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小心者だけど晩成を夢見る http://2012h240401.blog.fc2.com/

半世紀に及ぶidentity crisis(自己喪失)の果てに見つけた私とは何か

自分の正体=「自閉症スペクトラム」+「社交不安障害」+「強迫性障害」+「うつ状態」であると、 やっと認識できたのは齢50歳を過ぎてからだった。これまでの数多の失敗と心身の疲弊を、思いのままに綴り昇華させて、これからの人生をなるべくお気楽に過ごしたいと願ってやまない一人の女の半生記。

春待つねこやなぎ
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2016/03/08

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  • 生きる欲

    ここ数ヶ月間ずっと、ブログの更新が断続的になっている。昨年春から続く精神面の不調は、今年5月末で一旦底を打って上昇に転じた。最悪の状態は脱したが、順調に回復している実感は乏しい。勤労意欲と同居猫の飼養については問題ない。回復の偏りといったところか。今月になって私は眼鏡を新調した。中学生の頃からの眼鏡使用なので、今回で何本目かもよく覚えていない。おそらく10本以上は消費している。20代のときに眼科で言わ...

  • 4度目の転院

    1ヶ月近くもブログを更新しなかった。しなかったのか、できなかったのかで意味が違ってくる。結論はどちらもありというところか。前回の記事で、精神の専門職の方に相談したことを書いた。相手にわかりやすく話すことが苦手な私は、一方的に言葉を繋げてしまう。後から自己嫌悪に陥るのだが、それはさておき気持ちを全てさらけ出したので、かなり楽になった。精神科通院の際は診療時間が決まっているため、主治医に伝えきれないこ...

  • 問わず語り

    先ほど地震が起きた。幸い被害は無かったが怖かった。夜だとなおさら怖く感じる。6月に入ってから調子は少し上向きに転じた。溜まったゴミを出し、入浴も出来るようになった。「仕事」と「猫の世話」も通常通りこなしている。5月下旬に何日か急に仕事を休んでしまい、周囲の人や利用者に迷惑をかけたことをとても申し訳なく思っている。上司には事情を簡単な文書にまとめて提出し謝罪した。上司の計らいで、昨年9月頃に面談した精...

  • ほころび

    ブログの更新が3週間ぶりとなってしまった。こんなに長い期間が空くなんて、始めて以来なかったことだ。5月下旬からずっと精神的に最悪の状態だった。仕事も何日か休んでしまった。「トイレを掃除してよ。」と同居猫に催促されて、やっとこさ重い体を起こして作業する。水・餌・服薬と同居猫が苛立つような下僕でしかない。それでも同居猫は気まぐれに優しいので、癒やされているというか動かされている。体が重くて起きられない、...

  • 余計なこと

    連休明けの仕事は順調だ。図書の利用者さんへの対応も、自然になめらかな言葉が出てくる。この職に就いて5年余りが過ぎた。自分なりの目標を立てて、コツコツと積み立てていく。職場にいる私と、自宅にいる私は別人格なのではないかと感じる。今日も得体の知れない余計なこと(予期不安)にとらわれて、何も生産的なことが出来なかった。昨年来のメンタル不調と、父の容態悪化に伴う母の心身の変調。コロナウイルス感染症は分類が...

  • 新緑の道

    5月に入って新緑が鮮やかだ。桜、チューリップ、水仙、タンポポと花も咲きそろう。北海道では4月でも晩冬のような体感の日がある。5月になれば強風に吹かれても、春本番を感じる。暦通りの5連休、私の気分はアップダウンを繰り返した。書類の整理は大まかに進んで資源ゴミに出せたときは、達成感を得た。これから細かな分類の取捨選択を溜めずにしていこうと考えたのだが、詰めが甘くまだ取りかかっていない。20~30代頃の私は強迫...

  • 気分次第

    ここ1年近く「仕事」と「猫の世話」と「雪かき」を除いて、ズボラな生活を続けてきた。メンタル不調が長期化するなかで、自分の生活を維持するための最低の合格ラインだった。期限のある用事は何とかこなした。調子が上向いたときは、それなりに家事をしていた。収集日に合わせてゴミを出し、今のところゴミ屋敷は免れている。「雪かき」は冬期間、強制的に体を動かす機会であった。腰をひねり痛めて整骨院で治療を受けているが、1...

  • ままならぬ

    先週土曜日は家事と、用事を済ませるために外出してそれなりに過ごした。日曜日に母から連絡があり、父が入所している施設が年末までに規模を縮小する方針であるとの話を聞いた。理由はわからないが、介護福祉業界の人手不足なのではないかと推測している。コロナウイルス感染症の影響等で、さまざまな条件をクリアしないと面会できない。規模縮小の準備が加わると、更に面会の機会は限られてしまうのではないか。また転院になる場...

  • 現状維持

    週末から気温が下がって寒さに震えていた。今年の桜の開花は例年より早いと聞いたのに、裏切られたような冷たい雨に気分が沈んだ。日々の気がかりは老いた両親のこと。施設のベッドで寝たきりだと思っていた父だが、先日母が面会に行った際は上半身を起こして言葉を交わしたそうだ。日によって時間によって、意識がはっきりしているときがある。少しだけほっとした。しかし父は誤嚥性肺炎を起こしていて口から食事を取ることができ...

  • 覚悟の途中

    昨年の晩秋、怪我をして入院・転院を繰り返していた父だが食事が取れなくなり点滴で栄養補給する状態になって、1ヶ月以上が過ぎた。会話が出来ていた状態から言葉が出なくなり、体を動かして反応していたがそれもなくなり、直近では目を閉じたまま寝たきりだったと聞いた。それでも入浴はさせてもらえるそうで、風呂好きだから言葉や表情に出せなくても嬉しいと感じていると思う。少しずつ体力が失われていく。遅まきながら、私も...

  • 赤と青と黄

    本格的な始動は明日(月曜日)からだけれど、新年度になった。私の環境は変らないが、新たな環境へと踏み出す方々は希望と緊張を抱いていることだろう。施設に入所中の父の容態は少しずつ悪化しているようだ。新型コロナウイルス感染症の軽症化や患者数の減少で、マスク着用等の制限は緩和された。父の面会に行きたい気持ちはあるのだが、仕事の都合や施設独自の制限があるなか叶わないでいる。どうしたものか。今のところ、家族・...

  • 感謝を込めて

    季節の変わり目で体調を崩したが安静にしていたら、まもなく回復した。年度替わりで周囲の人が転勤や定年退職する。毎年のことながら寂しくなる。お世話になりました。人生に出会いと別れはつきものだ。とりわけ感慨深いのは10年近く交流があった、就職支援機関のベテランカウンセラーさんだ。最初の転職先を解雇されてひどく落ち込んでいた私の話に丁寧に耳を傾けてくれた。割と速く就職活動を再開することが出来たのも、彼女のお...

