blackcat さん プロフィール

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blackcatさん: 日本国有鉄道 労働運動史
ハンドル名blackcat さん
ブログタイトル日本国有鉄道 労働運動史
ブログURLhttp://whitecat-kat.hatenablog.com/
サイト紹介文国鉄における労働組合史を底本に、国鉄が解体されて行ったプロセスについて検証していきます。
自由文blackcatの思索帳と銘打って、国鉄労働組合やその他組合の主張等を参照しながら国鉄とはどんな組織だったのかをしゃかいげく的側面から検証してみるblogです。
内容が内容だけに難しいのですが、私なりに解釈を加えて解説しています。
不定期更新です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供23回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2016/04/03 12:09

blackcat さんのブログ記事

  • 国鉄労働組合史 87
  • 今回は少し視点を変えて今回は、労働組合視点ではなく国鉄当局視点で、国鉄改革をどのように受け止めていたのか見ていきたいと思います。国鉄改革に関しては、急進派もいれば慎重派【守旧派】もいたわけで、国鉄の中でもその辺りは微妙な温度差はあったと思われます。国鉄と言う組織が政治の介入を受けやすく、かつ民業圧迫の名の下関連事業などを制限された状況の中で、道路整備は特別会計による国策で整備され、国有鉄道は国鉄自 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 86
  • 久々に更新させていただこうと思います。今回も、国労の資料を底本として、他の資料等を参照しながら見ていきたいと思います。国鉄主導では無く、自民党主導で進められる国鉄改革国鉄改革は、自民党ベースで進められることとなり、それは国鉄当局にとっても、内心忸怩たる思いもあったかと思います。特に、今回の再建監理委員会の権限は単なる諮問機関では無く実行力を伴うということで、その拘束力は大きなものがありました。民 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 85
  • 久々に更新させていただきます。今回は、国労の記事と言うよりも、当局の話を中心にさせていただきます。再建監理員会の発足と緊急提言に関するお話の続きとなります。国鉄当局としても、臨調の答申は、当初予想していた以上に厳しいものでした。国鉄に対する国民の評価が決め手電電公社【現・NTT】が積極的に真藤総裁以下民営化に進んだのとは対照的であり、電電公社は積極的に民営化に動くことで実質的に分割を免れ組織温存出 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 84
  • 皆様長らく更新できませんでしたが、久々に更新させていただきます。本日も国鉄改革について書かせていただきます。強大な権限を持つ再建監理委員会第九八国会で審議に入り、八三年五月一三日に可決・成立した。国鉄再建監理委員会(以下、監理委員会と略す)は、単なる研究報告的な委員会では無く、行政委員会という位置づけがなされ、再建のための諸政策の執行機関としての性格が打ち出されていました、運輸省としては運輸省組織 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 83
  • 本当に久々の更新でございます、本日は、鈴木・中曽根両首相により進められた、臨時行財政改革【略称、第2臨調】に関するお話をさせていただこうと思います。鈴木首相の政策の目玉にしたかった臨時行政調査会鈴木首相誕生の背景は、言葉は悪いが棚ぼた的なものであり、大平首相急逝に伴う自民党内の派閥の軋轢から生まれたと言ってもよく、目玉になる政策などもありませんでした。最終的には、中曽根内閣が鈴木首相が取り組んだ臨 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 82
  • またしばらく間が空いてしまいましたが、更新させていただきます。今回も、国鉄労働運動史を底本として、解説を加えさせていただきます。入浴に関する国労の主張と当局の見解昭和57年3月から始まったの職場総点検では、今までの慣行がいよいよ明らかにされたことは既に述べてきたことですが、是正は強力に進められ、昭和57年12月の総点検では、入浴問題は概ね是正され、3月の点検で時間内入浴が行われていた職場が1677 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 81
  • 本日も、国鉄労働組合運動史から抜粋した内容に解説を加えながらアップさせていただきます。法令から見る勤務時間内入浴についての可否について今回は、昭和57年のブルトレヤミ手当事件を端緒とした、職場規律総点検(特別監査)により、多くの悪慣行が存在したとして、「勤務時間内入浴」が大きくクローズアップされることになりました。国労の見解とに対する当局の行動とそれに対抗する国労の闘いが描かれています。この点につ [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 80
