黒田真生 さん プロフィール

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黒田真生さん: 薬剤師のためのEBMお悩み相談所−基礎から実践まで
ハンドル名黒田真生 さん
ブログタイトル薬剤師のためのEBMお悩み相談所−基礎から実践まで
ブログURLhttps://ameblo.jp/intelligent-pharmacist/
サイト紹介文薬剤師の黒田真生です。EBMの基礎の解説、薬剤師業務に役立つ情報の紹介、学んだ内容の共有など。
自由文EBMを行うにあたって必要な用語解説や、黒田真生による論文の批判的吟味実例なども紹介しています。EBMという側面から、薬剤師を取り巻く様々なトピックや問題点を考察しています。これまで見たことのないタイプの薬剤師に興味がある方、必見です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供45回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2016/01/17 14:29

黒田真生 さんのブログ記事

  • 先日の豪雨で薬局が被災しました
  • こんにちは、黒田です。 こちらのブログの更新が、かなり滞っていました。今回は、その弁解 (?) も含めて近況をお伝えしようと思います。 去る2018年7月7日、それまで数日にわたって降り続いていた雨の影響で、岡山県の一部地域で大規模な洪水被害が発生しました。私が経営する薬局もその地域に位置しており、ほぼ屋根まで水没しました。幸いにして2日ほどで一帯の水は引き、それ以降今日にいたるまで復旧作業にかかりきりだっ [続きを読む]
  • ステロイドを使用することで粘膜の萎縮が起こるのか?
  • こんにちは、黒田です。今回のテーマは表題の通りなのですが、薬局で服薬指導をしている際に、ふと疑問に思ったものです。ステロイドの皮膚萎縮は副作用としてよく知られていますが、粘膜に対しても同じような影響があるのか?調べてみました。 ステロイド皮膚萎縮の機序は?そもそもですが、どうしてステロイドを使用すると皮膚萎縮が生じるのか?その詳細なメカニズムについて、きちんと理解していませんでした。というより、 [続きを読む]
  • 新規フィブラート系薬剤「ペマフィブラート」の効果
  • こんにちは、黒田です。 某卸のMSさんから、ぺマフィブラートという薬が発売されたことを聞きました。その方いわく、既存のフィブラート系薬剤の改良版とのこと。正直にいって、まったく存在を認知していなかった薬剤なので、耳にしたついでに少し情報を整理しておきます。 ぺマフィブラートについて新規薬剤の、既存成分との相違点についてはインタビューフォームに記されていることが多いので、まずはこれを参照しました (1)。 [続きを読む]
  • 「確率」に関するご質問について2
  • こんにちは、黒田です。 前回の記事にて、確率についてのご質問に回答いたしました。これに対して、さらに議論を掘り下げるご質問を、再度いただきましたので、下に掲載するとともに、今一度私の考えを述べたいと思います。 ------------- わざわざ記事を一本執筆いただきありがとうございます。ご指摘のように,私には================1.無限回試行を行った際に収束する相対頻度2.これから行う試行における [続きを読む]
  • 「確率」に関するご質問について
  • こんにちは、黒田です。 先日、ブログのコメント欄にて以下のご質問をいただきました。本来であれば、そのコメントに直接返信差し上げるのがベターと思われますが、長くなる関係上、今回の記事をもって回答に替えさせていただこうと考えた次第です。 ------------------- はじめまして。信頼区間についての同様の記事をいくつか読んだのですが,未だ腑に落ちないので教えて頂きたいです。=======真値は固定されている [続きを読む]
  • 個別の医療相談にはお答えしません
  • こんにちは、黒田です。 今回は、純粋なお知らせのみです。 このブログや私個人の知名度が多少上がったのか、ここ最近になって当ブログのコメント欄や問い合わせフォームから、私宛に個別の医療相談ならびにそれに類する内容の問い合わせが送られてくる頻度が増えてきています。こうしたメールやコメントを書かれた方は、自身やご家族などの薬物治療に関して様々な不安を持っておられるのだろうと拝察いたします。 しかしな [続きを読む]
  • めまいに対するベタヒスチンの効果
  • こんにちは、黒田です。内科・脳外科・耳鼻科などの領域でたびたびみかける薬剤である、ベタヒスチン。有体にこの薬に対するイメージを述べれば、「大して効果もないけど、副作用も特にない薬」です。そのため、あまり気にして調剤したこともなかったのですが、患者の訴えなどを聞いているとめまいはかなり重要な症状としてとらえられていることが多いことに気づきました。ということは、めまい症状の改善は意外と軽視できないエ [続きを読む]
  • アレルギー性鼻炎に対するエメダスチン貼付剤の効果
  • こんにちは、黒田です。 某メーカーのMRさんが新製品のPRに来られました。なんでも、抗ヒスタミン剤では初となる経皮吸収製剤とのことです。まだ発売にはなっていないようですが、臨床試験のデータは論文化されて公表されていますので、今のうちにチェックしておくことにしました。 比較対象になっているのは、プラセボとレボセチリジン (ザイザル) です。 試験の要点Summaryアレルギー性鼻炎患者に、エメダスチンの貼付剤 [続きを読む]