  • 脇まくら猫

    春めいて年度替わりが近づいて、周囲に慌ただしい雰囲気が漂う。この春から新しい環境に変る人も従来と変らない人も、長いコロナ禍からほぼ解放されて、ほっとしていることだろう。日射しを感じても風が強いと体感温度は下がる。物価高は気になるが、暖房費を削るのは難しい。父の容態は厳しい状態が続いている。施設から呼び出しがあって、近日中に弟が説明を聞きに行くことになった。母の健康状態も日によってばらつきがあり、逆...

  • きれいな手指

    雪解けがどんどん進んでいる。見通しが良くなって車の運転がしやすい。雨や強風で外出したくない日もあるが、気温が下がって雪に変ったとしても雪かきの必要はなくなった。父の容態の悪化を受けて、平日に休みをもらって日帰りで帰省した。所用も含めて合計8時間くらい車を運転していた。普段の私なら腰痛に耐えられずに2時間弱で休憩するところだが、ノンストップで乗り切れた。1月に雪かきで腰をひねって以来、週2回程度整骨院に...

  • うろたえる

    3月に入って暖かい日もあれば肌寒い日もある。春は確実に近づいているが風はまだ冷たい。今日の昼頃に母から電話があった。電話を受けて以降、何も手に付かない。過日、父は旧施設から新しい施設へと転居した。旧施設での父の不可解な行動が、職員さんたちを疲弊させてしまったことが原因らしい。私の主治医(精神科)に相談してみた。主治医から「直接診ていないから明確ではないが、“せん妄”かもしれない。」との返答があった。...

  • 大中小社会

    2月最後の土日は強風を伴い雪が降り続いた。風の音に気を取られていたら地震が起きた。北海道での地震は珍しいことではないが、寒空の下に放り出される心細さを想像した。トルコ地震の映像を思い出した。ウクライナ侵攻で破壊された街並みを想起した。大きな社会は世界。中規模は国内。小規模は地域や身辺のこと。このように区分しないと、考えさせられることが多すぎて頭がごちゃごちゃになる。不安をもたらす原因は何か。自分で...

  • 本が読みたい

    ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経つ。戦闘終結の兆候は見えない。民間人を含む多数の犠牲者と、更に多くの人生を狂わされた方々の心労を思うとき深いため息が漏れてしまう。もっともらしい正義の名の下に戦争は始まるけれど、その正義は時間の経過と共にいびつな形へと変化を繰り返し、戦争をやめない口実にしか聞こえなくなる。ウクライナのほかミャンマーやシリア、世界のあちこちで紛争の種は尽きることなく人権侵害が続...

  • 非情

    トルコで大地震が起きてしまった。トルコと隣国シリアの被災者数は日に日に増えていく。何気ない日常が突然崩壊する。大自然の脅威になすすべもない。支援の手が一刻も速く届くことと、犠牲になった人々の冥福を祈る。突然の災害や事故や病気で人生が一変する。明日は我が身かもしれない。誰もが一定のリスクを負っている。病院から施設に移って間もない父がまた転院することになった。手術するほどの怪我を負って半年も経たない間...

  • 見当違い

    道路脇の雪山が高くなって見通しが悪い。厳冬期の見慣れた光景。むしろ大雪だった昨年より低いことがありがたく思える。春が待ち遠しい。父が入院先の病院から施設に転居した。昨秋の怪我により手術・リハビリを続けていたが施設に移されたことで、もうこれ以上の回復は望めないと無言の宣告をされたに等しい。丈夫な人だから杖をついて歩けるようになるかもしれないと、淡い期待を抱いたが無理だった。杖をついて立つことは出来る...

  • 雪の晴れ間

    厳しい寒さと荒天が続くなか、腰痛の治療や外せない用事等でブログの更新が滞ってしまった。整骨院での治療(保険適用)に励むも、雪が降れば雪かきしなければならず症状は一進一退といったところだ。同居猫の病気(高カルシウム血症)は先月劇的な改善を見せたが、今月の通院ではぶり返していた。猫には毎日服用の薬と、週一回服用の薬が処方されている。推測に過ぎないのだが、週一回服用の薬の効果が薄れる頃に(5~6日経過)通...

  • ヒヤリの連続

    今週の私は身体の機能低下(加齢による場合も含む)について不安が強くなり、ネガティブに固まっていた。一つ目は腰痛。雪かきで腰をひねり、痛みでヨタヨタしながら自室に戻った。湿布を貼って一夜を過ごすも改善しない。意を決して整骨院を訪ねた。「これは酷いわ。」と言われながら、治療を受けた。健康診断で心電図検査を受ける際に体に付けるような小さなパッドを、数箇所に貼られ電流が流された。その上に温熱クッションのよ...

  • 現実逃避

    新しい年が明けてもう7日めだ。仕事と猫の世話と雪かき以外のすべてから、ずっと逃げていた。ブログの更新さえ、こんなに間が空いたのは初めてだ。コロナウイルス感染症やインフルエンザに罹患した訳でもない。帰省もしなかった。入院中の父は病院の判断で、いずれは施設に入所する予定となっている。父の怪我等で動揺が続き、母は一気に老け込んで弱気になっている。家計管理はずっと父が担ってきた。父の帰宅が半永久的に難しく...

  • 荒天のクリスマス

    全国的に荒天が続いている。雪害のニュースが深刻だ。停電した地域もある。荒天のクリスマス。ウクライナの映像を報道で観た。多くの人命が犠牲になったが、戦闘は終結しない。世界でも国内でもコロナ禍は続いている。実家には仏壇と神棚がある。仏教徒でありながら神道にも手を合わせてきたが、実態は無宗教に近い。従ってクリスマスといっても特別なことは何もしない。季節のイベントの一つとして受けとめている。今年は世間的に...

  • 聞き分けがない

    土曜日は外せない用事が重なって外出した。日曜日はどっと疲れて横になってばかりいた。年末に近づくとその年の出来事が頭を駆け巡り、現在抱えているさまざまな事柄が加わって、余計に混乱し落ち込んでしまう。ほっとすることや良いこともある。先月から始めた本格的な薬物療法により、同居猫の病気(高カルシウム血症)が劇的に改善し始めた。正常値よりはまだ高いが、食欲が増して体重も戻りつつある。体調を見ながら減薬してい...