  • 国鉄当局は「緊急11項目」の一環として「乗車証制度の改正」に着手する動きを見せていたが、82年10月15日に初めてその改定を明らかにし、理由を明示しないまま10月22日をタイムリミットに設定してきた。すでに国労は、当局のこうした動きに対し、臨調答申に屈して改悪すべき制度ではないとの立場から、乗車証制度は職責の重要な雇用・労働条件である点を重視して、「国鉄110年の中で確立された制度であり、就職の際 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史 79-2
  • 皆様こんにちは、再び議員兼職の問題について私なりに当時の資料などを調べて処からお話をさせていただこうと思います。衆議院と参議院で意見が分かれた兼職議員問題地方議員の兼職は、昭和26年6月からですが、当時の議論の経緯を見てみますと、衆議院は町村議員まで認める、参議院は市会議員まで認めるべきという意見で双方で意見が分かれていたようです、原則は町村議会議員までしか認めないが、今回当選した市議会議員につい [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 79
  • 国鉄改革との組合の動き様々昭和57年頃から国労と動労の動きには、明確な違いが見えてきました。特に昭和57年の大幅な減量ダイヤは、動労には衝撃でした。貨物輸送ダイヤの減便は、同時に機関車の大量余剰に繋がるからです。駅業務等と異なり、機関車乗務員の場合は列車の削減=乗務員の削減となるため。乗務員の削減=組合員の減少につながります。より現実的な選択をした動労に対して、国労は反発を強めることになります。動労は [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 78
  • 皆様こんにちは、久々に投稿させていただきます。本日は、国労の資料から少し離れて、国鉄改革時に禁止となった兼職議員についてその歴史を探ってみたいと思います。国鉄時代には兼職議員というのは、実はごく一般的な存在でしたがその根拠はどこにあったのでしょうか?早速ひも解いてみたいと思います。国鉄職員の兼職が認められたのは昭和26年6月からその経緯を探ってみますと、元々国鉄では議員の兼職は認められていませんでし [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 77
  • 政府のバックアップを受けて改革に進む当局国鉄に対して、時の政府はどちらかというと放任主義というか自由に任せるところが有り、どちらかと言えば金のなる木として扱ったきた傾向が昭和30年代にはあったのですが、昭和30年代から潜在的に存在していた赤字問題が大きくなり、3K赤字(国民健康保険・コメ・国鉄)ということでむしろお荷物になってきた国鉄に対して抜本的な改革を行う必要がありました。そこで、国鉄としては、現 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 76
  • 皆さまこんばんは、しばらく間が空いてしまいましたが国鉄改革の歩みと言うことで、本日も綴らせていただきたいと思います。昭和57年のマスコミによるブルトレ手当問題(ヤミ手当問題)に端を発した国鉄問題は、臨調の答申もあって国鉄当局が変わるきっかけを作っていくことになりました。さらには、昭和57年のダイヤ改正は国鉄にとっても初めての減量ダイヤであり、この交渉に際して、従来の方針を変更し、現場協議制を本来の姿に [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 75
  • 昭和57年時刻改正当時の国鉄当局国鉄改革の問題が表面化する前、国鉄も少しづつ変わりつつありました。特に昭和57年11月は東北新幹線開業もあり、新幹線シフトさせつつも大幅な旅客並びに貨物列車を減少させることとなり、運用の合理化、ヤードの集約と言った大規模な合理化が引き続き続けられることとなりました。お客様本位を始めた国鉄当局特に、57年11月の改正では、貨物輸送課長 矢山恒夫氏の説明によりますと、「将来とも生 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 74
  • 皆様こんにちは、久々に更新させていただきます。本日は、昭和58年度の運輸白書を参照しながら、お話を綴らせて頂こうと思います。減少する旅客及び貨物輸送運輸省 昭和58年度運輸白書から引用上記の図を見ていただくとよくわかるのですが、国鉄の旅客輸送は昭和50年頃までは右肩上がりで増加しており、昭和51年から輸送キロは緩やかに増加しつつも旅客数が減り続けました。昭和25年当時と比べると1/10シェアとなっ [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 73
  • みなさま、おはようございます。今回は、国労の労働運動史を底本とせず、昭和57年当時の国鉄当局の動きを大原社会問題研究所の労働年鑑を参照しながら私なりに解説を加えさせていただこうと思います。はじめに昭和56年末のブルトレ闇手当問題に端を発するマスコミによる告発キャンペーン、更には、翌年3月の名古屋駅における特急紀伊衝突事件は、機関士が酒に酔って運転していたこともあり、世間から非難を浴びることとなりまし [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 72