  • マスク着用で花粉症を予防できるのか?
  • こんにちは、黒田です。 春先ということもあり、私の薬局にも花粉症で受診した患者が殺到している状況です。外来の人数が、通常の2-3倍になる日も多く、まさしく命を燃やして外来を捌く、といった趣となっています。 そのとき気づいたのですが、花粉症で耳鼻科に受診しているにも関わらず、マスクをしていない人がかなりの割合で見受けられました。内心、「自覚があるなら、マスクしてくれよな・・・」と思ったものです。しかし [続きを読む]
  • 年度末になりました
  • お久しぶりです、黒田です。 気がつけば3月も終わり。今月は結局まともな記事を一度も投稿できないまま終了となりました。というのも、薬局での外来が非常に多忙だったことが大きな要因です。当局では、耳鼻科や眼科の処方せんを受け付ける機会が多いのですが、この時期は花粉症等で受診する患者が非常に増えます。田舎なので、そこまで来ないかな?と思っていましたが、どうやら慢心だったようです。 また、この平成30年3月 [続きを読む]
  • 第103回薬剤師国家試験の解説をまとめました
  • こんにちは、黒田です。 これまで作成した、薬剤師国家試験の解説をまとめたページを作成しましたので、そのお知らせです。こちらから見ることができますので、ご利用ください。 ここ最近、外来が多忙であること、いろいろな方面からお仕事の依頼があったことなどから、なかなかブログの更新ができていません。国家試験ネタで引っ張るのも、そろそろ限界といったところがあるので、これから頑張っていきたいと思います。 で [続きを読む]
  • 第103回薬剤師国家試験の実践問題3の解説を作成しました
  • こんにちは、黒田です。 第103回薬剤師国家試験の解説作成、完了しました。最後となります、病態・法規・実務領域の実践問題の解説、こちらに掲載します。今年度は、かなり無理をして短期間で仕上げたのですが、思いのほか難易度は高くなかった印象です。それでも、これまでなかったタイプの問題がそこそこの頻度で出題されており、事前にピンポイントで対策することは難しかったと思われます。 こうした傾向がいつまで継続す [続きを読む]
  • 第103回薬剤師国家試験の必須問題の解説を作成しました
  • こんにちは、黒田です。 去る2月24日と25日に、第103回薬剤師国家試験が行われました。受験生の皆さん、大変お疲れ様でした。 というわけで、毎年の恒例行事となった解説作成を、今年も行うことと相成りました。ひとまず、問題番号順に解いていこうと思いますので、最初に必須問題の解説作成に着手し、これを完了しました。こちらに掲載しておきますので、よろしければご利用ください。こうしたことから、今後しばらくは国試 [続きを読む]
  • デカリニウムトローチの効果
  • こんにちは、黒田です。私の薬局で応需する処方せんには、デカリニウムトローチが入っていることがままあります。トローチ自体はOTCにもなっている、一般の方にもなじみ深いものですが、この薬剤が実際にどの程度効果があるものか、調べたことがありませんでした。たいていの患者には「のどが気になるなら、そのときに舐めておけばいいですよ」くらいの説明をしているのですが、重要なアウトカムに大きな影響を与えるのだとしたら [続きを読む]
  • ピレノキシン点眼が老眼の予防に使える?
  • こんにちは、黒田です。何の気なしに文献を検索していたら、たまたま目に留まったものがあったので、紹介します。要点をいえば、白内障治療薬のピレノキシンが、老眼にも有効かもしれない、という報告です。 老眼について私の薬局には眼科に受診している人もよく来るので、白内障や老眼に接する機会も多いものです。このうち、白内障については「どうして生じるのか?」といった質問を受けることも多いのですが、老眼の方は本人が [続きを読む]
  • 抗ヒスタミン剤「ビラスチン」の効果
  • こんにちは、黒田です。最近、ビラノア錠の処方を受けつける機会が少しずつ増えてきました。以前から存在は知っていたのですが、「また何か新しい抗ヒが出たんだな」くらいにしか思っておらず、きちんと調べたこともありませんでした。気が付けば2月になっており、花粉症シーズンが近づいています。ということは、今後ますます処方される機会が増えると予想されます。「他の鼻水の薬とどう違うんですか?」などと患者に聞かれて焦 [続きを読む]
  • アレルギー性鼻炎に対するルパタジンの効果
  • こんにちは、黒田です。私の薬局では耳鼻科の処方を受け付けることがよくあるのですが、ここ最近、新発売された (といっても少し前の話ですが) 「ルパフィン」が出ることが増えてきました。抗ヒスタミン剤は今でもちょこちょこと新製品が出てきており、あまり詳しく調べることがなかったので、関連する文献を読んでみたいと思います。 ルパタジンの特徴ルパフィン錠に含まれる有効成分は「ルパタジン」というそうです。そもそも論 [続きを読む]
  • 臨床研究に用いる統計手法の勉強におススメの書籍
  • こんにちは、黒田です。 今回は久々に、個人的におススメしたい教材を紹介します。統計関係の書籍は、ちょこちょこ購入して読んでいるのですが、その中で最近よかったなと思うのが、こちら。 臨床医による臨床医のための本当はやさしい臨床統計―一流論文に使われる統計手法はこれだ! (EB... Amazon 初版が発売されたのが2005年4月と、割りと古い本にはなりますが、内容に古臭さは感じません。また、「臨床医による臨床医の [続きを読む]