聖 さん プロフィール

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聖さん: 夢見月〜Primavera〜
ハンドル名聖 さん
ブログタイトル夢見月〜Primavera〜
ブログURLhttp://seeyou0.blog38.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の花沢類が大好きです(*ノ∀ノ)♡ 類くんとつくしちゃんにハピエンを♪
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供128回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2016/02/26 01:02

聖 さんのブログ記事

  • For the first time in...13【完結】
  • 遅くなってごめんなさい。更新前に読み返して、手直しをしてたら、時間を過ぎてしまいました…☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆十数年以上も前。類と一緒に作った、庭の隅の『秘密の隠れ家』。そこはママに怒られた時、あたしがいつも逃げ込んだ場所。そして、そんなあたしを見つけてくれたのは、いつも類だった。『どうしたの?また怒られたの?』『ひっく…だって、ママが…』『…おばさんも、つくしのこと、探してたよ。 [続きを読む]
  • For the first time in...12
  • ママからのお土産を取りに、自分の部屋へと向かった。一番のお土産は『自由』だと、ママは言っていた。それはつまり、類に会いに行っていいってこと。類に、純恋を会わせていい、ってことだよね?「う、わ…どうしよ。 純恋、喜ぶだろうな…」当然、あたしも会いたいんだけど、何より純恋の喜ぶ顔が目に浮かぶ。でも、突然子供がいるなんて知ったら、類は怒ったりしないかな…。「う〜ん…どういう感じで会わせたらいいのかなぁ? [続きを読む]
  • For the first time in...11
  • 12月。街のあちこちにクリスマスマーケットが開き、通りのショウウインドウは華やかさを増す。『世界でもっとも美しい通り』と評されるシャンゼリゼにも、無数のイルミネーションが灯された。「ねぇ、類君。今年はどこのオケにしようかしら? ウィルトール?それともデシャン? あら、ルー・マルレの新しい常任指揮者って日本人なのね。 それはぜひ聞いてみたいわ…」母さんは相変わらず暢気で、クリスマス休暇のことで頭がいっ [続きを読む]
  • For the first time in...10
  • 次の日、あたしはパパに会うため、日本へと戻った。事前に秘書さんからパパは家に戻っていると聞いてたから、そのまま牧野の家に向かった。少し前に来たばかりだからか、然して懐かしさもない。突然の帰国に、使用人たちは喜んで迎えてくれたけど、純恋の不在に少し不思議そうな顔をしていた。「パパは?」「お部屋にいらっしゃいます。」「わかった。 暫くパパと話をするから、誰も来ないでね。」「承知しました。」パパの部屋の [続きを読む]
  • For the first time in...09
  • ブリュッセルに戻り、再び穏やかな日常が戻った。同席できなかった商談は問題なく進んでいて、今後は美佳さんの息子さんが主で動いてくれるらしい。「相手の会社の専務さん、超イケメンでね! 立ってるだけで絵になるの! 会話もスマートだし、ちゃんと自分の考えを持ってて、ほんと立派なの! ちょっと笑顔は苦手みたいだけど、それがまたいいのよ〜!  つくしちゃんとすみれちゃんにも会わせてあげたかったわ〜!」仕事の話 [続きを読む]
  • For the first time in...08
  • ブリュッセルの美佳とは定期的に連絡を取り合っていた。Violetteの経営状況はまずまずで、そろそろ日本での出店も考えようか、と思っていた矢先。パリにある会社から、共同出資での出店オファーが来たと聞いた。「Bleu ciel?聞いたことのない名前ね。」『ええ。でも問題ないわよ。 親会社はなんと、あの花沢物産なんですって! ね?いい話だと思わない?』花沢の子会社が何で?まさか、つくしの居場所を知られてしまった?もし [続きを読む]
  • For the first time in...07
