  • ゾッとする
  • 「戦争が始まると兵隊に取られますよ」「税金を搾り取られますよ」「言論の自由がなくなりますよ」などと、さんざん被るであろう被害を語っておきながら、「他国の人を殺すことになりますよ」「他国の人に迷惑がかかりますよ」という発想に至らないのが情けないしゾッとする。(これに感銘を受ける人は自分の感性に疑問を持ったほうがいい) 2015年の国会前デモでは【教え子を戦場に送るな】というプラカードが目立ってて [続きを読む]
  • 才能と苦悩
  • 『大阪ミナミ“パッチギ”の男』というNHKのドキュメンタリーを見た。映画『パッチギ』のモデルになったアンソさんという在日の生き様を描いていた。自分はアンソさんがどのような才能を持っていたのかを注視していたのだが、「喧嘩ばかりやっていた」「サッカーが上手かった」「面白い酒の飲み方をしていた」というどうでもいい才能の話ばかりだった。それから番組の大半はアンソさんの苦悩の話ばかりで辟易した。アンソさんは在 [続きを読む]
  • 夏目漱石『虞美人草』感想
  • 《古今来を空しゅうして、東西位を尽くしたる世界のほかなる世界に片足を踏み込んでこそ──それでなければ化石になりたい。赤も吸い、青も吸い、黄も紫も吸い尽くして、元の五彩に還す事を知らぬ真黒な化石になりたい。それでなければ死んで見たい。死は万事の終である。また万事の始めである。時を積んで日となすとも、日を積んで月となすとも、月を積んで年となすとも、詮ずるにすべてを積んで墓となすに過ぎぬ。墓の此方側なる [続きを読む]
  • 『虞美人草』感想 (第一節)
  • 『虞美人草』感想 (第一節) 甲野は六十度の勾配に立ち止まって、「なる程好い景色だ」と感心している。この描写に漱石はインテリである自己、また明治社会に生きる人々の立ち位置が、危ない勾配にあることを示唆すると同時に、それに気付かずにいる危なさや滑稽を指摘している。甲野がずり落ちもせずに立ち止まれているのは偶然でしかないのである。一本間違えば滑って堕落してしまう。日本社会は叡山の登山道のように曲がり [続きを読む]
  • 夏目漱石『虞美人草』感想
  • 哲学が終わってから感想を書く予定だった『虞美人草』。しかし終わるのに数年かかりそうなので、今のうちに書いておこうと思います。『虞美人草』感想 第一章では、甲野と宗近の登山が描写される(この描写は『二百十日』を思わせるものがある)。 二人の登山という行為に漱石は『猫』から『野分』までに批判していた金力・権力に対する有効な批判を見つける為の自身の思想的旅路を重ね合わせている、と思う。二人の目指す [続きを読む]
  • 沖縄人の命を救った「慰安婦」
  • 『沖縄縣史10 沖縄戦記録2』(1975年)(283ページ 終戦後除隊した証言者はマラリアに罹る) …マラリアにさいなまれました。かえってすぐから、半年ほどもです。髪の毛がパラパラと落ちるまでです。高熱で、生死の境をいったりきたりしました。 生命びろいしたのは慰安所の女たちのくれた薬だったんですね。終戦後二、三ヶ月は、うちの隣のバラックの慰安所に朝鮮出身の女たちがいましたが、その女たちが、うちの母と親し [続きを読む]
  • 宮古島 臆病な日本兵
  • 『沖縄縣史10 沖縄戦記録2』(1975年)(277ページ) 自分達の島を君たち自身が守るのだといわれ、兵隊のやる事は何んでもやらされるが、喰いざかりの少年には空腹がこたえてしまった。ふらふらして目まいを起して来る。それを見かねてか、五十歳くらいの年とった兵隊が、伝書鳩の餌用の豆を小さな石油ランプで炒って喰わしてくれた。鳩が喰った事にするから班長にはいうなといって自分も一緒に喰っていた。カエルや蛇を喰べつ [続きを読む]
  • ショートショート『書く価値のない人生』
  • 『書く価値のない人生』 その幼稚園児はタケルという名前だ。漢字で「剛」と書く。勇ましくなってほしいという願いを込めて付けられた。 彼はしかし、あまり勇ましい子供ではなかった。外で遊ぶより、一人で絵を描くのが好きな、おとなしい子供だった。 しかしそれは見た目だけで、彼の精神内部では、激しい情熱がたけっていた。絵を描くとき、彼は、好きな絵が描けるという喜びで、全身が血湧き肉躍るのであったし、 [続きを読む]
  • 宮古島 虐げられる朝鮮人軍夫
  • 『沖縄縣史10 沖縄戦記録2』(1975年)(272〜273ページ)…空襲が来るのです。特に港は狙い撃ちされました。(略)体をかすめて、機銃弾がはじけて行く。沖では船がボンボン燃えて行く。(略)ここでは身をかくす壕もない。ほんとに泣いておった。その合間を見て、荷揚げ作業をするのですが、朝鮮の人たちは特に、いじめられてなぐられておった。食事時間も三十分くらいしか与えない。休憩時間も能率が下がるといって休ませない。 [続きを読む]
  • 宮古島 部下を殺害する日本兵
