八重樫るな さん プロフィール

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八重樫るなさん: アレコレ楽書きessay
ハンドル名八重樫るな さん
ブログタイトルアレコレ楽書きessay
ブログURLhttp://yluna.hatenadiary.com/
サイト紹介文イタリア・ペルージア田舎暮らし・80%オーガニック・ミニマリスト生活のイラストエッセイサブブログ。
自由文オット1・コドモ2・ネコ1・インコ1の世話をしながらペルージア郊外の田舎で「カクカクツクル(描く書く作る)が生業。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供63回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2016/01/31 23:09

八重樫るな さんのブログ記事

  • 高速回転している独楽
  • 物凄くたくさん考えた答えと何も考えずに何となく出した答えが似ていることがある。高速回転している独楽(こま)がまるで止まっているように見えることと同じ。いろいろなことを考えすぎてわからなくなったらまず考えるのをやめる。全く関係ないことをしたりただ頭を空っぽにする。するとすとんと解決策が降りてくる。道に迷ったときただ闇雲に歩き回ってへとへとになって倒れるくらいなら私は立ち止まって空や雲を眺め [続きを読む]
  • 葛藤を解きほぐす
  • 葛藤を感じるとき絡まり合った蔦をほぐすように丁寧に自分と向き合う。どうしてその絡まりが自分を締め付けるのか。その根はどこにあるのか。時には日常生活を半ば放棄してでもとことん自分に集中する。見ないふりはしない。感じないふりもしない。だからトンネルの出口にたどり着くのはきっと通常の人より早い。あまりに早すぎて私が葛藤と向き合っていることに気付かない人もいる。それぞれのリズムがあるから早い遅 [続きを読む]
  • 承認欲求のない美しきものたち
  • 真夏の灼熱を避けて早朝散歩をする。まだ動き出す人間は少ない。賑やかなのは鳥のさえずり。時折早起きの人々とすれ違いながら挨拶を交わす。帰宅の途に就くときたいてい片手には小さな花束が出来上がる。教会前の駐車場麦畑の脇舗装されていない道誰かが植えたわけではない植物達が静かにそして力強くその命を育んでいる。彼らの媚びない美しさにいつも感動する。注目されなくても褒められなくてもありったけのエネ [続きを読む]
  • 安定と幸福は似て非なるもの
  • 「住所不定無職にはならないで」私がイタリアに来る少し前母がこういった。彼女が恐れているのは不安定。そして急激な変化。定住する家世間に認められる仕事これがなければ不幸だと信じている。その日寝る場所がないという不安を味わった体験から安心して眠れる場所があるのは本当にありがたいと思う。私達が暮らす場所ではまだ金銭が必要だから誰もが認める仕事で定期収入があることも感謝すべきこと。けれども安定する [続きを読む]
  • 柔らかな嘘
  • 月日が流れても変わらないことがある。2年前のこの記事を今読み返してもただうなずくだけ。書いたときに頭に浮かんでいた優しい嘘はいくつかある。2年4か月の間に起きた変化に沿って私はまたいくつかの嘘をいった。身近な人の笑顔を守るために微笑みながら本当のことは伝えない。その柔らかな嘘を支えているのはひとりで流す涙。その雫はそのまま空に昇り乾いた空気に潤いを与える。大地に染み渡り新しい命を育む。 [続きを読む]
  • 電話を待つ間に
  • 夕べ湖のほとりにある魚料理の美味しい店に行った。次男は修学旅行中。長男とダンナと私の3人はいつものお気に入りの品を注文した。ダンナは食事中もずっと心ここにあらず。次男からの電話を待っていた。長男と私はTシャツ談義。どうして約束の時間なのに電話をしてこないなんだと繰り返すダンナに私が言う。友達との時間が楽しすぎるからかけられないんじゃない、と。俺からかける、と2度目のコール。次男は応答しな [続きを読む]
  • ターニングポイント
  • 友人達が人生の分岐点を通過したことを知らせてくれた。彼らの笑顔が輝く。いつも分岐点はさりげなくやってくる。気づいたときにはもうターニングポイントを通り過ぎていてその立ち位置に気付いたら後は覚悟を決めるだけ。未知なる世界にすでに足を踏み入れていると自覚したとき自分の軸がどこにあるかだけを確認して進む。常識や世間の声を聞き続けていた自我が呼び止める。安全な場所に留まれ、と。その声を確認して決 [続きを読む]
  • 薄曇りの朝の電話
