紅雲庵 さん プロフィール

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紅雲庵さん: 紅雲庵 日乗 名古屋の茶の湯 和のあれこれ
ハンドル名紅雲庵 さん
ブログタイトル紅雲庵 日乗 名古屋の茶の湯 和のあれこれ
ブログURLhttps://ameblo.jp/tyanoyu0417/
サイト紹介文茶道の点前を教える教室ではなく、茶の湯まわりをメインに広く和の素敵なコト、モノをお伝えします。
自由文茶の湯Style 紅雲庵カフェでは
季節のしつらえや茶の湯まわりのアレコレのお話を1時間程度、
その後は実際にお茶をいただくお客さまの作法や
和室でのマナーを体験していただきます。
随時入会可能、完全予約制
〇〇流に入門!という形でなく気軽に茶の湯のお稽古をはじめていただけます。

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供168回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2016/02/29 08:25

紅雲庵 さんのブログ記事

  • 飾りじゃないのよ 家紋は
  • きものの家紋は、お家で言えば表札、会社で言えば社員証・IDです。昔、苗字を許されない階級の家でも家紋は持っていたと言われます。紋の入っていないきものをお召しの場合は「匿名希望」さんてことで、公のお付き合いは出来かねる立場の方かと推測される。なんてまぁそれは極論だとしても、礼装と盛装(お洒落着)の区別は紋によるところ大です。 たとえばこの子供のきものは踊りのお流儀の定紋入りでこの紋を付けていれば「この [続きを読む]
  • 宵待草 待宵草 月見草
  • 宵待草 待宵草 月見草 どれがどれやら庵主が小さいころ蓼科の夏の家に行くと家の横の原っぱに黄色い花が群生していてその向こうには馬場があって馬の姿が見える大好きな景色でしたが、その花を宵待草と呼ぶ人、 待宵草と呼ぶ人、 月見草と呼ぶ人、3つも名前が出てきて不思議でしたね。積年の疑問を晴らしましょう。 竹久夢二の歌は宵待草 よいまちぐさ 宵待草 ヨイマチグサ 待宵草 マツヨイグサ 月見草 ツキミソウ [続きを読む]
  • 略点前のお道具 その2
  • テーブルで点前することを「立礼」といいます。テーブルでの略点前は「立礼での略点前」と呼べばいいかな?ホームパーティのデザートの時間やお友達が遊びに来てくれた時に準備も含めて2〜30分あればリフレッシュ癒されタイムが持てますね。紅雲庵茶の湯laboratoryで立礼の略点前をお稽古しました。 立礼席に移る前に座敷で床の拝見掛物 秋風 植松公祐 筆 うえまつきんさち 江戸後期のお公家さん 香合 一閑三日月花入 耳 [続きを読む]
  • ご一緒にどうぞ
  • 紅雲庵茶の湯laboratoryにいらっしゃる方とは「一緒に学びましょう」と思っています。そしたら紅雲庵茶の湯laboratoryに参加なさる方は紅雲庵の研究員さんですね。研究職に従事する者という意味で、ご参加の方をfellow フェローさんと呼びます。あ、学位は取れませんのでその点はご承知おきを。 呼び方をどうするか、これ結構問題でしょ?これまでは「うちにお茶のみにいらしてる方」とお呼びしていました。長過ぎる。普通の茶道 [続きを読む]
  • 略点前のお道具
  • 略点前 何が必要でしょう。一、お盆に二、茶盌(その中に茶筅茶巾、茶杓をのせて)、三、棗をセットしてお客さまの前に運び出し四、瓶掛けに五、瓶を=ざっくり言えば火鉢に薬缶でOK(いまどき火鉢に薬缶の方が難しいかも)要するにお湯が沸けばいいんです。もっと略すなら電気ケトルや保温ポットでも。あとは六、建水(こぼしとも言います。お茶盌を温めたお湯などをこれで始末します) 風炉釜、炉の季節なら炉釜や炉縁、それに [続きを読む]
  • 三日月香合
  • 座敷のしつらえはだいたい10日から15日間隔で替えています。もちろん、そんなにたくさんのお道具はありませんからお軸、香合、花入の床の三種と寄付のお軸くらいを掛け替え入れ替え毎週お稽古にいらっしゃる方のために花入は毎週替えるようにしてやりくりやりくり。 明月掃清風 淡斎筆 お道具たくさん無いっていうのに季節を過ぎて思い出す、使い忘れたものがそこそこありますね。この秋はそんなことが無いように、まずは毎 [続きを読む]
  • おび 帯 帶 麗しき名古屋帯の世界
