やまの龍 さん プロフィール

  •  
やまの龍さん: 頼朝好き・北条数寄FanSite「あづまがたり」
ハンドル名やまの龍 さん
ブログタイトル頼朝好き・北条数寄FanSite「あづまがたり」
ブログURLhttp://yoritomo-fan.com/
サイト紹介文源頼朝&政子、北条氏、鎌倉幕府が大好き。歴史小説&考察&書評ブログ。大河ドラマについても。
自由文真田の先祖、海野幸氏は木曽義仲の息子で頼朝の娘大姫の許嫁者である志水冠者義高の家来。後に鎌倉幕府の御家人になる彼は、武田や小笠原、望月と並んで弓馬四天王と呼ばれました。そんなカッコイイ彼を応援したくて起ち上げました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2016/03/21 19:48

やまの龍 さんのブログ記事

  • 2年ぶりに更新(女頼朝)
  • 女頼朝の小説を2年ぶりに更新しました。「大義名分小義明文、俺はそれより君を取る」「小説家になろう」で連載中。 他のをやりながら、後回しに回しまくっていたらこの連載小説は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。 今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。なーんつって書かれてしまってたので、掘り返しました。 えー、今回のテーマは・・・テーマじゃないけど、イメージ画像は上の通 [続きを読む]
  • 神者依人之敬?威、人者依神之?添運(泰時・御成敗式目)
  • 最近読んだ本で引用されていて、いいな〜、と思った言葉に出会いました。「神者依人之敬?威、人者依神之?添運」「神は人の敬によりて威を増し人は神の徳によりて運を添ふ」(いかなる神も人間の崇敬をうけてこそ、その御威光を輝かすのであり、ご神威を高めるのは人の敬の力である。その人が人としての運、人としての生命を与えられるのは、神の徳によってであるという意味。)                        [続きを読む]
  • 神者依人之敬?威、人者依神之?添運(泰時・御成敗式目)
  • 最近読んだ本で引用されていて、いいな〜、と思った言葉に出会いました。「神者依人之敬?威、人者依神之?添運」「神は人の敬によりて威を増し人は神の徳によりて運を添ふ」(いかなる神も人間の崇敬をうけてこそ、その御威光を輝かすのであり、ご神威を高めるのは人の敬の力である。その人が人としての運、人としての生命を与えられるのは、神の徳によってであるという意味。)                        [続きを読む]
  • アマカケル外伝vol.2 鞠子の話がやっと終わりました〜
  • アマカケル外伝の小金太と鞠姫の話、やっと終わりました〜意外に長くなりました。カウントしてみたらば、2万文字超、原稿用紙67枚。でも、もう一つの外伝「琥珀の龍紋」は128枚、アマカケルが500枚超だから、比べれば短いですが、もっとサラッと5枚くらいで書くつもりだったのに・・・(無理)画像は、テキスト序章の所のスクショです。文書ファイル名は「こきまり」(小金太&鞠の略)。私は大抵、ひらがなで仮タイト [続きを読む]
  • イザヤ!鎌倉「江間家の段」5(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  • 「江間家の段」出演:江間小四郎(北条義時)、真朝(姫の前)、畠山重忠、源頼朝、北条政子(キャラは拙著「とかじり小四郎」より)ー その5 ー  イベント後は恒例の打ち上げ。まずは御所の音頭で乾杯。その後は無礼講。そこから既に月は天をぐるりと大きく廻り、星も眠そうに瞬いている。 御所は大分前に奥へと下がった。今日は夫婦喧嘩もなくご機嫌で姉と並んで庭の花を愛でていたから、ずっと一緒だろう。ならば小四郎も [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―あとがき<アマカケル外伝>
