めいこ さん プロフィール

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めいこさん: Beautiful World
ハンドル名めいこ さん
ブログタイトルBeautiful World
ブログURLhttp://emunooheya.blog.fc2.com/
サイト紹介文しえぬくんたちの妄想をかいております。ミニョクさん溺愛で偏愛w
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供214回 / 365日(平均4.1回/週) - 参加 2016/01/24 06:02

めいこ さんのブログ記事

  • 僕のすきなセンセイ。 122
  • 置かれている状況とか立場とか分っていた。あの時の―――――母の時ととてもよく似ていたから。『只風邪を拗らせただけ』―――そう云って入院した母は日に日に弱り色々な機器で繋がれていた。そして暫らくして個室に移された時は残された時間を身内と穏やかに過ごせる様にとの配慮だと気が附くのに早々時間は掛からず幼い僕でもきちんと理解した。母はもう少ししたらこの世界から消えて仕舞うのだと・・・・・・。あの時抱いた焦 [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 121
  • 少しだけ懐かしく感じて仕舞う彼奴の舌先のカタチや皮膚の匂い・・・・・思わず此の儘溺れたくなる衝動に駆られるが、流石にこんな黴臭くて薄暗い場所でのその先は憚られるから、中途半端なキスを終わらせてそっと抱き抱える。『――――』言葉を失くし眼を見開いた儘オレを見詰める彼奴――――動揺と不安が混在している眼の色をしている彼奴の額に小さくキスを落として遣る。微かな音――――。『流石に此処では拙いだろうがwほ [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 120
  • 何が適正なのか。何が妥当なのか。何が正善なのか。それくらいきちんと判断は附いている。誰かに兎や角云われる迄も無い。――――然し。荒い息遣いが。潤んだ視線が。震える指先が。オレの判断を――――狂わせる。何が最善が一番よく理解している。それなのに―――。『センセイの傍に居たい』と云う単純な願いに――――惑う。否、惑っている場合じゃ、ない。きちんと対処しなくてはいけない――――等とキレイゴトを云っている [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 119
  • 蹲っている彼奴――――。肩で息をして矢張り具合は如何したって良さそうには見えない。当たり前だ――――つい先程迄入院していて其処から勝手に出てきたのだから、それは当然――――。具合がイイワケが無い。それによく考えてみたら此処へ来る迄の距離だって可也在る。その上、上着すらロクに着ておらず薄い部屋着を着、スウエットを穿いているだけ。おまけに足元は素足にサンダル履き・・・・。『おまえ、こんな格好で―――― [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 118
  • 『僕の最後の――――――』彼奴は弱々しい声でそう呟く。最後の、と。僕の最後の・・・・・。途切れ途切れの声。上擦る息遣い。その先に聴こえる彼奴の――――言葉。聴き乍――――。揺れ動いて仕舞う――――オレ。違う違う。おまえは大丈夫だ。最後等と云うな。最後なんてもっとずっと後のコト―――――おまえはこれからもずっとずっとオレの傍で生きて往くのだから。そう云い返し乍。一言一言。彼奴が紡ぐ彼是を聴き逃さない [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 117
  • 幾ら教師で生物学が専門だとは云え、ヒトの病気については全くの専門外で知らないコトが多過ぎる。調べる他無くて暇さえ有ればネットや専門書を漁って調べている・・・・・が、バイタルサインを目の当たりにしても皆目見当もつかない。只々眼の前に居る彼奴を見て声を掛けてやるしか出来ない・・・・。大きな発作がICUに居る間に起きなかったと云うコトで彼奴は一週間後に再び一般病棟に戻ってきた。然し幾つかの機器は彼奴に張り [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 116
  • 叶えたい願い。僕がずっとずっと抱いている願い。―――――でも、僕の願っているコト等、他の誰かからみれば大したコトないかもしれない。けれど。僕にとっては途轍もない――――コト。すきな誰かと一緒に居たい。ずっと―――。この命が果てる迄。この世界が滅びる迄。それは普通の――――極々普通の日常的な願い。当たり前のコト・・・・。でも。僕にとってはもうそれは――――――――。大それた・・・・コト。でも―――― [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 115
