furacoco さん プロフィール

  •  
furacocoさん: 死と蜜 Death & Honey
ハンドル名furacoco さん
ブログタイトル死と蜜 Death & Honey
ブログURLhttp://deathandhoney.hatenablog.jp/
サイト紹介文死と蜜 人生はいつもトリッキィ 言葉はいつだってマジカル
自由文ラジカルかつロジカルに。今日を生きよう、なんて言うのは簡単。見えないものを形に、言葉にするとどうだろう。生きているという錯覚がしないだろうか。何か痕跡を残したいというせめてもの抵抗。
人生の模範解答に沿って生きたい方はどうぞご自由に。私はくぐり抜ける。そして存在するために生きる。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2016/04/23 19:08

furacoco さんのブログ記事

  • ”雨の中の白猫”
  • 雨に濡れた猫が目の前を通り過ぎた薄汚れた白猫重そうな身体雨に濡れた猫はどこへ行く?宿はない家はない寄りかかる軒下もないこの街にはもうない私はひどく切なくなった似たようなもんだ私だってあなただって猫と一緒に家を探そうかホーム・スウィート・ホームそんな場所はないのに家なんてものは私と猫はきっと二人、濡れたまま途方に暮れて雨が過ぎるのをやり過ごすだろう [続きを読む]
  • ”雲はサイン”
  • なにが出るか試してみようおっとびっくり燦然世界飲めないお酒に無理矢理頼り理屈も形式も無い、ジャンプ・アップ君の話にはほとほと疲れた越えていけるかな崖っぷち我慢が大事さ忍耐強くああ、なんて儚げなんだつらつら、空に文字を描いてく雲は神様からのサインあの形は… [続きを読む]
  • ”静かの海で”
  • その額に気まぐれに黒衣の堕天使のキス夕暮れ手遅れ罪を背負い穢れてしまった道徳心また会いましょうまた会いましょう静かの海で何が聴こえる?互いの姿は見えずとも身体が朽ち果て 無くなっても [続きを読む]
  • ”地獄を一緒に過ごすのも悪くない”
  • いじらしく抵抗のしようのない響きその名前呪いであり魔法でもある地獄を一緒に過ごすのも悪くないあなたとなら、ね憂鬱を手懐け絶望と固く友情を結び閻魔大王でさえ畏怖の念を抱くというその涼しげな目元に伏せた睫毛にあらゆる美が集まりため息をする呪いであり魔法でもある地獄を一緒に過ごすのも悪くないあなたとなら、ね [続きを読む]
  • ”疼き”
  • 小さな画面に本音を刻みこんだのは良いものの、一晩寝かせたらゴミ屑哀れその思いはdelete.一瞬で消え拍手喝采満員御礼そんな人生のエンディングを夢見た頃もあった祝福しろ肯定せよ愛してくれ愛してくれ愛してくれ打っている実感の無い文字撃たれた覚えの無い銃創そこかしこにあって時々疼くのです [続きを読む]
  • "分断の銅像"
  • 優雅に進む無理なく進むそのはずだったどこかで狂ってしまった分断された空間箱庭怒るだけで精一杯の人達かわいそう憐れみの染み込んだ土壌知らんぷりした銅像世の喧騒なんてどうでも良いよ、と風雨にさらされている傘をなくした私はずぶ濡れで帰ったよくわからない怒りよくわからないから機嫌が悪いのか濡れてしまえばどうでもよくなったあの公園の銅像は私と同じ [続きを読む]
  • ”夜が開けることを知らない子供たち”
  • 化学煙はファルセット空高く昇り 裏返り 消えていく血圧は下がる心臓をノックする生きようと生きようとしてぶつ切りの言葉祈りはもはや遠い叶わずに散った花たちや朝を知らず夜が開けることを知らない子供たちいつか終わりは来る締めの言葉を用意する間も無く世界その奥の奥の核心に触れたい時にだけ私は防御を解く夜が開けることを知らない子供たちこの魂は君達に捧げる [続きを読む]
  • ”ウインクを一つ”
  • 躊躇いの因果か野生の系譜か背筋を昇ってくるスリル遠い遠い先祖の声がするそれに従っているだけ罪を犯し裁かれたこの魂は果たして清らかになったか?太陽の黒点忘れたつもりでもいつもどこかに黒い点−こびりついた血は消えず断頭台で洒落た言葉の一つでも吐いてみたいもんだ転がる私の首は最後にウインクを一つ [続きを読む]
  • ”うめき声の破片”
  • 湿っぽさを振り切り無縁もどかしいが耐え忍び孤独強く生きていたいだけなんだ−夕日が水平線に溶ける風景に負けるつもりはない心象、描いた習作の山蝋燭で照らす波打ち際辺り一面にうめき声の破片拾っても拾っても数が減る気配は無い回収屋の出番あとは連中の仕事瓶のサイダーを買って私は帰路についた [続きを読む]
  • ”霧の運河にて”
