エーク さん プロフィール

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エークさん: 男の娘図書館
ハンドル名エーク さん
ブログタイトル男の娘図書館
ブログURLhttp://firecatmtg.exblog.jp/
サイト紹介文男の娘、女装やNHの小説書いていきたいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2016/01/27 23:21

エーク さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 香水とスカート①
  • 焼け付くような赤い夕陽を、二人が同じ場所で見ていた。海岸沿いに面した堤防の上に立ち、二人はお互いの手を握っている。一人の表情は水平線をただまっすぐと見つめていて、もう一人の表情は今にも泣き出しそうなくらいに目を潤ませていた。「ナオ、本当に行くのか?俺はそのままでもいいのに」目を潤ませた方が、消え入るような声で言い、握っていた手に力が入った。「もう、決めたことだし。それに、陽一のこ... [続きを読む]
  • 校内売春「坂城啓介」(R-15)
  • 「夕方の六時、今は使われていない旧校舎の用務員室でさ、出るんだって」「出るって何が?」「何がって……あれだよ、あれ!!」「あれって、幽霊とか?」「多分……」学生食堂のとある二人の男子の会話を、後ろのテーブルに座っている養護教諭の雨村聡介は懐かしく思っていた。大学院を卒業後、母校である光岬高校に赴任して半年とちょっと。生徒とも距離を取って付き合い、特に問題を起こすことも無く... [続きを読む]
  • 僕はメス豚(後)
  • 校舎裏のいつもの場所で、桜井はいつものように煙草を吸っていた。足元には数本の吸殻が散らばっている。何本目かの煙草を吸い終わった後、すぐにまた新しいのを取り出し火を着けた。いつもなら一本吸うだけで落ち着くはずなのに、今日はまったく落ち着かない。それどころか、吸えば吸うほど心拍数が上がっていった。「おせえな」授業を途中で抜け出した桜井を、生徒はもとい教師も止めなかった。新品の煙草の箱... [続きを読む]
  • 僕はメス豚(前)
  • 校舎裏で吸う煙草の旨さをどう表現すればいいのか、と桜井は煙をゆっくり吐きながら考えてみた。家で吸っても文句を言うものはおらず、見た目も大人びているので街中で注意するものはいないので堂々と吸える。なら、普段は誰も立ち入ることが無いようなこの場所で吸う煙草とどう違うのか。「おい、お前何やってるんだ?」桜井の耳に不愉快な声が響いた。声がする方向を見ると、生活指導の国枝が立っている。脂ぎった... [続きを読む]
  • 若獅子と麒麟児②(押川雲太郎クロスーバー)
  • 「あらら、こんなのツモっちゃったよ」まー坊が手牌を倒した。三副露してのドラ単騎。赤を含めての満貫手。大友は苦虫をつぶしたような顔で点棒とチップを払った。鎌田は、表情を変えなかった。最初の半荘は、トップがまー坊、ラスは吉岡で終わった。結果だけ見れば、吉岡にはまるでいい所が無かったが、大友の見解は違っていた。吉岡の麻雀はぶれていない。今回はたまたまラスだったが、徐々に吉岡のペース... [続きを読む]
  • 若獅子と麒麟児(押川雲太郎クロスーバー)
  • 「リーチだ」吉岡の発声に、両隣の二人はうんざりした。これで一体何回目のリーチになるのか。確かに調子がいい時には、リーチは良くかかるものだ。だが吉岡は違う。この十半荘のうち、ほぼ毎局リーチをかけていた。もちろん、常に和了れるわけではないし、追っかけリーチに負けたりもしていた。だが、それがどうしたと言わんばかりに次の局にはリーチをかけてくる。「ツモ」三巡後、吉岡がツモった牌を卓に叩き... [続きを読む]
  • 僕たち男の娘(泣)
  • 「なあ、どうしようか」俺の目の前にいる、化粧をしてスカートをはいた健二という名の変態は、柄にも無く焦っていた。「とりあえずお前のことぶん殴っていいか?」健二がはいているスカートよりも更に短いホットパンツをはいている俺は、怒り狂いそうになっていた。俺たちのすぐ後ろには、同じ高校の美鈴と佳苗がいる。佳苗の鞄には健二が持っていたジュースの中身がかかっていた。だが、問題はそこじゃない... [続きを読む]
  • 可愛い顔の紫子
  • 「そうよ、あくまで噂」寂れたバーのカウンターで、中年の男が顔に似合わない甲高い声でそう言った。「でも、気持ちはわかるわぁ」その右隣にいる、濃い化粧をした男も同じような声で頷いた。二人とも、はちきれんばかりのがっしりとした肉体に、ギリギリのサイズの衣装を身にまとっていた。真ん中ににいる男は肩を露出させたワンピースタイプのドレス。右隣にいる男は、スパンコールをちりばめたタイトなス... [続きを読む]
  • ゴミ溜め通りのきーちゃん
