トンボ自然史研究所 さん プロフィール

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トンボ自然史研究所さん: トンボ自然史研究所
ハンドル名トンボ自然史研究所 さん
ブログタイトルトンボ自然史研究所
ブログURLhttp://dranathis.blog.fc2.com/
サイト紹介文トンボを中心に動植物の生態、行動、進化、多様性などについて語るブログです。
自由文トンボ自然史研究所を主宰する生方秀紀が執筆するブログです。
講演・学習会・観察会等の講師依頼のご相談に応じています。
http://dranathis.web.fc2.com/index.html
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供69回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2016/02/28 23:35

トンボ自然史研究所 さんのブログ記事

  • 個体群絶滅に及ぼす採集圧の影響
  • トンボを含む絶滅危惧昆虫の個体群絶滅に及ぼす採集圧の影響についての一考察(抜粋※)生方 秀紀(トンボ自然史研究所)※この記事は、2017 年度日本トンボ学会大会(滋賀大会)で口頭発表した論考からの抜粋です。問題設定・日本産トンボ目のうち、天然記念物は4種、国内希少野生動植物種は4種(うち2種は天然記念物)である。・これら6種を除く38種の絶滅危惧種は、国レベルの採集規制を受けていない。・実際にトンボ目に [続きを読む]
  • 2017 年度日本トンボ学会大会参加印象記
  • 11 月 11 〜12 日に、滋賀県立琵琶湖博物館で開催された、2017 年度日本トンボ学会大会(滋賀大会)に参加してきました。以下、その時の感想(矢印以下)を研究発表&シンポジウムのプログラムに沿ってご紹介します(文中、敬称略)。研究発表:一般講演:北山 拓:「2017 年のオナガアカネマーキング調査および飛来ルートの推定」 → 気象データの詳細な分析による飛来ルートの推定。マーキングは移動先では未発見。今後、地元マ [続きを読む]
  • トンボ自然史研究所のツイッターを始めました
  • トンボ自然史研究所のツイッターを始めました。https://twitter.com/dranathisフェイスブック同様、当ブログ更新情報ならびに、私(生方秀紀:当研究所代表)の動向の発信が中心になります。当ブログに興味をお持ちのツイッター・ユーザーの皆様、フォローを歓迎いたします、☆★☆ ブログランキング(↓):よろしければ両方とも して応援してください。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 日本昆虫学会論文賞の賞状を頂いて
  • 前回記事「日本昆虫学会論文賞受賞の栄誉:一共著者として」でお知らせした、日本昆虫学会論文賞(他の多くの学会の学会賞に相当)の賞状が先日、論文共著者の一人である私のところにも届きました(写真1)。 写真1 日本昆虫学会論文賞2016年度の賞状(2論文のうちの1論文) (写真は で拡大します)賞状を手にとった瞬間は、このように高い評価を受けた共同研究の一端を、ささやかながら担うことができたことの [続きを読む]
  • 日本昆虫学会論文賞受賞の栄誉:一共著者として
  • 今年度の日本昆虫学会論文賞(他の多くの学会の学会賞に相当)の受賞者が発表されました。2受賞論文のうちの1論文は、弘前大学名誉教授の故・正木進三先生を筆頭著者とする9名の共著者による、「雪の冬の火山性の温暖な「小島」で鳴くコオロギ―その季節的生活環、光周反応および起源」(英文)となりました。私(生方秀紀@トンボ自然史研究所代表)も、共著者の一人として、その栄誉の一端に浴する結果となり、共著者とともに [続きを読む]
  • トンボにTG-5:焦点深度合成を使ってみたら
  • トンボのブログを書く上で、少しでも魅力を高め、読者を退屈させないための必殺の(?)テクニックは、トンボの写真を添えることです。そのためには、自前の写真を常にストックしておくことが必要となります。というわけで、トンボ日和で時間にゆとりがある日には、カメラをぶら下げて、トンボのいそうな場所に出かけることになります。これまで私は、デジタル一眼レフ(キャノンEOS7D)をトンボ撮影用に、生息地の景観などの撮影 [続きを読む]
  • 古代蓮の里:乱れ咲くハス、スイレンに舞うトンボ
  • 昨年7月下旬、埼玉県行田市の「古代蓮の里」(写真1)を訪問しました。「花よりトンボ」が嗜好の私ですが、家族連れだったこともあり、多種多様な蓮の花を愛でるのが主目的でした。それでも、普通種とはいえ、3種のトンボを撮影することもでき、印象に残る一日となりました。 写真1 行田市の古代蓮の里、園内の様子(写真は で拡大します)多様な品種のハス Nelumbo nucifera Gaertn. (ヤマモガシ目、ハス [続きを読む]
