chouko93 さん プロフィール

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chouko93さん: 蝶子の読書サプリ
ハンドル名chouko93 さん
ブログタイトル蝶子の読書サプリ
ブログURLhttp://chouko9393.seesaa.net/
サイト紹介文活字中毒のライター蝶子が女子の視点で、女子に役立つ書物を紹介します。
自由文幼いころから本の虫、活字中毒のライター蝶子です。蝶子の「脳内書棚」の中から、女子の視点で女子に役立つ書物を紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2016/01/21 16:57

chouko93 さんのブログ記事

  • 角田光代著『八日目の蝉』(2011年)
  • 八日目の蝉 (中公文庫) [ 角田光代 ]価格:637円(税込、送料無料) (2018/5/29時点)「母性」の話だ。子どもがいない女性は、他人の子どもに対して母性を育めるのか。実の子どもと長く離れていた母親の母性はどうなるのか。そもそも、母性とは何なのだろう。角田光代さんの「八日目の蝉」。ちょうどこの本を読み終わったころ、是枝裕和監督の「そして父になる」(2013年)を観た。病院で新生児を取り違えられたために、2組の家族 [続きを読む]
  • 小山田浩子著『庭』(2018年)
  • 庭 [ 小山田 浩子 ]価格:1836円(税込、送料無料) (2018/5/24時点)不思議な魅力を放つ短編集だ。読み進めているうちに、ふと気が付くと異界をさまよっているような気がする。2014年に芥川賞を受賞した小山田浩子さんの新著「庭」。ここ数年で発表された「うらぎゅう」「名犬」など15編が詰まっている。どの作品も、淡々とした、でも濃密に描写された日常が描かれているようで、ふと気づくとその日常がよじれていて、いつのまにか [続きを読む]
  • 松本清張著『或る「小倉日記」伝』(1952年)
  • 或る「小倉日記」伝改版 (新潮文庫) [ 松本清張 ]価格:766円(税込、送料無料) (2018/4/6時点)松本清張初期の短編集『或る「小倉日記」伝』に収録されている6編の物語を読んだとき、なぜ清張はこれほど孤独で偏屈な主人公を書き続けるのかと、つくづく感じた。清張自身にも、そのような人物に深く共感するような側面があったのではないか。タイトルにもなっている『或る「小倉日記」伝』。小倉に住む主人公・田上耕作は生まれ [続きを読む]
  • 一坂太郎著『フカサクを観よ』(2017年)
  • フカサクを観よ 深作欣二監督全映画ガイド [ 一坂太郎 ]価格:1836円(税込、送料無料) (2018/3/23時点)深作欣二監督は大好きな映画監督。たくさんあるお気に入り作品の中で、最も心をつかまれたのは「軍旗はためく下に」(1972年公開)だった。天皇の戦争責任に切り込んだ問題作だったために、右翼が映画館に押し寄せて公開から一週間で打ち切りになったそうだ。それは、脚本を担当した長田紀生さんが明らかにしていた。上映会に [続きを読む]
  • 和田秀樹著『自分を「平気で盛る」人の正体』(2016年)
  • 自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書) [ 和田 秀樹 ]価格:864円(税込、送料無料) (2018/3/22時点)ここ数年、「偽造」や「ねつ造」などの言葉が付く事件が目立つ。STAP細胞のねつ造問題、音楽家のゴーストライター事件、イケメンコメンテーターの学歴・経歴詐称、企業の不正会計処理、メーカーの検査結果偽造…。何が本当でうそなのか、まるで信用できない社会になってしまった。ソーシャルメディア(SNS)でも、自分 [続きを読む]
  • 監修・樋口進『心と体を蝕むネット依存から子どもたちをどう守るか』(2018年)
  • 心と体を蝕む「ネット依存」から子どもたちをどう守るのか (心理NOW!) [ 樋口 進 ]価格:1944円(税込、送料無料) (2018/3/14時点)高校2年生の次男が、スマホを手放さない。先日も食事中に友だちとラインをしているので注意したら、喧嘩になった。自分の子どもが「ネット依存」ではないかと心配する親は多いのではないだろうか。そんな私たち思春期の子を持つ親たちが目を通した方がいい一冊だ。ネット依存は薬物やアルコール [続きを読む]
