聖 さん プロフィール

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聖さん: 夢見月〜Primavera〜
ハンドル名聖 さん
ブログタイトル夢見月〜Primavera〜
ブログURLhttp://seeyou0.blog38.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の花沢類が大好きです(*ノ∀ノ)♡ 類くんとつくしちゃんにハピエンを♪
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供117回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2016/02/26 01:02

聖 さんのブログ記事

  • Lesson - The 13th unit - sec.7
  • あれから毎日のように、ジョゼはあたしに会いに来てくれる。本を読んだり話をしたり、時にはジョゼの宿題を見てあげたり。元気なジョゼを見てるとあたしも自然に笑えていて、心が安らぐのを感じていた。おば様はあたしが男性恐怖症だって言ってたけど、ジョゼを見ても怖いとは思わない。それに、ジョゼに抱きつかれても嫌な気持ちも起こらない。ASDなんて嘘だったんじゃないか、実はもう治ったんじゃないか、って思ってみたりもす [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - Viewpoint change ⑩
  • 本来であれば、電話で伝えるような内容の話ではない。けど、二人を置いて日本へ戻ることもできない。普段、然程気にしていなかった距離が、恐ろしく遠く感じる。「監督不行き届きで、こんなことになってしまってごめんなさい…」『しかたないわよ…優美ちゃんたちはフランスにいたんだから。 できるだけ早く行くから、それまでお願いね。』通話の切れたスマホを握り、庭先のベンチに腰を下ろす。お天気はいいけど、秋の風は少し肌 [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - Viewpoint change ⑨
  • 病室を出ると、廊下で待っていた孝さんの元へと向かう。その表情は痛々しいほど落ち込んでいて、欧州を牛耳る大企業のトップとは思えない。孝さんも、つくしちゃんのことは娘のように思っていたのだから、しかたないわよね。「…孝さん?」「ああ…話は終わったかい?」「ええ。とりあえず、つくしちゃんは類君と別れるつもりはないみたい。 今はそれだけが救いね…」「そうか…それならまだ可能性はあるな…」「けど、孝さんでも [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.6
  • 軽いノックの音の後、姿を見せたのは花沢のおば様だった。「あ…おば様…」「つくしちゃん、気分はどう?苦しいことはない?」「ご心配をかけて、すみません。 何か、すごくよく寝たみたいで、スッキリしてます。」「そう!それはよかった! あのね、孝さんも来てるんだけど…入ってもいいかしら?」「え…?おじ様まで?」「ええ…でも、無理して会わなくてもいいのよ? 元気な声が聞ければ、それで十分だから。」「…せっかく [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - Viewpoint change ⑧
  • 病院へ着き、つくしちゃんの病室を訪ねた私たちに、看護師が声を掛けてきた。『ご面会ですか? 失礼ですが、どういうご関係で?』『彼女の婚約者の両親です。 入院したと聞いて、飛んできたのですが…』『そうですか、それはご苦労様です。 面会される前に、主治医からお話をさせていただきたいのですが。』『わかりました。』看護師の案内で、別室へと通される。そこに現れたのは壮年の男性医師と私と同じくらいの年齢の女医だ [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - Viewpoint change ⑦
  • 類君とつくしちゃんがイタリアに行ってから10日ほど経った、その日。二人の世話を任せていたアニーが慌てた声で電話を掛けてきた。『大変ですっ!つくし様が…』「どうしたの?落ち着いて話してちょうだい?」この時期のイタリアは天候が不安定なのは知っている。その日は日中は晴天だったけど、夕方から激しい暴風雨になっていたみたい。『先ほど、キャンティから戻ったんですが…お庭でつくし様が倒れていて…』「えっ?どういう [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.5
  • 頬に触れた温もり、額に感じた柔らかな感触で意識が浮上する。誰かが何かを言っているけど、誰だろう?ちょっとの間、考えて…思い出した。類の声、だ。穏やかで柔らかな類の声…あたしの好きな声。なのに、なぜか心がざわつく。と同時に、頭を過ったのはあの時の類の顔。不機嫌な顔は何度も見たけど、あんなに怒ったのは初めてかもしれない。その声も、瞳も、腕の力も、あたしが知ってる類じゃなかった。押さえ付けられた肩が痛く [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.4
