2年前,自転車を担いで行った八丈島。あのとき沖合に眺めた小島へ,今回はじめて足を踏み入れることができました。八丈小島へ行くまで金曜の晩,東京港竹芝客船ターミナルから橘丸で出港。サラリーマンが行き交う浜松町駅からターミナルまで歩くと,気づけば日常が非日常に
もう9月のことになりますが,実は訪ねたことのなかった道東に行ってきました。旅の前に行っておきたかったのが「領土・主権展示館」。北方領土の近くへ行くわけですから,まず勉強しておくべきだと考えました。ここは地味に国立博物館であり,我が国の領土に関する主張を市民
秋ですね。そろそろ自転車旅行がしたいということで,週末を使って秋田へ行ってきました。秋田駅で自転車を組み立て,日本海に沿って男鹿半島へ走ります。とても良いところだったのですが,生憎の雨でしたね。。昼ごはんは男鹿海鮮市場の食堂で海鮮丼。ひとまず男鹿駅まで。
群馬県の南東部にある大泉町。ここは人口4万人のうち2割が外国人であり,その7割ほどをブラジルなど南米系の占めるインターナショナルな町です。ずっと行きたかったブラジリアンタウンをようやく訪ねることができたので,記事にしたいと思います。町の玄関口は東武小泉線の終
日本の”海外領土”ボニンアイランドを訪ねる(3):父島ヒストリーツアー
父島での滞在は3日間。島を北から南へ見て回ったのはもちろんのこと,シーカヤックを漕いで海面から夕日を眺めるツアーとかにも参加しました。本当にどこでも海がきれいで,日が暮れても海底まで見通せたりします。(前回の記事↓) さて,今回お世話になった宿は二見港沿い
母島での一泊を終え,父島に戻ってきました。(前回の記事↓)ここは二見港から大村集落を貫く目抜き通り。集落に入ると,スーパーマーケットや土産屋,飲食店が軒を連ねています。スーパーには内地から運んできたレトルト食品や生鮮食品に加え,小笠原で採れた野菜なども並
絶海の孤島,小笠原諸島皆さんご無沙汰しております。夏季休暇が終わり,少し大きな試験があったので多少忙しい毎日を過ごしていました。今年の夏休みは,COVID-19のアウトブレイクで国外逃亡ができなかったため,色々考えて小笠原諸島に行ってきました。船で片道24時間,最
筆者的オススメな東京のトルコ料理・ウズベキスタン料理店を紹介する
コロナウイルスの流行により海外旅行が絶望的になってしまった今日この頃。実は,意外にも首都東京には色々な民族の人々が暮らしており,東京にいながらも異国情緒を楽しめる場は様々あるのです。最近は特にトルコが懐かしくてつらいので,この記事では東京でオススメのトル
このご時世で外出もままならないと読書か勉強くらいしかすることがないので,本の紹介でもしようかと。お題は「シンガポール」。マレー半島の先端にある緑生い茂る小島に,英語を操る華人によって世界有数の金融大国が築かれ,今や摩天楼が聳え立つ,そんな不思議な国に関す
絶賛外出自粛中につき旅行欲が止まらないので,旅の写真でも貼っていきたいなと。以前,石巻湾に浮かぶ離島を訪ねたときの話です。石巻は震災前も含めて3回目くらいの訪問。真新しいコンクリートで固められた旧北上川の一角に,高速船「網地島ライン」の渡船場があります。ネ
1:160 BNSF Boeing 737 Fuselage Train #うちで過ごそう
皆さんお久しぶりです。私は今のところ元気です。緊急事態宣言が発出されたので気軽に外出もできなくなってしまいましたが,こんなときこそ部屋で趣味を楽しみませんか…?BNSF Fuselage Trainをつくるということで,ちょうど一年ほど前に米国から個人輸入したこちらの模型を
3月11日で震災から9年。その3日後,2020年3月14日に常磐線は9年ぶりに全線運転再開を果たしました。沿線の人々,全国の鉄道ファン,みんなが待っていた開通でした。大した内容ではありませんが,私も少し記事に書き留めておきたいと思います。その当時,私は中学生。東京で震
二泊三日で訪ねた宮古島(→前回)。二日目は船で多良間島に足を伸ばすことにしました。多良間島に行くまで多良間島は宮古島と石垣島の中間に位置する面積20平方キロの楕円形の小さな島です。宮古島観光の下調べをしようと地図を見ていると,たまたま多良間島を見つけて行っ
カザフスタンの旧首都アルマトイはこんなところ:2020年越しカザフ&キルギスの旅(6)
再びコルダイ国境にやってきました。さらばキルギス,また会う日まで。相変わらずカザフスタンのドライバーはスマホ片手に時速160kmとかで爆走するのですが,よく観察してみると,仲間のドライバー同士でパトカーの目撃情報とかを融通してる模様。何もないところで急に減速し
