月白貉 さん プロフィール

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月白貉さん: ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
ハンドル名月白貉 さん
ブログタイトルぼくと、むじなと、ラフカディオ。
ブログURLhttp://mujina.hatenablog.com/
サイト紹介文かの小泉八雲のように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って綴る見聞録です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供410回 / 365日(平均7.9回/週) - 参加 2016/04/01 16:30

月白貉 さんのブログ記事

  • 悪夢の詰まった草餅と、誰も買わない桜餅半額日記。
  • 日常が混乱を極めると、夜の夢の中もまた混沌たる悪夢になることがある。ぼくはどこかの和菓子工場のような場所で、餡この入った草餅を製造している。仕事ではなくなにか大学のような場所での実習的な雰囲気が漂ってる。指導をしてくれている人もぼくも、白い作業着を着ている。ぼくの指導をしてくれている若い男性が、ぼくに作業を先に進めておいてくれと告げてどこかに姿を消したので、ぼくは餅をこねるための巨大な機械に材 [続きを読む]
  • 暗い森
  • 「鬼のミイラがあるキボシ神社っていうのは、この山の頂上にあるんですか?」吉田緑がぼんやりと空を仰ぐようにして鳥居を見上げながら、ぼそっとつぶやいた。「いや、山頂ではないようなんだけど、おれの調べた情報だと、この鳥居を抜けてしばらく登山道を進んだ道沿いにあるみたいなんだ、たぶんこの鳥居からそれほど距離はないんじゃないのかと思うんだけれど。ただなあ、ここから見る限りでは神社らしきものはまだ影も形も [続きを読む]
  • きょうがもし世界の最後ならいいのに、そういう日記。
  • 明日からもこの世界が続くと思うと、本当に憂鬱になる。きょう、ぼくのこの数年間の日々と思い出が、音を立ててく崩れ行くかもしれない。まだわからないけれど、そうなるかもしれない。だから、もしそうなるなら、明日なんか来なければいいのにと、心の底から思っている。数年前、自分を根底から変えようと思って、いろんなことを、ほんとうに何もかも捨て去った。そうして確かに、少なからず変わった部分もあるかもしれない [続きを読む]
  • もしもし、電話日記。
  • 「なぜ電話を掛けてきたの?」という問いに対して、ぼくはもちろん、こう答える。「きみに愛していると、そう言いたかったから。」電話の用件なんて、電話で伝えるべき言葉なんて、それ以外にあるだろうか?誰かに「愛している」と云う以外に、電話の使い道なんてあるのだろうか?日本人はそういう、大切なことを、完全に忘れている。だから、電話を使った悪質な詐欺が横行しているのかもしれない。だからね、電話の [続きを読む]
  • 東京ラプソディ、あるいは東京への狂った詩的感情日記。
  • 数週間前、ある人に聞かれた。「東京には戻らないの?」その残響のようなものが、今でも頭の中を巡っている。初対面の人間だったこともあり、適当な返答をしておいた。「近々では考えていないし、いまは、よくわからない。」今まで東京という土地で一番長い時間を過ごしていることを除外したとしても、東京という土地の魅力は大きいかもしれない。その魅力とは、おそらくだが、他の場所にはない真新しい物が、特出的に [続きを読む]
  • 苦行ウェブログ、いいえ楽行ウェブログ日記。
  • ウェブログを書くのが苦痛になってはいけないと、改めて思った。自分のウェブログは自分のルールで存在する。世の中の馬鹿どもが、やれこう書け、とか、ああ書け、とか言っているけれど、基本ね、そんなこと、アホちゃう?のレベルだ。そういうことを言うやつに限って、なにも書けてねえ。勝手に制定した制度で、自慢げに書きたいなら、勝手にてめえでやれや!と思う。だから、もう眠る。おやすみモンゴール。月 [続きを読む]
  • ハトマダラ序説
  • 東京新宿のとある場所に、「鳩斑(ハトマダラ)」と呼ばれる場所があることをご存知だろうか。かつて東京都内にはこの鳩斑と呼ばれる場所が、非公式にではあるが確認されていただけでも七ヶ所(浅草、渋谷、池袋、中野、上野、秋葉原など)存在した。しかし2017年の調査で、明確に現存している鳩斑は新宿の一箇所だけを残すのみとなっている。この鳩斑とは別名「鳩磁場」とも呼ばれるもので、鳩の死体が集中して溜まる場所のこ [続きを読む]
  • 黒色の噂
  • この町に何か邪悪なものが潜んでいるという噂は、私が小学生の頃から、いや、おそらくはもっとずっとずっと昔から囁かれている。その噂は、インターネットの検索では一切探すことは出来ないし、もしあなたが町の誰かにあえて聞こうと思っても直接的かつ具体的な話は一切聞くことが出来ないだろう。しかし確実に、この町の中では、まるで朝夕に町を覆う灰色の靄のようにして、その邪悪な何かの噂が囁かれている。それは、町の [続きを読む]
  • 遅く起きた日曜日の朝の食事
  • 日曜日の午前中、近所のコンビニエンスストアに買い物に出掛けようとして玄関を出ると、家の前の道路のアスファルトの上に白い猫が血まみれになって横たわっていた。フサフサとした白い毛の半分ほどが赤黒い血でクッタリと濡れ、目は異常に見開かれ、口は何かを威嚇するかのようにして声なく鋭く唸っているようだったが、生きているようには見えなかった。私は瞬時に家の中に駆け戻り、ノートパソコンを起動してブラウザを立ち [続きを読む]