  • 父の背中

    今年もあと20日間で終わるのだな。コロナウイルス感染症が発見されて、もう3年が経つ。コロナ禍での3度目の年末年始。最近では少し減ってきたが、私の周囲でも感染者や濃厚接触者の情報が耳に入ってくる。インフルエンザとの症状の違いが、正直言ってよくわからない。マスク・消毒・換気等、従来通り予防に努めるしかない。母が5度目のワクチン接種を受けた。父は怪我で入院治療中なので、接種の有無はわからない。コロナ禍で面会...

  • 雪の顔

    今年も一面の雪景色を見る時が来た。12月、冬だから当たり前だ。私が10代だった頃(40年くらい前)は、初雪がもっと早くて12月には根雪になっていたと思う。寒がり、凍傷、あかぎれ、冷え症に運動音痴(スキー学習は義務)な私は雪も冬も大嫌いだった。冬生まれなのに生まれた季節が嫌いと言う人間は、たぶん少数派だと思う。そんな私も小心者ながら人生の半分以上を多くの失敗を重ねつつ生き抜いた。また冬の到来を迎えることが出...

  • 元気 でも病気

    11月もあと数日で終わるのだな。季節の巡りが遅く感じたり、あっという間だったりと気分次第で感覚が変化する。入院中の父に胃潰瘍の兆候が出たそうで、怪我の療養と平行して治療することになった。入院中だから早期発見できたのだと思う。家にいたら自覚症状が出るまで気付かない。よく食べよく動きよく眠る、体が丈夫な人だ。コロナ禍で面会ができないから、母からの電話で様子を聞くだけ。良かったと捉えよう。話は変って、同居...

  • 副次的な仕事

    遠くの山に雪が積もっているのがわかる。平地に雪が舞い吹雪き積もる日も近い。平日、父が近隣の病院に転院した。たとえ面会できなくても、必要な物を届けるには楽になった。北海道の医療機関はコロナ感染者の急増で感染防止対策に、てんやわんやの状態にあるらしい。転院にも手間取ったが、病院や医師からの詳しい説明もないままリハビリを始めているそうだ。転院したばかりだし、リハビリの進み具合にもよるのだろう。とにかくコ...

  • 口も手も出す

    先週は文化の日から日曜までの4日間、平日に休みをもらって実家に帰っていた。春からずっと精神的に不安定な状態で、お盆もシルバーウィークも帰省しなかった。軽自動車の冬タイヤを実家に預けてあるため、今回は必ず帰省しなければならない。久々にタイヤ交換を一人でやってみた。いつも頼まなくても手伝ってくれる父は、先月下旬に怪我をして手術・入院している。父も高齢だから、これからは一人で交換する。タイヤを持つ体力が...

  • せっかちだから

    紅葉が平地に降りてきて落ち葉の量が多くなった。冬の足音がひたひたと迫ってくる。毎年のことだが、冬至前のメンタル低迷期が近づきつつある。今年はずっと低調が続いている。更なる低下を防ぐために、この頃はその日に出来たことを数えている。買い物した。通院した。洗濯した。掃除した。この際、何でもかまわない。横になってばかりいた → 十分休養した眠りすぎた → 睡眠たっぷり期限が迫っていないこと以外は、考えないこ...

  • 一瞬一瞬

    10月下旬に入り、ハロウィンの装飾があちこちに施されている。世界でも国内でも重苦しい空気が漂うなか、少しでも楽しい雰囲気に浸れるなら自然と口角が上がるかもしれない。仕事と猫の世話は手を抜かないが、その他は無気力・ずぼら・ものぐさを決め込んでから自分に甘々な日々を過ごしている。たまに心がチクリと痛むが、今のところ誰にも迷惑かけていないと強引に思い込むことにした。猫と遊んでから添い寝するぬくもり。この一...

  • 物は試し

    だんだん秋が深まっていく。職場では雪虫の出現が話題になっていた。日が短くなる、気温が低くなる、雨がみぞれに、みぞれが雪になる。北海道の冬は長くて寒い。昨シーズンのような大雪は勘弁してほしいが、どうなることか。一人暮らしが長い私だが、食べ物に執着がないので調理は上達しない。空腹が満たされて、必要な栄養素が取れていればいいと思っている。まずいよりは美味しい方が良いけど。今日、考え事をしていて思いついた...

  • 秋の散歩

    先週は精神科通院、胃カメラ検査、動物病院通院と外せない用事があり、淡々と行動して過ごした。強迫性障害の確認強迫症状が出てしまうので、外出するには時間がかかる。それが面倒で出不精になってしまい、メンタル不調の現在は明確な用事や目的遂行のために気合いを入れないと外出できないでいる。精神科通院では、主治医に来年春まで仕事と猫の世話、雪かき以外は手抜きしてゆるゆると過ごしたいと告げると、おおむね理解を示し...

  • セルフ給油

    かねてから予想されていたことだが、10月に入って物価が更に高騰した。可処分所得が減っていくのに、冬に向かって暖房費も気になるところだ。さて、ガソリンスタンドでの給油にセルフ方式が導入されて久しい。現在では、スタッフ給油よりセルフ給油が主流になっているように思う。多少の手間はあるが、セルフ給油の方が圧倒的に安くなる。かくいう私は、一度もセルフ給油の経験がない。私だって給油代は安い方がうれしい。しかし、...

  • 猶予期間

    今月末で転居してから丸二年が経過する。当初の計画では、もっと地域になじんでいるはずだった。実際はせいぜい生活に必要な程度の地理しかわからず、日が短くなったこの頃はもし脇道に入ったら最後、迷子になってしまうだろう。コロナ禍がこんなに長引くとは思わなかった。転居する半年以上前から始まって、ウイルスは変異を繰り返し終息の見込みはまだ不明だ。ワクチン接種を3回受けたが、4回目の接種を年内には受けることになる...

  • シルバーウィーク

    前例がないと言われる強い台風が日本列島に上陸した。大々的に注意喚起されていたから、防災対策は施されていると思うが、被害が最小限で済むことを祈る。北海道も強弱を繰り返しながら、雨が降り続いている。明朝はぐっと冷え込みそうだから、膝掛けを持って出勤しよう。お盆休みはコロナ感染者の激増と同居猫の体調不安のため、帰省を見送った。今年は「敬老の日」と「秋分の日」が平日を挟んで、それぞれ連休になる。どちらかに...

  • 別の扉

    このところ残暑が続いている。気温は高いけれど湿度が低いので、不快感はない。だんだん空が高く見えて、日暮れが早くなっている。季節は確実に進んでいるのだ。秋から冬へと日照時間が短くなるにつれ、私の気持ちは沈みがちになる。特に冬至前1ヶ月は、うつ状態が最も強まるパターンを毎年繰り返している。ここで焦りが出てきた。今年は頓服薬を増やしたまま、初秋を迎えてしまった。このまま冬を迎えるのが怖い。何とかしなくて...

