thecosmologicalfort さん プロフィール

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thecosmologicalfortさん: うちゅうてきなとりで
ハンドル名thecosmologicalfort さん
ブログタイトルうちゅうてきなとりで
ブログURLhttp://the-cosmological-fort.hatenablog.com/
サイト紹介文海外文学、歴史、軍事関連の図書についてのメモや、自作ポエム
自由文ほぼ毎日更新
・本メモ……海外のフィクション、歴史の本、日本のフィクション、その他
・とりでポエム
・その他
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供169回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2016/02/07 08:10

thecosmologicalfort さんのブログ記事

  • 眠りの日
  •  霧のなかから にじみだす 朝の波 鳥の巣とともに 黄金の 煙が吹く 舟のへさきに 日がぶつかり その日の丸い顔が 浮かび上がった 翅の音に あわせて 調子をそろえるように 労農軍が 鋤を振り 溝をほり 夏にはかれらの 子供を植える [続きを読む]
  • 「父の祈りを」
  •  制作:1993年 監督:ジム・シェリダン  原題:In the name of The Father IRAによるロンドン近郊・パブ爆破事件(ギルフォード・パブ爆破事件)の濡れ衣を着せられ、15年間服役させられた北アイルランド人たちの実話に基づく。・主役たちは、英国警察の証拠隠滅により、当初有罪となるが、弁護士や市民の助けを借りて無罪を勝ち取った。・主人公ジェリー・コンロンは父親に反発し窃盗を働いており、刑務所でも当 [続きを読む]
  • 『The Ghost of Freedom』Charles King その5
  •  ◆ソ連時代から現代、おわり 第2次世界大戦では、グルジア人のソ連邦英雄も現れた。 一方、北コーカサス部族(チェチェン、イングーシ、カラチャイ、メスへティア・トルコ、クルド)は、ドイツに協力したとして、カザフスタンやシベリアに強制移住させられた。同様の処分が、ウクライナのドイツ人やポーランド人にも科せられた。  *** 5 厄介ごとの時代 スターリン以後のコーカサスの政治家……アルメニアのデミル [続きを読む]
  • 『The Ghost of Freedom』Charles King その4
  •  ◆近代化からロシア革命を経て、ソ連の時代へ 19世紀後半から始まったグルジア人のナショナリズムは、地方エリート、ブルジョワ・リベラルに分かれ、いずれも西洋からの影響が強かった。 20世紀初頭、より過激な若者たちがマルクス主義から影響を受け、第3の派閥をつくった。かれらの多くはティフリスの神学校出身だった。 ロシア化に対する抵抗という点で、グルジア・ナショナリズムは社会主義運動との親和性が高かっ [続きを読む]
  • 『The Ghost of Freedom』Charles King その3
  •  イマーム(Imam)と総督(Viceroy) アヴァール人の王族、ガジ・ムハンマドの子孫であるシャミール(Shamil)は、ダゲスタン・チェチェンにおいて、ロシアに対し長期の抵抗戦を行った。 シャミールはイマームを名乗り、スーフィー教団を基盤として、蜂起した。しかし、かれの影響力は限定的である。敵対する部族や、シーア派、ロシアに帰順する人びとは、シャミールには従わなかった。 1820年代、ノヴォロシア(New Rus [続きを読む]
  • 『The Ghost of Freedom』Charles King その2
  •  防衛線(the Line)での生活・19世紀初頭までのロシアの辺境統治政策は、コサックを住まわせ砦を拠点として防衛させるというものだった(防衛線政策)。・実際には、コサックたちは辺境の民、山岳部族(the Mountaineers, the Highlanders)と交流していた。 戦闘のあった次の日には、チェルケス人が砦のなかをうろつく風景が見られた。・コサックと部族たちは、宗教、言語、習俗の点で交わり、また結婚や脱走(Desertion) [続きを読む]
  • 『The Ghost of Freedom』Charles King その1
  •  ◆紹介 政治権力、民族、宗教、言語が複雑に入り乱れるコーカサス地方について、歴史をたどりながら概説する。 歴史上のエピソードや、各民族ごとの違いなどが書かれており、コーカサス世界の多様性を知ることができる。 以前ジョージア共和国を旅行したときは、この本で身に着けた事前知識が参考になった。スヴァン人――あまりに僻地に住んでいたために、チェチェン人やダゲスタン人よりも後代、最後にロシアに降伏した―― [続きを読む]
