鮎たわけ さん プロフィール

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鮎たわけさん: 長良川と郡上竿の世界
ハンドル名鮎たわけ さん
ブログタイトル長良川と郡上竿の世界
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/fk3yi8anpontan
サイト紹介文長良川の大鮎やアマゴを釣るために作られらた伝統の郡上竿や郡上魚籠など伝統の道具と時代背景を紹介。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供114回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2016/03/20 16:24

鮎たわけ さんのブログ記事

  • 郡上竿師「高原泰」その②
  • 郡上竿師「高原泰」その②前々回の記事で紹介した、知る人ぞ知る郡上竿師「高原泰」の話の続き。高原は4本継ぎや5本継ぎの鮎竿を中心に、頼まれればアマゴ竿も作った。私も昨年の取材の際に、高原が形見として娘さんに遺した幾本かの郡上竿を見せていただいた。最初の一本は、見事な段巻きの4本継ぎの鮎竿である。銘は丸の中に高と作の2文字。焼き印ではなくゴム印押し。段巻きは、他の竿師のように電動で竿を回転させながら巻 [続きを読む]
  • 2018年6/16長良川中央鮎釣り まだまだアカン
  • 6/16長良川中央まだ釣れん!まったく情報の無い長良中央の本流。漁協のHPを見ても支流の板取川の情報しか出てこない。ここ数年は漁協も板取川中心に放流するし、メーカーの大会用に放流する鮎も多い。しかし、私は本流の天然遡上鮎がどうなっているかが知りたい。初期に遡上した一番鮎は、もうそこそこのサイズになっていてもおかしくない。例年なら、強い瀬で20センチ前後がポツポツ掛かるのだが、今年はまだお目に掛かれてい [続きを読む]
  • 郡上竿師 「高原泰 その一」
  • 郡上竿師「高原泰 その一」さて、私の下手な釣行記の合間に、もうひとつのライフワークである郡上竿の話を挟ませていただく。まず、郡上竿師と言えば下記の人物が知られている。(住所は旧町名)・美並村深戸の「福手俵次」・息子で最後の郡上竿師「福手福雄」・八幡新栄町の頑固な「安田幸太郎」・八幡旭の静竿本舗「渡辺安」・八幡大手町の宮田釣具店の初代「宮田衡一」・カーボン竿で有名な二代目「宮田賢司」※詳しくは私のブ [続きを読む]
  • 2018年6/09長良川鮎釣り 「ヌルヌル・ツルツル!」
  • 6/09長良川鮎釣り「ヌルヌル・ツルツル!」やっと梅雨入りした東海地方。金曜日の夜は雷が鳴って雨も結構降った様子だが、渇水の長良川は少しは状況が変わるのだろうか?今週は土曜日だけ日帰り釣行。朝、友人からの電話で目が覚める・・・「寝坊!」慌てて国道156号を北上する。岐阜城もモヤに包まれている。今日の友人お勧めの場所は、郡上市白鳥町長滝の「道の駅 白川文化の里長滝」の裏とのこと。私はアマゴ釣りでしか行った [続きを読む]
  • 2018年6/03 長良川 ドMの鮎釣り2日目
  • 6/03長良川 ドMの鮎釣り2日目6月02土曜日、長良中央の不調を身をもって確認し、国道156号を郡上へ。郡上管内も解禁を明日に控え、すでに川沿いのあちこちに車が停まっている。夕方に吉田川を見に行くが、すでに河原には椅子やシートが置かれ、電飾がピカピカ光っている。(前夜からの場所取りである)漁協の場所取り禁止の張り紙も、まったく役に立っていない(笑)皆さんの釣りたい意欲には恐れ入ります。私は吉田川と本流の合 [続きを読む]