  • 無音の中で

    9月最初の週末は、またしても無気力に過ぎてしまった。果たすことの出来ない約束を思い出し、どうにもやるせない気持ちになった。心が疲れているのか、体が疲れているのか、それとも両方なのか判別不能。私はネガティブな気持ちを忘れたくて、横たわっていたら眠ってしまった。もう数ヶ月も断続的に易疲労・易消耗状態に陥り、過眠気味だ。眠っても眠っても疲れが取れない気がする。眠ることで自分の正直な感情から逃避しているか...

  • 緊張が緩む

    原因不明の病気(高カルシウム血症)を発症した、同居猫の治療を始めて1ヶ月余りが経った。春の定期健診で血中カルシウム値が高いとの結果が出て以来、ずっと心配と緊張が続いていた。一時的な高値であってほしいとの願いもむなしく、再検査・精密検査では更に悪化していた。この度、治療の効果を確認するため動物病院に連れていった。採血後、検査結果が出るまでの数分間が長く感じた。治療の効果は明確に出ていた。まだ正常値よ...

  • 移ろう季節

    8月下旬になり、スーパーの棚に秋の商品を見かけるようになった。まだ夏と秋が混在しているが、徐々に夏の商品が撤去され秋の商品が増えていく。9月は本州以南では「夏」で、北海道では「秋」という感覚が強いのではないかと思う。全国各地で猛暑と豪雨、北海道では地震が起きている。コロナ感染者は高止まりが続いている。ウクライナ侵攻の長期化と物価高、国内外の政情不安がもやもやした閉塞感を漂わせる。気分を変えたい。元気...

  • 正解がない

    8月も半ばとなり、近所の草地から聞こえてくる虫の声に例年にないほど風情を感じる。心が敏感になっているのか。雲の動きを見上げ、鳥のさえずりがどこからなのか耳をそばだててみる。コロナ禍での3回目の夏。それ以前の日常が戻る日はいつなのか。誰か教えてほしい。夏季休暇と土日を合わせて帰省する予定だったが、迷った末に取りやめた。先日、コロナ感染症がいよいよ身近に迫っている気配を感じる出来事があった。私も両親も通...

  • 上昇と下降

    8月に入ったが、今のところ猛暑は単発的に訪れている印象がある。北海道では熱中症の報道をあまり聞かないが、本州以南では体温以上の気温が観測される地点が珍しくなくなっている。高温とコロナ感染者の増加、加えて大雨の被害に大変な思いをしている人たちも多いことだろう。北海道も明日から雨模様が続くらしい。雨量が気になる。他人事とは思えない。私の心模様は上昇と下降を繰り返している。「うつ病なんてそんなものさ。」...

  • 心の特効薬

    今日で7月が終わる。最近は日が短くなってきたと感じる。高温多湿にマスクは辛いけれど、最近の感染者激増を考えると自分のためにも他人のためにも外せない。コロナ感染症が怖いこともあるが、休日は用事を足す以外には出掛ける気になれない。大きな失意と悲しみに見舞われてから2ヶ月余り。私は少しずつ動けるようになった。精神科で処方される薬はきちんと飲んでいるが、頓服薬を減らせる程度には至っていない。不意に現われる心...

  • 猫と車と私

    祝日(海の日)を含む先週末の三連休は、用事で毎日外出していた。今週末は平日がやや慌ただしかったこともあり、同居猫とゆっくりまったり過ごした。今週から同居猫の「高カルシウム血症」に対する治療を始めた。治療と言っても、粉末状のサプリメントをフードに混ぜて食べさせているだけ。猫によっては、フードが気に入らないと拒否する可能性があると聞いていたので心配していた。幸い、嗜好に合ったようで普段通りに食べてくれ...

  • その日のタスク

    今週末は雨が降り続いている。気温は高くも低くもないが、まとわりつく湿気で肌寒いような感覚がある。今回の定期通院でも、頓服薬の量は減らせなかった。心身の絶不調状態から脱しつつあるが、減薬すると元に戻りかねないとの不安が消えない。物心ついた頃から、気分転換が下手だった。現在も過去を引きずりまくっている。引きずりたくて引きずっているのではなく、忘れたいのに突然フラッシュバックするからだ。思い出したくない...

  • つながり

    暑い夏がやって来た。強い日射しにクラッときて汗が噴き出す。季節に置いてけぼりにされていた私の心身。大きな失意と悲しみと心配に支配されて、うつ状態が強まっていた。今週末、周囲の人たちとそれらを共有することができた。失意・悲しみ・心配等の規模は変らないけれど、ずっと立ち尽くして動けなかった心身が一歩だけ前に進んた感覚が得られた。過去を変えることは不可能だ。人生で辛い記憶・苦しい気持ち・挫折等を一度も経...

  • 逆戻り

    一年の後半に入った。日本各地で猛暑に見舞われているが、北海道はまだそれほどでもない。これから暑くなっていくのだろう。花と緑が鮮やかなこの季節、ドライブや散歩に出掛けるには最適だと思う。大きな失意と悲しみからのうつ状態が強くて、休日は引きこもっていた私。ようやく用事等で外出できるようになったが、またもや不安が増幅する事態に見舞われた。先週、同居猫が血液検査を受けた。2ヶ月程前に一つの項目で異常値が出...

  • 無力感

    気付かないままに夏至が過ぎていた。一年のほぼ半分が終わったことになる。この1ヶ月余り、ゆらゆらしたような感覚で過ごしている。いつまで続くのか、ため息が出る。失意や悲しみには明確な区切りが無いから、時間の経過に頼るしかない。本州在住の叔母が、がんで亡くなった。最後は自宅で家族に看取られて逝ったそうだ。母は四人姉妹の末妹の死に衝撃を受けている。コロナ禍なので内輪の葬儀となったが、高齢で出席できなかった...

  • 肯定と否定

    先日は精神科の定期通院日だった。「立ち直れません。」と答える私に、主治医からのアドバイス。「(精神的に絶不調な状態でも)仕事を普段通りに出来ていることを肯定的に考えましょう。」休日はやる気が起きず、横になっている時間が多い私。「(心が不安定な状態で仕事をしているので)普段より消耗が激しいため自然なことです。そのことを否定的に捉える必要はありません。」少し心が軽くなった感じがした。現在の私には休養が...

