サンタ さん プロフィール

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サンタさん: アラフィフの介護・健康相談室 悩める50歳代のかたに
ハンドル名サンタ さん
ブログタイトルアラフィフの介護・健康相談室 悩める50歳代のかたに
ブログURLhttp://kenko-kaigo.xyz
サイト紹介文悩める50歳代アラフィフ世代のかたに健康や介護にまつわる話題を提供し少しでもお役に立ちたいと思います
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供96回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2016/03/21 22:39

サンタ さんのブログ記事

  • 「まだは、もう」「もうは、まだ」
  • 「まだは、もう」「もうは、まだ」これは、投資の時に良く出される言葉です。「まだ」相場は上がると思っている時には「もう」下がり時、「もう」下げ止まると思っても「まだ」下がるという意味で使われます。在宅診療でも、同様なことをよく経験します。まだはもう在宅看取り前提で家に帰り、訪問診療が開始された時に、「まだ」大丈夫だろうとご家族が思われていても、「もう」死がそこまで迫っていることは良くあります。病院の [続きを読む]
  • 出会いがすべて
  • 訪問診療で初めて患者さんやご家族と対面する時には、いつも緊張します。今日は、初診のコミュニケーションがうまくゆかなかったお話です。初診時の様子『認知症』を発症して10年位の母と、介護者の娘さんの二人家族のところに、初めて訪問診療に伺いました。これまで『認知症』の周辺症状が活発で大変だったことを伺いながら、「大変でしたね」と労いながら話を進めました。最近になって食事量が減ってきて、ほとんど反応は無く寝 [続きを読む]
  • 最期の場所の選択
  • 今日は、2年間『子宮体がん』で放射線治療や抗がん剤の治療を行なったものの、これ以上の積極的治療は困難とのことで家に戻り、訪問診療になった方の話です。自宅退院後の様子娘さんはサービス業の仕事をしていて、休みは不定期です。日中は、どうしてもご本人が一人になる時間が長くなります。3ヶ月ぶりに家に戻って来ましたが、しんどくて思うようには体が動かず、腹部の痛みも持続的にあります。痛みに対しては医療用麻薬を使っ [続きを読む]
  • 突然訪れる死
  • ある日、突然あなたの家族が自宅で亡くなったら、あなたはどうしますか?今日は、訪問診療を行なっている方が急に亡くなられた時の、そのご家族のお話です。背景Iさんは80代女性で、リウマチ、不整脈など長年いろいろな病気を抱えていました。寝たきりで、娘さんと二人暮らしです。海外に在住の夫は、年に1、2回帰国するくらいです。大動脈解離今年に入って食事摂取量が減り、入退院を繰り返していました。半年前の入院では [続きを読む]
  • 死んでもいいから家にいる
  • 家にいることにこだわりを持つ人がいます。今日は、そんな男性のお話です。脳梗塞、頸髄症性頸椎症、糖尿病を患っている患者さんで、通院困難になり私の勤めているクリニックで、最近在宅医療が始まりました。80代男性で、奥さんとの2人暮らしです。これまでの経過脳梗塞、頸髄症によって左上下肢に麻痺と痺れがあり、糖尿病によって腎臓の機能も悪くなっています。歩行はできずポータブルトイレに移動することがやっとです。排尿 [続きを読む]
  • 代替医療にすがる気持ち
  • 『がん』をはじめとして、現代の医療では治療することが困難な病気を患った人が、色々な【代替医療】を試す話を時々耳にします。一口に【代替医療】といっても漢方鍼灸治療などある程度広く認識されているものから、科学的にはどうかというものまで沢山あります。不治の病いの患者やその家族が、「なんとか助かりたい、良くなりたい」と思う気持ちで、藁をもすがる気持ちであることは充分理解できます。しかし、通院なり入院が必要 [続きを読む]
  • 親を看取る不安
  • 60代女性Aさんが婦人科系末期がんで抗がん剤治療を行いましたが、もうこれ以上治療はできず家での緩和医療を勧められて、在宅準備のために一旦私が勤務するクリニックに入院しました。いよいよ明日が退院となった日に、娘さんと話す機会がありました。今日は、親を看取る不安についてのお話です。背景Aさんは、もともとは夫と娘さんさんの三人暮らしでしたが、1年前に婦人科系がんを発症し大病院に入院となり、その後抗がん剤の治 [続きを読む]
  • 賢明な選択