  • 2018年6/02 長良川中央 ドMの鮎釣り1日目
  • 6/02長良川中央 ドMの鮎釣り1日目ついに待ちにまった私の鮎釣り解禁!絶不調らしい長良川へ。日曜日6/03の郡上解禁の様子も気になるが・・・まずは、ゆっくり土曜日の昼に出て長良川中央の年券を購入しがてら、客が誰もいないオトリ屋さんに解禁から一週間の様子を聞いてみる。「アカン最悪や・・・誰も釣れん」のひと言。覚悟していたが、落ち込むどころか私のドM根性が目覚めてしまった。(お前の出番じゃ!)なんと無謀にも「 [続きを読む]
  • 新潟遠征「イワナ釣行」
  • 新潟遠征「イワナ釣行」長良川中央はこの日が鮎解禁。前評判もあまり良くないようだし、気が小さい私は解禁の混雑がイヤなので、今年の私の鮎解禁はもう少し先。(みんなの足が遠のいてからゆっくり長良川に出かけます)今回は久々に遠征して、新潟県の西部を流れる某川の最上流にイワナを狙いに釣行した。今年の冬は日本海側の降雪が多かったので、山にもまだ雪が残っていた。明るくなった頃に林道の終点に車を停めて、そこから続 [続きを読む]
  • テンカラの影を追う⑧「テンカラという虫」
  • テンカラの影を追う⑧「テンカラという虫」前回のブログで「テンカラ」の語源は、蝶のことを指す日本古来の大和言葉「てんからこ」である可能性を書いた。※参考「漢字に強くなる本」 (1978年) 佐藤一郎、浅野通有編シジミチョウ画像そもそも大和言葉とは、漢語などの外来語ではない日本固有の言葉であり、例えば「蝶」や「蛾」は中国から伝わった漢語である。一方で、漢字とは違い大和言葉は曖昧だった。古く日本では、蝶を「てん [続きを読む]
  • テンカラの影を追う⑦「やはり蝶だった」
  • テンカラの影を追う⑦「やはり蝶だった」「テンカラの語源」・・・今回は少しでも疑念を払拭したくて、釣り関係の以外の資料まで範囲を広げながら調べてみた。その結果、鮎毛針、蚊頭針、蠅頭針、蜂頭針、ハス針は、江戸時代以前から昭和初期まで呼び名はほとんど変わっていない。やはり、永原屋茂八商店のカタログを消去法で何度調べても「蝶形針」しか残らない。また、明治時代の「内国勧業博覧会出品目録」や「水産博覧会」の資 [続きを読む]
  • テンカラの影を追う⑥「戦前その三」
  • テンカラの影を追う⑥「戦前その三」そういえば、まだ大事なことを書いていなかった・・・今回、私個人が釣り関係の資料中に探した「テンカラ」の言葉で、一番古いと思われるものは、例の「永原屋茂八商店」の古看板に書かれているものだと思われる。それが「釣具曼荼羅」昭和55年発行(毎日新聞社)に載っている。釣具曼荼羅 画像今から約330年前の貞享元年(1684年)に京都の三条大橋の近くで創業した、老舗釣具商「永原屋茂八 [続きを読む]
  • テンカラの影を追う⑤「戦前その二」
  • テンカラの影を追う⑤「戦前その二」前回紹介した魚住清適著「川釣の研究」(三省堂)昭和8年の中にあった「てんから」の記載を転記する。天唐(てんから)テンカラも亦(また)掛釣の一種で、錨型の鉤の軸に円錐形の錘を鋳込んだもので、三尺五、六寸位のの竿に、十尋乃至二十尋位の道糸を結び、狭い場所では不要の道糸は竿の手元にある糸巻に巻き、適当の長さの道糸を左手に輪にして竿と共に持ち、右手に錨の鉤素を握り、目的の [続きを読む]
  • 久しぶりの郡上アマゴ釣行
  • 久しぶりの郡上アマゴ釣行 古書ばかり見てブログを書いていてもオタクになりそうなので、4月29日〜30日にかけて久しぶりに郡上へアマゴ釣り。テンカラにしようかと迷ったが、迷って良かったためしがないので、今回はエサ釣り一本にする。GW中なので、釣り人が多いのは覚悟の上、アマゴの顔が見れればいいぐらいの気持ち。場所も行き当たりばったりで、郡上白鳥を目指す。夜も開けて明るくなった長良川には、既にボチボチ釣り人 [続きを読む]