  • うわの空

    この半月余り、仕事はともかく私生活では「うわの空」で過ごしている。それを自覚しているから、自信が持てずに確認強迫症状が悪化している。うっかり失敗や迷惑や誤解を招くことをしでかすのではないかと不安で仕方がない。玄関ドアや車のドアを毎日、半端ない回数引っ張っている私を見かけた人がいたら、奇異に思われるに違いない。わかっていて止められない。もし訳を尋ねられたら正直に答えようと思う。「強迫性障害という心の...

  • 底から見上げる

    最近10日間ぐらい気温が低い日が続いている。6月だというのに暖房をつける日もある。私のモチベーションもずっと低いままだ。低調のまま春を迎え、先月下旬の出来事にトドメをさされた。事実を受けとめて理性では納得しているが、心が追いつかない。失意と悲しみで涙が涸れる程泣いたけれど、新しい状況に慣れるのに人より時間を要する私は、どん底からやっと顔を上げたところだ。前回の通院で処方された頓服薬を飲みきり、イレギ...

  • 涙雨

    もうすぐ亡き同居犬の4回目の命日が来ると思い出に浸っていた平日の夜遅く、想定外の知らせを受けた。私にとって生きる支えの一部となっていた、かけがえのない存在が突然もう会えないところへ行ってしまった。私はパニック状態に陥り、勝手な行動に出た。あらぬ言葉を口走って、周囲に迷惑を掛けた。少し時間が経って落ち着いてくると、悲しみがこみ上げてずっと泣いていた。泣いているうちに一睡も出来ぬまま朝になった。私はよ...

  • 話し方の問題

    前回の記事で綴ったこと。「中高年になった現在でも、私は自分のことをすべて知らない。」図らずも今週、「知らない自分」について知ることとなった。精神科にほぼ月一度のペースで通院している。現在の主治医は4人目で、付き合いは約9年間。それ以前にかかった医師たちより長くなり、これからもお世話になるつもりでいる。長く通院してきたとはいえ、診察の際はどうしても緊張してしまう。主治医には諸手続の際に、何度も診断書を...

  • 錯覚

    飛び石のゴールデンウィークが明けて、通常勤務に戻っただけなのに週末は眠ってばかりいた。眠らないまでも同居猫を撫でたりして、ぼんやり考えごとをしていた。この頃は気分が上がったり下がったりで変動が激しい。原因は明確なのだが、自分では解決できない。先月、メンタルダウンした原因と同じだ。自分では解決できないから成り行きに任せるしかないのだが、ずっと気がかりだ。多分この気がかりは、数年続くかもしれない。この...

  • 桜を探して

    ゴールデンウィークも今日で終わり。暦通りに連休の谷間で一日ずつ仕事をした。仕事は通常通り。そこそこ家事をしては、ゆっくり休む。半年ぶりに帰省した。老いた父にタイヤ交換を手伝ってもらう。ありがたいことだと思う。1泊・2泊程度なら同居猫に留守番させることは可能だ。むしろその方が猫にとってはストレスが少ないと想像する。しかし私自身が同居猫と離れたくないのと、連れて行くと両親がとても喜ぶので、猫には申し訳...

  • 春愁

    先週はメンタルダウンしてしまい、ブログを更新する気力も無くなっていた。春は四季の中で一番好きな季節だが、年度や環境等が変って不調になりやすい人も多いと聞く。正社員だった40代前半、うつ病の症状が悪化して休職したことが二度あったが、いずれも春だった。「不調の原因を考え続けても改善するわけではない。」と、主治医には言われている。その通りだと思うが、思考を止められない。心を縛って体を動かせなくしているのは...

  • 頓服薬

    先日の精神科通院で、不安が強過ぎる際の頓服薬を処方された。毎年11月頃から抑うつが強まる傾向にあるが、冬至を過ぎた当たりから気分は上昇に向かう。しかし今冬は、長引くコロナ禍とドカ雪対応・ロシアによるウクライナ侵攻・度重なる地震に振り回された。心身の疲労が抜けず、気分が上向きかけても不安が強まって沈んでしまう。仕事は普段通りにこなしているが、休日は横になってばかりの日が多くなった。このままではいけない...

  • ジタバタとすんなり

    新年度を迎えて社会や生活が変っていく。その人の置かれた状況や立場によっては、良い変化と悪い変化が逆転する場合もある。変化の波をまともに受ける人もいれば、ほぼ他人事と思う人もいるだろう。平等なのは一日ずつ時を重ねていくことだけ。子どもも大人も老人も。子どもだった頃は大人が不思議で、大人になった頃は老人が不思議だった。孫がいてもおかしくない年齢になった私は、老人に近づきつつあるけれど不思議の数は減らな...

  • 前後10年

    年度が切り替わったので、慌ただしい雰囲気を感じる。天候の変化も著しく、晴れたり湿った雪が降ったりで身体の調子が今ひとつだ。コロナ禍とウクライナ侵攻とそれらに伴う影響の数々。報道を観ていると辛くなるけれど、やめると余計に気になるので確認してしまう。感染症と戦闘が一刻も早く終わるよう願う。影響を受けた人たちの生活が心配だ。週末に考えていたのは10年前の自分の状況。10年前の年度末、私は27年間勤めた企業を退...

  • 適度は難しい

    今日の午前中、コロナ感染症のワクチン3回目を接種した。「これが最後になりますように。」と、心の中でつぶやいた。小心者なので、何度経験しても注射針は苦手だ。注射・採血・点滴の際は、その箇所を見ないようにしている。まるで子どもみたいだ。そう子どもの頃から、すぐ不安で心が埋め尽くされてしまう気質は変らない。確たる根拠があるものから漠然とした不安まで、いつも影のように私に貼り付いて離れない。確たる根拠があ...

  • 浮き沈み

    平日は暖かい日があったが、週末は悪天候になった。天気が人間の都合に合わせてくれるはずもなく、土日祝に働いている人もたくさんいる。先週は気持ちが少し上向いてきたような感じだったが、今週はまた重く沈んでしまった。コロナウイルス感染症の第6波は下り坂だが、新規感染者の減少は緩やかで日によっては増加に転じることもある。全国で蔓延防止が解除されるし、年度末で人の移動が増すとどうなるか心配でたまらない。先日や...

  • 矯正の矯正

    陽光に力強さを感じる日があった今週も、考えさせられることが多かった。軍事侵攻、北方領土、拉致問題、コロナ感染症、東日本大震災、世界経済の動向と個人への影響等。加えて年度末にさしかかるから、職場でも慌ただしい雰囲気がちらほらと漂う。私の仕事にさしたる変化は無い。自分で決めた目標に向かって、マイペースで進めるだけだ。たまに過集中になってしまう。気がついたらどっと疲れている。50代後半、疲労回復に時間がか...