  • タクシーで家に戻ると、庭に数人の人影を見つける。車止めに高級セダンが停まっていることから、それが母さんたちだとわかった。「遅くなってごめん。」俺が声をかけると、SPの向こうに立つ二人…父さんと母さんが俺を振り返った。「遅かったな。」「でも、おかげで現場検証は終わったわ。 これから洗いざらい話してもらうわよ?」「…うん。とりあえず中に入って。」ポールに労いの言葉を掛け、俺は両親を伴って家に入る。リビン [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.3
  • 翌日になっても、つくしは眠ったままだった。体温は回復してきているし、呼吸状態も悪くない。なのに、その瞼も指先も、ピクリとも動かない。医師は状況は悪くない、と言う。じゃあ、何で目を覚まさないわけ?俺の不安を見て取ったのか、医師は俺に優しく話しかけた。『今、彼女は眠りながら病気と闘っているんです。 病気とは、悪化するのは早いが、回復するには時間がかかるものです。 最悪の事態を脱した今、彼女の回復を待つ [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.2
  • つくしを初めて抱いてから、俺は以前にも増してつくしが手放せなくなった。ポールには早々に連絡を入れて、『1週間は帰ってこないで』と言ってある。本当ならずっと帰ってこなくてもいいくらいだけど。そういうわけにはいかないから、とりあえず1週間って言っただけ。俺はつくしと二人の生活を満喫したかった。つくしは恥ずかしがり屋だから、触れるのもキスするのも二人っきりじゃないと許してくれないだろうし。だから、今のう [続きを読む]
  • Lesson - The 13th unit - sec.1
  • お風呂場でさんざんじゃれあって、その後ベッドに戻ってからも…。類に触られるのは嬉しいし、気持ちいい。でも、やっぱりちょっと恥ずかしい。そんなあたしを類は『可愛い』って言って、抱きしめてくれた。類に愛されて、本当に幸せ。だと、思ってたんだけど。その日を境に、類のスキンシップが増えた気がする。キッチンに立てば、後ろから抱きついてくるし。お掃除や洗濯を手伝ってくれるのは嬉しいんだけど、一つ事をするたびに [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.11
  • その瞬間は、自分の体に何が起こっているのか、まったくわからなかった。類にいろんなところを撫でられ、体中にキスをされた。そのたびに電流のような痺れが走り、体の奥でズンっと何かが湧き上がるような不思議な感じ。これが気持ちいいのか、そうじゃないのかもよくわからなくて。自然に漏れた声はいつもより上ずってて、自分の声じゃないようにも聞こえる。体が熱くて、熱くて…本当におかしくなりそうだった。そんなあたしを、 [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.10
  • おまたせしました。ようやっと…です(笑)こちらは大人な表現を含んでいます。18歳未満の方、苦手な方はご遠慮ください。…とはいえ、閲覧はご自身の判断に任せます。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆淡いベッドライトがつくしの白い肌を照らす。その艶やかさは、まるで白磁のようだと思った。触れたら最後、己を止められる自信はない。けど、この状況を望んだのは、つくしだ。恐ろしいほどの潔さには感服としか言いようがな [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.9
  • 今度はちょっと長い、かも。類君視点です。R指定はもう少しお待ちください(笑)☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆つくしの肌に触れた瞬間、その滑らかさに息を飲む。朱に染まった白い肌はもっちりと柔らかく、上質なシルクみたいにすべすべしている。その姿は、かの希少種のコンクパールを思わせた。首に腕を絡ませ、ピッタリと身を寄せてお互いの唇を貪る。これまでに何度もキスはしたけど、今まではそこまで、だった。湧き [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.8
  • ちょっと短い、かな。まだR指定まではしません。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆まるで、こうなるのが当然かのように、キスを交わす。ここがお風呂場だとか、二人とも裸だとか、そんなことはすっかり飛んでいた。うっかり言いそうになった、その名前。もう忘れるって決めたのに。それが類のトラウマだって、わかってたのに。背中に触れた、類の素肌の熱さに気が動転してしまって。口にしてはいけない名前を、既の所で類に [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.7
  • 数日間の人払いに成功して、つくしと二人きりの時間がゆっくりと過ぎていく。『新婚気分を味わいたい』なんて言ったけど、俺たちの新婚生活はきっともっと窮屈なはず。けど、つくしも俺も、そういう生活には慣れてる。今のこの状況の方がレアなんだ。誰の気配もない、俺たちだけの空間。つくしの楽しそうに話す声だけを聴いて過ごす時間は、至福のひととき。これまで、つくしを抱きしめながら眠ったことは何度もある。眠気に抗う子 [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.6
