鮎たわけ さん プロフィール

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鮎たわけさん: 長良川と郡上竿の世界
ハンドル名鮎たわけ さん
ブログタイトル長良川と郡上竿の世界
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/fk3yi8anpontan
サイト紹介文長良川の大鮎やアマゴを釣るために作られらた伝統の郡上竿や郡上魚籠など伝統の道具と時代背景を紹介。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供100回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2016/03/20 16:24

鮎たわけ さんのブログ記事

  • 郡上魚籠が欲しい方は・・・
  • 郡上魚籠が欲しい方は・・・この週末11/10.11の「郡上八幡 町屋オイデーナーレ2018」昨年に引き続き、若き郡上魚籠職人「益田君」に合いに行ってきた。(今年も何度も会っているが)下記は今年のポスターこのような若手が企画するイベントは活気があり、古い町並みを新しい感性で使っていて面白い。是非、これからも続けて欲しいと思う。今年は、益田君の魚籠作りをゆっくり見せてもらいながら、長時間いろいろな話をした。郡上魚 [続きを読む]
  • 魚拓② 鼻曲がりの雄アマゴ
  • 魚拓② 鼻曲がりの雄アマゴ柿の実は熟れ、山々は高きから秋に染まっていくあの夏の喧騒は何処へ河原にはススキが揺れるだけ短い秋の陽に追われるように、鮎は下流に降り、渓魚は奥谷に遡る迫りくる長いモノクロの季節をすぐそこに、渓は一瞬だけ錦を纏う前回に引き続き私の直接法のカラー魚拓をもうひとつ。(前回のヤマメの魚拓)https://blogs.yahoo.co.jp/fk3yi8anpontan/41128424.html実は、今回のこのアマゴは、釣ったのでは [続きを読む]
  • 黄葉のブナ林を抜けてソロキャンプ<その②>
  • 黄葉のブナ林を抜けてソロキャンプ<その②>前回からのつづき。国道157号で真名川沿いを上流へ遡り、目的のキャンプ場を目指す。「麻那姫湖青少年旅行村」山奥の真名川ダム(麻那姫湖)のバックウォーターで、笹生川と雲川の合流点にある広大な芝生のキャンプ場である。以前は携帯電話も繋がらない不便な場所のためか、なんと料金も入場料500円だけだった。数年前から電波も届くようになったためか料金も倍になったが、今でも [続きを読む]
  • 黄葉のブナ林を抜けてソロキャンプ<その①>
  • 黄葉のブナ林を抜けてソロキャンプ<その①>毎年、晩秋に一人でキャンプに行くのが恒例となっている。岐阜から福井へ国道157号線を抜けるルートで、途中、峠の頂上である能郷白山付近の黄葉を見て、福井の廃村跡のキャンプ場に一泊して帰ってくる。この国道は酷道とも揶揄される悪路だが、ブナの黄葉にタイミングが合えば最高の景色が待っている。今回もその予定で7:30に自宅を出発。順調に国道157号を北上するが、最後の道の駅 [続きを読む]
  • 錦秋の尺ヤマメ
  • 錦秋の尺ヤマメ暦はもう霜月ここ数回のブログは地味なモノクロの写真ばかりだったので、今回はカラーの話。人知れず錦に染まる奥谷の渓流それは、渓魚が本能に突き動かされ命をつなぐ季節碧い淵尻では、二つの大きな黒い影が揺れていた何度も釣針の脅威から逃れた狡猾な大物であるしかし尺ヤマメともなると、これが最後の産卵に違いない水面を流れゆく紅葉をよそに黒い影が重なる見上げると空は高く澄んでいたこれは雌雄の尺ヤマメ [続きを読む]
  • 謎の古いアルバム第5話<職漁師と趣味人>