  •   おしまいです。あー、短編のハズが長いし。だるいし。外伝なのに、本編を喰ってる気が……(汗)なんで42話にもなるかな。15くらいのつもりだったんだけど(滝汗)サイトで春まで公開していた「アマカケル北条の姫」北条政子のお話の外伝の位置づけで書きました。本編知らなくても読めるようにと思ったんだけどどこかトリップしちゃってたらごめんなさいね。時政って面白い人物と思うんだけど、あんまり良い評判ないよね [続きを読む]
  • イザヤ!鎌倉「江間家の段」4(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  • 「江間家の段」出演:江間小四郎(北条義時)、真朝(姫の前)、畠山重忠、源頼朝、北条政子(キャラは拙著「とかじり小四郎」より)ー その4 ー  ……が、飛び出た途端に、嫌なヤツと顔を突き合わせる。 畠山重忠。 重忠は、飛び出てきた小四郎に一瞬目をむいて硬直した顔を見せたが、次の瞬間にはフンと偉そうに鼻を鳴らし、大股で小四郎の前へと歩み出た。「祝いの日だというのに、お前はまたそんな地味な格好で。TPO [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―42<アマカケル外伝>
  •   ――鎌倉、江島。 北条四郎時政は、江島の洞窟にいた。黒々と真っ暗な口を開ける底なしの洞。地元の漁民からは龍の穴と呼ばれている聖なる場所だった。 だが、四郎には根の国への入り口のように見えた。ここを辿っていけば、伊邪那岐のように伊邪那美と会えるのだろうか。 逃し、生き繋いだ子らは、その後挙兵した。 源義賢の子、頼政の養子となっていた仲家は、平家の打倒を以仁王と共謀し、頼政と共に討たれた。 同じ [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―最終話<アマカケル外伝>
  •   ――鎌倉、江島。 北条四郎時政は、江島の洞窟にいた。黒々と真っ暗な口を開ける底なしの洞。地元の漁民からは龍の穴と呼ばれている聖なる場所だった。 だが、四郎には根の国への入り口のように見えた。ここを辿っていけば、伊邪那岐のように伊邪那美と会えるのだろうか。 逃し、生き繋いだ子らは、その後挙兵した。 源義賢の子、頼政の養子となっていた仲家は、平家の打倒を以仁王と共謀し、頼政と共に討たれた。 同じ [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―41<アマカケル外伝>
  •   「おめでとうございます。とても美しい姫がお生まれになりました。予定より早かったのでお小さいですが、元気な産声で。……ただ」 そこで彼の目が下に落ちる。胸がぎしぎしと音を立てて軋む。「阿岐は……阿岐は死んだのか」 震える声で問えば、乳兄弟は首を急いで横に振った。「いいえ! ……ですが危ないとのことで、急ぎ私が来ました」 そうだ、先程のは生き魂だった。ならばまだ間に合う。 四郎は身一つで馬を駆けた [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―40<アマカケル外伝>
  •    京の春は華やかだ。だが、この春の都はどこか尖りと歪みを内包していた。それは保元の乱を制した後白河帝とその側近の強硬な政策によるものなのかもしれなかった。 全国の荘園が記録整理され、天皇の公領として、だがその実態は権力を握るものの手の中へと落ちていった。その筆頭が信西だった。 保元の乱以降、信西の政治手腕は凄まじいまでに発揮され、その効力は全国へ広がっていった。辺境の地方においてもそれは同様 [続きを読む]
  • イザヤ!鎌倉「江間家の段」3(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  • 「江間家の段」出演:江間小四郎(北条義時)、真朝(姫の前)、畠山重忠、源頼朝、北条政子(キャラは拙著「とかじり小四郎」より)ー その3 ー  真朝は口をつぐんだ。いたずらの過ぎる妻だが、本来はとても頭の良い女だ。いい加減わかっているだろう。ただギリギリの攻防を楽しんでいるだけだ。その瀬戸際がそろそろだと知らせる。「……わかったわ」 真朝の声が低くなる。ほっと小四郎が息をついた途端、真朝が顔を上げた [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―39<アマカケル外伝>