  • くねくね道

    3月に入った週末、風の音が強く響く。強風は体感温度を下げるし、眼にゴミが入りやすいから苦手だ。価値観は多種多様だから、自然の風を心ゆくまで体感したいという人がいるかもしれない。気分転換の一つかな。通勤時に基幹道路に出るまでの間、くねくね道を通ることに慣れてきた。本来は真っ直ぐな2車線の道路だが、今冬の豪雪により大きな雪山が不規則に張り出して、車が1台やっと通行できる程度だ。張り出している雪山のせいで...

  • 理不尽

    週末は気温が急上昇して落雪・融雪による怪我や事故が心配だ。先日まで豪雪で大変だとぼやいていたのに、暖かくなったらなったで文句を言う。勝手なものだと思う。もうすぐ3月。年度末で卒業・入学・就職等の準備など、人生の転機を迎える人も多いことだろう。依然として、コロナウイルス感染症第6波の終焉が見通せない。小学生以下の子どもや高齢者のいる家庭では、ずっと不安が続いているのだろうなと推測する。今週もうつの症状...

  • 夜の雪かき

    冬至からほぼ2ヶ月が過ぎて日が長くなったが、春が近づいているという感覚がない。荒天と豪雪、コロナ禍により冬がいつもより長く感じる。昔はしもやけにあかぎれ、冷えと超苦手なスキー授業があるので、冬眠したいくらい冬が大嫌いだった。時が過ぎて靴や衣類、薬用クリーム等の質の向上で辛い症状は軽くなったし、スキー授業を受ける義務はなくなった。何より冬生まれなのに、生まれた季節が大嫌いというのは冬がかわいそうな気...

  • 消極的生存

    新型コロナウイルスの新規感染者数が、ずっと高止まりを続けているように感じる。都道府県によっては減少に転じたところもあるようだが、この三連休が終わる週明けにどうなっているか気になるところだ。田舎の両親から、3回目のワクチン接種を済ませて元気でいると電話があった。ひとまず安心した。現状を考えると怖くて、食料品・日用品の購入と期限が迫っている用事以外はプライベートでは外出したくない。今年は降雪量が多くて...

  • 良いのか悪いのか

    オミクロン株の脅威が続いている。医療逼迫が心配だ。コロナウイルスのワクチンに対する考え方はさまざまだと思うが、私自身は接種したことの無いメーカーでも良いから機会があれば早く済ませて、少しでも不安を取り除きたい。一方で北京オリンピックが始まった。国際的な事情はどうあれ、選手の方々には日頃の練習の成果を発揮して楽しんで欲しい。コロナ禍のストレスを、オリンピック中継を観て発散されている方も多いと想像する...

  • どんぶり勘定

    雪かきに追われ、オミクロン株に怯えているうちに1月が終わってしまいそうだ。新型コロナウイルス感染者が過去最多を更新するなか、もしかしたら自分も既に感染していて症状が出ていないだけではないかと疑心暗鬼に駆られる。どうしたらいいのだろう。不安に耐えきれなくなったら、最寄りの機関に電話しよう。それしか思いつかない。今年は通院する程の怪我をしないことが目標だったが、現況を鑑みると「生き延びること」にした方...

  • 容量オーバー

    このところ不安過多でげんなりしている。もともと不安をため込みやすいのに心の容量を超えてしまったようで、仕事以外では意欲減退が改善しない。オミクロン株のまん延、緊張が高まる国際情勢、トンガの噴火、九州の地震、見ず知らずの人を巻き込んだ事件の数々から、親族の怪我や転職・転居等、日常的に起きる些細な事柄まで。すべて気にして不安に変えてしまう。不安から眼をそらすために確認強迫症状が顕著になる。強迫症状が強...

  • 青息吐息

    今週は全国各地で大雪に見舞われた。うんざりするほど雪かきに追われた人も多かったと思う。私もその一人だ。白くて無垢な雪も時として難敵となる。事故の原因にもなる。除雪や運送・配送関係者の方々に感謝します。お仕事お疲れさまです。靱帯損傷した右手の治療が昨年末で終わって、本当に良かったと思う。それでも長時間の雪かきは辛く感じる。筋肉痛の他に、冷えてしまったのかお腹を壊した。疲れ切っているのに強風の音で、な...

  • 雪と猫と家事と

    昨年の年末年始の休みは、新型コロナ感染症の患者数が多くて帰省自粛が叫ばれていた。個人的には同居猫(生後3ヶ月)を迎えて間もないこともあって、先天性異常がある個体だから環境変化による影響が心配だったので帰省を諦めた。今年の年末年始の休みも帰省しなかった。高齢に伴い心配症になった母が、「冬道の運転は危険だから帰って来るな。」と言ったからだ。母の言葉に従った形になったが内心では帰省したくなかったので、先...

  • やるせなくても

    クリスマスが終わり、いよいよ年末が迫ってきた。強い寒気が日本列島に居座り、各地で大雪になっている。室内にいても風が強いことが音でわかる。体感温度がぐっと下がるから、無意識に身体がこわばる。季節はこのまま真冬に突き進んでいく。世界を襲ったコロナ禍は、いつ収束するのだろう。国によっても事情が違うだけに厄介だ。コロナウイルス感染症で亡くなった人、後遺症で苦しむ人、保護者を亡くして困窮する子どもたち。どれ...

  • おさまりどころ

    昨日から大量の雪が降り続いて雪かきに疲労困憊していた。雪かきといってもアパートの自室の前と、自分の車・駐車スペースに限られる。車の上に積もった雪を下ろすだけでも一苦労だった。私は軽自動車だが、大きな車のオーナーはもっと大変だろうな。路面は凸凹して道幅が狭くなり、対向車とすれ違う際も譲り合うしかない。それにしても極端すぎる。きっとこのまま遅い根雪になるだろう。昨日と今朝の雪かきで酷使した身体は、筋肉...

  • 記憶が降り積もる

    もう12月の半ば近くなるのに、これまでの降雪量は例年より極端に少ない。予報によると明日の北日本は大荒れの天気になるという。とうとう冬将軍がお出ましですか。どうかお手柔らかに願います。一冬の降雪量が決まっているとしたら、まんべんなく降ってほしい。感染者が少なくなったとはいえ、長引くコロナ禍で疲弊している人々が事故や災害に遭うことがないよう願うばかりだ。年の瀬が近づくと、毎年ある感覚に見舞われる。一年分...