キルギスの観光ポテンシャルに圧倒された:2020年越しカザフ&キルギスの旅(5)
好天に恵まれたキルギス3日目2020年元旦。カラコルを発ち,イシククル湖の南岸を走っていきます。まず訪ねたのは温泉保養地として知られるジェティ・オグズ渓谷へ。これまで曇りか雪が続いていましたが,ありがたいことに元日は晴れ,初日の出を拝むことができました。ジェテ
はじめてのキルギスで年越し:2020年越しカザフ&キルギスの旅(4)
凍てつくカザフスタンを縦断し,アルマトイに到着。アルマトイ2駅のホームに降り立つと,キルギス人の日本語ガイドさんが出迎えてくれました。欲を言えば先頭に行って機関車を撮りたかったところですが,早々に手荷物検査を通って駅を後にします。ガイドさん「ここでは日本人
カザフスタンを南北に縦断する夜行列車に乗る!:2020年越しカザフ&キルギスの旅(3)
ヌルスルタンの街並みを堪能し,バスで駅に向かった筆者。巨大なガラス張りのヌルリ・ジョル駅に到着しました。ここはアスタナ万博の際にアスタナの玄関口として新たに建設された駅で,既存のアスタナ1駅とは別に新設されました。ここは主に長距離列車が発着しています。コン
新首都ヌルスルタンと独立国カザフスタンの軌跡:2020年越しカザフ&キルギスの旅(2)
ヌルスルタンを歩くいよいよヌルスルタン市の中心部にやってきました。氷点下15℃,雪の舞う極寒の街を歩き回って見ましょう!(凍死)そもそもヌルスルタンってどこやねん,とお思いの方もいらっしゃるでしょう。カザフスタンの首都アスタナが,2019年3月に初代大統領ヌルス
不吉なスタートとカザフスタン上陸:2020年越しカザフ&キルギスの旅(1)
皆さん,新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。2020年はカザフスタンとキルギスで年を越していました。例によって,旅行の記録を忘れないうちに書き留めておきたいと思います。自分用に書いているつもりなのですが,友人らに「旅行記楽
先週のことになりますが,大きな試験の後に三連休ができたので奄美大島に行ってきました。さる10月1日にPeachが成田〜奄美線に就航したばかりというグッドタイミングでした。南西諸島を回るのが好きで,いつか来たかった奄美大島。試験続きだった日々のストレスを癒やそうと
本日2019年11月30日,めでたく相鉄JR直通線が開業し,相模鉄道と埼京線が繋がりました。相鉄は悲願の都心乗り入れを果たし,大宮,池袋,新宿などの主要駅から海老名まで直通運転を開始しました。そのうち乗りに行こうと思っていたのですが,諸事情あって今日の新宿0658発下
11月になり,急に秋めいてきました。島が好きなのか船が好きなのか分かりませんが,また離島巡りをしました。今回の目的地は新潟県粟島浦村。新潟県北部の日本海上に位置しており,縦に細長い形の小さな島です。人口は350人,島のほとんどが山で,主産業は漁業,ほかに釣りや
ついに発売!中国新幹線の模型中華圏の高速鉄道を密かにコレクションしている筆者。しばらく前のことになりますが,満を持して中国大陸の模型を手に入れました。中国の国産高速鉄道車両であるCRH380ALです。中国新幹線といえばE2系を技術移転したCRH2が有名で,日本でもE2
東京都心から南に180km,新海監督の最新作「天気の子」でおなじみ,神津島に行ってきました。関東に被害をもたらした台風15号襲来の直後でしたが,三連休を無駄にするまいと思いつきで決行してしまいました。東海汽船の季節割引を使うと往復7000円になると分かったものですか
去る8月24日,キハ66・67形国鉄色によるリバイバルトレイン「急行九十九島号」が運行されました。急行九十九島号は,かつて長崎から旧国鉄松浦線を経由して博多を結んでいた列車であり,今回のツアーはキハ66・67形が松浦鉄道線に乗り入れ,長崎から肥前山口まで運行区間の一
赤い首都モスクワ、旅の終わり:鉄のカーテンの向こう側へ(13)
イスタンブル✈モスクワイスタンブール市街を後にし,バスでイスタンブール新空港へ。長らくトルコの玄関口であったアタテュルク国際空港はこの春廃港となり,その機能はイスタンブール郊外に建設されたイスタンブール新空港に移管されました。本邦では考えられないほどのサ