  • 純恋はあの日から毎日、通りを眺めては『彼』が来ないか、とキョロキョロしていた。けど、期待に反してその姿は現れず、ひと月が経とうとしていた。Violetteの経営は順調で、噂を聞き付けた企業から共同出資での出店オファーも来ているらしい。その辺は美佳さんに任せてあって、実際の商談の場に行ったことはなかった。けど、次の商談はあたしも同席させてもらうことになってる。フランス・パリにある『Bleu ciel』という、輸入菓 [続きを読む]
  • For the first time in...06
  • 『Violette』との商談のため再びブリュッセルを訪れた俺は、秘書が気味悪がるほど機嫌がよかった。それほどあの子に会いたかった…わけじゃない。特段、子供が好きってわけでもないし、ブリュッセルを気に入ったわけでもない。ただ何となく、この商談は意味があるものなんじゃないかって思ったから。あの店の雰囲気は落ち着くし、パリでもきっと人気が出るだろう。だから、この話は絶対に纏めたい。そうしたら、またあの子の笑顔が [続きを読む]
  • For the first time in...05
  • 大学での講義を終え、店に向かって歩いていると、どこからか純恋の泣き声が聞こえてきた。慌てて店に入ると、純恋が顔をグチャグチャにして泣いている。『どうしたの?』滅多に泣かない純恋がここまで泣くなんて…。不審に思って、店の従業員に話を聞くと。『幼稚園から戻られて、いつものように前の通りで遊んでいたんです。 暫くして、若い男性に連れられて戻ってこられて。 すごくご機嫌でその方と奥で遊んでいたんですが、疲 [続きを読む]
  • For the first time in...04
  • もうすぐ、約束の日が来る。なのに、あたしは…。類の元に戻る条件が『病気の克服』と『大学卒業』。病気については定期的なカウンセリングと、美佳さんと旅行したのがいい気分転換になったみたい。それでも暫くは人混みが怖かったし帽子は手放せなかったけど、外に出るのが嫌ではなくなった。気付けば、握手を求められても体が竦まなくなったし、1対1じゃなければ男性と話をすることもできるようになった。カウンセリングの先生か [続きを読む]
  • For the first time in...03
  • つくしとの約束の日をリヴォルノで過ごし、翌日俺はキャンティへと向かった。一面のぶどう畑を見下ろす丘に立てば、吹き抜ける風が髪を揺らす。あれから4年が経って、土壌が完成した畑にはぶどうの木が植えられた。あと数年もすればワインの醸造も始まるだろう。目の前の景色は確かに変わっていて、あの日、つくしと見るはずだった景色はもうない。前に進みたいのに進めないもどかしさが溜息となって零れた。ねぇ、つくし。あんた [続きを読む]
  • For the first time in...02
  • ブリュッセル郊外の住宅街の一角にある、ママのお友達の家。中世を思わせる古いレンガ造りの家に、芝生を敷き詰めたお庭。まるでおとぎ話にでも出てきそうな、そんな可愛らしい家が今のあたしの家。4年前、ママと一緒にここへ来た時、あまりにも素敵で驚いたくらいだった。ママのお友達は美佳さん。若い頃、ブリュッセル出身の男性と恋におち、駆け落ち同然で日本を離れたらしい。でも、その人とは長く続かず、美佳さんは別の男性 [続きを読む]
  • For the first time in...01
  • 『Lesson』…その後の話。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆約束のその日、俺はリヴォルノへとやってきた。『4年後、つくしが大学を卒業したら絶対迎えに行く。』その約束を一日だって忘れたことはない。それだけが、俺の支えだったから。約束の4年が近付いたある日、日本の牧野のおばさんから連絡が来た。「あら!千恵ちゃん、お久しぶり!元気だった?」『ええ、そちらの皆さんもお元気?』「変わりはないわ。みんな、相 [続きを読む]
  • そろそろ…?
  • こんにちは。西日本にお住まいの方々、大丈夫でしょうか?関東は例年になく早い梅雨明けで、一気に夏か!?と思いきや、ここ数日は涼しい日が続いています。朝晩の気温差や気候の変化で体調を崩している人もいるようです。病人がお客様な医療人の私としては、何だか微妙な気分です。さてさて。夏のイベント『Summer Festival』が始まりましたね!相も変わらず豪華なメンバーの中、ちょっとだけ私も参加させてもらってます。ここの [続きを読む]
  • 夏のイベントが始まります!