  • 奥の蜻蛉道(4):アマゴイルリトンボとの出会い
  • 3回シリーズで続いている、今年の7月上旬、関東地方から北〜北東方面に脱出した先にある、自然度の高い浅い沼一帯のトンボ観察記もいよいよ大詰め、今回は私の憧れのトンボとの対面が実現した際のエピソードを中心に紹介します。憧れのトンボ、それはアマゴイルリトンボ Platycnemis echigoana Asahina, 1955 です(写真1)。 写真1 アマゴイルリトンボ Platycnemis echigoana♂(12時34分撮影) (写真はクリ [続きを読む]
  • 奥の蜻蛉道(3):湿原上流端の脇役トンボたち
  • 前回、前々回記事に続き、今年の7月上旬、関東地方から北〜北東方面に脱出した先にある、自然度の高い浅い沼一帯のトンボ観察からのエピソードをご紹介します。この沼の上流側には小規模なミズゴケ湿原が成立していて、独特のトンボ相が成立しています(前回記事)。そのミズゴケ湿原を通り過ぎた先にある、沼の上流端部に向うところから、今回の記事がスタートします。ミズゴケ湿原を通り過ぎるとすぐに小規模な河畔林になってお [続きを読む]
  • 奥の蜻蛉道(2):真夏のミズゴケ湿原のトンボ
  • 前回記事に続き、今年の7月上旬、関東地方から脱出した先にある、自然度の高い浅い沼一帯のトンボ観察からのエピソードをご紹介します。この沼の上流側(つまり主たる流入河川がある側)は土砂だけでなく、泥炭も堆積して小規模なミズゴケ湿原(写真1)が発達しています。 写真1 数種のトンボが見られたミズゴケ湿原(写真は で拡大します)手前の黄緑色のスゲ類で茫々とした面がミズゴケ湿原、遠景の森の手前の若 [続きを読む]
  • 奥の蜻蛉道(1):オゼイトトンボ、エゾイトトンボとの再会
  • 今年の7月上旬、奥の細道ならぬ奥の蜻蛉道をたどり、関東地方では見られないトンボも棲む生息地を初めて訪れました。朝から夏の日差しが照り付ける好天に恵まれたこの日の朝、私は台地状の丘陵地の中央部の窪地に形成された浅い沼のほとりにたどり着きました(写真1)。 写真1 多様なトンボが生息する、台地上に形成された沼(写真は で拡大します)沼の周囲の集水域に人家や畜舎などがないことから、水の富栄養化 [続きを読む]
  • 『釧路の昆虫』(釧路市立博物館発行)の紹介
  • 今春、釧路市立博物館から、釧路市立博物館解説シリーズ『釧路の昆虫』(土屋慶丞 著)が発行されました(写真1)。著者の土屋さんから依頼され、私が監修を引き受けたものですが、内容・構成は著者の提案を最大限尊重し、私は出来上がった原稿に目を通し、コメントする役割に徹しました。釧路市立博物館解説シリーズ『釧路の昆虫』  土屋慶丞 著  釧路市立博物館発行  A5版、29頁、フルカラー  2017年3月  釧路 [続きを読む]
  • 新刊図書『図説日本の湿地 ―人と自然と多様な水辺―』(分担執筆)
  • この夏、朝倉書店より、『図説日本の湿地 ―人と自然と多様な水辺―』(日本湿地学会監修)が刊行されましたので、分担執筆者の一人として、その概要をご紹介します(写真1)。 『図説日本の湿地 ―人と自然と多様な水辺―』  朝倉書店 刊  B5/228ページ/2017年06月25日  ISBN978-4-254-18052-7 C3040  定価5,400円(本体5,000円+税)  日本湿地学会 監修 写真1 『図説日本の湿地 ―人と自然と多様な水辺―』 [続きを読む]
  • 一読者からの新説「DNAは遠い未来の人間が作った」の批判的紹介
  • 「自然史研究所」のブログに、ハンドルネーム「どう思われますか 」さんから、大変ユニークなコメントが届きました。コメントへの内部リンクはこちら。コメント欄でのやりとりで終わらせるのはもったいないので、「どう思われますか 」さんへのコメントへのブログ筆者(生方秀紀)からの回答をブログ記事としてアップすることにしました。今後、この記事への「どう思われますか 」さんからの反論あるいは追加説明などが届きました [続きを読む]
  • コヤマトンボ♂:清冽な川面のパトローラー
  • 夏目英隆さんに同行しての、昨年7月上旬の他県へのトンボ・トリップの最終調査地、丘陵地を刻む河川の中流部で観察したトンボのうち、カワトンボ属(現、元)3種、オナガサナエは前回までの2つの記事で紹介しました。その同じ場所で、コヤマトンボ Macromia amphigena Selys, 1871 の♂を観察・撮影することができました(写真1、3)。 写真1 コヤマトンボ Macromia amphigena ♂ (写真は で拡大しま [続きを読む]
  • オナガサナエ:腹先の棍棒は見せびらかすもの?
