ケサ さん プロフィール

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ケサさん: crazyblue β
ハンドル名ケサ さん
ブログタイトルcrazyblue β
ブログURLhttp://crazybluebeta.blog.shinobi.jp/
サイト紹介文思索中。
自由文テーマは特に決めていません。スタイルもいろいろ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2016/04/06 22:03

ケサ さんのブログ記事

  • 遠くへ
  • 遠くへ遠いところへ行きたかった帰る場所はここしかなかったいつかひとりになるというのに君はここを選んだのだはるかな世界を夢見ていたけれど結局飛べないままそしてここで死んでいくのか翼を羽ばたかせることもなく [続きを読む]
  • Let there be light/光あれ
  • Let there be light/光あれ鈍い色の空気がまとわりついてどうしようもなくなったときなにもかも記憶の彼方へと押しやって忘れたふりをしたいどんなに逃れようと思ってもくるしみは追いかけてくるどこまでもみんなにできることが自分にはできない暗闇で浅い眠りにひたるいくつもの理不尽な夢を見て瞼の裏の影を探す錠剤が深い眠りへといざなうその優しさに包まれて夜明けを待つかすかな夢の痕跡を感じながら [続きを読む]
  • 庭の桜
  • 庭の桜白のようなピンク色知らないあいだに枯れてしまった君と私の夢のようにおとなしく控えめなどこまでも白いピンク色願っているのはそんなささやかな日々ここで穏やかにいたいだけ静かに時を過ごしたいだけ柔らかな陽ざしのもとで懐かしい姿を思い出すどんな桜よりも儚くて君と私の夢のように [続きを読む]
  • Wish You Were Here
  • Wish You Were Here夜の道を車で走ったもっと話をしたかった早すぎて訪れた別れは光のごとく過ぎ去ったあなたがここにいればなにげない日々も塞ぎがちな顔もずっと明るくなるのに終わりの日は瞬きの間悲しみは怒りのようにあなたがここにいれば願っても叶わず流した涙の跡は今もまだこの胸にある [続きを読む]
  • 飛行機雲
  • 飛行機雲空を見上げるといくつもの飛行機雲が流れていたなんて過密こんなに空は広いのにみんな同じところを飛んでいるあの白い線の先端にはたくさんの人がいてぶつかったりしないのかななどと不穏なことも考えながら遠くへゆく雲を見送る青空に [続きを読む]
  • 冬のオリオン
  • 冬のオリオン冬は星がよく見えるそして色々なことが些細に思えてきてその小さな世界に戻りたくなくなる凍てついた大気に呼応するように僕もやがて凍えてゆくほら、あれはオリオン座明るく光るリゲルとベテルギウスが僕を静かに見守っているほら、あれはオリオン座星たちの微かな暖かさが僕の心を、ほんの手前で繋ぎとめてくれる [続きを読む]
  • 再生のペダル
  • 再生のペダル新しい年だから、生まれ直そうと思います。去年の暮れに自転車のペダルを漕ぎながらそんな言葉がとつぜん浮かんだ。何の変化もなく片付かないこの部屋も、そのまま生まれ直すんです。実際には特別でもなんでもない夜がいつもどおり明けただけ。また次の朝が来て、あっという間に日々は過ぎ来年へと続いていくんです。それでもやっぱり生まれ直そう。時間はあとどのくらい残されているだろう。やりたいことがたくさんあ [続きを読む]
  • 初夢
  • 初夢遠くへ行った大好きな友だちをとうとう夢の中で帰郷させてしまった彼女は自宅じゃない自宅で小さな雑貨店を開いていたためらいがちなあの日の電話本当はとても寂しくてもう絶対に君の一番になれない気がして(最初からそんなことなかったかもしれないのに)何年も会っていないバースデー・メールを送ったかわいい絵文字の返信がすごく嬉しかった年賀状ありがとう、でも会って話をしたいなやっぱり忙しくしてる?私はね… [続きを読む]
  • きっと、幸せでいてほしい
  • きっと、幸せでいてほしい何気なく検索窓に入れた名前結果に表示されるなんて思わなかった本当はちょっと期待していただけどストーカーじゃないから幸せにしているんだろうなってその片鱗が見えた私は相変わらず成長できずにこのざまだけどタラレバは意味がないけれど考えてしまうあの時もし、っていう虚しい問いかけいや、いいんだ幸せでいるならそれでいい私もいつかこのさらさらと過ぎていく生活もいいものだと思える時がくるか [続きを読む]
