子猫娘 さん プロフィール

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子猫娘さん: Marriage Preparation Room
ハンドル名子猫娘 さん
ブログタイトルMarriage Preparation Room
ブログURLhttp://watch4460.blog.fc2.com/
サイト紹介文韓国ドラマ『宮』の二次小説 創作の場・・・シンチェだのみで成立しているお部屋です。
自由文はじめまして。
わたし、拙い「宮」の二次小説を執筆しております 子猫娘、またの名を雲むすめ、と申します。
拙い文章ですし、しょうもない展開が予想されます。
キャラクター等に違和感を感じた場合は、そっとスルーして下さいませ。あまり規則のないお部屋ですからお気軽に遊びにきてください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2016/04/27 09:26

子猫娘 さんのブログ記事

  • 【Everybody's Talkin' #25】 リコンしました(・(ェ)・)v
  • 不眠不休の過酷な任務を終えたばかりのわたしは、けたたましく鳴り響いていたのにも関わらず着信音への反応が遅れ、撮り損ねたスマホには陛下からの着信記録とボイスメッセージが残されていた。「マカオで撮った門外不出レベルの写真がネット上を席巻している。困った事態よ、直ぐきてなんとかして!」マカオだって? 門外不出レベルって何だ?それにビビって飛び起き、直ぐさま掛け直してみるものの、陛下はお出にはならず、お留 [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #24】 ウィキッド プラン
  • カチッ。記事の設定を終え、ボタンを 。「保存、っと」僕は時々、ちょっとした恐れを感じることがある。こうした行為における、あまりの現実感のなさに。「22時が楽しみだなあ」偶然手に入れた秘密を全世界相手に盛大にバラすのだって、後ろめたを感じる隙もないほどに容易だ。だって、みてみなよ。今僕の隣に座ってる、ガンヒョン。彼女の様子を。「アハハハ、やっちゃったね、ファン」ほらね?まるで他人事みたいに言うだ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #23】 噂のふ・た・り II
  • 僕はファン。趣味は、レンズを覗くこと。何故かって?さあ、何でだろう?君たちだってどっかから何かを覗き込む時、それなりにわくわくしない?天体望遠鏡とかさ。それの延長みたいなもんだよね。そういうわけで、カメラやビデオを通して友達や風景を見るのは至福の時間なんだけど・・・。でもただ「見る」ばかりで、本当の意味での「観る」ことが全然出来ていないんだって、先生は僕に言う。確かに僕の撮ったものって、なんだかぼ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #22 】噂のオ・ト・コ II
  • もう小1時間は経過したと思う。複合機の前で、コンタクトシートが、まるで永遠みたいに吐き出され続けるのをさっきからずうっとこうやって見守っている。一体さ、何枚あんの、これ。第一弾はかなり精査されたものだったのに、第二弾はカメラの中身がそのまま送られてきただけなような・・・・・・忙しかったのかしら。「ご公務」だもんね、なんてったって。いくらこの中にお宝が何枚も埋もれていたとしたって、流石に飽きるものは [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜44
  • 結局、僕はその男に朝まで付き合うハメになってしまった。彼は夜通し中、一方的に僕への賞賛と、自身への自嘲を交互に繰り返していた。自分の話をするとき、視線が常に、花束の中でひとつ異質な存在である姫林檎に注がれていたのが印象的だった。さも愛おしそうに眺めるそれは、自分の捨てた故郷を意味するという。鬱々とした話を肴に、飲み慣れない種類の酒をーーーその上他人のペースで呑むことを強要されるという、僕にとっては [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜43
  • オーナーご自慢のジュークボックスから、客の誰かが選曲したプラターズの「煙が目にしみる」が流れ出す。ーーーーwhen a lovely flame diesSmoke gets in your eyesそう、僕が妄想した切ない恋物語を煙らせるように。「奢らせてくれ。何がいい?」その物語のキャストが、目の前に座らせた僕にそう尋ねる。「そんな・・・悪いです」「いい演奏だったからーーーーなんていうか、胸にきてね。こうでもしなきゃ、気が済まないんだ」「 [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜42
  • 演奏を終え、客席に向かって深々と頭を下げる。この手に、その演奏の余韻を未だに感じる。こみ上げるように胸が熱くなり、全身の震えが止まらない。呼吸を整えながらゆっくりと顔を上げる。ギャラリーたちの熱っぽい視線が、僕の顔に一気に集まった。そして、どよめきのような歓声、割れるような拍手。自分の演奏に対して、これほどの反響を受けたことが、かつてあっただろうか?(ーーー伝わったんだ)その眺めは、ある種衝撃的で [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #21】セレモニー II