  • 謎の古いアルバム第5話<職漁師と趣味人>私のブログテーマ「長良川と郡上竿の世界」の主人公は「職漁師」である。昭和初期の郡上の職漁師一方の、道楽として鮎釣りに興じる「趣味人」は、その対極に位置する。それは、どちらが高尚だとか優れているとか比較して論じるような性質のものではなく、人が本能として持つ「釣りたい」というエネルギーを「生きるためにどう使うか」だけの違いだと思う。また、目的こそ違えど、どちらも [続きを読む]
  • 謎の古いアルバム第4話<昭和初期の鮎釣り>
  • 謎の古いアルバム第4話<昭和初期の鮎釣り>ちょっとアルバムを離れて、ここで戦前の鮎釣りとはどんなものだったのか覗いてみたい。古く江戸時代から鮎を釣るには、沈め釣り(ドブ釣り)、友釣り、素掛け(引っ掛け)の3つの方法があり、遊漁としては様々な毛バリを使って釣る「沈め釣り」が主流であった。下記は、紀の川で鮎の沈め釣りを楽しむ人たち「釣の友」昭和10年6月号から一方で、友釣りは職漁師が行うものとされてい [続きを読む]
  • 謎の古いアルバム第3話<水曜会の釣会>
  • 謎の古いアルバム第3話<水曜会の釣会>いつもディープな話にお付き合いいただきありがとうございます。こんな話には、だれも絶対興味がないだろうと分かっていても、深く掘り下げなくては納得できないドMの性格です。(笑)昭和10年の古いアルバムの第3話。このアルバムの末尾には、会を設立した昭和6年から毎月のように行われていた釣会の記録があり、成績1位の者の名に6回「亀山」の記載がある。釣り名人「亀山素光」の [続きを読む]
  • 謎の古いアルバム第2話<水曜会と亀山素光>
  • 謎の古いアルバム第2話<水曜会と亀山素光>前回、昭和10年の古いアルバムの話を書いたが、今回もそのつづきです。良く見ると、この古いアルバムの謎を解く鍵が幾つかあった。まず、立派なスエード調の表紙に洒落たデザインの「水曜」の文字がある。そして、アルバムを開くと「はしがき」として以下の言葉がある。はしがき月例の釣会茲(ここ)に五十回、思へば随分殺生を重ねたものである。だがこの通り善人の相貌が揃い元気旺 [続きを読む]
  • 謎の古いアルバム第1話<背広と鮎竿>
  • 謎の古いアルバム第1話<背広と鮎竿>私の2018年鮎釣りは終わりました。オフシーズンには、またディープな話が始まります。よろしければ引き続きお付き合いください・・・謎のアルバムの話をしたい。手元に古いアルバムが一冊ある。以前に京都の古物商で見つけ、セピア色の釣り人ばかりが写ったアルバムなんて珍しく、たしか千円もしないで買い求めたものと記憶している。まえがきに「昭和10年」と記載があるから、戦前の写真の [続きを読む]
  • 2018年10/13 長良川中央 納竿じゃなかったの?
  • 2018年10/13 長良川中央 納竿じゃなかったの?皆様、誠に申し訳ございません。私、嘘をついてしまいました。先週納竿したはずなのに、二度目の「納竿の儀」に行ってしまいました。前回のブログでコメント頂いた皆様、猛反省しておりますので、どうか大目にみてやってください。10/13(土)朝、気がつくと長良川の土手に立っていた(笑)やはり、いつものこの場所「寺瀬」で納竿しないと終わった気がしない。川を見ただけで帰る予 [続きを読む]
  • 2018年10/08 長良川中央 今年最後の鮎釣り
  • 2018年10/08 長良川中央 最後の鮎釣り相次ぐ台風来襲と度重なる増水。9月の長良川は、ほとんど釣りにならなかった。台風25号は外れていってくれたが、長良川の水位は高いままで下がらない。このままでは・・・納竿できない。10月08日(月)なんとか竿が出せる水位になったので、無理やり「納竿の儀」をするために釣行。場所は長良川中央の鮎の瀬。秋の空は高い。土手には萩の赤い花が咲き、もう納竿の時期が来たことを痛 [続きを読む]
  • 長良川中央鮎釣りは終わりか? <ナイフと秋草>