  • テンカラの影を追う④「戦前その一」
  • テンカラの影を追う④「戦前その一」昭和8年「川釣の研究」(初版本?)魚住清適(三省堂)この本はかなりのロングセラーだったようで、増補改訂されながら、表紙の絵が違う普及版も含めてこの後も10年以上重版されている。この時代の川釣りの解説書としては、異例とも言える内容の濃さがその理由であろう。私の手元にあるこの本の元の持ち主もかなり愛読研究したと思われ、至る所に書き込みがあり、余白にも当時の雑誌の切り抜 [続きを読む]
  • テンカラの影を追う③「戦中」
  • テンカラの影を追う③「戦中」テンカラについて戦中の資料です。昭和17年「釣」佐藤惣之助(創元社)渓流魚の擬餌は、多く小動物か昆虫を模したもので、鳥の羽を多く用いる、それも朱鷺だとか雉だとか、鴨、孔雀、鶏から・・・・・・(鮎の)釣法には、沈み釣(一名ドブ釣)と友釣りとがある、尤(もっと)もその他にコロガシとか、テンガラとか、アンマ釣とか・・・※この場合は渓流魚の毛バリには擬餌の言葉を使い、鮎の引っ掛 [続きを読む]
  • テンカラの影を追う②「戦中、戦後その一」
  • テンカラの影を追う②「戦中、戦後その一」「テンカラ」・・・その言葉について戦後から戦中の釣り関係の文献にはどのような記載があるのだろうか?しかし、私が持っている書籍などは所詮たかが知れていて、世に出た資料のごく一部であるに違いないので、皆様もこれが全てだと思わずにお読みいただきたい。とはいえ、渓流釣りの書籍だけでは全体像が見えず見落とす可能性もあるので、鮎釣りの書籍や雑誌の記事についても目を入れて [続きを読む]
  • テンカラの影を追う①「山本素石と木曽テンカラ」
  • テンカラの影を追う①「山本素石と木曽テンカラ」毛バリの話は第2章に移行します。テンカラを遡る話は、過去に先人達が調べ尽くして今更の感もあるので、さらりと数回で終わるような気がします。だって、鮎釣り解禁までには終わらせないと・・・(汗)目的は、自分の目で確かめて備忘として残したいだけなのですが、よろしければお付き合いください。現在では、だれもが「テンカラ釣り」を日本古来の「毛バリ釣り」だと思っている [続きを読む]
  • 安田幸太郎と神路の矢竹
  • 安田幸太郎と神路の矢竹毛バリの話はまだ終わっていないが、たまにはメインテーマの事も触れておかないと心配にもなるし、毛バリについては調べものの途中でもあるので、今回はちょっと箸休め記事です。先日、知人から頂いた無銘の鮎竿を修理するため福手さんのところに持ち込んだところ、これは故「安田幸太郎」の竿の中でも古い年代の竿だと言われた。安田幸太郎は「安幸」とも呼ばれた、知る人ぞ知る郡上の銘竿師である。しかし [続きを読む]
  • 古式毛バリの話㉒「真田毛針の真相」
  • 古式毛バリの話?「真田毛針の真相」「槌長 真田毛針」の実物を先日紹介したのだが、その毛針について、あまりにも情報が乏しく、正直心苦しいと思っていた。そんなところに先日、私のブログを見た匿名の方ら書き込みがあり、「渓語り・山語り」(山人たちの生活誌)戸門秀雄著の中で詳しく書かれていると教えていただいた。この場を借りて厚く御礼を申し上げたい。上記の書籍中の「伝承毛鉤とケンカ釣り」の章は、山と渓谷社 「 [続きを読む]
  • 古式毛バリの話㉑「洋蜂蚊頭針」
