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- 2018/04/20 12:58【ネタバレ感想】アニメ「シュタインズゲートゼロ」第一話「零化域のミッシングリンク」をニコニコ動画で見た。
- 2018年4月からアニメ「シュタインズゲートゼロ」が開始2018年4月から始まった「シュタインズゲートゼロ」の第一話「零化域のミッシングリンク」を視聴した。ゲームは未プレイ。steinsgate0-anime.com前作の「シュタインズゲート」で、紅梨栖を救えなかったβ世界線の延長線上の物語だ。前作の世界線の設定については、コチラにまとめてみた。www.saiusaruzzz.comβ世界線を最後まで経験しないと、β世界線の2010年7月28日に [続きを読む]
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- 2018/04/16 18:00【ネタバレ感想】アガサ・クリスティ原作/三谷幸喜脚本ドラマ「黒井戸殺し(アクロイド殺し)」
- 2018年4月14日(土)に放送されたアガサ・クリスティの有名作「アクロイド殺し」を原作にしたドラマ「黒井戸殺し」の感想。原作及びドラマのネタバレをしています。未読・未視聴のかたはご注意ください。www.fujitv.co.jp黒井戸ときたか安久路さんとかかと思っていたけれど、黒井戸ときたか。「どうやって映像化するんだろう」という興味もったし、トリックは知っている人のほうが多いだろうから、「トリックを知っているミステ [続きを読む]
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- 2018/04/11 18:00【「進撃の巨人25巻 ネタバレ感想】「自分が悪である」世界で、どう生きるのか。
- 進撃の巨人25巻を読んだ。進撃の巨人(25) (講談社コミックス)posted with ヨメレバ諫山 創 講談社 2018-04-09AmazonKindle ずっと「すごいすごい」言っているけれど、どんどんすごくなるので、アホみたいにすごいと繰り返すしかない。「進撃の巨人」のテーマについては、一巻からほぼ明確だと思う。www.saiusaruzzz.com テーマ自体は、それほど目新しいものではない。むしろ、よくあるものだと思う。驚くべきは、対価の支払い方 [続きを読む]
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- 2018/04/10 13:58自分のアホさ加減に嫌気がさした…。
- 25巻が発売されて、いい感じに読んでもらえていた「進撃の巨人」の設定とあらすじと考えをまとめた記事を、間違えて下書きに戻してしまったらしい。「ここはこうかな?」と思った箇所をちょこちょこ直しているんだけれど、その時に間違えて「下書きに戻すボタン」を押してしまったみたいだ…。いきなり注目記事から消えたから、「おかしいな」と思っていたら、下書きのところにあった…。 慌ててアップし直したんだけれど、もらっ [続きを読む]
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- 2018/04/08 12:06河原和音「素敵な彼氏」の感想と、少女漫画の「王道」について考えたこと。
- 「高校デビュー」や「青空エール」、「俺物語」の原作で有名な河原和音が描いた「素敵な彼氏」を既刊6卷まで読んでみた。素敵な彼氏 1 (マーガレットコミックス)posted with ヨメレバ河原 和音 集英社 2016-05-25AmazonKindle 巧みな職人芸で、「王道」を描いている。 「少女漫画の王道」とは何なのか。 「少女漫画の王道」では「エクスキューズ」が重要。 ということを踏まえての「素敵な彼氏」の感想 「王 [続きを読む]
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- 2018/04/07 18:00【ネタバレあり】諌山創「進撃の巨人」あらすじと重要設定を5分でおさらい(25巻まで・随時更新)
- だいぶ世界の姿が分かってきて、話もややこしくなってきたので、一巻から改めて読み直してみました。読み直してみると何気なく読み飛ばしていた事実があったり、初めに読んだときには理解できなかった登場人物の心情に感じ入ったりします。ひと言でいうとやっぱりおもしれええええ!!と思いました。話が壁外に移り、テンションが高まる一方です。一巻を読んだ時点で、誰がこんな展開を予想していただろう??話が込み入っ [続きを読む]
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- 2018/04/04 14:26レバンガ北海道のエイプリールフールネタについて、Bリーグファンが思ったこと。
- これについて。www.buzzfeed.com「〇〇と▲▲仲いいじゃ〜〜ん。もうお前ら、付き合っちゃえよ。つーか付き合ってんじゃねーの?」ということが「ネタとして扱われる」のは、異性間でもよくあるので、自分は「同性」「異性」の差については特に何かを感じなかった。この件が差別か否かについての自分の意見はここで終わる。ここからが本題。自分がこの件で気になったのは同性か異性かは関係なく、「恋愛や性的な指向など、 [続きを読む]