  •   「済まない。急いで京へ上がることとなった」 伊豆大島に流されていた源為朝は、流刑先の島で税に苦しむ民らと力を合わせて武装するようになり、監視役である狩野茂光と小さな争いを起こすようになっていた。 船で兵を送っても、元が天下無双の強弓の名手。腕を折られて流された筈が、既にほぼ回復しているとのこと。それに島々の間の細かな潮目を漕ぎ渡るのは、どうやっても地元の民が上手。どうにも収まりがつかぬ話にな [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―38<アマカケル外伝>
  •   「何を、お前が謝ることがある」 問えば、阿岐は横を向いた。きゅっと唇を噛み締め、壁を睨みつける。「太郎を守れなかった。三郎殿を隠し通せなかった。それに……四郎を待てなかった。弱かった」「弱いなんて当たり前だ。お前は女だろ」 そう言った途端に頬を張り飛ばされる。「都の女と一緒にしないで。私は阿多美の女よ」 館中に響き渡っているだろう音と声。結婚初夜にあるまじき。確かに並の女ではない。 阿岐は興 [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―37<アマカケル外伝>
  •    謝らないと決めた。「北条四郎時政だ。以後、頼む」 目を合わせず型通りの挨拶をする。それから一本の懐剣を床に置いて差し出した。「縁定の印だ」 殺したいと思うなら、そうさせようと決めた。自分が死ねば北条の血を引いているのは太郎だけになる。太郎を父の養子に迎えて北条を継いで貰えばいい。父への文は文机の上に置いてある。 細い指が懐剣に伸び、ゆっくりと柄を掴むとそっと持ち上がる。「綺麗ね」 静かな声 [続きを読む]
  • イザヤ!鎌倉「江間家の段」2(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  • 「江間家の段」出演:江間小四郎(北条義時)、真朝(姫の前)、畠山重忠、源頼朝、北条政子(キャラは拙著「とかじり小四郎」より)ー その2 ー 「信じらんない! 女の子の髪の毛よ! フツー切る?!」「いや、だから紐の方」「ダメったらダメ! この紐は特別仕様なのよ! 今日のイベントの為に用意したのよ!」 困った。だが確かに妻としての真朝を思うと、もしここで切ったら後々までしつこく言われるだろう。「わかった。 [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―36<アマカケル外伝>
  •    血に染まって戻った四郎を父は激しく咎めた。「何故、三郎を殺した。奥州へと逃さなかった。兄を殺すなど、お前の母が生きていたら何と言ったか」 四郎の肩を足で蹴り倒す。助け起こしに来た乳兄弟もまた父に蹴り飛ばされた。「お前のその利に敏く小賢しい所が赦せぬ。しばらく顔を見せるな」 吐き棄てるように言って父は奥へと消えた。四郎は翌朝京へと向かった。 だが京に着いた直後、源為朝が潜伏していた所を密告さ [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―35<アマカケル外伝>
  •    木々の谷間、月の光が僅かに落ちる静かな広場に二人は立っていた。 眠っていた所を起こされたのだろう。目をこすって兄にしなだれている太郎。その身体をしっかりと抱きかかえている太い腕。 それを見た瞬間、沸き上がる怒り。 返せ。 声に出さぬよう怒りを懸命に堪え、頭を働かせる。乾いて張り付く唇を懸命に開く。「館へ戻りましょう。父が呼んでいます」「太郎は渡さぬ」 兄の瞳は青白く燃えていた。「狩野殿へも [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―34<アマカケル外伝>