  • 長良川中央鮎釣りは終わりか?<ナイフと秋草>10月に入ってしまった。9月は、ほとんど竿を出さず仕舞い・・・まだ長良川中央の水位は高く、今日も半分雨予想。でも足は岐阜の美濃へ。目的は、毎年10月最初の土日に開催される「関刃物祭り」。例年は、天気が良ければ最後の鮎釣りチャンスの時期なので、ここ数年はイベントには行っていなかった。しかし、実は先日、息子に長年愛用したナイフを取られてしまった。取られたとい [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑪<郡上抜き名人 朝日周造>
  • 郡上抜きの話⑪<郡上抜き名人 朝日周造>この章の最後にもう一人、大正14年生まれの生き字引。郡上市白鳥町の名人「朝日周造翁」である。私がお会いして話を聞いた中では、最もご高齢の釣り人である。アマゴと鮎釣りの名人で「白鳥大島 豆腐屋の周マ」の名は白鳥町はもとより八幡町でも伝え聞いていた。以前、郡上最後の職漁師としてテレビ番組の取材を受けたこともあるので、ご存知の方もいるかも知れない。本業は白鳥大島で営 [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑩<郡上抜き名人 河合一郎>
  • 郡上抜きの話⑩<郡上抜き名人 河合一郎>今回、話の中心に挙げた、畑中鎮氏、福手福雄氏の両名人以外にも、郡上には多くの名人がいた。私が今までに直接お会いした郡上抜き名人の一人に、郡上市大和町島に住む「河合一郎氏」も挙げられる。河合一郎(昭和17年生まれ)は、実際に竹の郡上竿を使った最後の世代である。河合氏は、荒瀬に立ち込み剛竿のベタ竿で郡上抜きをするガンコ釣りスタイルを得意とした。郡上竿師「渡辺安」に [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑨<往昔の名人 福手福雄の郡上抜き>
  • 郡上抜きの話⑨<往昔の名人 福手福雄の郡上抜き>郡上美並あたりでは、福手氏が一番最後まで竹の郡上竿を握って長良川に立っていた人物であろう。福手氏は、世間の皆がカーボン竿に替っても、平成の初め頃まで自作の郡上竿で釣り続けていた。美濃市の長良川で開催された釣り大会にも竹竿で参戦したというから驚きである。賞状にある澤村章とは第四代美濃市長である。そんな福手氏は、漁のため夏場は毎日朝から日暮れまで川に入り [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑧<往昔の名人 福手福雄の舟釣り>
  • 郡上抜きの話⑧<往昔の名人 福手福雄の舟釣り>その昔、長良川の水量は今より豊かで、舟で鮎を釣る職漁師が多くいた。当時の竹やグラスの竿は長くてもせいぜい4間(7.2m)程度だったので、岸からどれだけ立ちこんでも竿が届かない場所がたくさんあった。美並橋上流の大淵で釣る福手氏特に大きな淵や長いトロ場は、舟から狙う職漁師の独壇場であり、吉田川の出会いの淵が古田萬吉の漁場だったように、それぞれの漁師に決まった漁 [続きを読む]
  • 9/22 ヤケ酒と秋月
  • 9/22 ヤケ酒と秋月水位が落ちない長良川。落ちないどころかまた増水している。でも、じっとしていられない。本流から吉田川まで見て廻るが、アマゴ釣りすら難しい水位。山里には着実に秋が訪れている。ススキも風にゆれる。仕方無い・・・知り合いのところで本日の獲物。栗の木は、先日の台風で枝が折れて大変なことになっていた。アケビの実は、子供の頃に兄弟と争って採って食べた。種ばっかりで食べるところなど無いが、懐かし [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑦<往昔の名人 福手福雄>
