智(とも) さん プロフィール

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智(とも)さん: Blue あなたとわたしの本
ハンドル名智(とも) さん
ブログタイトルBlue あなたとわたしの本
ブログURLhttp://btomotomo.hatenablog.com/
サイト紹介文言葉と写真。感受性が豊かで、傷つきやすく、ひとりが好きで、優しすぎる、そんな〝あなた〟のサイトです。
自由文感受性が豊かで、傷つきやすく、ひとりが好きで、そして優しすぎる、そんな〝あなた〟のサイトです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2016/03/07 21:35

智(とも) さんのブログ記事

  • 掃除ほどお得なことはないという話
  • エッセイ Blue 26 ほんと、掃除ほどお得なことはないと思います。掃除はめんどくさいですって? そうですねぇ。じゃあ、そんなあなたは、「掃除ほどお得なことはない」 このアファーメーションを唱えるところから始めましょうか。 一日10回、3日も唱えれば、お得なことが大好きなあなたですから、「ほんとにお得なの? お得なんだったらやっちゃおうかな?」って気持ちになってきます。 何ごとも己の敵は己です。「 [続きを読む]
  • このシュールなコントを ─ 本気になんなよ─
  • Blue あなたとわたしの本 209「俺はこんなところで終われない」とか、「私には才能があるんだ、 実力があるんだ」とか、あるいは、「自分なんて── 」とか、 どっちにせよ、 たかだか100年も経ちゃ、 あんたの「実力」なんて だれも覚えちゃいないよ。 シュールなコント。 ここはシュールなコント。 大真面目に演じてる ただのコント。 未来の「夢」にばっかり焦点合わせるのもいいけど、 となりにあ [続きを読む]
  • 悩みを打ち消す、あるひとつの方法
  • Blue あなたとわたしの本 208 悩みを打ち消すには、 情熱を覚えることに 集中するのです。 没頭するのです。 時間もないところへ 没入してしまうのです。  こんなことが好きだと知れたら 人はどう思うだろう? 才能はあるのだろうか? 認められるだろうか? そういったことも考えないのです。 そんなことも頭に浮かばないほど 入り込んで、 自分も世界も消してしまうのです。 悩みごとを解決するために [続きを読む]
  • 【驚異の疲労回復法】疲れたら休むな! ぴょんぴょんパタパタをせよ!
  • エッセイ Blue 25「あ〜、疲れたぁ。一休みするかぁ」 というとき、皆さまはどうされていますか? 家で仕事をされている方ならソファで寝転がる? 会社で働かれている方ならコーヒーブレイクですか?  僕はそういうとき、庭に出て「ぴょんぴょんパタパタ」をします。 もっと正確に言えば「ちょっと疲れたけど、もうひとがんばりしたいなぁ」というときに僕はいたします。 やり方は簡単。超簡単です。 その場で [続きを読む]
  • その哀しみがあなたを
  • Blue あなたとわたしの本 207 その哀しみがあなたを、 落ち着きのある人間にしたのです。 あの哀しみがあなたを、 深みのある人間にしたのです。 哀しみは肉体的な痛みに近いくらい、 ときにはそれ以上の傷みをともなうけれど、 その哀しみが、 いまのあなたを作ったのです。 哀しみを体に収めた人は、 草花の癒しに気づくようになります。 動物の愛らしさに。 空  そらの分けへだてなさ [続きを読む]
  • 一人でも楽しめるあなたの姿はとても美しい
  • Blue あなたとわたしの本 206一人でも楽しめるあなた。好きなことがあるあなた。一人でも機嫌よくいられるあなた。努力も続けられるあなた。それがどれだけ美しい姿か。自他にも優しい姿か。豊かで、そして強い姿か。一人でも楽しめるあなたの姿は、なんて美しく魅力的なんだろう。あなたがそのことに、気づいてくれるといいのに。 [続きを読む]
  • おめでとう! 必然・必要・ベストなあなた!!
