アクト・オブ・リーディング さん プロフィール

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アクト・オブ・リーディングさん: アクト・オブ・リーディング(ブックカテゴリー)
ハンドル名アクト・オブ・リーディング さん
ブログタイトルアクト・オブ・リーディング(ブックカテゴリー)
ブログURLhttp://noumenon-th.net/webstrategy/category/book/
サイト紹介文ウェブ社会を読む
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供4回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2016/01/26 22:48

アクト・オブ・リーディング さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 『メッセージ』/あなたの人生の物語
  • 映画『メッセージ』を観た。天変地異としての風景が目の前に広がっているはずだというのに、いつの間にかどんな人の人生にも当てはまってしまうようなストーリー。原作は『あなたの人生の物語』(『Story of Your Life』)。タイトルの名目通りに、現世の中で彷徨う主人公が実存的な主体を取り戻すといったテーマが、とても変わった感覚で記憶に残る。 言語学者のルイーズはいかにして地球外生命体とコンタクトを取るのか?  [続きを読む]
  • 『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』/孤高さについて
  • 人間は、道徳に基づき公共性に根ざした存在である。その一方で、道徳を問うことによって、本来人間が孤独な存在であることを意識せざるを得ない時がある。その孤独さゆえに、人間の条件としての問題が立ちはだかる。それはどのような時に現れるのだろうか? 自身がユダヤ人である検事長のフリッツ・バウアー。彼はアイヒマンを追及するがために奮闘しているが、その行動は決して復讐のためではなかった。彼の動機を目の当たり [続きを読む]
  • 『彷徨える河』/どのようにして人は花を見つけるか
  • 長い前置き 構造主義について 文化人類学者であったレヴィ・ストロースは著書『悲しき熱帯』の冒頭で「私は旅と探検家が嫌いだ」と述べている。これは多様性を排除することで真理を見いだそうとする学者の立場としての皮肉でもある。しかし、彼の思想から継承される構造主義の考え方は、複雑な関係性の中でしか捉えることのできない「関係性」そのものを探求していくような姿勢に根ざしている。文化人類学が面白いのは、一つ [続きを読む]
  • 『永い言い訳』/自己らしさと弱さについて
  • 自己の自己らしさを認識できない男の物語。正確に言えば、大抵の人間はそんなことを気にしていないから、生活の隙間において「自己らしさとは?」という問いかけに、心を奪われてしまったような男の物語だ。 主人公の衣笠幸夫は、人との関係の中で見られる自分を拒絶するような人間だ。小説家としての彼(津村啓として生きている幸夫)がカメラの前で取材を受けているシーンが印象的で、世の中の事象がまるで張りぼてのように [続きを読む]
  • 『コンビニ人間』/会話と対話
  • パッと立ち読みをして「コンビニ店員として生まれる前」という言葉が印象に残り、この本を手に入れた。主人公の古倉がコンビニ店員として生まれた日。彼女の世間や他者に対する感覚は、どのような世相を表現しているのだろうか。「◯◯として生まれた日」。これと同じような文言が『イコライザー』という映画の冒頭でも紹介されていたのを思い出す。『トム・ソーヤーの冒険』の著者で知られるマーク・トウェインの言葉だ。 人生 [続きを読む]
  • 『レジリエンス入門』/湧き上がった感情の捉え方
  • 「主観的だ」という文言は悪いイメージを持つけれども、あらゆる物事は主観的にしか捉えられないと思うことも重要だ。レジリエンスという言葉を調べてみると特にそう思う。人は解釈を通してしか物事を見ることができないが、そう思うことによって目の前の困難に対しても、違った視点を持つことができるようになるのだ。 例えば「当然」「べき」「ねばならない」という自己の主張は、理想を思い描くにあたっての強 [続きを読む]
  • 『群像2016年4月号』「人生の意味」鷲田清一×大澤真幸
  • 目的とは一体何か? 何事も過程が大事とは言うものの、その過程の先にある意味を求めてしまうというのが人間の本質と言うべきかもしれない。ただこのような考え方の中には、根本的な何かが抜けているのではないかと感じてしまうのも確かだ。本対談には、このような思考のフレームワークをなぞる上で、または、あえて遡行するためのヒントが多く語られていると思う。 例えば対談の中で、二つの「目的」が取り [続きを読む]
  • 『行動情報処理』/行動主義と認知主義の間で
  •   人間の行動を、データ処理の視点において捉えていくような技術のことを「行動情報処理」という。かつてのサイバネティクスや行動主義(Behaviorism)も行動を情報として捉えていく姿勢は同じだが、本書のタイトルでもあるこの技術との違いは、やはり大量のデータをコンピュータで解析できるようになった点だという。 データを分析すれば自ずとパターンが見えてくる。それは「データ中心科学(Data Centric Scienc [続きを読む]
  • 知の教科書『フランクル』/ロゴセラピーのフレームワーク
  •   フロイトは、人間には欲望としての本能があると想定し、苦悩の原因は無意識による葛藤であると考えた。一方アドラーは、人間は劣等感を根底にした存在であるとみなし、無意識から人間の主体を取り戻すべく、過去の苦悩は今ある生の目的から生み出されたものだと考えた。 二人の思想は精神療法のウィーン学派として体系付けられているが、その第三学派として位置付けられるフランクルの思想には人生の「意味への意 [続きを読む]
  • IoTは日本企業への警告である/セキュリティの十戒
  • LINE画面流出の話題が尽きないが、スマートフォンも広義の意味で捉えればIoTの機器の一つである。そのようなデバイスが社会全体に拡がり生活に浸透すれば、今後も思わぬ展開の事件が起こるだろう。本書にはサイバーセキュリティ分野に精通している著者からみたIoTのこれからが描かれている。 その中の「セキュリティの十戒」の章は、IoTだけではなく物事をシステムとして捉える際の思考のフレームワークとして [続きを読む]
  • IO2016年02月号「IoT」と「M2M」/風が吹けばウェブ屋も儲かる
  •   今月の特集は「IoT」と「M2M」。IoTは去年あたりから経済雑誌などでも頻繁に特集が組まれるようになったが、M2M(マシンツーマシン(Machine-to-Machine))も基本的な考え方は同じだ。「IoT」の世界がより具体的なシステムとして語られるようになれば、M2Mというワードもより拡散されていくことだろう。 M2Mの無線通信規格として以下のような種類がある。 Wi-FiBluetoothZigBeeRFID 今回私が知ったの [続きを読む]
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