  • 夏目英隆さんに同行しての、昨年7月上旬の他県へのトンボ・トリップの最終調査地、丘陵地を刻む河川の中流部で、日本産アオハダトンボ属(現、元)全3種の豪華な揃い踏みが見られはことは2件前の記事に書いた通りです。その同じ場所で、オナガサナエ Melligomphus viridicostus (Oguma, 1926) が活動している姿を初めて観察し、撮影することができました(写真1〜5)。その最初の出会いは、川をまたぐ橋の下のコンクリート面 [続きを読む]
  • ハグロトンボ:翅打ち合わせ行動の意味は?
  • 夏目英隆さんに同行しての、昨年7月上旬の他県へのトンボ・トリップの最終調査地、丘陵地を刻む河川の中流部では、日本産アオハダトンボ属(現、元)全3種の豪華な揃い踏みが見られました(前回記事参照)。それらのうち、ハグロトンボ Atrocalopteryx atrata (Selys, 1853)の♂、♀が水辺で静止中に盛んに翅の打ち合わせをしている様子を、写真に収めることができました(写真1〜4)。下の写真1は単独♂が翅を開きつ [続きを読む]
  • アオハダトンボ属(現、元)全3種、勢ぞろい
  • 夏目英隆さんに同行しての、昨年7月上旬の他県へのトンボ・トリップの最終調査地は、丘陵地を刻む河川の中流部の2地点でした。これら二つの調査地点では、川幅はゆったり拡がり、水深は浅く、砂礫底で、ほとんど汚染が感じられない綺麗な水がサラサラと流れていて、川岸には竹林や草の生い茂った土手が迫っていました。このうち、一方の調査地点では、日本産アオハダトンボ属(現、元)全3種の豪華な揃い踏みが見られました。( [続きを読む]
  • ノシメトンボ:ハンディキャップもなんのその
  • 夏目英隆さんに同行しての、昨年7月上旬の他県へのトンボ・トリップの第二、第三の立ち寄り地は、里山地帯の丘陵地の先端付近の林縁部や、その丘陵地を横断する村道沿いの林縁や草地でした。それら林縁部の草木に静かにとまっていたのは、ノシメトンボ Sympetrum infuscatum (Selys, 1883) です(写真1,2)。 写真1 ノシメトンボ Sympetrum infuscatum♀ (写真は で拡大します)。枯草の折れた [続きを読む]
  • コバネアオイトトンボとの出会い
  • 昨年7月上旬、東京在住のトンボ研究家、夏目英隆さんのご案内のもと、他県のトンボ生息地数カ所を見てきました。 この素晴らしいトンボ・トリップで、いくつかの種と初対面をはたすことができました。数回の連続記事で、それらの出会いをご紹介したいと思います。 初回の今回は、最初の立ち寄り地、農地に囲まれた溜め池群およびその周辺の湿地や水田で撮影したトンボたちから、その1です。 この溜め池群に [続きを読む]
  • グンバイトンボ:単独♂の軍配誇示飛行
  • 今年6月前半の東海地方での、グンバイトンボ Platycnemis foliacea Selys, 1886 の観察記録は、今回の記事が最後となります。前回までの関連記事が少し長すぎるきらいがありましたので、今回は短く締めたいと思います。前日に交尾や産卵が見られた同じ場所(小さな小川でヨシ類が茂っている場所)で、私は単独♂が単独♀に対して求愛行動をしているのを観察・撮影する機会を狙って、ゆっくりと歩を進めていました。 [続きを読む]