  • Blue あなたとわたしの本 205 どうして自分はこうなんだろう? って悩んでる人、多い。「あなたはあなたのままでいいんだよ」って言うと、流行り文句みたいだし、「そんなあなたでも認めてあげようよ」みたいな消極的な感じも出ちゃって、もうひとつなんだよね、この言い方って。 僕が言いたいのは──「あなたは必然・必要・ベストで?そう?なんだよ! おめでとう!!」 みたいなニュアンスなんです。もっと全然 [続きを読む]
  • 小説「世間さま」note で公開
  • エッセイ Blue 24note.mu  こんにちは。ほぼ月刊となってしまいました「Blue あなたとわたしの本」、責任者の智(とも)です。「以前カクヨムにあった『世間さま』を再読しにいったら公開されていなかったのですが?」というお声を先日いただきました。ありがたいですねぇ、再読しようと思ってくださったことが。 僕の小説は2回、3回と読んでくださる方がけっこういてくださるんですよ。これ、自慢です。だってこん [続きを読む]
  • 限界を超えるための簡単な方法
  • Blue あなたとわたしの本 204 これ以上のことは もうできないだろうっていうのは 単なる 思い込みなんだよね。 限界は 超えられるんだ。 どうやって超えるかっていうと「超える」って 決めてしまうの。 ただ決めちまうんだよ。「この先へ行く」って。 そうしたら、 もっと先へ行くための 色々なものが 集まり出すんだ。 何を補い、 何を勉強すればいいのか、 先へ行くためのパワー、 エネルギーも [続きを読む]
  • ニュースにすべき、あなたのそんな今日
  • Blue あなたとわたしの本 203 耳を疑うような悲惨な ニュースが 続けざまに聞かれることもあるでしょう。 でも 今日、 あなたは誰かに やさしくした。 やさしさとは 思いやることです。 思いやるとは、 想像力を働かせることです。 今日あなたは 想像力を働かせ、 人を思いやり、 やさしくした。 あなたのそんな今日こそ、 みんなに知ってもらいたい ニュースです。 つい忘れがちになるけれ [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」⑦ 完結
  •  話は──終わったのだ。 なんと言えばいいのかわからなかった。知らないうちに僕も右の手の甲で意味もなく口もとをこすっていることに気づいた。膝の上に手のひらを戻した。藤堂さんは同じ姿勢のまま、動かなかった。「つまり──」と僕はひそめた声で言った。「おばさんは、幽霊だった──」「わからん」、藤堂さんは思いのほかすぐに答え、顔を上げた。首を振り、どこか自嘲気味に微笑わらった。「いまでもわからん。おば [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」⑥
  • 「翌日の──京都を離れる日──俺はもういちどおばちゃんの店に立ち寄ることにした。好きだった蕎麦ぼうろを持ってな。フリーのライターというのはうそで、児童劇団の営業をやっていることなんかもちゃんと話そうと思った。本当にやりたい仕事を、いまも模索していることも──。 よく晴れた、光のきれいな午後だったよ。俺は帰り支度をし、スーツを着、髭も剃って、船岡山のほうに向かった。 おばちゃんの駄菓子屋はなか [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」⑤
  •  店の正面まで来た。もう迷いはなかった。俺は硝子の引き戸に指をかけ、その覚えのある重みを──ゆっくりと横へすべらした。 甘い菓子の匂いとともに、クレヨンをぶちまけた色彩が魚眼レンズを覗いたみたいに目に飛び込んできた。なにもかもが変わってなかった。ほんとに、なにもかもがだよ。 奥の隅に──おばちゃんがいた。 昔とおなじ丸椅子に腰かけてた。えび茶色の和服の上に白い割烹着をつけてた。記憶にあるそのま [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」④
  •  まぁ、待て。もちろんこれで終わりじゃない。ちゃんとつづきはある。東京に出てきてその五年後──つまり俺が二十三歳のときのことだ」 藤堂さんは缶ビールに唇をつけ、残りを飲みほした。「俺はそのとき、ぬいぐるみ劇団のチケットを小学校に売り歩く仕事をしてたんだ。けっこう大きな劇団でさ。全国で公演をうつんだ。俺の仕事はだから、営業のようなもんだな。車で日本中どこへでも行ったよ。三年間やったから、四、五千 [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」③
  •  そんなある日──俺たちのクラスに転校生が来た。四年生になったばかりの春のことだ。 なんでも父親が有名なインテリア・デザイナーとかで、かなりの金持ちらしかった。背も高くってな(そのころの俺はどちらかっていうと小柄だったんだよ)、勉強もよくできた。いつも散髪したてみたいな頭をしてた。ひろい額がみょうに大人っぽくって、一重瞼ひとえの目がいつも冷静沈着でさ。なんていうか──黒目があんまりあちこち動か [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」②