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- 2018/04/04 14:25ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」の分かりにくい部分を、詳しく解説。【随時更新】
- ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の内容で分かりにくい箇所を、詳しく解説します。あくまで自分の個人的な解釈になります。テキストとしては新潮社版(原卓也訳)を使用しています。カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)posted with ヨメレバドストエフスキー 新潮社 1978-07-20AmazonKindle「カラマーゾフの兄弟」のあらすじと登場人物も簡単にまとめたもの↓www.saiusaruzzz.com 「カラマーゾフの兄弟」のテ [続きを読む]
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- 2018/03/23 18:00Googleアドセンスの自動広告を導入して心が震えた話。
- この記事はただの愚痴です、すみません。 先日、Googleアドセンスから「自動広告の導入どうですか?」とすすめられた。Googleさんの文章はイマイチ分からないことが多いんだけど、「コード一個貼るだけで、こっちで最適な場所に広告を入れますよん」みたいなことを言っているので「便利かも」と思って試しにやってみることにした。 導入するにあたって「どの広告を使用可にするか選んでね」と出たんだけれど正直、違いがよくわか [続きを読む]
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- 2018/03/20 18:00【ネタバレあり】愚かで正しくない人たちが必死に生きる物語だからこそ、「ゲーム・オブ・スローンズ」は面白い。
- 『ゲーム・オブ・スローンズ』が描く「独りよがりな正義や愛の衝突」と「罪や後悔から生まれる本物の絆」の世界 対談:☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)×田中宗一郎 | FUZEこの記事を読んで、改めて「ゲーム・オブ・スローンズ」って面白いよなあと思った。「ゲーム・オブ・スローンズ」のいいところは、視聴者が全肯定しやすいキャラがいないところだ。例えばシーズン1では比較的「正しい善玉キャラ」であるネッド [続きを読む]
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- 2018/03/12 18:00「30年以上、小説家であり続けるための超個人的な方法論」 村上春樹「職業としての小説家」感想
- この本に書かれていることの中で、自分が一番共感したのはこの言葉だ。 僕は生きて成長していく過程の中で、試行錯誤を重ねつつ、僕自身のやり方をなんとか見つけていきました。トロロープさんはトロロープさんのやり方を見つけ、カフカさんはカフカさんのやり方を見つけました。あなたはあなたのやり方を見つけてください。身体的な面においても精神的な面においても、人それぞれに事情は違っているはずです。人それぞれに、それ [続きを読む]
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- 2018/03/09 12:00「ヒロインが、主人公ではない別の男と結婚する物語」という増田からの派生妄想。
- anond.hatelabo.jpこの記事には、「この創作物は、上記の定義に該当すると考えられる」「こういう内容だった」というネタバレが含まれます。一切のネタバレを回避したい方は、この時点でのブラウザバックをおススメします。 「ヒロインが、主人公ではない別の男と結婚する物語」は、男性が主人公の物語を想定しているのだと思う。少女漫画だとこのケースは「当て馬エンド」と呼ばれ、けっこう定期的に盛り上がる話題だと [続きを読む]
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- 2018/03/06 12:00「貧乏で幸せな人間はいても、貧困で幸せな人間はいない」 鈴木大介「最貧困女子」感想
- 鈴木大介「最貧困女子」は、「貧乏とは違う貧困状態」の女子の中でさらに極限の貧困状態に置かれている「最貧困」の女性たちの様子を記述したものだ。「貧乏と貧困は何が違うのか?」この辺りについては、だいぶ知識が広まりつつあるが、まだまだ根強い「貧困」に対しての疑問や声がたくさんあると思う。「同じような収入で、上手くやりくりしている人もいる」「自分も同じような収入だけれど(だったけれど)、生活できていた [続きを読む]
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- 2018/03/02 12:00【5分でわかる】ドストエフスキー「悪霊」
- ドストエフスキーの長編の中でも「カラマーゾフの兄弟」と「罪と罰」は、プロットからさほど脱線せずに書かれているため、まだしも読みやすい。「悪霊」はあらすじがとっちらかっているうえに、登場人物全員が内省的な長広舌をする、しかも実際的なことははっきりとは話さないなどいうドストエフスキーの長編の悪癖が重なって、一見するととても分かりにくい筋立てになっている。予備知識なく読み始めると登場人物が多く、筋を追 [続きを読む]