  • たとひわれ死のかげの谷を農王系 17 さまよえるコデックス
  • 17 さまよえるコデックスたとひわれ死のかげの谷を農王系 - 17 さまよえるコデックスたとひわれ死のかげの谷を農王系たとひわれ死のかげの谷を農王系あらすじ…… 石英の星の下に生まれたわたし、ナーナーが農王系に拉致され、教育戦を指揮し、敵を亡ぼす物語たとひわれ死のかげの谷をあゆむとも禍害(わざはひ)をおそれじコデックスとともにあり [続きを読む]
  • 『ユーゴスラヴィア現代史』柴宜弘 その2
  •  4 戦後国家の様々な実験 チトーの社会主義は自主管理・非同盟・連邦制を特徴とする。 チトーの政策が最終的にユーゴ解体に至った原因について。・連邦制の下、民族の平等が唱えられたが、あくまで理念であり紛争の種は残った。・土地改革……対独協力者からの接収・企業の国有化 48年、ソ連は、ユーゴをコミンフォルム(共産党・労働者党情報局)から追放した。これは、ソ連の方針にチトーらが従わなかったことが原因 [続きを読む]
  • 『ユーゴスラヴィア現代史』柴宜弘 その1
  •  ユーゴスラヴィアとは「南スラヴ」の意味である。 ユーゴの歴史は、第1のユーゴ(1918年の成立からナチスドイツによる占領まで)と、第2のユーゴ(1945年の成立から92年の解体まで)とに分かれる。 ユーゴは、東西キリスト教圏の境目であり、またハプスブルク帝国とオスマン帝国との境目でもあった。  *** 1 南スラヴ諸地域の近代 ユーゴは2つの帝国の支配を受けたが、どちらも、各民族ごとの自治を認め [続きを読む]
  • 『古代国家の成立』直木孝次郎 その2
  •  7 クーデター前夜 馬子、聖徳太子が死亡後、推古天皇が死ぬと、後継者をめぐって抗争が起こった。馬子の息子蘇我蝦夷は田村皇子を立てて、皇子は舒明天皇となった。 8 改新断行 蝦夷の子である入鹿は傲慢な人間であり、山背大兄王を自害に追い込んで古人皇子を立てることで、権力を手に入れようとした。 しかし、朝廷はまだ氏族制が強く、各豪族の力がなくなったわけではなかった。 入鹿の横暴に反感を持った有力部 [続きを読む]
  • ポチョムキンの村
  •  ポチョムキン村とは…… 「貧しい実態や不利となる実態を訪問者の目から隠すために作られた、見せかけだけの施設などのことを指す。……1787年の露土戦争を指揮したグリゴリー・ポチョムキンが、皇帝エカチェリーナ2世の行幸のために作ったとされる「偽物の村」に由来する。」 (ポチョムキン村 - Wikipedia)・制度や法律では民主主義を掲げていながら内実が伴っていない例が古今東西に存在する。・主権は奪われるだけでな [続きを読む]
  • 『古代国家の成立』直木孝次郎 その1
  •  中公「日本の歴史」シリーズの1つ。 大和朝廷の成立をたどる。 聖徳太子の実像は現在新たに研究が進んでいる分野なので、他の文献も読む必要がある。 1 新王朝の出発 飛鳥は大和朝廷の始まりの地である。 大和は朝鮮半島と元々関係が深く、4世紀末には百済・新羅を勢力下におき、任那には日本府を設置していた。しかし、5世紀末、高句麗・新羅が力を持つと、任那の日本勢力は駆逐された。 6世紀の継体天皇は朝鮮半 [続きを読む]
  • 電線
  •  夕焼けには 赤い手が 扉をひらく音がする 雲をつくような 手がぬっとあらわれて 神父の目をふさぐ  夏の空に 切り込みをいれるのは だれだ  森から森へ 鉄による、毛糸の 巻き取りの作業 送信は続く。  地面が冷えて 油っぽい羽虫たちが 兵舎に帰っていくだろう。 [続きを読む]
  • 『地獄の日本兵』飯田進
  •  著者はニューギニア島に派遣され、終戦後、オランダ軍によってBC級戦犯として訴追され懲役20年の刑を受けた。 本書は、日本兵の最大の死因である餓死を軸として、若者たちが被った悲惨な従軍の様子を伝えるものである。 国家と軍隊に裏切られた若者の怒りが、凄惨な戦場体験を通して伝わってくる本である。 1 著者は興亜青年として、アジアの復興の志を抱き、ニューギニア海軍民政府に調査局員として雇われた。ニュー [続きを読む]
  • 英国のクリミア戦争、その他
  •  ◆クリミア戦争 1853年に始まったクリミア戦争についての本。 ロシアがトルコに対し軍事動員を行うと、小アジアおよび黒海権益を脅かされると考えたフランスとイギリスはトルコ側につき参戦した。 戦闘は当初バルト海、黒海において海軍を中心に行われたが、本格的な戦闘は、クリミア半島における陸戦から始まった。 イギリス国民は久々の海外遠征に熱狂したものの、緒戦の大失敗と戦争長期化を受けて厭戦ムードが広がっ [続きを読む]
  • 「ベルファスト71」