  • 安藤ゆき著『町田くんの世界』(2015年〜)
  • 町田くんの世界 (1-6巻 最新刊) 全巻セット価格:2592円(税込、送料別) (2018/2/20時点)久しぶりに少女漫画を読んだら、とても新鮮だった。10代に読んだ作品の価値観から見事に転換していて面白かった。安藤ゆきさんの「町田くんの世界」(1〜6巻)の町田くんは、これまでの少女漫画の既成概念にない新しいヒーロー像だ。町田くんは高校1年生。弟や妹が5人もいる。容貌も格好よくないし、不器用で勉強も中の「下」。スポーツ [続きを読む]
  • 林真理子著『最高のオバハン』(2017年)
  • 最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室 (文春文庫) [ 林 真理子 ]価格:648円(税込、送料無料) (2018/2/15時点)誰かの悩みを聞いて、的確なアドバイスをするってすごく難しい。自分の視点だけに特化した独りよがりでもいけないし、相談者が考えもしなかったハッとする提案をしてあげたら一番いいんだろうな…とは思うものの、そこまでするには余程の人生経験と哲学がなくちゃ難しい。林真理子さん著『最高のオバハン』の主人公 [続きを読む]
  • アレックス・ロビラ他著「Good Luck」(2004年)
  • グッドラック [ アレックス・ロビラ ]価格:1028円(税込、送料無料) (2018/2/14時点)愚痴や当てこすりをFacebookに書き込む女子がいる。おぞましくて、ゾッとする。自分の価値を下げているのが、わからないんだろう。自分の考え方次第で、幸運をつかめるかどうかが決まると知っていたら、そんなことしないだろうに…。世界中で読まれたファンタジー「Good Luck」では、幸運をつくる鍵は「チャンスに備えて下ごしらえをするかどう [続きを読む]
  • 中島京子著「小さいおうち」(2010年)
  • 小さいおうち [ 中島京子 ]価格:1707円(税込、送料無料) (2018/2/13時点)戦争とはこういう風に始まっていくのかと、思う。それは、今の空気と似ている。あとがきとして掲載されている船曳由美さんとの対談の中で、作者の中島京子さんはこう書いている。「…調べていくうちに、みんな私たちと同じように楽しく暮らしていたのに、いつのまにか戦争に向かっていったんだとかりました。今の私たちも、いつでもああなる危険性があるん [続きを読む]
  • 吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』(1937年)
  • 君たちはどう生きるか (岩波文庫) [ 吉野源三郎 ]価格:1047円(税込、送料無料) (2018/2/9時点)元上司が定年で退職した数年前、「息子たちに読ませろ」とくれた古びた本が、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」だった。ところどころ茶色いしみができ、書き込みもあって上司の愛読書だったのが分かった。この本を基にした羽賀翔一さんによる漫画が最近ブームになったので、引っ張りだして読んでみた。初版が出た1937年は日中戦 [続きを読む]
  • 新潮45編集部編著『凶悪 ある死刑囚の告白』(2007年)
  • 凶悪 ある死刑囚の告発 (新潮文庫) [ 新潮45編集部 ]価格:680円(税込、送料無料) (2018/2/8時点)山田孝之さん主演の映画「凶悪」(2013年、白石和彌監督)を観たとき、ピエール瀧さんやリリー・フランキーさんの極悪人ぶりに背筋が凍り、2度と観たくない映画の一つになった。原作も恐ろしいノンフィクションだ。人間ってここまで「凶悪」になれるのだろうか。何の罪悪感もなく、こんなに簡単に人の命をお金に替えてしまえるの [続きを読む]
  • 西川美和著「きのうの神さま」(2012年)
  • きのうの神さま (ポプラ文庫) [ 西川美和 ]価格:648円(税込、送料無料) (2018/2/7時点)映画監督が小説を書く―。それって脳内でどんな作業をしているのだろうか。映像を思い浮かべて文章を書いているのか、ストーリーをカット割しながら…とか考えながら文字を追っていた。でも、それはいい意味で裏切られた。奇をてらった視覚的な表現もない、淡々とした静謐な文章が心地よかった。西川美和さんの「きのうの神さま」に収めら [続きを読む]