  • 昨日の朝9時に電話が鳴った。「スタンド・アップに行かないからすぐ迎えに来て」次男が昨日参加する予定だったチーム対抗の多種目スポーツ競技。去年、次男のチームは中学3年生の対戦相手達を抑えて地区大会で優勝した。今年も彼のチームが校内で勝ち残り選抜メンバーとしてバスで隣町に行くはずだった。迎えに行ったが授業中で廊下には誰もいない。次男からの電話の件を話すと事務員が授業中の教室をノックして次男 [続きを読む]
  • 坂道を下りるときに
  • 小学校の近くに急な下り坂があった。傾斜角度がキツイので自然と歩幅が狭くなる。いつもその場所に差し掛かると「何も考えない」ことを自分に課していた。最初は「何も考えない」と脳内でコトバが響く。やがてその言葉も消える。学校が嫌だった訳でもなく家の居心地が悪かった訳でもなくただ頭を空っぽにする坂道だった。その頃は瞑想なんて言葉を知らなかったけれど定義も方法も伝授されなくてもひとりでやっていた。母 [続きを読む]
  • フラクタル現象とバタフライ効果
  • 太陽系の星の動きと原子構造が似ているようにあるものの一部の形と全体の形が似ていることをフラクタルと呼ぶ。フラクタル - Wikipediaわかりやすい例はブロッコリー。小分けにした房と全体の形が似ている。ロマネスコと呼ばれる渦巻のある角の形が見事なブロッコリーはいつも見とれてしまう。バタフライ効果はごく小さな変化が大きな変化を生むかどうかという問いかけの言葉から出来たコトバ。バタフライ効果 - Wikipedia [続きを読む]
  • ありがちで気づきにくい罠
  • 週末頭痛に襲われ寝込んでいた。以前の私ならば「あれもやれたのに」「これもやりたかった」と頭痛に拍車をかけるようなマイナス思考を巡らせて後悔たっぷりの気分で月曜日を迎えただろう。そういう思考が消え失せた。自分で目標や計画をたててそれをクリアしていくことを楽しむ時期は終わった。今は流れに乗って生きている。他人の理想ではなく自分で選ぶ道の流れ。簡単なようでいて慣れるまでは時間がかかった。 [続きを読む]
  • 役割を終えたら消えていく人々
  • 近所の家の周りに数台の車が止まっていて人だかりが出来ていた。「誕生日会かな」とダンナがつぶやく。そこに住んでいるのは長男の同級生で中学生時代あからさまに息子を仲間外れにしていた親子。長男以外の近所の同世代の子供たちを全員招待して誕生日会を開くそういう家族。学校が別々になってからはすれ違う程度で顔をあわすことがない。車で脇を通過したとき目に飛び込んできたのは金網と植木を押し倒して家の壁寸前 [続きを読む]
  • 自分専用カタログ
  • 先月やっと携帯電話を新しいものに変えた。去年の今頃いろいろな機能が使えなくなって通話とメッセージだけは辛うじて無事だった。1年間最低限の機能でやりくりしていたがそれほど困ることはなかった。新調したらやりたかったことそれはインスタグラム。好きな写真や絵がずらりと並ぶあの姿をパソコンから覗きながら惚れこんでいた。自分だけのコレクションを気が向いたときに作って楽しんでいる。写真が並ぶ部分に余 [続きを読む]
  • ウラナシおもてなし
  • 「イタリアのんびりバカンス」のサイトを作っている最中に訪問者が先にやってきた。兄が先週イタリアに3日間滞在。昨年から始まった仕事の契約書にサインをするために。サッカーチームと同行だったので細々した手配はすべて彼らが準備をしていた。そこにひょっこりとくっついて来た人物が一人。彼は兄の他の事業の関係者。その人をここ数日いろいろな場所に案内している。特別なスケジュールを決めずにその日その時の [続きを読む]
  • 心を亡くす
  • 「忙しい」という人はその字のとおり心を亡くしている。昨日そんな人とすれ違った。次男の忘れ物を届けに学校へ。駐車場に入ろうとしたら前の車が校門の側で止まった。遅刻した息子とその母親が降りる。遅刻・早退の場合保護者のサインが必須。後続車に気付いて母親は車を駐車場内に移動させた。小さな敷地の学校なので門の側に止める方が校内入口に近い。さっと降りてさっとサインするなら問題ないだろうという彼女の [続きを読む]
  • 新月の夜の抜き打ちテスト
  • 週末普段行かない店に行った。次男は不在。長男とダンナと3人でピッツェリアへ。店の屋外テーブルに高校生が7~8人。彼らは長男の姿を見て耳打ち話を始めた。中学生の頃息子をからかっていた集団。我々は3人3様の反応をした。私は完全無視。と言うより通り過ぎた時点で意識から消えていた。息子はちらりと見た後すぐに視線を真っすぐ正した。ダンナは店に入って席について息子に質問した。彼らの名前やどんな行動を中学生 [続きを読む]
  • Zero そっと静かに死んでみる