  • 空模様
  • 空模様風が強い写真に撮ったさっきの雲がもう吹き流されどこかへ行ってしまってこの世界は儚いねと空が囁いている気がするそんな目紛しく変わる空にこの世界は無常だよと私は答えよう [続きを読む]
  • 誰か私を拾ってくれない
  • 誰か私を拾ってくれない午後二時二十六分、カミツレは電話したなけなしの勇気を振り絞って申し訳ありません、すでに定員は一杯です(あなたの入る余地はありません)嗚咽が漏れました、止まりませんでしたカミツレよ、カミツレよ誰も見ていないもう泣いていいのだから堪えなくていいのだからカミツレは閉じられた車の中で、声を上げて泣きました泣くことはないと思っていただからどうしようもなかった電話の向こうの声がね、ひとご [続きを読む]
  • 妖精の楽園
  • 妖精の楽園晴れた空には石でできた月光に照らされた森の入り口で妖精の子が手招いているついて行っちゃいけない妖精の国では楽しい暮らし毎日がバラ色で目覚めても目覚めてもまだ足りない妖精の国は素敵なところ銀の笛の音と柔らかな木洩れ陽走っても走ってもどこまでも続く誘い込まれて、もう戻れない消えてしまった帰り道 [続きを読む]
  • オルゴールの詩
  • オルゴールの詩繰り返す、柔らかな金属音寂しげで、あたたかい小さな音色きみが去った日から、ここでなすすべもなく、ここで心は、まだ堂々巡り抱きしめた、小さな音の箱もう少し、そのままでいたかった閉じ込めて、すべて消え去るまで、すべて覚めない呪縛から、逃れるために音が途絶える時、きみを忘れるだからもうネジを巻かないの [続きを読む]
  • 珈琲が冷める時間
  • 珈琲が冷める時間熱すぎた珈琲が冷めるのを待ちながら強迫観念に襲われる人々がもみくちゃのショッピングモール遊園地の長蛇の列楽しまなくちゃと熱く語る疲れた人々消費されていく時間休日は家でのらりくらり浪費されていく時間買い物に出かければ綺麗な服があったかな友達を誘って流行りの映画が見られたかななにかを成し遂げなければそれがなんであれ焦る気持ちを抱えながら部屋に籠り熱すぎた珈琲が冷めてくるのを待つ [続きを読む]
  • 届かないメール
  • 届かないメール古い友人にメールを書いた誕生日おめでとう宛先不明アカウントはもうなかった絆はすでに失われていたどうしてつながりを保っておかなかったのかああ、あの頃のもう誰も私のことなど忘れてしまった覚えている?思い出すことはある?私がいなくても彼らの人生は続いていくそれは私とて同じことねえ、いまそっと、君たちを思い出すよ [続きを読む]
  • 035
  • たったひとりで生きていくことはきっととても辛いこと、だけど寂しさを紛らわすために誰かを探すのはもっと辛いと思うからこの不安も恐れもひっくるめて立ち向かうしかないのだとしたら [続きを読む]
  • 034 旅
  • 旅いつか、この世の果てを見に行こう天使たちの歌声が響き仔犬らが草の上を転がっている笑いながら遠い世界を夢見ることはそんなに罪深いことだろうか誰しもが辿り着く場所だというのにいつか、この世の果てを見るだろうそれは定められたことだからのんびり行けばきっと待っているのは幸せしかない [続きを読む]
  • 033 ノスタルジア/ハロー、ハロー
  • ノスタルジア/ハロー、ハローハロー、ハローどうしてる?私はどうしようもない八方塞がりでふと、あの頃の歌を聴きながらあなたのことを思う長い歳月が流れた私のことなど忘れてしまったね送った写真は届いただろうかまだ持っていてくれるかなきっと誰が撮ったのか思い出せないはずあの時、言ってくれた言葉が天鵞絨のような声はもう、おぼろげであなたの顔を見上げていたらどうなっていただろう今さらになって叶わない夢を見てグ [続きを読む]
  • 032
  • 聞こえますかこの世は辛いことが多いけれど次の日にはなんでもなくなっているって思いたいうまくいかないことが多いけれど目覚めたらすべてが順調なんだって思いたい先のことを憂えても仕方がないのにあなたはそんなこと気にしないあなたのその世界で私も生きられたらいいのにな [続きを読む]
  • 031 記憶
  • 記憶ふたりだけで一緒に観た最初で最後の映画チケットの半券を記念にとっておけばよかったでも、そんなこと今さら帰りの車の中で感想を語りかけてきたのに運転に集中するふりをして聞き流したハンドルを握っていたから前を見てあなたの表情もわからないなんて言ってたんだろうあの時のことば夢の中でなら教えてもらえるだろうか目が覚めたら書き留めておくから「不思議な映画だね」って言ってなかった? [続きを読む]