  • 今年も暑い!暑い!!夏がやってきました!!!ということで…Summer Festivalteam Soujiro & team Ruiによる夏のイベントを開催します?皆さんは『夏』と言われて何を思い浮かべますか?その中から幾つかをチョイス、『お題』として各々がお話を持ち寄りました。誰がどのお題に挑戦したのか?総ちゃんのお話しなのか?類のお話しなのか?また、リレーはあるのか?は…、♪♪♪お・た・の・し・み♪♪♪サイトオープンまであと3 [続きを読む]
  • ご無沙汰しております
  • お久しぶりでございます。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?約2ヶ月の間、書き続けた『Lesson』。2ヶ月必死で書いてて、ちょっと疲れた。自転車操業なのが悪いんだけど、半ば意地になってたんだと思う。そんな感じだったから、一段落して、いろんなものがプツリと切れた。続きも書いてたんだけどね。何を書いても納得いかなくて、更新できなかった。それは今もまだ続いてるんだけど、やっとちょっと気持ちが浮上してきたか [続きを読む]
  • Lesson - The 14th unit -
  • 退院後、数日はリヴォルノで過ごした。あんなことがあった場所だから…と、ママはホテルに移動しようって言ってくれたんだけど、あたしはそれを断った。だって、たった1週間でも、類と過ごした家だから。家のあちこちに類との思い出があって、どれもあたしにとって大切な記憶。その1つ1つを心に刻みながら残りの時間を過ごした。ママの仕事の都合もあって、早々にイタリアを旅立った。その別れ際、ジョゼはあたしに素敵な告白を [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.12
  • 会わずにいた時間を埋めるかのように、夢中になってキスをした。立ってるのがやっとなあたしは、類の腕でベッドに運んでもらって。二人でベッドに倒れ込んで、またキスをしてる。たった1週間程度離れただけでこんなに寂しいんじゃ、これから別々で過ごす時間は永遠のように長く感じるのかもしれない。物心付いた頃から一緒にいた。途中、離れて暮らしたこともあったけど、大した時間じゃなかった。今度はいつ会えるのか、わからな [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.11
  • ママが類の所へ出掛けて行った後、あたしは少し眠っていた。入院して暫くは不安のせいであまり眠れなかったんだけど。ジョゼが来てくれるようになってから少しずつ眠れるようになった。そして、最近は類の夢をよく見る。夢に出てくる類はいつだって笑顔で、あたしを見つめていて。なのに、手を伸ばそうとすると体が竦んでしまう。でも、類はずっとあたしを見守っててくれる。―大丈夫。ずっと待ってるよ。声は聞こえないんだけど、 [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.10
  • カーラはドクターウェアのポケットに手を突っ込み、俺の隣に並ぶ。心療内科なんて繊細な疾患の患者を相手にしているからか、常に口調は穏やかで声音も柔らかい。『さっき、彼女に会った感じなら大丈夫かもしれないけど、念のため一緒に部屋に入るわね。 彼女に異常がなさそうならそのまま出るけど、これだけは約束してちょうだい。 彼女の嫌がることはしない、言わないこと。 いきなり触れるのもダメ。 それと、もし少しでも様 [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.9
  • 病院に着き、つくしの病室へと向かう。走ってきたせいで息は上がってるし、髪はボサボサ。すれ違う人が俺を訝し気に見るけど、そんなのは気にしない。教えられた病室のドアの前に立つが、そこにはSPの姿はない。いくら完全看護の病院とはいえ、誰が来るかもわからない。ましてや今のつくしは男性恐怖症なんだ。きちんと見張りの者を立てないなんて、不用心にもほどがある。「まったく、何を…」そう呟いて、ドアをノックしようと手 [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.8
  • つくしの男性恐怖症を聞いて、俺は愕然とした。あんなことをして、暫く触れられなくだろうとは思ってた。けど、父さんの姿を見ただけで怯えるなんて。意識が戻ったら、真っ先に会いに行って謝ろうと思ってたのに、それすらできない。もう俺はどうしていいのかわからず、ベッドに座ったまま頭を抱えていた。父さんはフランスに来いと言った。たぶん、つくしは日本に帰るんだろう。つくしの現状を知ってしまえば、離れることを受け入 [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.7
  • あれから毎日のように、ジョゼはあたしに会いに来てくれる。本を読んだり話をしたり、時にはジョゼの宿題を見てあげたり。元気なジョゼを見てるとあたしも自然に笑えていて、心が安らぐのを感じていた。おば様はあたしが男性恐怖症だって言ってたけど、ジョゼを見ても怖いとは思わない。それに、ジョゼに抱きつかれても嫌な気持ちも起こらない。ASDなんて嘘だったんじゃないか、実はもう治ったんじゃないか、って思ってみたりもす [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - Viewpoint change ⑩
  • 本来であれば、電話で伝えるような内容の話ではない。けど、二人を置いて日本へ戻ることもできない。普段、然程気にしていなかった距離が、恐ろしく遠く感じる。「監督不行き届きで、こんなことになってしまってごめんなさい…」『しかたないわよ…優美ちゃんたちはフランスにいたんだから。 できるだけ早く行くから、それまでお願いね。』通話の切れたスマホを握り、庭先のベンチに腰を下ろす。お天気はいいけど、秋の風は少し肌 [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - Viewpoint change ⑨
  • 病室を出ると、廊下で待っていた孝さんの元へと向かう。その表情は痛々しいほど落ち込んでいて、欧州を牛耳る大企業のトップとは思えない。孝さんも、つくしちゃんのことは娘のように思っていたのだから、しかたないわよね。「…孝さん?」「ああ…話は終わったかい?」「ええ。とりあえず、つくしちゃんは類君と別れるつもりはないみたい。 今はそれだけが救いね…」「そうか…それならまだ可能性はあるな…」「けど、孝さんでも [続きを読む]