  • 指先から伝わってくる体温。―――――そして。僕のだいすきな彼の――――声が聞こえる。僕は歪む視界の片隅で全てを捕り込もうとするけれど、ふわふわした感覚の中で上手に出来なくてもどかしくなる・・・・。まだこれは夢なのかな?僕の都合のいい――――夢。そう云えば、こう云う夢前にも見たコトが有った。でもそれは夢じゃなくて彼がホントに居た。眼が醒めたら彼が居て。僕の名前を呼んでいて。ぎゅっと指先を繋いで。あの [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 114
  • 苦しくて。もどかしい。そのキモチを僕はずっとずっと引き摺っている・・・・。その感情だけが僕に纏う。拭い去りたいのに如何するコトも出来ない。苦しい。とても苦しい。そして――――切ない・・・・・。このキモチはきっとこの世界から僕が居なくなるまで消えることは無いだろう。僕がずっとココロの奥底に携えている―――キモチ。だって。僕の眼の前には彼が居るから。ぼんやりとしているけれど彼は僕の眼に映っている。それ [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 113
  • 眼の前のコーヒーが次第に冷めて。窓の向こう側が漆黒へと移り変わって。ゆっくりと時間が移ろう間――――。オレは彼奴の彼是について聴いていた。然し、聴き進めて往くうちに段々怖くなる・・・・・。彼奴は――――そんなに・・・・。言葉を挟むコトすら怖くなる。只々話しのの行方を追い掛ける・・・・だけで精一杯。専門的な用語が時々オレの思考回路を遮る―――が、余り良い方向で無いコトくらいはきちんと聞き取れる。彼奴 [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 112
  • 『午後、急に倒れて――――其の儘ICUの方へ・・・・・』言葉が重た過ぎた・・・。一瞬理解出来なくて蹌踉(よろ)ける―――そして、其の儘壁へ凭れる。ずりずりと倒れ込んで仕舞う。躰中から力と云うものが失せて往く感覚・・・・・。床に落ちた花束――――――でもそれを如何するコトも出来ない・・・・。でも如何してだろう。無性にココロが荒んで往く。思わずその花束を拾い上げて――――――其の儘床に叩きつける。そんなコ [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 111
  • 『だからさ―――』『あ――、それヤバくねw』『でさ・・・』他愛ない会話―――――その先に居るのは同じ色の同じ形の同じ出で立ちの集団。明日や過去に囚われるコト無く今だけを生きる使命を与えられ若さを持て余している存在は無駄に眩しくて眼を逸らしたくなるが、確実にオレにもあの瞬間があったのだと思うと少しだけ不思議に為る。―――そして、思う。どんなに眼を凝らしてみても。あの中に彼奴は・・・・・・居ない。彼奴 [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 110
  • 彼奴の弱い笑み。それは見ているだけでココロが痛む。きっともっと普通な望みはあるだろう。それなのに・・・・。彼奴の望みは―――――――オレの部屋へ往くコト。『センセイの部屋でまたDVD観たいな』『―――DVD?』『うん、ほらアベンジャーズ、最新作が出たでしょう?前に一緒に観たけれどその続き・・・・』『あゝ・・・・・』憶えている?センセイはビールを飲んでいたよね――――僕はコーラで。一口だけ貰ったけれどにが [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 109
  • 大き目の吐き出し窓から差し込む淡い陽射し。床に緩やかに伸びてふんわりと重なり合うふたりの影。そして彼の煙草の匂い・・・・。それが僕の彼の部屋の心象風景。記憶の断片――――。それ程前のコトじゃ、ない。だけど、僕の頭の中のその場所は少しだけ色褪せて見える・・・・・。まるで儚げな想い出の様に。切り取られた一枚の写真の様に。鮮明に。明瞭に。あの日の僕等を浮かび上がらせる。あの場所に。あの空間に。あの時間に [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 108
  • 夕暮の街中をヒトの流れに逆らい乍急ぎ足で歩く―――――。ざわめきを振り切り乍キモチが急くのを抑えるのが精一杯。流石に今日はホンギにさえ何かイロイロなモノを見透かされた様で『何処へ往くんだよ、この処毎日早く帰るじゃねえか―――何処かにかわいい御稚児でも匿っているんじゃねえか』と揶揄われる始末だが適当に云い返すのも相手にするのも面倒で『煩せえ』と一言だけ残してさっさと学校を後にした。―――――今のオレ [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 107
  • 柔らかくて優しい感触にゆっくりと意識が戻って往く・・・・。ふわふわと揺蕩い乍眼を明けて往くと―――ぼやけた視界の向こう側に居たのは、彼。夢に見る程僕がすきな――――彼。ずっとずっとすきな彼。僕のだいすきな彼。その彼が・・・・・。ね・・・・如何して。如何して此処に居るの?僕の夢の中に居た彼方が如何して此処に・・・・居るの?頭の中に疑問符が浮かぶのに。ココロの中は充たされて往く。彼が居る―――――その [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 106