  • 患者にとって、ためになる医療を行いたいと医療者は常に考えています。また、患者さん自身も自分の役に立つ医療を選択したいと考えているはずです。この二つは矛盾しないはずなのですが、現実には上手く噛み合っていないことがあります。今日は、医療の「賢明な選択」(Choosing Wisely)についてのお話です。世界的な流れこの問題は日本だけの話ではなく、世界的規模においても問題となっています。医療者のプロフェッショナリズム [続きを読む]
  • 家での看取りの条件
  • 老衰やがんを患ったりした方およびそのご家族が、最期をどこで過ごすか悩む人は多いと思います。慣れ親しんだ思い出深い家で最期を迎えたいと思う方も居れば、医療設備が整った病院が良いと考える方もいます。以前にもお話ししたことがありますが、家で看取ることが出来るための条件について再度まとめてみたいと思います。家での看取りの条件点滴は極力少なくし、いよいよ最期が近い時は中止することこれは、次の吸引の頻度にも関 [続きを読む]
  • 華やかな結婚式と夫婦生活
  • 昨日はどうにも体が動かなくて、ブログをお休みしました。アラフィフになって体力気力が落ちていることを実感します。さて、今日は海辺の船の発着が見えるカフェで結婚式がおこなわれているところに遭遇しました。華やかな花嫁衣装が素敵でした。アラフィフの方で結婚している方は、ほとんどが数十年前に結婚式を挙げたことでしょう。「アバタもエクボ」と言われるように、夢中になっていると全てが“良く”見えます。しかし、いざ [続きを読む]
  • 初期研修医に期待すること
  • 1ヶ月間、都会の大学病院の初期研修医が、地方の私たちのクリニックに「地域医療研修」を目的として来ています。毎回、研修のはじめに、「将来は何科に進むのか、この研修で何を学びたいか」などを話して貰って、「目標設定」を行なっています。今日は、その時に出て来たお話です。老衰の看取りある初期研修医が、「大学病院の救急外来では、高齢の方で、どう見ても看取りでしょうと思われる患者が、時々救急車で運ばれてくる。何 [続きを読む]
  • 多職種での検討会の有用性
  • 私の勤務しているクリニックでは、問題のある事例について、医師、看護師、ケアマネージャー、ヘルパー、リハビリスタッフなど多職種で検討する機会を設けています。医療だけでは解決できない問題も多く、介護やその他、関わりのある人が知恵を出し合います。今日は、ある事例について紹介します。患者情報病名および現状60代男性『糖尿病』の合併症による『慢性腎不全』、『糖尿病網膜症』、下肢壊死により左足切断し義足着用中の [続きを読む]
  • 救命処置のススメ
  • 家人が運転免許の更新に行ってきたのですが、そこで配布された教本の中には、「救命処置の手順」が結構なページで割かれていました。今日は、「救命救急処置」についてお話しします。「救命処置」の開始が命を救う道端で倒れている人や、事故などで負傷した人の意識が無くて、呼吸もしていないような場合には、そこに居る人が「救命処置」をすることによって「命を救う」ことが出来ます。救急車を呼んでも、到着には約10分程度かか [続きを読む]
  • おしっこや便の介護
  • 人間生きている限り、必ずおしっこや便の排泄があります。これらが自立している時は良いのですが、自分で出来なくなってしまうと、誰かに介護して貰わなければなりません。おしっこや便が出るのは毎日の事なので、介護はとても重労働です。今日は、おしっこや便のお話です。状態による介護の違いトイレ介助尿や便の介護には、色々な段階があります。自分で立ったり座ったりは出来ても、パンツの上げ下ろしや、上手く紙でお尻を拭く [続きを読む]
  • 僻地の介護
  • 数ヶ月毎に、僻地の診療所で1日勤務することがあります。今日は、そこでの気づきについてお話しします。僻地の訪問診療先在宅の様相には色々なものがあります。『脳梗塞』再発を繰り返す50代息子を介護する80代の母80代『認知症』寝たきりの母を看病する60代の娘『脳出血』後遺症、『慢性腎不全』、『慢性心房細動』、『慢性心不全』の80代男性を介護する80代妻これらは、ある日の僻地の診療所の訪問診療先です。二人世帯田舎では [続きを読む]
  • 赤ちゃんの「B型肝炎ワクチン」
  • アラフィフの方の中には、おじいちゃん、おばあちゃんになっている人も多いと思います。私の周りにも娘さんが里帰り出産をされた方が居て、「毎日、夕方になって家に帰るのが楽しみなんですよ。」と目を輝かせています。今日は、赤ちゃんの「B型肝炎ワクチン」についてのお話です。「B型肝炎」と赤ちゃんおじいちゃん、おばあちゃんは孫が可愛いくて、ついつい頬ずりしたりキスしたくなりますよね。この時、ごく少量の唾液や涙など [続きを読む]
  • 『注意一秒 怪我一生』