  • チェギョンの黒い瞳に、僕だけが映し出される。そんな事が嬉しくて、涙が出そうだ。ずっとそうだよな?ずっとそうだといい。・・・ああ、僕はまだまだ。まだ、チェギョンを独占することばかり考えている。マカオでの日々が、ついに終ろうとしていた。ここでの様々な出来事が、走馬灯のように浮かんでは消えて行く。ー 再会した時の、何とも言えない気持ち。ー なかなか伝わらないもどかしさ。ー 無理矢理キスして怒りを買ったっけ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #20 】セレモニー I
  • 聖フランシスコ・ザビエル教会。いたずら好きの女王陛下は、とっておきのサプライズの舞台に、ここを選んだ。おもちゃみたいな家が立ち並ぶこの街の建物の中でもひときわ可愛らしい、こじんまりとした教会だ。スカイブルーとクリームイエローの、少しキッチュなコントラスト。まるでお二人みたい。今日もいい天気。教会の小さな控え室で、花婿の到着を待っている。それにしても・・・。私の目の前で、カウチに腰掛け、ゆったりとく [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #21】 セレモニー II
  • チェギョンの黒い瞳に、僕だけが映し出される。そんな事が嬉しくて、涙が出そうだ。ずっとそうだよな?ずっとそうだといい。・・・ああ、僕はまだまだ。まだ、チェギョンを独占することばかり考えている。マカオでの日々が、ついに終ろうとしていた。ここでの様々な出来事が、走馬灯のように浮かんでは消えて行く。ー 再会した時の、何とも言えない気持ち。ー なかなか伝わらないもどかしさ。ー 無理矢理キスして怒りを買ったっけ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #19】 サプライズ
  • 時間切れ。そろそろ帰ろうね、もとの世界に。服を着て、キスをして、もう一回見つめあって。そして、2人でお決まりの泣き笑い。涙の残るその頬にそっと手を延ばすとわたしの手にシン君の手が、優しく重なる。「・・・時間だ。チェギョン」まるでため息のような、囁き声。そう、シン君はこういう人。どんな時だって、こういう分別だけは染み付いている。・・・まだ、まだ、まだ、まだ、まだ、まだ、二人きりでにいたいのに。コンコ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #18】 噂のオ・ト・コ
  • 本日、大容量ファイル便にて、『第一弾・ベトナム篇』の写真が大量に送られてきた。・・・って事は、暗に第二弾があるってことを匂わせてる訳だよな?送り主はついこの前まで我が国の皇太子だった男であり、今でも王位継承権第一位の男。その名は、イ・シン。実は俺らの親友でもある。へへへ、結構、凄いと思わん?・・・しかしだ。俺の白鳥、ガンヒョンの様子がおかしい。さっきから、共用のPCの前で、シンが送ってきた写真に釘付 [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜41
  • 「続けて」足腰もおぼつかない程酒に呑まれているというのに、その男の口調はやたらとはっきりとしたものだった。僕は行き場を失った右手を引っ込めて、おずおずともといた場所まで引き返す。そしてチラチラと男の様子を盗み見ながら再びピアノ椅子に腰をかけた。あの席に目を呉れると、男の方もなんとか自力で席に着いた事は確認できた。顔の前で祈りを捧げるように手を組み、僕の方を食い入る様に見つめ、微動だにせず再びピアノ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #17】 マカオ最終章 II
  • 宇宙(そら)までぶっ飛んでしまいそう。嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。チェギョンの肩、チェギョンの首筋、チェギョンの唇。完全に僕は壊れて、夢中で味わっていた。チェギョンも同じように、夢中で僕に答えてくれている。凄く色っぽい。そこがまた、僕をさらに突き動かすのだ。この世にこれ以上の幸福ってあるだろうか?・・・でも僕らに今残されているのは限りある時間。最後・・・という想いで、これでもか!と、濃厚なのを一 [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜40
  • 左手で奏でる超高速の分散和音にのって、右手が主旋律をうたい出す。そしてーーーー曲が始まってから、3、4分。美しく強烈なインパクトを持つハ長調がわずかに顔を出したところで、ツィードのロングコートを羽織ったすららりとした大男が店内に入って来るのが見えた。恵まれたスタイルが醸す颯爽とした立ち姿を大きく裏切り、頼りなく右に左にゆらゆら揺れながら、おぼつかない足取りでこちらに向かってゆっくりと近づいてくる。 [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜39