  • 「死」という言葉は敬遠されたり忌み嫌われたり怖がられることが多い。それは体を持って生きている人間にとって不明瞭な領域と定義されているから。わからないことは確かじゃないから不安を感じる。私はこの今の体を持ったままそっと静かに死んでみた。その状態で見たこと聴いたこと感じたことを言葉にすると語弊が生まれやすいのでその経験を事細かに語らない。自分の経験を日々の生活に生かすことそれこそが大事だと思 [続きを読む]
  • 気にしない
  • 体はたくさんの細胞が組み合わさってできている。どんどん細かくしていくと素粒子になる。それは動いている。動きがあるということはそこにエネルギーがある。だから人間も物も動物もエネルギーの塊。誰かに何かを言われても誰にも何も言われなくても「気にしない」ということは自分の中に不要なエネルギーを取り込まないということ。難しく感じられるのは他人を世間を「気にしろ」という教育を長いこと受けて育つから。 [続きを読む]
  • ストリートダンサーは猫の瞳を持っている
  • 本日は週に1回のお掃除アルバイト。ストリートダンサーのごとく動きやすい服に身を包み髪も顔も程よく整えサングラスをかけていざ出勤。私は猫のように暗視なので太陽の日差しから瞳を守る。かなり暗い所で文字を読めるけど明るすぎる場所で本は読みたくない。使いやすい箒と掃除道具を入れたバケツを手に所要時間45秒の職場まで足取り軽くステップを踏む。今朝も子供部屋にいる姿の見えない誰かさんがランプをつけてお [続きを読む]
  • 自然な曲線
  • 夜、髪を乾かさないで寝る。腕前に惚れこみ絶大な信頼をしている美容師がやめろというけれど止めない。髪が濡れたまま寝ると寝ぐせもつくし体にもよくないとどこかで読んだ記憶があるけれど気にしない。ぐちゃぐちゃにならないようにひとまとめにする。枕の上にタオルを敷いてたいてい左側に髪を流す。すると翌朝程よい曲線が髪についている。それを利用して緩やかな動きをバランスよくあちこちにつける。人工的なパーマ [続きを読む]
  • 教育という仮面を被った侵略行為
  • ほんの数時間前ダンナが息子たちに説教を始めた。ダラダラと電子画面に張り付いていないで何かをやれ!勉強しろ!いつもは朝早く起きて宿題や試験勉強をする次男はこれ以上怒らせないために立ち上がって自分の部屋に行った。長男は頑なに自分がやりたいゲームを彼のペースで続ける。彼の主な勉強時間はバスの中。1時間近く座って通学しているから結構じっくり本が読める環境。誰よりも早く家を出るダンナは家でのんびりし [続きを読む]
  • 天使が足元に舞い降りてきた朝
  • 私はテラスに座っていて長男とダンナは家の中にいた。すとん、と半透明の天使が左足の足首あたりに降りてきた。2頭身で羽も透けている。くっきりした顔立ちで愛らしい。そっと左手を伸ばしたら私の手首に短い手を絡めた。抱き上げられそうだったので両手で半透明の体を持ち上げてダンナと長男を呼んだ。天使だよと言いかけて視線を手元に戻すとそれは次男だった。淡い緑の服を着てにこにこと微笑む赤ちゃん。そんな [続きを読む]
  • 期待をするから裏切られたと感じる
  • 長男の同級生でとても要領のいいMが近所に住んでいる。中学生の頃軽度ないじめの標的になった長男と家では一緒に遊ぶのだが学校でからかわれているときは決して近寄らない。そのことに対してダンナは憤りを感じていた。どうしてMは息子をかばわないのか、と。Mに期待していたから裏切られたと感じるのだ。MにはMの世界がある。私たちが介入する権利はない。私は長男にはこう言った。「くだらないコトバに耳を傾けるな」 [続きを読む]
  • とことんやってみると自分の世界が形になる
  • 無料画像を検索していたら面白いサイトがあったのでブックマークした。human pictogram 2.0 (無料人物 ピクトグラム素材 2.0)ハンコでアソブこういうサイトを作る人は「これいいな」「おもしろいな」という感覚からその世界を創造したんだろう。使うかわからないけれどぐっと惹かれたのでマークした。私はブックマークをコメント欄代わりに使うのが苦手。たまに返信欄として使うけれど。本に付箋をつけるように自分が [続きを読む]
  • 赤ちゃんに戻ってダンスする
  • おもしろいなと思って最近読んでいる「ダンサー向けの整体教室」を主催している方のブログ。Blismile練習と実績の積み重ねによるひずみが体のどこかに現れる。それを赤ちゃんのような動きでゆっくりと自然に軸を戻していく。人間が成長とともにため込んだ歪みを取るにはやはり赤ちゃんのように無邪気に好奇心のかたまりになって動くことがとても有効。私自身も周囲にいる人々もここ最近「振り出しに戻って動き出す」という [続きを読む]