法華経は、お経でありながらオペラのようなストーリー展開になっています。テーマは、『縁起』、『永遠の命』、『法の実践』の3つで、各々、智慧のお話、慈悲のお話、行徳のお話の順に展開していきます。 また、法華経は28の章(品)からなり、序品第一から法師品第十までが、インド霊鷲山(りょ...
『ある人』が、『ある先生』のお供で、インドに行きました。 『ある先生』は、大変忙しく、また、大変偉い方なので、 日本では、話すご縁などありませんでした。 しかし、今回のご縁で2時間、さしでお話しする機会を得たのです。 『ある人』は、大変有り難いご縁を得たので、緊張と感激のあ...
障害を持って生まれてきたある一人の青年がいました。 青年は、学生時代に障害のことでイジメにあったり、機能回復の手術を何回も受けたりと、 困難な人生を歩んできました。 そんな青年の母は、お見舞えに来た人達などに、ことある毎に『有り難い有り難い』と言っていました。 しかし、青年...
昨日、法華経の勉強会がありました。その時、正しいの「正」は、一(真理)が止まると書きます』と説明がありました。そこで、すかさず、一は真理とイコールですかと質問をしてみました。 すると、 『一般的には、「一」には真理という意味はありません、しかし、法華経観では、すべての人は一...
今日は、午前中に某出版社の社長さんの講演会へ行きました。 講演では、記者出身の社長さんが、記者時代に取材現場の感動を如何に文章(記事)で表現することが難しいかというお話しをしていました。 確かに、感動を文章で表現するのは、超難しいです。 で、社長さんが言うには、結局...
あなたの人生の目的はなんですか? なんて、突然言われてもこまっちゃう・・・。とか、そんなこと考えたこともない・・・、と思った人がほとんどだと思います。そこで、そんな人のために、今日、法華経の講習会で教わった、法華経的人生の目的をご紹介致します。 法華経的人生の目的 ...
あるバス停におじいさんとおばあさんがいました。 なにやら、おじいさんは時刻表をぶっ叩いて怒っています。 『もうとっくにバスが来ている時間なのに、なんで来ないんだぁ!こんな時刻表などいるもんか!捨てちまえ!』 すると、連れ合いのおばあさんが言いました。 『おじい...
まぁ、現代では超能力のことですが、お釈迦さまの時代は神通力と呼ばれていました。で、お釈迦さまをはじめ十大弟子の人達は皆、神通力の能力を持っていたとされています。 これは、凡人は、どうしたら神通力を会得できるのかと考えてしまいますが、実は、神通力を会得するのが目的でなく、仏道...
『ある先生』のお供で『ある人』が海外へ行きました。 『ある人』は、そこで、日本語交じりの英語で何かいろいろ回りの外人さんに話し掛けている日本人を見かけました。どうやら海外で迷子なって凄く動転している模様です。迷子の人は、『ある人』が日本人あるとすぐわかったので、地獄で仏のご...
法華経の大家である庭野日敬氏は、あるインタビューで 『法華経を一言で言うと何でしょう?』 と聞かれました。 法華経を知り尽くし、実践尽くした庭野日敬氏は、さて、なんて答えたでしょうか・・・。 興味深々ですね! で、いろいろ想像してみてください。『六波羅蜜』『縁起観』『四諦』...
『進んで良いことを行う。』 すなわち、これ 法華経 なり。 今日、ある人から教わった、わかりやすい法華経です。 正しい事を実践して、良い縁をつくり、自他共に幸せになる。
もっと、いい生活を送りたいとか、いいパソコンが欲しいとか、次男に来年大学に受かってほしいとか、三男が大学に受かるまで(後4年)はリストラされないとか、つい苦しくて神仏に手を合わせて祈ってしまいます。 しかし、釈尊の教えは『一切皆苦』と説かれているのです。すべては苦しみなの...
法華経の方便品に劫濁(こうじょく、または、濁劫という場合もある)という言葉がでてきます。 これは、世の中が同じ状態が長くつづくと動脈硬化をおこして汚れてくるという意味です。 今の世の中、まさにコレですね。 天下りや渡り、2世3世議員、いつの間にか国のトップは、普通...