  •  藤堂さんも一人暮らしだった。僕の部屋とはちがいよく片付いていた。照明は意図的に落とされていた。フローリングされた小ぎれいなワンルームだったが、暖房器具は電熱棒が赤く灯るタイプのヒーターしかなく、少し寒かったのを覚えている。壁ぎわにパイプでできた黒いシングル・ベッドがあり、その足もとには本棚が立っていた。反対側の壁には簡素な書き物机。たしか十一月の終わりごろのことだ。 座ぶとんを敷き、部屋の真 [続きを読む]
  • 小説「記憶のたわむれ」①
  •  窓から差し込む秋の陽射しが小説原稿を染めている。常緑樹を通して届くその光は、ゆれ動く模様を作っている。楕円形の光斑こうはんが三角の影にまじわり、たわむれ、離れてはまた重なり、いつしかひとつの光となって判別もつかなくなる。 新作の二十回目の書き直しがいま終わった。三週間寝かせたあとの推敲でほとんど直したいところがなかったから、これを決定稿としてもいいのかもしれない。いつものようにまたいじり続け [続きを読む]
  • 真理? ─あるいは自分自身への喝─
  • Blue あなたとわたしの本 202「なんであんな 馬鹿なことに 挑戦してしまったんだろう?」  なんて、 この世を去る間ぎわに 悩む人間なんて いないってことだよ。 その?逆は? 多いだろうけどね。 そう、 挑戦しなかったことを 悔やむ人間は。 それこそ───  死ぬほど多いんじゃねえの?────────────────────────────────────── [続きを読む]
  • 自由自在のすすめ ─感じるために生きるんだ─
  • Blue あなたとわたしの本 201 感じるために 生きるんだと 思ってごらん。 するとそこに?失敗?なんて ないことに 気づくから。 何かをやれば なんらかの結果が出るよ。 そして何かを 感じるはずだ。 感じるために 何かをやって、 結果、何かを 感じたわけだから、 うまくいったわけさ。?成功?したわけです。 感じるために 生きるんだと 思ってごらん。 するともう、?恐怖?なんて ない [続きを読む]
  • 小説「YES」⑧ 完結
  •  十七歳の夏、そんな体験をしました。もちろんこれは私の人生にとって、とてつもなく大きな意味をもつ出来事でした。それまで抱いていた厭世観えんせいかんのようなものが百八十度変わってしまったのです。吹き飛んでしまいました。 そうです。同い年である彼女もまた、八月六日を体験していたのです。 広島市に原子爆弾が投下されたのは、国民学校の一年生、七才のときのことでした。朝の八時十五分。地上600メートル上 [続きを読む]
  • 小説「YES」⑦
  •  シートの上に、シャツやスラックスが畳んで置かれていました。その横に紺色の水着もありました。 彼女は何も身に付けず、生まれたままの姿で水のなかを泳いでいました。 対岸の岸壁がやたらと奥まったところにありました。信じられない広さを持った淵でした。陽光が狙いすましたようにそこに降りそそいでいます。流れはほとんどないように見えました。 木々が逆さになってきれいに映っている部分があって、その絵を繊細にく [続きを読む]
  • 小説「YES」⑥
  •  翌週はもう新学期が始まりました。 私は日曜日が来るのを待ちわびて、また上流まで行ってみたんです。でも、何度行っても彼女には会えませんでした。もう学校が始まっているんですものね。 ── 十六歳の、私の夏はそれで終わったのです。  そして十七回目の夏がやってきました。 私は夏休みに入ると、すぐに上流に通いだしました。あの場所へ。毎日です。もちろん彼女にまた会えるのではないかと思ったからです。 ── [続きを読む]
  • 小説「YES」⑤
  •  またあお向けになりました。雲がゆっくりとかたちを変えながら移動しています。私はずいぶんとリラックスしてきて、より自然体で話せるようになっていました。女の子の声も親密さが増してくるように感じられます。私は、「どうしてこの場所にいるとこんなに安らぐんだろう?」と汗の玉をいっぱい浮かべた女の子の顔を見ながら聞いてみたのです。彼女の横顔がにじみ、一瞬、斜めに大きくふくらみました。私のまつ毛にも汗がくっ [続きを読む]
  • 小説「YES」④
  •  私はいつものように川縁にシートを敷き、あお向けになったまま少しうとうとしていました。 かさっかさっ、という足音がしました。最初は川の流れる音だと思ったんです。川音というのは、意外と複雑なものですからね。人が何人かでしゃべっているようにも、歩いているようにも聞こえることがよくあったのです。そのときもそうだと思いました。ですが耳をすましますと、やっぱり人が歩いてくる音のようです。頭の方角から音はし [続きを読む]