  • 訳などない

    12月に入ってぐっと冷え込んだ。気温に比例して心身の状態も低下し、昨日は偏頭痛がして横たわっていた。今日は気分転換を兼ねて2ヶ月ぶりに美容院へ行ってきた。いつものように髪を切って白髪を染めてもらう。しかし気分は上がらない。白髪染めをやめたいがやめられない。意識の問題だけれど、鏡を見れば気になりますわ。弟も白髪が目立つようになってきたが、取り立てて何もしていないようだ。遺伝的に同じくせ毛でも、髪が短け...

  • くだらない妄想

    相変わらず精神状態低めで推移しているが、生活は何とか成り立つものだ。同居猫はツンデレで気まぐれで、ときどき突拍子もないことをしでかして私を驚かせたり、笑わせたり怒らせたり泣かせたりする。いたずらして怒っても言葉で叱るだけで、断じて叩いたりはしない。動物虐待になるから。言葉が通じないから猫に伝わっているかどうかはわからない。伝わっていない可能性の方が高い。くだらない妄想をしてみた。近い将来、動物と言...

  • 夢中になれるもの

  • 逃げ道を探す

    気がついたら11月も半ばになっていた。今年もあと一ヶ月半しか残っていない。10月は予定していた身体各所の検診をすべてやり終えたので、まあまあの月だった。婦人科、異状なし。歯科、治療終了。胃カメラで治りかけの胃潰瘍の組織を採取されたが、悪性ではなかった。ピロリ菌残存の可能性があるとのことで再検査を受けたが、ピロリ菌は存在しなかった。まずはひと安心。ピロリ菌の除菌に成功していたとはいえ、依然として胃がんや...

  • これからそれから

    先週は軽自動車のタイヤ交換のため帰省していたので、2週間ぶりのブログ更新となってしまった。春と秋の年2回、タイヤ交換を口実に帰省する習慣は断続的に30年くらい続いている。それぞれの時期に交換した夏用・冬用タイヤを、そのまま実家で預かってもらっている。タイヤ交換作業を始めると、いつも父親が手伝ってくれる。50代の娘と80代の父親。あと何回、一緒にこの作業ができるのか。近年ずっと感じているのだが、口には出さな...

  • ハイソックス

    しばらく肌寒い日が続いた。晩秋から初冬にさしかかる時期。風と雨が身体に刺さってくるような感覚には少しずつ慣れていくだろう。年甲斐もなくハイソックスに、はまっている。ハイソックスなんて10代の頃以来か。理由は単純に寒さと冷えが辛いから。昨年、左足首を骨折してから更に強まった。私は滅多にスカートをはかなくなった。いつもパンツ姿だから、ハイソックスを履いても外からは足首しか見えない。ハイソックスを購入した...

  • 無意識の緊張

    急に気温が下がって、身体が対応しきれない感覚を引きずったまま予約していた歯科医院へ行った。歯科検診は苦手だが、診療用のリクライニングチェアに座るのが好きだ。同様に美容院でシャンプーしてもらう際の可動式チェアに座るのも好きだ。横たわったときの何とも言えない心地よさ。許されるのならずっとこのままで眠ってしまいたい欲望に駆られる。歯科医院に行くのは1年2ヶ月ぶりだ。それまでは毎年2回は必ず検診に行っていた...

  • ピロリ菌の残党?

    道路沿いの樹木の葉が黄色に染まってきた。空が高く秋の気配が濃くなっている。冬が来る前の今月中に体のあちこちを検査しておこうと、胃カメラ・婦人科検診、更に歯科の予約を入れた。整形外科のリハビリと精神科の定期通院以外は、引越後に初めて訪れる医療機関ばかりで緊張もわずかにある。まずは胃カメラを済ませた。鎮静剤を使用したので苦しさはなく、目を閉じてまどろんだ状態のまま検査は終了した。しばらく横になって休ん...

  • 野生との共生

    先日、車の消耗品を交換するために車用品取扱店へ行った。交換作業を依頼して完了するまで待つ間、店内の商品を一通り見て歩いた。車用品を丹念にながめるのは久し振りだ。車を所有していても、メカニックに疎い私は品揃えの豊富さに驚いた。運転時にマスクを掛けておけるグッズまで売られている。その中で私が凝視してしまった商品がある。「鹿よけの笛」車に装着するだけで、鹿との衝突を避けられるらしい。道民なら知っている人...

  • かかりつけ医

    今日は同居猫を動物病院へ連れて行った。特に気になる症状はなく一歳児検診のようなものだ。先天性異常があり無料で譲り受けた猫だけに、一歳を迎えて成長がほぼ終わった段階での健康状態が知りたかった。結果は問題なし。ひとまず安心した。完全室内飼育ではあるが、定期的に検査を受けさせるつもりでいる。社会人になってから30年以上暮らしてきた地域を離れ、職場に近いこの地に転居して丸1年が過ぎた。コロナ禍のもとでの物件...

  • ゴジラのしっぽ

    三連休の前にコロナウイルス感染症の2回目のワクチン接種を受けた。接種日はあらかじめ決められていて、それに従ったまでだが連休前で運が良かった。周囲の経験者から聞いていた通り、副反応の症状が前回より強かった。強かったと言っても発熱が加わった程度で、解熱鎮痛剤を飲んで熱取りシートを額に貼り付けて寝ていたら回復に向かった。ただ発熱後の疲労感と患部の痛みは少し残っているが、そのうちなくなるだろう。前回の接種...

  • 長引くリハビリ

    仕事を終えたら車を運転して帰る。駐車場からアパートの自室まで歩く短い間でも、虫の声が響いて秋の気配が濃くなってきている。6月上旬に転倒して打撲した右手の怪我が、3ヶ月経過した現在もなかなか完治しない。明らかな骨折は無い。正式な怪我の名称は「靱帯損傷」。(右手の中指と薬指の付け根の関節)右手の甲と左手の甲を比べてみると、右手が大きいことがはっきりわかる。(腫れが引かない)右手を握ろうとすると突っ張る感...

  • 私の中の矛盾

    9月に入って空が高く感じるようになった。今週末はお腹の調子が悪く、横たわっている時間の方が長かった。不調の原因に心当たりはなく、ワクチンの副反応にしては時間が経ちすぎている。強いてあげるなら、不安の増加といったところか。コロナ禍と3年前の胆振東部地震の記憶がよみがえり、外国の自然災害の報道が重なって、追い打ちをかける。報道を視聴しなければ良いのかもしれないが、現実を知らないと我が身を守ることができず...

  • 自分の意思

    今週後半にコロナウイルス感染症の1回目のワクチン接種を受けた。副反応が起きたが、事前に見聞きしていた程度だったので特にあわてることもなかった。いまも患部の痛みが少し残っている。副反応を言い訳にして、巣ごもりの週末。日が短くなってきたし、残暑もまもなく終わりそう。ワクチン接種は、間違いなく自分の意思だ。それなのに「流された」と感じるのは何故だろう。もやもやが晴れない。ワクチンへの異物混入のこともある...