  • 今日ラジオを聞いていると、「子供が羽目を外した行動をする原因の一つには、友達をびっくりさせてやろうという虚栄心があるようだ」という話がありました。「確かにそれはあるな」と思いながら聞いていましたが、ふと「子供に限らず、大人でも同じだなぁ」と思い当たる事がありました。今日は、そんな大人のお話です。私が訪問診療に伺っている或る施設に、とある二人の男性患者がいます。共に『頸髄損傷(けいずいそんしょう)』 [続きを読む]
  • いつ帰るのか、それが問題
  • 現在勤務しているのは在宅医療専門クリニックですが、今年から16床の有床診療所になりました。そこでは、『末期がん』の方で、積極的な治療が出来なくなった方が、「自宅に帰る準備期間」として利用することが良くあります。今日は、その場合に「いつ帰るのか」というお話です。背景患者は60代で、『子宮がん』末期の方です。大病院で何度か【抗がん剤治療】を行いましたが、残念ながら効果は見られず、自宅で【緩和ケア】を受ける [続きを読む]
  • 「家での看取り」を決めている家族
  • 「最期をどこで迎えるか」を決めている人は少ないですが、中にははっきりと決めている方もいます。今日は、最近訪問診療が始まった方のお話です。背景これまで、特に大きな病気をすることなく生活されて来た90代女性の方です。夫を介護されて、最後は病院で看取った後の、この8年間は1人暮らしをしています。同じ敷地内には、60代の息子さん家族が住んでいます。浮腫と歩行困難8ヶ月前に突然両足が腫れて歩けなくなりましたが、病 [続きを読む]
  • 食べ過ぎにはご注意を
  • 「暴飲暴食は体に良くない」と昔から言われていますね。ただ、時には食べ過ぎたり飲みすぎたりして後悔することもあると思います。今日は、食べ過ぎについてのお話です。胃の滞留時間食べ物は先ず胃で消化され、その後腸で吸収されます。食べ過ぎで苦しいのは、胃の消化が間に合わず胃の中に食べ物がたまって膨張するからと考えられています。お腹が張った感じ、吐き気・嘔吐が起こることもあります。「胃の滞留時間」は食べ物によ [続きを読む]
  • 「家庭医」って聞いたことあります?
  • 「家庭医」と呼ばれる医者がいることをご存知ですか?今日は、「家庭医」についてのお話です。家庭医とは普通、医者はそれぞれ専門の領域を持っています。例えば、内科とか外科、精神科、小児科などです。内科や外科には更に細かい専門があって、内視鏡の専門であるとか、消化器外科の専門であるとかに分かれています。この場合、体のある特定の部分とか、ある特定の病気の専門であることがほとんどです。これに対して、家庭医とい [続きを読む]
  • インフルエンザワクチンのお願い
  • いよいよ季節も秋になってきました。秋は食べ物がおいしいですし、紅葉狩りなど観光にもいい季節ですね。一方で、朝夕の冷え込みや空気が乾燥し始める時期になり、風邪やインフルエンザも流行り始める時期でもあります。今日は、「インフルエンザワクチン」のお話です。ワクチンについて病原菌やウイルスなどの外敵から、体を守る働きを「免疫」と呼びます。免疫によって体に一度入ってきたものを覚えていて、次に入ってきた時には [続きを読む]
  • 退院が決まったら
  • これまで普通に生活されていた方が、入院されて後に何らかの障害を抱えて自宅退院となることがあります。例えば『脳梗塞』を発症し片麻痺となったケースや、『癌』が見つかったものの治療の見込みが無いケースなどです。今日は、この時の手続きなどのお話です。介護保険申請これまで普通の生活を送っていた方の場合には、【介護保険の申請】を行います。通常は入院している病院の「ソーシャルワーカー」が相談に乗って手続きが行わ [続きを読む]
  • 初めてお家に伺う時
  • 在宅専門のクリニックに勤務して2年近くなりました。それでも、新しく訪問診療が開始されることになり、初めての患者さんのお宅に伺う時には緊張します。今日は、初診の時の様子についてのお話です。インテーク通常は事務職員と看護師が先に患者宅にお伺いしてから、訪問診療の内容や費用についての説明を行い、患者の現時点で困っていることや日常生活動作(ADL)、これまでの病気の経緯や家族構成などの詳しい情報をあらかじめ入 [続きを読む]
  • 薬の話
  • 私たち在宅医は、家や施設に診療に伺います。その時は、診察して薬を処方することがほとんどです。今日は、訪問診療の薬についてのお話です。ポリファーマシー高齢の方の場合は、複数の医療機関にかかっていることが良くあります。例えば、高血圧は〇〇循環器科、腰痛と膝痛は〇〇整形外科、睡眠剤を貰いに〇〇内科、白内障で〇〇眼科といった具合です。そして、それぞれの医療機関の前にある薬局で薬を貰って帰ります。気がつくと [続きを読む]