  • 林真理子著『RURIKO』(2011年)
  • RURIKO (角川文庫) [ 林真理子 ]価格:691円(税込、送料無料) (2018/2/6時点)浅丘ルリ子さんの舞台「渇いた太陽」(テネシー・ウィリアムズ原作、青春の甘き小鳥原題)を数年前に観た。70歳を過ぎても2時間出ずっぱりの体力と圧倒的な存在感。観終わった後、何だか希望が湧いてきた。年齢を重ねた女性って素敵なのだ―と。最近ではドラマ「やすらぎの郷」で、元夫の石坂浩二さんと共演して話題になった。その浅丘さんの、どこ [続きを読む]
  • 香山リカ著『ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか』(2014年)
  • ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか (朝日新書) [ 香山リカ ]価格:777円(税込、送料無料) (2018/1/31時点)ツイッターやインスタ、フェイスブック…。これらのSNSが急速に普及して、周囲に変な人たちが増えている気がする。SNSに個人的な愚痴や同僚の悪口などを書き込む人たち。目にした瞬間、ゾッとする。そんなことを書いたら、読んだ人を嫌な気持ちにさせたり、傷つけたりする可能性がある―なんてちっとも思わな [続きを読む]
  • 土田英生著「自家中毒―ある劇作家の肖像」(2005年)
  • 自家中毒―ある劇作家の肖像土田英生ぴあ円Amazonで購入劇団「MONO」を主宰する劇作家・演出家の土田英生さんの一風変わったエッセイ。小学生のころ、中学生のころ…昔の自分が、今の自分に人生相談するスタイルで進む。昔の自分がおバカな過去を告白し、今の自分が振り返って苦言を呈しながら反省しているようで…その実、そうでもないのなのがオカシイ。ご本人は自分のことを「自意識過剰」と認識している。その自爆的な自意 [続きを読む]
  • 重松清著『赤ヘル1975』(2013年)
  • 赤ヘル1975 (講談社文庫) [ 重松 清 ]価格:950円(税込、送料無料) (2018/1/29時点)小学生の頃、クラス全員で広島と近鉄が対戦した日本シリーズ(1979、80年)をテレビ観戦した。赤いカープ帽を得意げに被っている大勢の男子の中で、猛牛キャップを愛用していた近鉄ファンがいた。近鉄が得点すると、気の毒にも彼は他の男の子から運動靴でぶん殴られていた。私が幼いころの広島はそういう街だった…。重松清さんの「赤ヘル19 [続きを読む]
  • 泉鏡花著「外科室」(1895年)
  • 外科室/海城発電 他5篇 (岩波文庫) [ 泉鏡花 ]価格:756円(税込、送料無料) (2018/1/28時点)坂東玉三郎さんが監督した映画「外科室」(1992年)を観た。50分の短い作品なのに、泉鏡花と玉三郎さんの美意識とエロチズムに感嘆した。貴船伯爵夫人を演じた吉永小百合さんも素晴らしかったが、玉三郎さん自身が演じても、雲の上の女人のような究極の貴婦人になっていたのではないかと、そんな気がした。原作の「外科室」も文語体で [続きを読む]
  • 林真理子著「下流の宴」(2010年)
  • 下流の宴 [ 林真理子 ]価格:1728円(税込、送料無料) (2018/1/26時点)私たちは常に、自分を誰かと比べている。そして、他人を貶めて自分の方が上だと安心している。卑しい根性だが、自覚していない。林真理子さん著「下流の宴」では、人間の悲しい性(さが)から巻き起こる滑稽な話だ。主人公の由美子には夫と娘、息子がおり、都内に住む常識的な中流家庭の主婦という自負がある。医師の娘で国立大を卒業、早稲田大を出た夫もまぁ [続きを読む]
  • 沢木耕太郎著「流星ひとつ」(2013年)
  • 流星ひとつ (新潮文庫) [ 沢木耕太郎 ]価格:723円(税込、送料無料) (2018/1/25時点)幼いころ、ドスのきいた歌声と整い過ぎた容貌とのミスマッチに魅せられた。藤圭子さんがテレビに出て歌うと、目が釘付けになった。彼女が28歳で突如引退を発表した直後、沢木耕太郎さんがインタビューをした。バーでウォッカ・トニックを飲みながら。やりとりの全てを会話文のみでまとめたノンフィクション。ところが、沢木さんは原稿におこし [続きを読む]