  • 盆休みの再会

    2週間ぶりの更新になってしまった。先週は土曜・日曜に続けて休みを取り、帰省していた。前回の帰省は3月末だったから、4ヶ月半ぶりとなる。コロナウイルス感染者が増えているなか迷いはあったが、両親ともワクチン接種が完了しているので帰ることにした。猛暑が続いた影響で食欲が落ちたのか、二人とも少し痩せたような感じがしたが元気だった。11ヶ月を迎えた同居猫を連れていくと、ことのほか喜んでくれたが何故か名前が覚えら...

  • 家電の寿命

    昨秋の引越前から調子が悪かった洗濯機。洗濯一回ごとに「ピーピー」とエラー音が鳴っていた。リセットすれば作業を再開したので、引越にかかる経費を考えると辛抱することにした。引越後しばらくして、更に調子が悪くなった。洗濯一回ごとにエラー音が鳴るのが三回以上になり、水量も増えている気がした。おまけに電源スイッチを押しながらでないと蓋が開かなくなった。11年くらい使ってきたけれど、洗濯時間も長くなりイライラが...

  • 設定温度

    ずっと暑い日が続いている。しかし北海道の夏は短いから、せいぜい今月いっぱいというところか。昨夏と今夏を比べると、心身の消耗度合いに大きな差が出ている。昨秋の転居により、新居で初めて過ごす夏。部屋に設置されているエアコンのおかげで、楽に過ごしている。昨夏は窓全開で扇風機を使用しても、暑さで睡眠不足気味だった。そして朝夕1時間半ずつの長距離運転での通勤にエネルギーを奪われ、心身共に消耗していた。賃貸生...

  • 三台目の車

    所有している軽自動車が今月で丸10年を迎えた。10年間も運転していたのに、走行距離は5万㎞未満。年平均で5千㎞に満たない。走行距離が短いのには訳がある。新車(現金一括払)で購入したのは、長年勤めた企業を退職する前年のことだった。当時は正社員で現在より収入が多かった。まさか翌年春に退職する事態になるとは、夢にも思っていなかった。退職を決意し転職活動を開始するも、厳しい現実が待っていた。採用されても職場に適...

  • 訃報に驚く

    コロナ禍のせいか、あと数年で還暦を迎える年齢のせいか、この頃「生と死」について考えさせられることが多い。ここ数年、友人・知人の親のどちらかが亡くなることが続いている。既に両親と死別してしまった友人もいる。会う度に衰えを感じながらも、両親が健在である私は恵まれているのだと思う。世の中には、関係が良好とは言えない家族も多く存在している。他人より家族だからこそ、やるせない思いを抱える場合もあるだろう。い...

  • ゆらゆら揺れる

    自分の怪我や病気リスクのことにかまけている間に、国内外では緊迫した状態が続いている。大雨による災害、コロナ禍、ワクチン接種、オリンピック・パラリンピック、緊急事態宣言、内戦・紛争による難民、社会的な弱者問題。数え上げたらきりがない。その人が置かれた環境等により、大人も子供も人の数だけ違う気持ちを抱いているに違いない。何が正解で何が不正解なのか。最優先課題は何か。大多数が満たされるならば、少数者の犠...

  • たかがの裏側

    転倒して右手を打撲してから1ヶ月が経過した。たかが打撲と軽く見ていたのだが、予想に反してなかなか良くならず気持ちが沈んでいる。整形外科の医師に次回の通院からリハビリを受けるように言われて、予約を取った。骨粗鬆症予備軍にして、打撲のリハビリ決定。ため息が出ますわ。両手を比べてみると明らかに右手の方が大きい。合掌すると右手が垂直にならず、隙間があく。食器洗いのスポンジの水切りができない。タオルが絞れな...

  • リスクと共に

    夏至が過ぎて北海道も暑くなってきた。昨年に続きマスクが外せない夏。汗の量が多くなってキツイですわ。先日、ふとしたことから精神疾患を抱えている人は認知症になるリスクがそれ以外の人より高いことを知った。知って良かったのか、知らない方が良かったのか。直感では後者の方が近い。リスクが高いからといって、「精神疾患、治します。」とは軽々しく断言できない。心の奥底に「消極的な希死念慮」が潜んでいる。就職してまも...

  • 後ろ向き

    転倒による右手の打撲が原因で、図らずも整形外科に通院する羽目になってしまった。再診時に、軽い気持ちで骨密度検査を受けた。気には留めていたものの、普段は検査だけのために病院に行くとは考えられなかったからだ。親譲りのがっちり骨太体型で、食物の好き嫌いがない私。おおよそ「骨粗鬆症」とは無縁だろうと、勝手に思い込んでいたのだが結果に衝撃を受けた。骨密度検査は、問診・身長体重測定・血液検査・腰椎正面と左大腿...

  • 話すこと

    右手の打撲から10日近くが経った。就寝時には湿布と包帯で固定している。毎日少しずつだが治癒に向かっている。腫れ・熱感・内出血が軽くなるにつれて、気持ちも平静に戻りつつある。再診で右手だけのレントゲンを撮った。やはり骨折等の所見は無かった。ただ、指と手の接続部分の骨に白い筋のようなもの(短く細い線)が現われていた。右手の甲と平の圧痛と腫れの大きさは、これが原因だったのかは定かではない。医師によると、こ...

  • 暴風雨の後

    金曜日は夜明け前から風の音が凄かった。起床すると暴風雨になっていた。土曜日は一転して青空が広がり、気温も上がって初夏のような陽気となった。私は土曜日に診療している整形外科の待合室にいた。前日の朝、暴風雨の中で私は小走りしてバランスを崩し、転倒してしまった。両手と右膝を地面についてしまい、すぐ起き上がったが雨で服がぐっしょり濡れた。それなりに痛かったが、ただの転倒だと思ってそのまま出勤した。後で見て...

  • 犬と猫と私

    ここ数日、寒の戻りで気温が低く情緒不安定になっている。周囲を見渡せば、木々の緑が色濃くなって気分が上がりそうなものなのに、私という人間はつくづくわがままに出来ているらしい。同居犬が天国に旅立って、ちょうど3年が過ぎた。情緒不安定の原因の一つは、亡き犬との記憶がいまだに鮮明だからかもしれない。子猫との同居を開始してから5ヶ月余りが経つ。先天性異常があるものの、すくすくと成長しておまんじゅうみたいな顔の...

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春待つねこやなぎさん
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小心者だけど晩成を夢見る
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