  • 郡上抜きの話⑦<往昔の名人 福手福雄>もう9月も終盤。降りやまない秋雨、下がらない水位。今年はもう竿を出せる機会が無いかもしれない。そんな私を横目で見て長良川の鮎は笑っているだろう。まぁ自然には抗えないし・・・諦めるしかないか。それなら、郡上抜きの話の続き。やはり、福手氏抜きで郡上抜きの話はできないだろう(笑)郡上美並の鮎釣り名人「福手福雄」昭和10年生まれ。最後の郡上竿師でもある。また、夏場は竿 [続きを読む]
  • 曼殊沙華と仙人
  • 曼殊沙華と仙人曼珠沙華ひとむら燃えて秋陽強し・・・(利玄)また、私の嫌いな花が咲く季節になってしまった。今年は、良い時なしの長良川。このまま終わってしまうのだろうか・・・久しぶりの晴れ間、家でじっとして居られなくて川を見に行く。郡上大和まで行ってみるが、残り垢狙いでも釣れる気がしない。和合橋の下流でゆく夏を惜しみ竿を出す人達。しばらく見ているが誰の竿も曲がらない。結局、竿を出す気にもならず美並まで [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑥<名人のオモリ使い>
  • 郡上抜きの話⑥<名人のオモリ使い>あなたはオモリ派だろうか?それとも背針派だろうか?私は、オトリが浮いて困ったときには迷わず「オモリ」を使う。背針も常備しているが出番はまず無い。荒瀬の釣りが多い私などが背針を使うと、鮎が掛かった後、水の抵抗が大きくて抜くのが大変だからである。また、背針はタモの中で絡むので、短気な私には不向きである。私の独断であるが、背針は沈めてその場で待つ釣りであり、オモリは沈め [続きを読む]
  • 郡上抜きの話⑤<伝説の名人:畑中鎮の技>
  • 郡上抜きの話⑤<伝説の名人:畑中鎮の技>今回は名人畑中氏の技の秘密について私なりに説明したい。(前回の第④話は下記からご覧ください)https://blogs.yahoo.co.jp/fk3yi8anpontan/41075059.html下記は、名人である畑中氏や福手氏が口をそろえて言った言葉である。「郡上竿は、タメていれば自然に2匹の鮎を抜いて飛ばしてくれる」それは、竹の郡上竿は胴からよく曲がり、その分戻る力も強いからだという。加えて、伸びるナイ [続きを読む]
  • 郡上抜きの話④<伝説の名人:畑中鎮の道具立て>
  • 郡上抜きの話④<伝説の名人:畑中鎮の道具立て>今回は、名人畑中氏の道具や仕掛けを紐解いていきたい。畑中氏の仕掛の特徴は、何と言ってもその手尻の長さであった。これは、手尻が短いとオトリが荒瀬に潜らず浮き上がってしまうからである。竿の長さは風の影響を受けにくい8.1〜9.0メートル。郡上竿のような胴調子の竿は、穂先の硬さを胴の曲がりで補い、糸や身切れを防ぐ効果もあった。また、太くしっかりとした穂先だから、5 [続きを読む]
  • 郡上抜きの話③<伝説の名人:畑中鎮 その一>
  • 郡上抜きの話③<伝説の名人:畑中鎮 その一>季節はもう秋の風。本日、郡上大和(専用区外)で25センチを頭に20数匹の鮎を釣ったが、鮎はまだ若く、大水が出なければ、まだしばらくは楽しめそうな感じだった。今回は訳あって画像無し(スミマセン)ということで郡上抜きの話のつづき。畑中鎮(はたなか やすし) 昭和10年生まれその郡上抜きは別名「激流抜き」とも呼ばれた。彼こそが、見る人を驚かせ、郡上抜きを全国的に知 [続きを読む]
  • 郡上抜きの話②<長手尻と二段抜き>
  • 郡上抜きの話②<長手尻と二段抜き>第①話は下記よりご覧ください。https://blogs.yahoo.co.jp/fk3yi8anpontan/41052233.htmlその昔、郡上で鮎の抜き捕りは「郡上捕り」(ぐじょうどり)と呼ばれ、やがて「郡上抜き」と呼ばれるようになった。それは剛竿を使い、長手尻の仕掛で掛けた鮎を、遠くからライナーで飛ばして小さいタモで受ける郡上伝統の鮎の取り込み方法である。鮎釣りや渓流釣りをする人には今更の説明だが、「手尻」 [続きを読む]