  • おび 帯 帶切っても切れない帯ときもの帯が無ければきもの姿は完成しない。帯がきものを引き立てて、きものが帯を映えさせる。そしてもちろん、茶の湯ときものの関係は深くて広くて長い。 お茶会では水屋の方々はもちろん、お客さまのきもの姿を拝見して眼福な庵主ですが、なかでもひときわ目を惹く麗しいお拵えの美しいご婦人がいらして、お茶会のたびに今日は行き会えるかな、どうかなって、「あの方、あの方」と念じて出掛け [続きを読む]
  • 重陽の節供は菊の節供
  • もうすぐ9月9日重陽の節供(節句)のしつらえでお茶をなさる方、いらっしゃいますね。世の中、いわゆるグレゴリオ暦=新暦で節供や行事をなさいますがちょっと待っていただきたい。日本には日本の暦が(元々は中国だとしても 笑笑)あります。 重陽はおめでたい奇数の九がふたつ重なる日、この日に美しく咲いた菊の花を愛でつつ、被せ綿をしてみたり菊酒を嗜んでみたり。ですから重陽は菊の節供とも呼ばれています。 細かい話は [続きを読む]
  • 二百十日の風除けに
  • 今日、9月1日は雑節の二百十日雑節(ざっせつ)とは五節句や二十四節気の他に季節の変わり目の目安となる日で立春から数えて210日目。おおざっぱに言えば立春は天文学で決められるので新暦、旧暦は関係ありません。 稲が開花、結実する頃なのに台風がやってくることが多く、厄日と言われています。二百十日の前の7日間も前七日と呼ばれ注意喚起の1週間、二百十日の10日後も二百二十日と呼ばれる厄日、ま、とにかく二百三 [続きを読む]
  • 上手下手 なんて読む?
  • 上手下手読み方が色々あります。真っ先になんて読みましたか? 上手下手 じょうずへた と読んだ方まあ普通 上手下手 かみてしもて と読んだ方舞台関係のお仕事または趣味の方 上手下手 うわてしたて と読んだ方お相撲が好きな方 上手下手 じょうてげて と読んだ方茶道具が好きな方 上手物 じょうてもの高級で精巧な作りのもの 主に工芸品最上手という言葉もあります。 下手物 げてもの粗雑な作りの安物、また普 [続きを読む]
  • 秋の茶の湯【お菓子組】
  • お菓子が目当てでお茶のお稽古をはじめた人、お菓子が好きだからお茶のお稽古が続く人、茶の湯お菓子組ですね。どんなお菓子をどんな器でおもてなししたでしょうか。秋のお菓子と器のコーディネイト、庵主の備忘録です。 秋のアイコンといえば紅葉 鹿の焼き印の種合わせと磨り琥珀の紅葉器は掻き合わせ四方盆 もみじの葉っぱそのものをかりんとうのように揚げた箕面名物 楓の葉衣器は本物の箕 紅葉の山錦を移したきんとん 菊も [続きを読む]
  • 花問答 手付籠花入
  • とある日の紅雲庵の床の花手付籠花入は先代如隠旧蔵 花 芦、蚊帳吊草、藤袴、竜胆、女郎花 たまたま遊びに寄ってくださった生け花男子さんがこんな風にブログに 背景も含め端正、クールですね。 庵主も入れ直し 金華山芒、藤袴、竜胆、女郎花、撫子 花問答、おもしろ〜い! 紅雲庵のイベントやおススメのお茶会情報など更新しました。⇒紅雲庵お遊び帖 紅雲庵では毎月一度お遊びの「茶話会」と予約制お稽古の「紅雲庵茶の湯 [続きを読む]
  • 難問でした
  • 平成30年8月25日 旧暦七月十五日 紅雲庵解夏茶話会をいたしました。皆さまお付き合いありがとうございました。 茶話会の日程は庵主が決めるのでどうこう言うのはおかしいのですが、なかなかに難しい日どり、立秋過ぎて七夕も終わり、かといって当日の気温36度、あまりに秋めいたしつらえではかえって嘘っぽい。お道具はどうするのか、お菓子はどうするのか、難問でした。 寄付掛物 葡萄紋酒杯図 加藤卓夫筆 本席掛物  [続きを読む]
  • 中秋と仲秋
  • 気温が30度以上あっても朝夕涼しい風を感じるころになるともうせっかちにお月見のことなど思うようになります。節供や行事を新暦で祝うようになってもお月見だけは旧暦で行われています。そりゃそうです。まさか新暦8月15日にお月見する方はいませんよね。他の節供や行事も同じことなんですけどねぇ。 月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月月が8個入っているので、「この月」は八月(旧暦)ね!とわかる歌。英語でMoon [続きを読む]
  • 風炉覚書
  • 風炉って灰と炭を入れて釜をかけるもので現在では五月から十月の気温が高いころに使われます。茶道をしてない方でもお雛さまのお飾りなんかでご覧になったことあると思います。 福君の雛道具 五摂家の筆頭・近衛家から尾張家11代斉温(なりはる)に嫁いだ福君さまの雛道具。こちらは台子という格の高いしつらえになっています。画像の真ん中にどん!とあるのが釜をかけた風炉ですね。これでお湯を沸かすのですから重要なお道具です [続きを読む]