一度は行ってみたかった乗鞍岳。日本で最も高いところに道路があります。先輩が行くと言うので金魚の糞のように付いていきました。車で乗り付けたのは岐阜県高山市・平湯温泉。バスツアーで富山行ったときに休憩で寄ったところだ…!四方が雪山に囲まれていて,すごい立地だ
札幌駅前から沿岸バスに飛び乗り,羽幌に着いたのは夜9時頃。(→前回)宿すら取ってなかったので,途中の砂川SAで休憩してるときに3軒くらい電話を掛け,何とか宿を確保しました。こちらがお世話になった登喜和旅館。当日の夜に突然電話を入れただけなのに,女将さんが風呂
宗谷本線を南へ、伝説の蕎麦を食う:GWで北の離島を攻略(2)
ハートランドフェリーで稚内港に着くと,気付けば外は真っ暗。(→前回)稚内駅を発車する平成最後の列車。一駅だけですが,宿のある南稚内まで乗りました。宿は駅前のビジネスホテルで,ドリンクと小ラーメンが無料で食えるうえ,大浴場にはそこかしこにロシア語の注意書き
初夏ですね。先月はグレーの国産輸送機に乗って沖縄に行ったりしてしました。ご承知の通り,今回のGWは令和改元ということで10連休でした。もちろん海外を狙ってはいたのですが,航空券の値段を見て諦め,かねて制覇したかった道北を旅することにしました(結論から言うと離
イスラム都市クアラルンプール、そして帰国:マレー半島陸路縦断の旅(4)
フェリーに乗り込み,ペナンに別れを告げます。海に突き出た姓氏橋やらを眺めていると,気付けば反対側にはバターワースの街並みが目の前に迫っていました。バターワース港は鉄道駅やバスターミナルと結合された新築の複合商業施設と隣接しており,開発は鋭意進行中といった
未知の島ペナンは東洋の真珠だった:マレー半島陸路縦断の旅(3)
タイからハイエースで再びマレーシア国境へ向かいます。本日2回目のタイ国境は,午前の大渋滞が嘘のように空いており拍子抜けするほどでした。マレーシア国境は新築で広々としていて,どちらかといえば閑散といった印象でしたが,入国管理官が私のパスポートをかざすと顔色が
陸路国境を越えてゆく日帰りタイ見聞:マレー半島陸路縦断の旅(2)
MRTのNiccol Highway駅から歩いて数分のところに,シンガポールのリトルタイとも呼ばれる複合施設ゴールデン・マイル・コンプレックスがあります。ここには高速バス各社がオフィスを構えており,マレーシアやタイへ向かうバスが多数発着しています。”バスタ新加坡”とでも呼
シンガポールという国を見つめて:マレー半島陸路縦断の旅(1)
春ですね。5月から改元ということになりますが,一応元号を使う機会の多い環境なので気付けば「令和」も当たり前のように見慣れたものになるんだろうなと思います。個人的な話では,それなりに臨床寄りの勉強をしたり,何故か人体寄生虫の猛勉強も経て,新しい学年になりまし
香港の模型収集を密かに生業としている筆者(→以前の記事)。ある日,香港の某バス模型専門店のホームページを巡回していると,昨年開通した港深廣高鐵の模型が発売開始されているではないですか!ということで購入。じゃじゃん。それにしても長かった…。実はポチったのが1
はじめて伊豆大島を訪ねて早2年(→前回の訪問)。冬季に発売される「伊豆大島サイクルきっぷ」を利用すると往復4000円に割り引きされるというので,今回は自転車を持っていくことにしました。親の顔より見た東海汽船。昨年訪れた三宅島,八丈島は黄色の橘丸でしたが,大島航
先日,大阪の国立民族学博物館に行ってきました。私は東京育ちなので千葉県佐倉にある国立歴史民俗博物館には何度か訪問歴があるのですが,海外の文化に興味を持ち始めてからは,大阪にある国立民族学博物館に行きたかったんですよね。ありていに言えば,民俗学は日本の文化
昨日書き忘れましたが,旧正月あけましておめでとうございます。新年快樂!身體健康!萬事如意!私の誕生日が旧暦換算で春節なので,毎年この時期になると歳を取ったなと感じております。前回の記事に引き続き,アオシマの巨大プラモEF66を作っていきます。***車体をクリ
昨年の暮れアオシマから発売されたトレインミュージアムOJの第二弾,EF66後期型。第一弾のDD51は圧倒的なクオリティで話題になり,派生バージョンも発売されるほどでしたが,私は電車専門なのでパスしてました。今回は電車ではないものの電関ということで,まあ極論を言って
メキシコシティ都市圏郊外鉄道を乗り潰す:革命の国キューバで年越し(7)
キューバからメキシコシティに戻ってきました。18時に着いて,東京ゆきは0時発。乗り継ぎは6時間もありますが,さすがに夜のメキシコシティは治安悪いので街歩きはできない・・・ということで鉄道乗り潰しにしました。相変わらず地下鉄も怖いです。やっぱり雰囲気がよくない