  • 『沖縄縣史10 沖縄戦記録2』(1975年)(269ページ)部下の衛生兵が隣の島尻部落に駐屯していた部隊にマラリアにかかった兵隊に投薬しに行った。ものすごい雷雨の夜、苦しがる兵に投薬してこの雨にぬれたら自分も病気になると思ってたのか、そこで一泊して帰隊したという。連絡がなかったという理由で部隊逃亡の罪を着せて、その中尉は、半殺しになるまでなぐりつけた上、個人壕に入れて、水も飲まさず、食も与えず、上からカンカ [続きを読む]
  • ひめゆりは『HIMEYURI』にはなれない
  • 平和祈念資料館の研究員たちは、ひめゆりをアンネ・フランクと同レベルの存在にしたいようだ。 アンネ・フランクは純粋な被害者である。加害性とは無縁である。だからその精神は平和の象徴としてストレートに共感される。 ひめゆりは純粋な被害者ではない。加害者の側面が強い。元学徒隊がどれほど頑張ってファシズムを克服しても、ストレートな共感は得られない。 しかしともかく研究員たちは、ひめゆりを海外で [続きを読む]
  • 『教えられなかった戦争』動画
  • 虐殺に手を染めた自警団の中に沖縄人がいたかもしれない。「教えられなかった戦争」シリーズはフィリピン編の他に沖縄編や中国編がある。但しDVDが高い(2万〜3万円)。↓続き3http://www.nicovideo.jp/watch/sm157763794http://nicotter.net/watch/sm157768065http://www.nicovideo.jp/watch/sm15777003阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さんは沖縄のガンジーと呼ばれてる人。このDVDも買うと高い。ニコニコで見れるとは思わな [続きを読む]
  • ブログの紹介
  • 面白いブログを見つけたのでご紹介。戦争を語るブログhttp://blog.livedoor.jp/manfor/とても読み応えのあるブログです。南京や「慰安婦」について、とてもいい事書いてます。映画評も面白い。コトコトじっくり煮込んだ日帝♪http://kotokotonittei.hatenadiary.jp/このブログも読み応えたっぷり。警察が嫌いなので7月23日の「反天皇@御所」の記事が面白かった。犬も歩けば どこかにあたるhttp://blog.sakanoue.com/主に管理人の [続きを読む]
  • 宮古島、米兵捕虜の銃殺
  • 『沖縄縣史10 沖縄戦記録2』(1975年)(247ページ。西表島船浮)そこには、朝鮮の人や台湾の人が働いていました。穴掘りが終って、七、八十人ほどいた朝鮮の方は、宮古にやってきて、平良市内の第二小学校にいましたが、西表にいた頃は、マラリアではらがふくれていて、見ていて気の毒でした。あつかわれ方はひどく、ちょっとなまけると足でバツとけられるというものでした。(260ページ 宮古島)七月の初め頃でしたでしょうか。 [続きを読む]
  • 沖縄人学徒兵を救った朝鮮人兵士
  • 『沖縄県史 各論編6 沖縄戦』(468ページ)日本軍のなかには、軍夫以外にも正規の軍人として徴兵された朝鮮人も含まれていた。一例をあげると、朝鮮人としてほかの兵隊から差別されていた上等兵は、南部で二人になったある学徒兵に対して「俺たちはもう十分すぎる程お国のために戦ってきたんだ。戦争はもう終わったんだ。命を粗末にするのではない。死ぬなんて考えるな。さあ手榴弾をよこせ」と手榴弾を取り上げ、「俺は今日限り日 [続きを読む]
  • 沖縄県史 林博史さんの記述
  • 今年の3月に刊行された『沖縄県史 各論編6 沖縄戦』を図書館で借りた。以前、林博史さんに沖縄出身者の戦争加害についてメールで問い合わせた所、この県史に書いたので参考にして下さいという趣旨の丁寧なお返事を頂いた。そこでようやく今日借りて読んでみた所「宮古島事件」という珍しい事件のほかに、沖縄出身者の様々な加害について書かれてあった。以下、簡単に紹介。(621〜622ページ いずれも沖縄出身者)マレー半島クア [続きを読む]
  • 二葉亭四迷の『平凡』
  • 二葉亭四迷の『平凡』の冒頭を読んでみた。少ししか読んでいないが少しだけでも非常に面白い。《如何して此様な老人じみた心持になったものか知らぬが、強ち苦労をして来た所為では有るまい。私位の苦労は誰でもしている。》 芥川や太宰はやたら苦労自慢をしていた。俺が一番苦労しているんだと言わんばかりに苦しい苦しいとアピールしていた。芥川や太宰だけではない。一般人の中にも苦しい苦しい、辛い辛いと騒ぐ人がい [続きを読む]
  • 『こころ』先生の苦悩
  • 先生の苦悩は先生の優れた思想に基づいた高級な苦悩だと思っていた。が、意外にそうではない事がわかった。先生の苦悩は全て財産に起因している。財産によってプチブル的な精神に縛られており、そのプチブル的な精神の中でジタバタもがいているのが先生の苦悩である。大したことはない。大したことはないが、この苦悩を大したことがないと思えるようになるには、プチブル精神を客観視できる力がないといけない。日本ではプチブル精 [続きを読む]