  • フェローさん募集中です
  • 紅雲庵茶の湯laboratoryにいらっしゃる方とは「一緒に学びましょう」と思っています。そしたら紅雲庵茶の湯laboratoryに参加なさる方は紅雲庵の研究員さんですね。研究職に従事する者という意味で、ご参加の方をfellow フェローさんと呼びます。あ、学位は取れませんのでその点はご承知おきを。 呼び方をどうするか、これ結構問題でしょ?これまでは「うちにお茶のみにいらしてる方」とお呼びしていました。長過ぎる。普通の茶道 [続きを読む]
  • 秋姫さん春姫さん
  • 先輩方のお道具コレクションを拝見することがあります。遊びに行ったついでに「見ていきなさい」とか「見せてあげるからいらっしゃい」とかそんな感じで。 茶室にしつらえる以外にお道具だけ拝見できるのはありがたいことで「ぜひぜひ」と拝見してまいります。もちろん全コレクションを一堂には無理なのでご自慢の数点から数十点を「マイ・フェイバリット」としてチョイスされたもの。 お道具を拝見しながらお話してると面白いん [続きを読む]
  • 旧暦 今日が七夕
  • 今日は旧暦の七夕です。最近では伝統的七夕と呼ばれることもあるようです。 五節供一月七日 人日 七草の節供三月三日 上巳 桃の節供五月五日 端午 菖蒲の節供七月七日 七夕 笹の節供九月九日 重陽 菊の節供季節の変わり目で区切りの日です。 節句 と 節供 どちらが正しい漢字でしょう。恥ずかしながら2年前くらいまでは何も考えずに 節句 を使っていましたが、いつも参考にしている民俗学者柳田國男の著書にちゃん [続きを読む]
  • なにもなにもちひさきものは
  • なにもなにもちひさきものはみなうつくし小さなものはすべて美しい 枕草子 「うつくしきもの」 清少納言でなくとも「ちひさきもの」がお好きな方が多いようです。紅雲庵にあるちひさきものを集めて略点前(盆点)を仕組んでみました。 極小茶筅は竹細工のお店で箸置きとして売られていたものですがお薄一服上手に点てられます。 盆に見立てたのは直径18cmの塗りの菓子器。 棗に見立てたのは象牙の合子花、蝶、唐子の彫が入 [続きを読む]
  • 【清める】手を洗う
  • 茶室に入る前には、手を洗い、口を漱ぎます。お茶の庭には蹲(つくばい)がありますよね?あれは飾りじゃなくて、そのためにあるのです。茶事では蹲を2回いたします。蹲が無いとか省略してある場合もあるけど、それでも茶室に入る前には必ず手を洗います。 何故か?薄茶一服のお席としてお話するとお客さんはこれからお菓子とお茶をいただき道具の拝見をします。自分のためには⇒ 何かを食べるときに手は綺麗でありたいですよね [続きを読む]
  • 炭洗い 大事な仕事
  • 一年で一番暑いころにする大仕事があります。「炭洗い」と「灰作り」 茶の湯とはただ湯を沸かし茶をたてて  のむばかりなる事と知るべし ただ湯を沸かし====湯を沸かすには熱源が必要、茶の湯の熱源は 炭 です。炭と言ってもどんな炭でも良い訳ではなく、茶の湯の炭は道具炭とも言うように決まりの寸法のきちっとした炭が何種類も必要です。(お流での違いはあります)そして炉と風炉では寸法が違いますから合計十数種類 [続きを読む]
  • 往復で働く 茶事・茶会
  • 茶事・茶会でもてなし側に重要なのは「往復で働く」ということ。はい、もう何百回も言われ続けています。「往復で働くのよ」「往復で働いてね」「往復で働けってばっ!」 わかります?お客さまの前に何か運んだら手ぶらで帰るってことなく、空いているもの、不必要なものをささっと下げて帰ってくる。そういうのが往復で働く。 茶事の時は、コレを持って出てアレを持って帰る動作が一連で決まってますからそうそう手ぶらで茶 [続きを読む]
  • 床に 茶花でなく
  • あまりの暑さで庭の植物が壊滅状態。葉っぱも花芽もカリッカリですよ。かといって茶の湯の花は花屋さんでガーベラを買ってくるというわけにもいかず、皆さまたいへんご苦心なさっていることでしょう。 紅雲庵では旧暦に添って行事をするよう心がけていますのでいまならちょうど、夏越しの祓や七夕のしつらえでお客さまをおもてなししています。旧の夏越しの祓は8月10日(2018年)旧の七夕は8月17日(2018年)この期 [続きを読む]