今朝、ネットをしていて見つけた『マンガ仏教ゼミナール』。 ここに『雑阿含経』の「盲亀浮木の譬え」が載っていました。 「盲亀浮木の譬え」とは、江原さんの影響か・・・人間が死んだら、すぐ生まれ変われるみたいな誤解がありますが、実は、生まれ変わるには物凄く大変だという譬えなの...
和顔愛語とは、「大無量寿経」にある仏教の言葉で、笑顔が幸せを呼び込むという教えです。 『和顔愛語』 By マンガ仏教ゼミナール http://www.b-seminar.net/comic/01801.html 上記リンク先に以下のようなことが載っていました。 ...
旦那とは、そう、我々亭主のことです(独身者は除く)。 実は、旦那の語源は、古代インドのサンスクリット語で『ダーナ』といい、「布施」を意味します。 「布施」は、慈悲心や情け、思いやりを表しいます。 昔、旦那は寺院や僧侶に布施をする「施主」や「檀家」の意味として用い...
最近、仕事のプレッシャーなのか精神的に不安定で、夢の中でも結構叫んでいるらしい・・・。 となりで寝ているママが驚いて、私を起こしてくれるのです・・・顔面ピンタとかで(^^;。 こういう時は、法華経読誦(ご供養)が効きますね。特に陀羅尼(26番、28番)がいいようです。...
法華経序品第ーに以下のくだりがでてきます。 爾の時に釈提桓因、其の眷属二万の天子と倶なり。 釈提桓因とは、帝釈天の別名で、娑婆世界のうえにある天上界の主とされていました。 その帝釈天の眷属には、以下の天子がいました。 名月天子(月の神) 普香天子(星の神)...
法華経譬喩品第三に以下のくだりが出てきます。 世尊、我昔よりこのかた、終日竟夜毎に自らを剋責しき。 終日竟夜は、「ひねもすよもすがら」と読み、「昼も夜も常に」という意味だそうです。
法華経譬喩品第二に以下のくだりが出てきます。 みょう牛(ご)の尾を愛するが如し みょう牛(ご)というのは、ヤクのことで、毛の長い(特に尾が)種類の牛です。 この牛は、この尾を大変大切にしていますが、それが元で殺されたそうです。(人間はその尾をとるために殺す) ...
法華経法師品第十に「高原穿鑿(せんしゃく)の譬え」というくだりがあります。 薬王。譬如有人。渇乏須水。於彼高原。穿鑿求之。猶見乾土。知水尚遠。施功不已。 転見湿土。遂漸至泥。其心決定。知水必近。菩薩亦復如是。 水のない高原に井戸を掘るのは、現実の苦しみから逃れよ...
法師品第十で以下のくだりがあります。 衆生を哀愍し願って此の間に生れ、広く妙法華経を演べ分別するなり。 衆生を救おうという願いと慈悲心によって生まれ変わってくること。これを願生(がんしょう)という。 人間とは、もともと人の意味でなく、人と人の間のことで世間とい...
法華経譬喩品に以下の一節(偈)があります。 今此の三界は。皆是れ我が有なり。其の中の衆生は。悉く吾が子なり。而も今此の処は。諸の患難多し。唯我れ一人のみ。能く救護を為す。 意訳: この三界はみんなわたしのものだからです。 その中にいる衆生はすべてわたしの子だ...
三帰依文とは、仏教徒なら毎日お経を上げる前に必ず唱える例の決まり文句です。 自ら仏に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、 大道を体解して、無上意を発さん。 自ら法に帰依したてまつる。まさに願わくは衆生とともに、 深く経蔵に入って、智慧海のごとくならん...
法華経方便品に以下の一節が出てきます。 諸仏世尊は、衆生をして仏知見を開かしめ清浄なるを得せしめんと欲するが故に、世に出現したもう。 衆生に仏知見を示さんと欲するが故に、世に出現したもう。 衆生をして仏知見を悟らしめんと欲するが故に、世に出現したもう。 衆生を...
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