  • 本当は―――――。ほんの少しだけ逢えればイイと思っていた。ひとめ逢えたら。落ち着いている彼奴を少しだけでイイ・・・・見るコトが出来たらそれでよかった。そんな願いを抱き乍もうルーティンの様にこの場所へと着て仕舞う。そうは云っても一週間も通う様に来ていれば流石に顔を覚えられているらしく、オレを見るなりこの間の看護師が『あ、今日から一般病棟に移られましたよ』と教えてくれた。一瞬云っている [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 105
  • 誰かの足音とか。食器の触れ合う音とか。遠くから聞こえるエンジン音とか。所謂生活音と呼ばれるモノを気に掛けたコトは無かった――――けれど、そう云う一切合財のモノから閉ざされた空間では「日常」の欠片である音の存在が途轍もなく大きいモノだと思った。あの場所は――――そう云うモノが全然感じられなくて、遮断されていた。無機質の異質・・・・それが「非日常」だと実感した。だから。きっとココが――――日常にまだ近 [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 104
  • 見舞には花束。そんな有り触れたコトしか矢張り思いつかなかった。食べ物・・・・って訳には往かないだろうし、そうかと云って彼奴の趣味なんか碌に知らない。そうすると・・・・必然的に花に為って仕舞った。あれから―――――脚は如何したって此処へ来てしまう。逢えるか如何かも分らないのに同じ様な花束を抱えて。毎日の様に同じ言葉で門前払いを喰らっていたがそんなオレを見兼ねたであろう看護師らしき年嵩を重ねたヒトに『 [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 103
  • 感覚。意識。記憶。それは僕を形作って来たモノの彼是。今迄の過去――――蓄積され堆積された時間の中で真っ新だった僕が言葉と感情を得てヒトへと成長して往く過程を経て、色々な想いを知って往った。知らなかったコト。それらをひとつひとつ知り得て往くコトで僕は今の僕へと為り得た。誰かを想い淋しさを知った。誰かに想われて優しさを感じた。今抱いているキモチは過去の僕の道筋。ひとつでも違っていたら今の僕とは異なった [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 102
  • 『あ――――』オレを見て看護師らしき人物が発したその声は、苦笑交じりで何処となく憐みを漂わせていた――――と、云うコトは・・・・・。若しかして今日も・・・・・か。既に落胆しつつもオレは小さく頭を下げてみる。『申し訳ありません―――――』その言葉で全てを察する――――そして、その後に続くであろう言葉と遣り取りは昨日と・・・・否、三日前からと何も変わらず同じだろう・・・・。『まだ面会の方はご家族の方以 [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 101
  • 音も無く舞うそれは―――――。白い綿?ケサランパサラン?羽根?ふわりふわりと揺れる様に――――堕ちて往く。これは―――――。雪?雪なのかな?ううん――――違う・・・・・。雪とは異なる。だって、ほら色が―――違う。慌てて眼を擦る。ほら・・・・。仄かな色合い。これは――――。花弁。きっと、これは――――――。さくら。さくらの花弁。ゆっくりと僕の眼の前に降りて・・・・・。ひらひら。ひらひら。ひらひらと― [続きを読む]
  • 僕のすきなセンセイ。 100
  • 間が空いて仕舞ったので・・・・。まえのおはなし。ひらひら。ひらひら・・・・。ひらひら。ゆっくりと。音も無く静かに舞う―――――。これは・・・・。雪?淡雪?触れたら消えて仕舞いそうな―――――――。白くて。融けそうな・・・・・・・結晶?否、違う。そうじゃ――――ない。これは・・・・・。さくら。さくらの――――花弁。一片。一片。白に近い薄桃色のそれが舞い落ちる――――――。オレの肩に。オレの指に。そし [続きを読む]
  • Blue Rose〜俺の方がきっとたくさんあいしている。    9     last
  • それは――――。とてもとても。穏やかで。優しくて。倖せな―――――時間。だいすきなひとの言葉を聴き、その隣に居られる。それは正に・・・・・・・幸福。でも。そんな時間を。簡単に打ち砕くのは・・・・・・。gggggggggggggggg俺の空腹←如何してこんな時にっ。てか、タイミング読めよっっ(涙)俺の莫迦莫迦莫迦莫迦莫迦莫迦――――――――っっっ!―――ほら。ひょん、笑ってるし。涙流して笑ってるし。 [続きを読む]
  • Blue Rose〜俺の方がきっとたくさんあいしている。    8
  • 抱き締めて貰う―――――たったそれだけで。ココロが落ち着いて往く。だいすきなひとの腕の中は如何してこんなに落ち着くのだろう。乾き切った感情がゆっくりと充たされて潤って往く・・・・・そんな感覚。ひょんの体温と心音と匂い―――――それが染み入る様に心地イイ。思わず俺も指を腕を伸ばして仕舞う。この心地好さがもっと欲しくなって欲張りに為って往く―――――。『じょんしな・・・・・』『ん――――』柔らかく呼ん [続きを読む]