カリブの陽気な青空の下,ハバナを歩きます。ハバナは言わずと知れた赤い島キューバの首都です。スペイン語ではLa Habanaと書き,Hが脱落するので現地ではラ・アバーナと呼ばれます。人口200万を誇るカリブ海最大の都市ですが,そのなかでもラ・アバーナ・ビエハ(オールド・
トリニダの街を歩いて回ります。これはプラサ・マヨールから革命博物館を見たところ。実はこの景色,そのまま25センターボコインに描かれているものです。かつて修道院だった立派な建築の鐘楼,そして両脇に連なる鮮やかに彩られた植民地時代の民家。これはコインに描かれる
予想もしませんでしたが,こうして私はトリニダで元旦を迎えました。トリニダ(Trinidad)は首都ハバナから350km離れたキューバ中央部の南岸にあり,500年前から砂糖で栄えた小さな町です。プランテーションが行われていたロス・インヘニオス渓谷とともに世界遺産にも登録さ
シェアタクシーでトリニダへ!:革命の国キューバで年越し(3)
キューバ国内鉄道旅行の夢が消え,失意のうちにカリブ海を見ながらマレコン通りを歩いていると…黄色い小ぎれいな観光案内所が現れました。若いおにいさんは久々に英語が通じてテンション上がったので,「キューバにあと3日も滞在しているので小旅行がしたい」「サンタクララ
ハバナに到着、そして鉄道に乗る!?:革命の国キューバで年越し(2)
メキシコシティから飛行機で4時間ほど。キューバの玄関口,ホセ・マルティ国際空港に到着しました。ここはハバナの郊外に位置することから首都空港の機能を有しており,キューバの詩人・革命家であるホセ・マルティの名を冠しています。着いたのは深夜で,これは帰りに写して
天空の古代都市メキシコシティを歩く:革命の国キューバで年越し(1)
読者の皆様,遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。私はキューバで新年を迎えました。米国と国交回復したあたりから「すぐ行ったほうがいい」と言われ続け,昨年の春に行くつもりが日程の都合で流れ,今回ついに残りわずかの席を滑り込みで確保することができ
今年も残すところ十日余りとなりました。ついに私は,かねて切望していた硫黄島への訪問を果たすことができました。硫黄島は太平洋戦争最大の激戦地であり,絶海の孤島にあって日米双方に多数の犠牲を出したことで知られています。その遺骨の多くは未だ硫黄島に残されており
気づけば秋も終わりですね。上野はイチョウがきれいに色づいています。ということで,11月から京成電鉄の旧博物館動物園駅が公開されているので行ってきました。公開は11時から16時ですが,定員制なので10時に行って整理券を受け取ります。上野公園は美術館や博物館が多いの
セントレアに里帰りしたB787初号機(機体記号:N787BA)の展示施設「Flight of Dreams」が去る10月オープンしたと聞き,飛行機ファンの端くれとして名古屋旅行のついでに行ってきました。名鉄乗るには6年ぶりで,なんなら常滑線でセントレアに行くのは初めて。中京唯一の大手
いよいよ冬間近ですね。去る週末,浜金谷〜久里浜間を結ぶ東京湾フェリーで自転車を輪行できると聞いたので行ってきました。武蔵野線で蘇我まで輪行し,内房を走って浜金谷からフェリーに乗り,久里浜〜横須賀〜横浜と走って元町・中華街をゴールとしました。距離は寄り道し
昨年につづき11月3日,4日と参加した「ふたばサイクルロゲイニング」。→1日目今回の宿泊地も楢葉町サイクルターミナル。見晴らしのよい天神崎の丘の上にあり,温泉も湧いています。一日目の晩,夕焼けの楢葉町を見ることができました。新しい堤防,新しい道路が建設され,少
昨年も参加した「ふたばサイクルトレイン」。原発事故のあった福島県双葉郡の復興を自転車で旅して知るイベントで,私は今年も参加することにしました。昨年は広野町〜楢葉町〜富岡町を2日かけて周遊するコースでしたが,今回はチームごとにチェックポイントを選んで回るとい
気付けば10月も後半になり,すっかり秋になりましたね。秋の虫が鳴き始めたかと思えば,あれほど暑かったのにカレンダーに帳尻を合わせて来るように気温も下がってきました。去る10月14日は平成30年度自衛隊記念日観閲式でした。平成最後の中央観閲ですが,思い返せば2年前も
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