通りすがり さん プロフィール

  •  
通りすがりさん: 黒夜行
ハンドル名通りすがり さん
ブログタイトル黒夜行
ブログURLhttp://blacknightgo.blog.fc2.com/
サイト紹介文基本的には本の感想です。映画評や乃木坂46の記事もあります。短歌や資格の勉強法や英語の勉強法も。
自由文サイトに来ていただいたら、プロフィール欄の「サイト全体の索引」から気になる記事を探して下さい。「この本は、こんな人に読んで欲しい!!」「管理人自身が選ぶ良記事リスト」「アクセス数ランキングトップ50」辺りから入るのがいいかもしれません。乃木坂46に関する記事もおすすめです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供252回 / 365日(平均4.8回/週) - 参加 2016/02/03 00:00

通りすがり さんのブログ記事

  • 柳は萌ゆる(平谷美樹)
  • 政治に関心を持つことは、ちょっと難しい。それは、「自分が政治に向ける関心」が、政治に対して小さな影響力しかない、と感じてしまうところにある。いや、確かに、実際にそれは小さいのだ。一人一人の「関心」が持つ影響力は、とても小さい。だからこそ、大きなものにしなければならない。その動きは、「革命」という名前で呼ばれることになる。「フランス革命」や「アラブの春」など、様々な形があるし、本書で描かれる「一揆」 [続きを読む]
  • 女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか?(村松秀)
  • なるほど、こんな番組があることは知らなかったし、っていうか凄すぎる!何が凄いかって、「大学進学を考えているわけではない中高生アイドル」が、「現役東大生」や「現役京大生」に勝ってしまっているのだ。しかも、「体力」とか「画力」などの勝負ではなく、純粋に「知力」の勝負でだ。これはとんでもなく凄いことだし、何故そんなことになったのか説明したくもなるだろう。というのが本書の誕生した理由である。さてでは、中高 [続きを読む]
  • 「誰かのため」の人・若月佑美
  • 若月佑美は、11月いっぱいで乃木坂46を卒業する。卒業する前に、若月佑美の記事を書きたい、と思ったのだが、ちょっと難しいなぁ、とずっと感じてもいた。何故なら、インタビューなどで彼女は、自分のことをあまり語らないからだ。ブログやモバメなどでは、自分について色々と書いているのかもしれないが、僕はそちらは読んでいないので分からない。あくまでも雑誌のインタビュー、しかも僕の目に留まったものからの判断だが、若月 [続きを読む]
  • 齋藤飛鳥の”大人観”
  • 8月で20歳になった齋藤飛鳥。雑誌のインタビューでも、それに絡めた質問をされる機会が多い。そういう中で、齋藤飛鳥の”大人観”を垣間見ることが出来る。「20歳になること」を「特別なことではない」「まだ子ども」と言う彼女は、”大人”という存在をどう捉えているのか。【めちゃめちゃくだらないことを一生懸命やる人が大人だなと思っていて。でも、今の私はそこに対して全力になれないし、恥じらいを持ってしまうから。あと [続きを読む]
  • 「日日是好日」を観に行ってきました
  • 「型を身につけること」の大事さを、僕は“頭では”理解しているつもりだ。型というのは、理由を必要としない。いや、理由がちゃんと存在するものもあるのだろうけど、絶対になければならないわけでもない。この映画の中でも、お茶の先生が何度か「とにかくこうするの」「お茶ってそういうものなのよ」と言って生徒にやらせる場面がある。元から理由がないもの。理由があったけど忘れ去られたもの。理由はあったけど現代では意味を [続きを読む]
  • 「神宮希林 わたしの神様」を観に行ってきました
  • 睡魔に負けてしまった。別につまらなかったわけではないし、むしろ興味深い内容だと思って見てたのだけど。この映画は、伊勢神宮が何年かに一度行う遷宮(社をすべて建て替える)の年に、樹木希林が伊勢神宮周りのことに触れていく、という内容の映画です。最初は伊勢神宮を参拝するだけですが、それから船に乗ったり、遷宮に使う木を切り出す神宮林に登ったり、伊勢神宮に奉納する牡蠣を取る海女が参拝するために作られた神社など [続きを読む]
  • 人工知能 人類最悪にして最後の発明(ジェイムズ・バラット)