  • 本当に恋しい時に会いたい人が運命の人だから君じゃないね寂しい時じゃなく穴を埋めるのではなく永遠という嘘で遊んでるのさ揺らぐ気持ちの中で不安のボートに乗り船頭は私に優しく語りかけた運河は霧深く私は船頭が何を言っていたかもう思い出せないでいる悲しいよ悲しいよお薬を飲んでお薬を飲んで今日が行き過ぎるただただ行き、過ぎる全部夢というオチはない船頭が何を言っていたのか思い出せない会いたい時に恋しい人は [続きを読む]
  • ”頭の中、空白で圧迫”
  • 枯れた葉を踏む消えた摩擦に問う信じた儀礼を蔑むないがしろにした約束を思い出す連れ添った無限は錯覚頭の中、空白で圧迫やがてそれに満たされいずれ歳をとり朽ち果てるのだろう細長い彫像はあなた枯れた木の枝でほほを弾く今日の帰りもまた枯れ葉を踏む頭の中は空白で圧迫されていく [続きを読む]
  • ”無限のエンドロール”
  • 寄り添えど足並みは合わずわざとかなって勘ぐりもしたし色々捨ててきた予防線張っても死ぬだけだったそこかしらにヒントは張り巡らされ人生の伏線を回収君のストーリーに私は登場しないんだねねえ、待ってよ牙はもう無いしこの身体は洗浄装置で清めたよそのはずなのに霧が深くて君の顔が見えない足跡すら追えない暗く白い森の中橙色に堆積した腐葉土に膝をつき今まさに死にゆくところさあー、バイバイ。(そして流れる無 [続きを読む]
  • ”心意気を讃えよう”
  • 空振りの中の心意気を讃えよう宙を切って死んだ蠅のように死んだ大酒呑みの山の民はぐうぐうといびきをたてているその夢の中で結婚式があった人間と北極狐の結婚式やあ、めでたいやれ、めでたいと寝言は私の家にまで届いてきた [続きを読む]
  • ”滞留する蒼”
  • 届きません声も、言葉も、視線も、手もほんのささやかなものを待っていますなので夜は少し泣いたりお酒を飲んで電話をかけて、からかうかもしれませんごめんね感じていたより距離は近くでも見た目より心は遠いさめざめと言葉を投げては心が折れまた塞ぎ込んでしまいます若さとは「何回折れたか」であり「何回生まれ変わったか」なのです蒼いうちが華 [続きを読む]
  • ”夜になぐさめられてしまう前に”
  • ちょうだいもっとちょうだい返事が見つからない涙は溢れるのに何も言葉にならない夜は不思議私は包まれ、なぐさめられてしまう足りなさを引きずって浪費病みは癒えぬまま行為秘密は秘密のまま誰にも言えないことばかりがこの身体の輪郭の内側を埋めていく教えてもっと教えて夜になぐさめられてしまう前に [続きを読む]
  • ”断層”
  • もうズレて力抜けてくだけで断層誘惑に近いだけの血と肉揺れる灯籠魂を映したゆらぎ白い衣も黒い衣も皆血で染まるどうせ皆夜明けには消える新しい朝は君の名前を思い出せないだろうその笑顔もやがて消えていくだろう [続きを読む]
  • ”くっついてはなれる”
  • 燃え殻の人たち行く末は皆同じ抵抗してみても反発してみても同じこと変わりやしないんだからガラス製のマネキン虚空を見つめ店の天井隅に設置されたスピーカーが当たり障りのないBGMを流しているよ誰かの人生の応援歌誰かの魂の鎮静剤でも、私のじゃないコピー&ペーストで造り出される生命ほらくっついてまたはなれた [続きを読む]
  • ”雪は深く”
  • 悲しい知らせに君は問う深くベレー帽かぶりなおし息は白く言葉を選び撃つ銃は神様の一撃胸に開いた風穴が僕の勲章さこれ以上説明はいらないよね語れば語るほど雪は深く紡げば紡ぐほど血が流れる [続きを読む]
  • ”救え”
  • 叶わなかった散れ散れの夜たちその願いや祈り掬いとって卵墮落の悲劇愛らしき十七歳どれもこれも散れ散れになった夜たちそれもこれも卑屈になった轍神の怒り背いて君は光り、笑う端的に言えば「答え」だただ一つに纏まらない想いなんだ君の穏やかなその・・・ [続きを読む]
  • ”お前は宙吊り”
  • はりきりたいねやりきれないねなんて捨ててって消えてったって結局「いくら?」って相場踏んで死んでくだけで悲しいよねもういいよね?言ったそばから蒸発泣いてすぐさま出発悲しいだけでもう泣いてるだけで力にもなれない痩せた若者は毒を吐きながらまた死んでいくまた幸せにもなれない不幸せにもなれないお前は宙吊り [続きを読む]
  • ”苦し紛れに”
  • 苦し紛れに戦った痕跡は罠大きな音がするどこか工事かしら体の奥まで響く音がする夕闇に紛れてスイサイド気分己の凍結閉鎖していく心暗い海は何も語らない死に際に戦った痕跡を讃えよ [続きを読む]
  • ”光れるなら”
  • 消えない見えない連なりをもったつらさ黒い鎖連鎖する光君と私の間で霞んでいった言葉たちがあるもう一度思い出してもう一度言い直して何か戻れるなら空で光れるならまた行きたい海があってきっと変わらない波音があって [続きを読む]