  • 高木総裁とはどんな人だったのか?皆様こんばんは、本日も少しだけ更新させていただきます。今回は最初に高木総裁のことを少しだけ書かせていただこうと思います。高木総裁は、藤井松太郎総裁が、国鉄当局の見解として「条件付き付与」を示唆するなどしたことが、当時の政府自民党に弱腰であると言われて、辞任した後を受ける形で総裁に就任したもので、元大蔵省の事務次官としてのキャリアがあり、最初は本人も固辞していたそうで [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 71
  • 臨調答申と国労 昭和57年7月30日、国労は第44回定期全国大会(東京日比谷公会堂)を開催しており、国鉄の「分割・民営化」を盛り込んだ第二臨調第三次答申(基本答申)が出された日でもありました、基本答申は、下記の11項目からなっていました。職場規律の確立を図るため、労働実態のともなわない手当、ヤミ専従、管理職の下位職代務等)は全面的に是正し、現場協議制度自体も改める。新規採用を原則として停止する。配置 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 70-2
  • すみません、1か月近く更新できませんでした。今回も、国鉄再建に関する小委員会の記録を綴らせていただこうと思います。国鉄と電電公社が辿った道国鉄改革から30年、地方交通線の分離などで、身軽になって出発したJR各社ですが、市場金利の低下と言う予想外の要因や沿線人口減少に伴う利用者の減少さらにそれ以上に過疎化が進む現状にあって、JRの位置づけを今一度考える時期に来ていると言えましょう。鉄道輸送は、ユニバーサル [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 70
  • みなさま、こんにちは。久々に更新させていただきます、今回は2回に分けて「自民党「国鉄再建に関する小委員会の設置について」という、総裁室調査役の南谷昌二郎氏 *1の報告レポートに私なりの解説を加えさせていただき、当時の国鉄の様子に迫りたいと思います。なお、出典は、「 国有鉄道 昭和57年10月号」の4ページ〜8ページ、自民党「国鉄再建に関する小委員会の設置についてから一部引用させていただきました。まず最初に、 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 69
  • 昭和58年5月24日昨年の臨調答申を受けて政府は、「臨時行政調査会の最終答申後における行政改革の具体化方策について(新行政改革大綱)」を策定しました。これは、3公社4現業のみならず、国立病院等や地方自治体まで網羅した内容ですが、特に国鉄に関する部分のみを書き出させていただこうと思います。少し長いのですが、逐条解説を加えさせていただきます。国鉄に関する当面の緊急対策として国鉄経営の危機的状況にかんが [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 68-2
  • 国労の資料では、「7月20日の臨調基本答申に対して」と書かれていますが、複数の資料を参照しますと、7月30日に「基本答申を政府に提出」となっていますので、これは国労側の資料が誤りであろうと推測されますのでそれに基づきお話を続けさせていただきます。三公社、各々の事情第2次臨調は、7月30日に基本方針を提出しますが、最初から3公社の民営化が盛り込まれていました。専売公社は企業性が発揮されていないと書か [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 68
  • 国鉄の経営形態が本当に民営で良かったのか、それとも、この議論は今後の人口減少社会の中に有っての道路ありき行政の在り方を含めて今後考えていく仏要はあるかと思っております。なお、このblogとは別に、「日本国有鉄道の民営化を改めて検証するblog」というものを改めて論じてみたいと思います。なお、場合によっては他のブログでも語らせていただくこともございますが、このblogではあくまでも、国鉄の労働組合などの社会問題 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 67
  • 皆さまこんばんは、気が付くと2週間近く空けてしまいました。申し訳ありません、今回は最初に大原社会問題研究所の「日本労働年鑑 第53集 1983年版・特集 臨調=行政改革と労働組合・臨調基本答申の特徴」から引用させていただこうと思います。    国鉄改革のスタート、元々の目的は財政再建国鉄改革というと多くの人から、「組合潰し」と言う答えが返ってきます。実際問題として、国労の分断工作が有ったり、一部国鉄幹部 [続きを読む]
  • 国鉄労働組合史詳細解説 66
  • 皆様こんにちは、久々に国鉄労働組合史をアップさせていただきます。最初に、再建管理委員会提出した基本答申に対する各党の思惑について簡単にまとめてみたいと思います。各政党ごとの国鉄改革案管理委員会の主張に沿った賛成派自民党・民社党・公明党・新自由クラブなどによる分割民営化容認派自民党は管理員会答申を尊重公明党は本州を含めて5分割ただし、貨物も分割して書く分割会社に割り振り社会党は、民営のニュアンスが異 [続きを読む]