  • これは面白い!確かに僕も、薄々この怖さに気づいていたけど、改めてこうやって明確に指摘されると、これは今、何よりも早急に対策を取らなければならない喫緊の問題なんだということが分かってくる。本書のテーマは実にシンプルだ。それは、「人工知能はたぶん人類を滅ぼすよ」ということだ。さて、まず何故そういう話になるのか、ということについて触れていこう。それを理解するための引用を二つしてみよう。【あなたも私も野ネ [続きを読む]
  • 「止められるか、俺たちを」を観に行ってきました
  • 内容に入ろうと思います。若松プロダクションは、性や暴力を前面に押し出した映画で、若者に熱狂的に支持されたピンク映画の独立系プロダクションだ。そのトップである若松孝二は元ヤクザで、公権力への恨みから映画を撮ることに決めた。映画の中でなら、何をしても自由だからだ。吉積めぐみは、若松プロで働いていた通称・オバケという友人に頼んで、自らもピンク映画の助監督として働くことにした。男でも逃げ出す、と言われる厳 [続きを読む]
  • ブルーロータス 巡査長真行寺弘道(榎本憲男)
  • いやはや、相変わらず、信じられんぐらい面白いな!本書の核となるテーマの一つに、「宗教」がある。より具体的に言えば、本書ではヒンドゥー教が、非常に重要な要素として登場する。インドという国において、ヒンドゥー教はどういう立ち位置にあるのか、社会構造にどんな影響を及ぼしているのか、と言ったことから、宗教というものの支えがなければ人生や社会を成り立たせられないのは何故なのかという分析まで、「宗教」という切 [続きを読む]
  • 黒いピラミッド(福士俊哉)
  • 内容に入ろうと思います。聖東大学で古代エジプトを先行する学生である佐倉麻衣は、講師の二宮智生とつき合っている。エジプトへ旅行に行った折、二宮が主任を努めるギザの発掘現場に向かい、学生を入れてはいけないと言いつつ、二宮と麻衣はデートのようなものを楽しんだ。しかし彼女は、研究所が所有しているカイロ宿舎の螺旋階段から落ち、命を落とした。二宮は、学生とつき合っていたことがバレて大学を辞めた。しかしその後、 [続きを読む]
  • 「2重螺旋の恋人」を観に行ってきました
  • 読解力のない僕には、わけわからん、って感じの映画でしたけど、わけわからん映画を見た時にいつもやるように、ネットで調べると、なるほどそういうことなんだねぇ、という風にはなりました。けど、映画見てるだけで、それ分かるかな?冒頭の設定は、なかなか面白いんですよね。常時謎の腹痛を感じる女性・クロエが、精神的な問題だと指摘されて精神分析医であるポールを紹介されます。ポールによる診療でいっとき落ち着いたクロエ [続きを読む]
  • トップリーグ(相場英雄)
  • これは面白かったなぁ。内容に入ろうと思います。大和新聞の経済部所属の松岡直樹は、長年財務省の記者クラブである財政研究会への異動を希望していたが、突如政治部に異動させられることとなった。何でも大手新聞社が早期退職者募ったことで記者が足りなくなり、他社からかき集めたことで色んな不都合が生じているという。1年で経済部に戻すと言われ、松岡は仕方なく政治部記者として働くことになった。まったく異質な環境で、仕 [続きを読む]
  • ダンデライオン(中田永一)
  • 昔なにかの本で、「朝目が覚めた時、前日の夜眠った自分と意識が繋がっているように感じられるのは何故だろう?」と書かれているのを読んで、確かにそうだな、と思った記憶がある。例えば、DVDやCDと比較して考えてみよう。そういう電子媒体は基本的に、組成が変わらない。昨日と今日で、DVDやCDとの表面に印刷された凹凸が変わったりしない。だからこそ、いつどんな時に再生しても、同じものが流れるし、何らかの形で傷がついたり [続きを読む]
  • 童の神(今村翔吾)
  • これは凄い物語だったなぁ。自分では、なるべく気をつけているつもりだ。基本的に、人を差別しない、と。意識はしている。でも、恐らく全然出来ていないだろう。悪意がなければいいのか、というとそういうことでもなくて、むしろ悪意なく差別する方が厄介だったりするだろう。だから、悪意のあるなしで判定することも出来ない。それに、日常的に出会わないタイプの人と会った時、自分がどう反応するかも分からない。そういう意味で [続きを読む]
  • 血の雫(相場英雄)
  • 内容に入ろうと思います。東京で、刺殺事件が相次いでいる。証拠などから同一犯によるものと考えられているのだが、被害者に接点らしい接点を見出すことが出来ない。モデルの河田光子、タクシー運転手の平岩定夫、定年退職し悠々自適な生活を送る粟野大紀。かつてSITに所属していたが、とあるネットに絡んだ事情に巻き込まれて心身を病んでしまった田伏恵介は、今回この事件を担当することになった。しかし、復帰したばかりという [続きを読む]