  •  制作:2014年 監督:ヤン・ドマンジュ 独立紛争の激化する1971年、ベルファストにおける治安維持活動中に、敵中に置き去りにされた英国軍兵士を描く。 北アイルランド住民は敵対的であり、また市内では過激派(IRA)に命を狙われる。 主人公は市内に潜伏し生き残りを図る。 北アイルランド紛争が舞台であり、複雑な状況が映画の展開に関連する。 全体的な印象として、戦争と殺人の不毛さを訴えている。・独立 [続きを読む]
  • 『Diplomacy』Henry Kissinger その5
  •  〜ベトナム戦争から現在へ〜  ◆ベトナム戦争の失敗 米国は国益よりも主義・イデオロギーを選んだ。そのため、支援が失敗した場合、自らが乗りこんでベトナム共産化を阻止しなければならなくなった。 ゲリラ戦は、完全に勝利するか、敗北するかのどちらかしかない。アメリカは、戦力を逐次投入し、徐々に戦争を拡大させていくという失敗を犯した。 ケネディは南ベトナム援助を引き継いだ。しかし、ゲリラが活発化し、ゴ・ジ [続きを読む]
  • 『Diplomacy』Henry Kissinger その4
  •  〜東西冷戦〜 ◆朝鮮戦争に関する米ソの誤算・米国は、ソ連との全面戦争あるいは東欧侵略以外を想定していなかった。・ソ連は米国の理想主義、「価値」の役割を軽視していた。 北朝鮮が韓国に侵攻すると、米国はすぐに動員をおこなった。あわせて、フランスのインドシナ占領を支援したが、これは毛沢東を警戒させた。 朝鮮戦争のような、米国権益の辺境で攻勢があった場合どうするべきなのか。米国はその後もベトナムで悩む [続きを読む]
  • 『Diplomacy』Henry Kissinger その3
  •  〜戦間期から冷戦の始まりまで〜 ◆ヒトラーの台頭 ヒトラーが台頭し、ドイツはヴェルサイユ条約を放棄した。戦勝国は分裂し、国際連盟は、1932年の満州事変で既に明らかになったように、無力だった。 キッシンジャーは、イタリアのエチオピア侵略を黙認してでも、ドイツ包囲網を築くべきだったと考える。実際はその逆になり、英仏はイタリアに経済制裁を課し、ドイツと妥協した。 ストレーザ戦線は、英仏イタリアの連 [続きを読む]
  • 『Diplomacy』Henry Kissinger その2
  •  ナポレオン3世とビスマルクの時代……2人の指導者がウィーン体制を終わらせた。 ナポレオン3世はイタリアのカルボナリ(統一運動家)出身であるため、欧州各地のナショナリズム運動を支援した。しかし、最終的に宿敵であるプロイセンを利することになり、敗北によって退場した。 ナポレオン3世の外交は、国益無視、革命理念偏重、支離滅裂の評価をくだされている。かれは大衆の欲求を基盤にしたが、最後は大衆から見放さ [続きを読む]
  • 『Diplomacy』Henry Kissinger その1
  •  国際政治の歴史をたどる本。 著者はニクソン、フォード政権において外交を担当した人物である。アメリカ政治に深く関与した人物であり、著者の経歴や立ち位置を理解することが必要である。 キッシンジャー:・1923年ドイツ・バイエルン州にて、ユダヤ系ドイツ人家庭に生まれる・ヒトラー政権成立後、家族とともにアメリカに移住・WW2時、陸軍の語学軍曹としてヨーロッパ勤務・ニクソン政権において国家安全保障問題担当 [続きを読む]
  • 大久野島の見学
  •  陸軍の毒ガス製造工場(陸軍造兵廠忠海製造所)があった広島県竹原市大久野島に観光に行ってきました。 島には明治時代につくられた砲台跡も残されており、また朝鮮戦争時に米軍が弾薬庫として利用した痕跡も確認することができました。・毒ガス弾貯蔵庫・弾薬庫(壁に米軍による表示がある)・神社 「萬邦咸寧・皇化隆興」・砲台付近の展望台 日本軍の化学戦については以下の本が非常に参考になりました。毒ガス戦と日 [続きを読む]
  • 『韓国の軍隊』尹 載善(ユン・ジェソン) その2
  •  3・ROTC(Reserve Officer Training Corps) ROTC(予備役将校訓練課程)はアメリカにならって作られた制度であり、士官学校出身者の約7倍にあたる大卒将校が軍を担っている。かれらは2年の義務服務を終えると軍に残るかまたは社会に戻り活躍する。 ROTC学生は、大学3年から4年にかけて、校内で座学教育を受け、長期休暇中に訓練を受ける。 ROTC出身者の将軍は多く、また社会においても、出身者が各界で [続きを読む]
  • 『韓国の軍隊』尹 載善(ユン・ジェソン) その1
  •  韓国の徴兵制、軍隊、また、歴史的な経緯を説明する本。 兵役を経験した若者の証言なども紹介されており、韓国社会と軍との関係を学ぶことができる。  *** 北朝鮮軍108万の大半は、国境の非武装地帯近辺に配置されている。その施設は地下化されている。 北朝鮮侵攻の想定パタン……・地下トンネルを利用した韓国側への侵入・軽飛行機による特殊部隊降下・スカッドミサイル、生物兵器・化学兵器の利用・大量破壊兵器の使 [続きを読む]