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- 2018/02/27 12:00岡田麿里初監督作品「さよならの朝に約束の花をかざろう」ネタバレ感想
- 2018年2月24日(土)に公開された、岡田麿里初監督作品「さよならの朝に約束の花をかざろう」を映画館で見てきた。映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』公式サイト「イオルフという不老長寿の伝説の種族がいる。彼らの不老長寿の血を狙って、大国メサーテが侵略してくる。壊滅した故郷から逃げ出したイオルフの少女マキアは、両親を殺された人間の子供エリアルを拾い、二人で生きていく」というのが、ざっくりとしたあら [続きを読む]
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- 2018/02/23 18:00【MBTIでキャラクター&ストーリー考察】銀河英雄伝説
- ユングのタイプ論を取り入れたMBTIについては、前にも記事を書いた。それを用いて銀河英雄伝説のキャラクター考察をやってみた。自分は専門家ではないので、あくまで個人的な遊びだ。ユング心理学入門―“心理療法”コレクション〈1〉 (岩波現代文庫)posted with ヨメレバ河合 隼雄 岩波書店 2009-05-15AmazonKindleタイプ論をはじめ、ユングの考えかたの入門書としてとても分かりやすくおススメ。分類表についてはコチラ [続きを読む]
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- 2018/02/16 18:00氷室冴子「クララ白書Ⅰ・Ⅱ」「アグネス白書Ⅰ・Ⅱ」を読んで、長く読まれる作家の特徴を思う。
- achan-kiiroitori.hatenablog.com 購読している黄色い鳥さんの「ことりのついばみ」の記事を読んで、ふと「あれ? この話何かを思い出すな」と思った。そうだ! 氷室冴子の「クララ白書」だ!クララ白書〈2〉 (コバルト文庫)posted with ヨメレバ氷室 冴子 集英社 2001-07AmazonKindle kindleで発売されていたので、懐かしさの余り購入した。思い出させてくれた黄色い鳥さんの記事に感謝したい。 一巻に、主人公の桂木しのぶが [続きを読む]
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- 2018/02/13 12:00【ネタバレあり】有田イマリの「はっぴぃヱンド。」を読んで、ループものの新たな可能性を感じた。
- 現在、二巻まで発売中!有田イマリの「はっぴぃヱンド。」を既刊2巻まで読んだ。はっぴぃヱンド。(1) (ガンガンコミックス)posted with ヨメレバ有田イマリ スクウェア・エニックス 2017-08-22AmazonKindle 「登場人物の誰かがループしていること」「登場人物のうちの誰がタイムリープしているか」という他のループものでは物語の鍵になっていることが多い情報が、この漫画では一巻のあらすじや初期の段階で明らかにされている [続きを読む]
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- 2018/02/10 19:11【ネタバレ感想】「モンキーピーク」5卷。犯人の一味に人間も登場! その正体は??
- この記事は原作志名坂高次、作画粂田晃宏「モンキーピーク」5卷のネタバレ感想です。未読のかたはご注意ください。モンキーピーク(5) (ニチブンコミックス)posted with ヨメレバ志名坂 高次 日本文芸社 2018-02-09AmazonKindle 八木VS猿 八木兄強すぎ 佐藤と遠野に同情 猿の標的は開発室Bの人間なのか? 寺内の靴はどこへ? 靴を探して三千里。八木VS猿 八木兄強すぎ逃げ回ったり防御するだけでなく、猿一 [続きを読む]
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- 2018/02/09 08:46【ネタバレ考察・最終考】もう一度「少女革命ウテナ」を全力で謎解きする。
- 前回の考察をした後、もう一度一話から見直した。色々と考えて、最終的に自分の中でしっくりと落ち着く考察にたどりついたので、整理して書いていきたい。 「物語外の人間」である自分の視点は捨てる。 「少女革命ウテナ」という物語の法則 ウテナとアンシーは、同一人物であると同時に別人物である。 「認知された概念は現実化する」というルール 登場人物は、みんな「柩の中にいる」 [続きを読む]
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- 2018/02/05 18:00広瀬香美「ロマンスの神様」は、女性に対する呪いの歌なのか?
- 「呪い」とは何なのかtogetter.com絵本作家ののぶみが作詞した歌が、「母親に呪いをかけるものではないか」と物議を醸している。呪いとは「特定の対象に対して〇〇しないとこうなる、こう思われる、と言うことで、相手が自分の望みどおりに行動したり、望むような存在になるように暗に圧力をかけること」と自分は考えている。「あたしおかあさんだから」は、その部類の中でもかなりストレートで「お母さんになったら、当然こうだ [続きを読む]
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