  • とうとう来てしまった…類からの『お誘い』。雰囲気に流されて何となくそうなるのかな…って思ってたのに。ちゃんとあたしのことを考えてくれて、心の準備をする時間をくれた。ほんと優しいよね、類って。あたしはお庭に出て、アニーが干していった洗濯物を取り込んだ。だって、何かしてないと、そのことばっかり考えちゃうんだもん。初めての時はかなり痛いって聞くし。それにこのお子様体形を見せるのは、超恥ずかしい。滋さんや [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.5
  • これから数日、類との新婚生活(仮)を送ることになった。けど、実際、新婚さんってどんなことをしてるんだろう?ご飯作ったり、お掃除したり、洗濯をしたりってのは、新婚だからってわけじゃない。結婚すればそういう家事は妻の役目だし、それはずっと続くんだろうし。類は何かしたいことがあるのかな?「ん?別に、これといって特別なことはしなくていいんじゃない? 新婚気分なんて言ってみたけど、つくしと二人っきりになりた [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.4
  • 何とか間に合った(笑)☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆『おかえりなさい!』家に着くと、元気な声が出迎えてくれた。『ただいま、ジョゼ。』彼はジョゼッペ。ここの家の使用人の子供で、この近くに住んでいる。『ママ!類とつくしが帰ってきたよ!』『こらっ!そんな馴れ馴れしく呼ばないの! …申し訳ありません。』『いいよ、別に。 あんたも、そんなに畏まらなくていいから。』『ですが…』恐縮する彼女はこの家の使用 [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.3
  • こんにちは。更新が遅れて、すみません。昨日は疲れ果てて、寝てしまったので…。たぶん、明日も遅れるかも?(まだ明日分が書き終わってない…)できるだけ毎日更新しようと思うので、6時に更新されてなくてもたまに覗いてみてください。…できるだけ定時更新できるようにがんばりますけどね。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆イタリア・リヴォルノ。北イタリアに位置するここは、中世の時代から栄えた港町。かのメディチ [続きを読む]
  • Lesson - The 12th unit - sec.2
  • 類の背中を見つめながら、自分の浅はかさを胸の内で嘆く。この癖はいつかあたしの身を滅ぼすかもしれない。気を付けてるつもりなんだけどなぁ。けどそんなことより、今は類だ。この感じは絶対怒ってる。繋がれた手はひんやりしてるのに、そこから伝わる熱に胸が苦しくなる。怒らせたことよりも、類を傷付けてしまった罪悪感。婚約した次の日に破談なんて、笑い話にもならないよ…。類に手を引かれたまま部屋に入り、背後で鍵の締ま [続きを読む]
  • 4月の魚【あとがき】
  • こんばんは。こんな深夜にお越しいただき、ありがとうございます。20分の遅刻はお許しを…。さて、類誕SSとして書きました『4月の魚』、いかがでしたか?4月1日はエイプリールフール…単純な発想からのお話ですが、こういうのもたまにはいいかな、と。類誕と言ってるわりに、誕生日らしさは欠片もありませんでしたね(苦笑)ま、記念なんで、あまり気にしてませんが(笑)4月の魚とはなんぞ?と思う方はググってみてください。まぁ、 [続きを読む]
  • 4月の魚【結実】
  • 4月の魚・第3話。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆4月2日 午前0時まであと1分。10分前から彼女の部屋の前でその瞬間を待っていた。寸分の狂いもない時計の針と、ドアの向こうの彼女をジッと見つめる。たぶん、彼女もその瞬間を待ってるはず。そして、悔いているはず…俺と同じで。エイプリールフールの虚言。あの時、俺たちは何一つ本当のことを言わなかった。『もう終わりにしよ』『もう会うことはない』『今日言おうと [続きを読む]
  • 4月の魚【痛感】
  • 4月の魚・第2話。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆〜 Rui side 〜待たせていた車へと戻り、何も言わずに乗り込む。一人で戻ってきた俺に、運転手は何を思っただろう。まぁ、聞かれたところで答える気なんてないけど。邸に戻り、部屋のベッドで寝転がっていると、使用人頭の雅子がお茶を持って入ってきた。俺の不機嫌を気にしないのは彼女だけだ。「今日は牧野様とご一緒ではなかったのですか?」「…別れた。」「そうです [続きを読む]
  • 4月の魚【虚言】
  • 今日は『Lesson』をお休みして、類誕SSを公開しようと思います。類とつくしの設定は、社会人で恋人同士。付き合って数年が経ってる感じかな。その他、細かい設定は特になし。4月1日・エイプリールフール。ふと思い付いた、類君の好奇心からお話は始まります。3話構成で、6時、12時、18時に更新します。よかったらお付き合いください。☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆〜Rui side〜4月1日。誰が決めたか知らないけど、この [続きを読む]