  •    北条の館に戻ったのは日も暮れた暑い夜のことだった。峠から遠目にもたくさんの松明が揺れ走るのがわかり、父と顔を見合わせ無言で馬の足を速める。「若殿! 太郎君!」 老いて戦に参加出来なかった家人達が松明を手にあげる声を聞いて、四郎はぞっと背を震わせた。――やはり兄が戻っている。 近隣の村々からも人がたくさん出ているようだった。田の畦を走り回る火は秋の祭りのように明るく、だが兄や太郎を呼ばう声がぴ [続きを読む]
  • イザヤ!鎌倉「江間家の段」1(My wife’s mirror:吾妻鏡・妄想誤訳)
  • 勝手に妄想した鎌倉の平和な一日を現代・妄想語訳(誤訳)でお届けします。ただ単にカップルがいちゃついてるだけというツッコミ大歓迎です。 「江間家の段」出演:江間小四郎(北条義時)、真朝(姫の前)、畠山重忠、源頼朝、北条政子(キャラは拙著「とかじり小四郎」より)  江間家の朝は、大抵にぎやかに始まる。「痛ぁい!」 北の方(奥さん)の髪の毛がどこかにとかじって** 騒動が起きるのだ。 ** とかじる=絡まるの [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―33<アマカケル外伝>
  •   数日後、出立の日。「殿、どうかご武運を」 阿岐が兄に深く頭を下げるのを、四郎は目線を落として見ないふりをした。「義父上、四郎殿、ご武運を……」 兄にしたのと同じように、父と四郎の前でも頭を下げる阿岐。「ごぶうんを」 その横で太郎が母の真似をして頭をぺこりと下げるのに皆の目尻が下がる。「おぉじ、あのね」 太郎が手招きするのに耳を寄せる。「また、かくれんぼしよ?」 耳に届く軽やかな声。頷いて口元 [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―32<アマカケル外伝>
  •   四郎は目を父に固めたまま、ゆっくりと口を動かした。「今後の平家の動き次第では、戦況がひっくり返ることも十分にあり得る為、皆が清盛殿の動向を探っております」 間違ったことは言っていない。 上皇側はもちろんそれを期待しているだろう。だが平清盛は、その叔父である忠正以外の一族を上げて後白河帝を守護すると内々に伝達をしていた。状況が大きく変わらぬ限り予定通りこのまま戦に突入する。ただ四郎がそれを隠し [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―31<アマカケル外伝>
  •   夕刻。戻った父に京の様子を伝える。「そうか、とうとう都で戦が起こるか」 父は眉を寄せて厳しい顔をして見せたが、どこか胸踊らせているようにも見えた。「はい。源義朝殿や足利の源義康殿は既に内裏や鳥羽殿の警護を務めておいでで、そこに武士が続々と集まり賑わっています」「では逆に上皇方へお味方する武士はどの程度いるのだ?」「源為朝殿、平忠正殿、また大和の僧兵らが声をかけられているようです」 色を見せず [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―30<アマカケル外伝>
  •  「こっち、こっち」 小さな手に引っ張られて久しぶりに足を踏み入れた林は、四郎が幼かった頃とまるで変わらなかった。昔に雷で倒れたと聞いた大木は朽ちてまだそこにあり、どこからどうやって持ってこられたのか誰も知らぬ不思議な存在感のある大岩も苔むしたままそこにあった。 外の日差しが嘘のように、林の中はしっとりと涼しく心地が良い。こおろぎら虫達が涼やかに鳴いている。カエルが鳴くには湿気が足りないのか、春 [続きを読む]
  • 琥珀の龍紋―北条時政―29<アマカケル外伝>
  •   それから半年以上、表面上は何事もなく時が過ぎた。 新帝の即位と婚姻。守仁親王の親王宣下と婚姻。華やかな祝賀の雰囲気の中、鳥羽院の后であった待賢門院と美福門院それぞれの後見勢力が一つの方向へとまとまりかける。 だがその夏の初め、鳥羽院は病に倒れた。その病床に呼ばれたのは公家らではなかった。北面の武士らが美福門院への誓文を書かされる。平清盛、源為義など、崇徳院に味方をしそうな武士には特に内々の沙 [続きを読む]