  • 「若おかみは小学生!」を観に行ってきました
  • いやー、ビックリした!メチャクチャ良い映画だった!普段ならまず見ない映画なんだけど、ヤフーニュースで「大人がハマっている」という記事を見かけたので、試しに見てみることにしたんですけど、超良かったです!後で理由を含めて書くつもりですけど、この映画、子ども向けっぽく見せてるけど、実は大人向けだなと思いました。っていうか、子どもは子どもで、大人と違った見方をして楽しめる作品かもしれないけど、大人は大人で [続きを読む]
  • 「告白小説、その結末」を観に行ってきました
  • 普段は感想を書く前にネットで調べたりしないのだけど、今回は自力では物語を理解できなかったので、この映画について調べてみた。なるほどなぁ、という感じだった。そういう映画だったのか。そう言われれば、納得感もある。いや、色々気になるところも出てくるのだけど、映画の大枠としては、スッキリする感じ。しかし、なかなか不思議な映画だったし、良かったと聞かれるとちょっと返答に困る感じではある。内容に入ろうと思いま [続きを読む]
  • あの頃、君を追いかけた(九把刀)
  • 普段なら、たぶん読まない小説だろうなぁ、と思う。読み終えた今も、やっぱりそう思う。いや、別に作品が悪かったとか、つまらなかったとか、そういう話じゃない。ただ、好んで読むタイプの小説ではなかった、ということだ。僕は、乃木坂46の齋藤飛鳥が好きで、その齋藤飛鳥が主演を務めた同名の映画を見た。というか、映画を見てから小説を読もう、と思っていた。映画は、主演の齋藤飛鳥と、ヒロインの早瀬真愛のキャラクターが非 [続きを読む]
  • ノックの音が(星新一)
  • 内容に入ろうと思います。本書は、ショートショートの第一人者である星新一のショートショート集です。本書には、ある特徴があります。それは、15編あるすべてのショートショートの出だしが「ノックの音がした。」から始まるということです。どの話も、12ページ(挿絵を入れると13ページ)で終わります。一幕モノというか、場面転換も時間の跳躍もなく、舞台を見ているような感じで物語が始まって終わっていきます。展開が予想出来 [続きを読む]
  • 焦心日記(少年アヤ)
  • 【世間の期待に応えたい、応えなければ居場所はない。しかし、そうやって獲得した居場所に安住できることはなかった。当時の私は、ブスのオカマであるという現実を克服し、逆手に取って笑いを取るくらいの余裕が自分にはあると思っていたのです。しかし実際は、改めて人からブスだと笑われるたびに傷ついたし、ブスじゃないと否定してもらってもショックでした。まったく関係のない他人からいきなり「オカマ」と呼ばれるのも苦痛で [続きを読む]
  • 「判決、ふたつの希望」を観に行ってきました
  • この映画を観るには、僕にはちょっと知識が無さすぎた。それでも、凄い映画だということは分かる。見て良かった。個人には、どうにもならないことがある。例えば、「災害」などはその最たるものだろう。もちろん、自然災害にも、「人災」に近いものはあるかもしれない。地球温暖化など、人間が地球に負担を掛けていることが、遠回りして自然災害として僕らに返ってきている、ということはあるだろう。しかしそうである場合、先進国 [続きを読む]
  • 熟練校閲者が教える間違えやすい日本語実例集(講談社校閲部)
  • 内容的には、まさにタイトルのまんま、という感じです。面白かった!タイトルの話で言えば、本書の親本のタイトルは「日本語課外講座 名門校に席をおくな!」だったそうです。「席」の部分に赤丸がされていて、ここが間違っているよ、ということなんだけど分かりますか?答えは「籍」。これは、本書に登場する校閲者の一人が、かつて気づかずに通してしまった間違いだそうです。で、こんなタイトルにしたばっかりに、書店で進学コ [続きを読む]
  • 「クワイエットプレイス」を観に行ってきました
  • いやぁ、怖かった!!ストーリーとか設定とかそういうことじゃなくて、とにかく「怖がらせること」「驚かせること」に異様に特化した映画だな、と思います。面白かった。物語は、リトルフォールズという名前の荒廃した街から始まる。信号は消え、店先には行方不明者の顔写真が大量に貼られている。街中には、ほぼ人影はない。内部がぐちゃぐちゃになっている薬局に、一組の家族がいる。長男の具合が悪く、薬を探しているのだ。長女 [続きを読む]