  • 部屋から見える雲は、他より少し濁っている気がする。路地裏の匂いは、他より少し小便臭い気がする。僕が着ている制服は、他の子たちよりも少しぼろっちい気がする。今、僕の隣にいるきーちゃんは、他の子たちよりも少し変わっている。「なあ、てっちゃん。今日は学校に行かんでええん?」「ええよ別に。今日はしんどいし」「せっかく中学までいったのに、てっちゃんは不良じゃね」そう言いながら笑うきーち... [続きを読む]
  • 麻雀の戦績と考察
  • 僕は無駄に麻雀歴は長いですが、腕前はピヨピヨ鳴くひよこレベルです。初めて麻雀を知ったのはマガジンで連載していた哲也で、そこから牌を買って一人で卓を作り黙々と打っていました。周りで麻雀をする人はいませんでしたし、そもそも友達がいな(以下略数日前、フリーで打ったことが無いという知り合い(以下M)と一緒に雀荘に行きました。Mはセットではよく打ち、仲間内でも定期的に大会を開いているらしいのですが... [続きを読む]
  • 打ち子の条件(根こそぎフランケンモノ)
  • 男はイラついていた。この半荘だけでショートピースを半分は空けており、右手の人差指と中指の末節はヤニで黄ばんでいる。だが、それも無理はなかった。最初の方の半荘は調子が良かったのに、下家の若造が入ってから調子をすっかり崩してしまったからだ。こちらが有利だからと差し馬を握ったのはいいが、勝負手はノミ手でかわされ、こちらのかわし手はリーチを被せられる。こっちが二着でしのいでも差し馬の分だけマイナ... [続きを読む]
  • 私が好きだった人(後)
  • 「そんなに美味しそうに舐めなくてもいいのに」洸治の小馬鹿にしたような声で現実に戻された。俺はいつの間にか小指の方まで舐めていたらしい。ペティキュアも所々が剥げていて、俺の口の中にもその欠片が残っている。自分の唾液ごと吐き出すわけにはいかないので、そのままのみ込んだ。「次は何をしてもらおうかな」ベッドに座っていた洸治が立ち上がり、跪いている俺の目線と、スカートの盛り上がった部分が同... [続きを読む]
  • 私が好きだった人(中)
  • 背も低くて、顔も小さいし肌も白くて女みたいなやつ。それが洸治の第一印象だった。性格も押しに弱く、自分の意見を主張しないと見た目通りでよく同級生にからかわれていた。「オカマ野郎」そう言われても、洸治は怒るわけでもなく、かといって泣くわけでもなくヘラヘラと笑って受け流す。文句を言うなり、せめて泣くくらいの反応でもすれば、また違ったかもしれないが、どんなに馬鹿にされても抵抗しない根性無し。... [続きを読む]
  • 私が好きだった人(前)
  • 口で靴下のつま先部分を咥えて脱がそうとするが、中々上手くいかない。ニーソックスというやつだろうか、膝丈よりも長いこの靴下を手を使わずに脱がせろと言われた俺は黙ってこうするしかなかった。つま先の辺りを少し引っ張り、踵のあたりに余裕が出来たので今度はそこを噛んでゆっくりと引っ張っていく。床に敷いてあるカーペットには俺の口からこぼれた涎でシミが出来ていた。突然、鼻先に衝撃が走った。「遅いよ... [続きを読む]
  • ありすとうさぎ(後)
  • 私が働いているお店は風俗店。しかもNH専門。そしてここら辺一帯は、似たようなお店ばかりが集まっている。もちろんNH専門ばかりじゃない。そして、彼は今コンビニにいる。いかがわしいお店がそこら辺にある一帯のコンビニに。彼に声をかける、前にまずは手鏡で化粧のチェック。あ、所々崩れているし仕事用のけばけばしいメイクになってる。鞄から綿棒を取り出して速攻で手直しと修正。?げかけているファンデは下地... [続きを読む]
  • スノウドロップ(藤木×永沢)
  • 「今夜は雪が降るね」昨晩彼が言った通りになっていた。普段の毒気は含まれていない言葉が珍しく、そのせいか、寝ぼけた頭の中にもまだ残っていた。その後の彼との会話は、皮肉を言う彼に卑屈に頭を下げる僕という、いつも通りのことだったのでよく覚えていない。本当にいつも通り。円環状の中を回るように、何も変わらず同じところを巡って、何も変わろうとせず同じところを通り過ぎていく。僕は、変わって欲しかった。... [続きを読む]
  • ありすとうさぎ(前)
  • 今日も夢を見た。ボーダー柄のパステルブルーのワンピースを着た私は、草原の中を裸足で走り回ってる。どうやら何かを探しているらしいけど、その何かが何なのかわからない。心地よい風も吹いていて、裾の部分が捲れて下着が見えそうになったので慌てて手で押さえた。誰も見ていないか辺りを見てみると、黒いうさぎがいた。コバルトのテーラージャケットを羽織り、眼には片眼鏡というどこかで見たような格好。なら、手に... [続きを読む]
  • のりかちゃんとわたし
  • 「あたしに似合うかな?」 のりかちゃんが袋から取り出したのはピアスだった。ケーキやドーナツを模したカラフルなもので、それを先週空けたばかりという耳たぶの穴につけようとしていた。でも、着け慣れていないせいか、もたついている。 「トイレで着けてきなよ」 私は少しだけイライラしていた。時間はもう夕方の五時。そろそろお店に行って開店準備や、仕事用の化粧直しとかをしたいし、それに色々。だから... [続きを読む]
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