  • 古式毛バリ?「洋蜂蚊頭針」これまで20回に渡り、京都の老舗釣具卸の90年ほど前の商報(カタログ)を紐解き、また別の古い京都の釣具屋の残滓から、「京発祥の毛針」の影を追ってみた。貞享元年から13代330年余り続いた「永原屋茂八商店」。日本の毛針の歴史や、この大店の繁盛振りから考えても、これが日本の毛針文化の本筋だったといっても過言ではないだろう。菜種針、蜂頭、蠅頭、蚊頭、オランダ針、鮎毛針・・・それは [続きを読む]
  • 古式毛バリの話⑳「ツバサ山女魚毛針」
  • 古式毛バリの話⑳「ツバサ山女魚毛針」前回まで数回に渡って「真田毛針」を紹介した。その毛バリは、巻き方から色使い、そして蓑毛の付け方まで一種独特であり、現在の日本のテンカラ毛バリには見られない姿であった。実は・・・似たような古い毛バリが手元にまだあった。「ツバサ山女魚毛針」ツバサ針本舗が播州かどこのメーカーだったのかは不明であるが、その人造糸とパッケージから、これは昭和30年代初頭に売られていたもの [続きを読む]
  • 古式毛バリの話⑲真田毛針「二段羽付、親針ほか」
  • 古式毛バリの話⑲真田毛針「二段羽付、親針ほか」皆さんも毛バリの話に少々飽きてきたのではないでしょうか?少し引っ張り過ぎたかなぁ・・・(笑)でも、この際全て書き残しておきたいのでもう少しお付き合いください。今回は残った真田毛針のとっておきオールスターを一挙公開。まずは二段羽付シリーズ三種「ひかり毛針太陽」10種類の中で一番高価な1本200円也ハックルが二段に巻かれ、面白いことに真田毛針のウイングは、ピ [続きを読む]
  • 古式毛バリの話⑱真田毛針「ひかり毛針」
  • 古式毛バリの話⑱真田毛針「ひかり毛針」ここまで幾種類もの真田毛針をみてきたが、総じてどれも派手である。今回紹介する「ひかり毛針シリーズ」はその最たるもので、鮎毛バリを除き、日本の地方毛針でここまで様々な色糸やラメを使ったものも珍しい。こんな派手な虫は世の中にいないから、やはり信州人が好んで食べるウグイを釣るために巻いたものであろう。水星と火星は針もキンピカの純金(メッキ)針である。しかし、この惑星 [続きを読む]
  • 古式毛バリの話⑰真田毛針「十勇士・黒龍」
  • 古式毛バリの話⑰真田毛針「十勇士・黒龍」今回は2箱を開けてみる。まずは「十勇士針」価格は1本90円。古い毛針のためか、残念ながらかなり傷んで蓑毛が取れてしまっている。針の大きさはフライフックでいうと♯14ぐらい。真田毛針は全て、昔の蚊頭のようにハリスが直結である。他の箱もそうだが、一箱に5種類の色違いの毛針が入っている。毛が抜けて完璧な姿で無いが、完全に朽ちる前にその姿を残せてよかった・・・現実には [続きを読む]
  • 古式毛バリの話⑯「真田毛針」
  • 古式毛バリの話⑯「真田毛針」毛バリの話は、関西から信濃へ移る。少し前の大河ドラマで有名になった真田丸。私は見ていない(汗)・・・主役の真田信繁(幸村)は信濃国小県郡真田郷(現在の長野県上田市)の小豪族出身であった。最後は豊臣秀吉の配下となった真田幸村が徳川家康を数度にわたり追い詰めた戦は、後に講談「難波戦記」などの物語となり、江戸から明治の大衆に大人気だったという。赤備えの鎧で固めた真田幸村と家臣 [続きを読む]
  • 古式毛バリの話⑮「鮎毛バリ」
  • 古式毛バリの話⑮「鮎毛バリ」毛バリを知れば知るほど・・・日本の毛バリは「鮎毛バリ」に極まると思う。それは、「鮎」という魚が日本人に好かれていた故でもあった。しかし、以前にも書いた通り、その鮎毛バリの世界は奥が深すぎて、残念ながら素人の私には説明できるようなものではない。そこで古い釣り雑誌を見ると、戦前までは友釣りよりアユの毛バリ釣りの方が人気があり、友釣りは漁師がやる一種独特な釣法とされていた。そ [続きを読む]