  • 「幻想曲 ハ長調 作品17 ー The Fantasie in C major, Op. 17」ロベルト・シューマンが25歳の時、当時16歳だった恋人のクララ・ヴィークに宛てた曲。僕はこの曲に、特別な思い入れがある。あれは・・・。あれは、そう、僕も学生と呼ばれる身分だった頃の話だから、随分昔のことになるだろう。当時、僕は音大に通う傍ら、梨泰院の雑居ビルの2Fにある小さなパブで、ピアノ弾きのアルバイトをしていた。もと米軍職員相手のスナック [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #16 】マカオ最終章
  • 車のキーもそのままに、テラスハウスのインターフォンを連打する。なぜだ? 返事がない。(くそ・・・居留守か)少しためらいながら、ドアノブに手をかける。開いてる・・・?ないだろ。リゾート地の、オープンなムードがこんな不用心な事をさせるのだろうか。だったら厳しく注意しなければ!別の事を考えて、気を紛らわしている自分が哀しい。恐る恐る、階段を昇ると、家の中は蛻の殻だった。耳を澄ましてみても、人のいる気配す [続きを読む]
  • Fantasia 〜げんそうのきょく〜38
  • 【第二章・プロローグ】ピピ、ピピ、ピピ、ピピピピピピピピピピ・・・・セットしていたアラームが、高らかにタイムリミットを告げる。ーーーくそ、滅茶苦茶いいとこなのになあ僕の演奏も、そして、ここから見れば目を凝らさなくとも何をしているかが充分にわかってしまう、向かいの棟の窓辺にぼんやりと浮かぶ薄明かりを背にしたカップルも。ふたりは今、最高にホットなキスシーンを展開している真っ最中。レースのカーテンすらか [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #14】 マカオの長い夜 I
  • 「帰りたくない。今夜は側にいてよ・・・」チェギョンの奇襲攻撃に、抗う術など僕にはない。どういうつもり?何だって言うんだ!暗がりの中で僕を見つめる、ゆらゆらと揺れる、濡れた瞳。これも、質(たち)が悪い。催眠術にかかったみたいに、僕自身がむき出しになってしまう。ほら、いわんこっちゃない。気がつくと、この胸に抱き寄せていた。・・・少し震えてる。・・・そうか、こいつも真剣なんだ。本当に、どうしたらいい?こ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #13】 プロポーズ
  • あっという間に好奇心に完敗した私は、そのノートの切れ端に視線を落とした。何時見ても、この字の美しさには感心しちゃうわ。そんな事を考えながら。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−私はまだ若く、人生の経験値があまりにも少ない。今、必死にそれを積み上げている最中だ。まさに、発展途上の真っ只中にいる。自分が今後、どのような立場で皇室に関わっていく事が一番ベストなのか [続きを読む]
  • Everybody's Talkn' #12 マカオ5
  • 「ねえ、そっちはどうなってる? 今どんな感じ?」ついに女王陛下から、探りの電話が入る。報告すべきか?さっきのインパクトありすぎな夫婦喧嘩の一部始終。「チェ尚宮から連絡があって。妃宮がシンとのデートから帰った後、自室に閉じこもったっきり全く出てこないと」はい。殿下も一向に出てきませんてば。「若干キレ気味だったのが気になって・・・いえ、何となくよ。シンってば何かしでかした?」「あ、えー、ちょっとだけ、 [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #11】 マカオ4
  • マイナス三十五度。私は学生の頃、単なる思いつきで訪れ、もう二度と行くまいと心に決めている、人が住んでるとはにわかに信じ難い街全体が廃墟のような真冬のシベリアを思い出していた。ああ。あの角を曲がったら、ようやくこの凍てつく寒さから解放されるのだ。皇太弟殿下と姫・・いや、妃宮様は太皇太后様との対面を済まされたあと、仲睦まじく手に手をとって、海の公園での夕暮れデートと洒落こんだはずだった。辺りが段々暗 [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #10】 マカオ3
  • 「先輩、これ返します。自分、いいかげん飽きたんで」今、皇太弟夫妻はポルトガル料理店のオープンテラスにてランチタイムの真っ最中だ。・・・うまいんだよな、三角形の揚げ物。「人が食事してる姿を眺めてもねぇ」お〜ま〜え〜何しに来てると思ってるんだよ。あまりにマイペースな後輩をひと睨みすると双眼鏡を奪う様に受け取った。「どれどれ」・・・殿下が姫になにやらクレームをつけているようだ。「夫を彼氏だと?!」何を言 [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #9】 マカオ2
  • 空港でお出迎えするなら、変装しなきゃだし。でも、変装した姿で再会なんて嫌だし。家で待ってても全然落ち着かないから、図書館で待つ事にした。「本を読め、本を」シン君、あの満天の星空の下で、そういったよね。「だって、活字だけ並んでても、全然頭に入ってこないんだもん」そう言い訳する私に、「頭のレベルにあわせる」などと、嫌みをつらつら並べながらもかつてシン君が小学生の時に読んでいたという児童書をすすめてくれ [続きを読む]
  • 【Everybody's Talkn' #8】 マカオ1
  • ずっと見ていたい。穴があくほど、見つめていたい。だから今日、僕はカメラを置いてきた。最初はただただ眩しくて、レンズ越しにしか見つめていられなかった。そうして、気持ちが繋がって、少し免疫もついた頃、僕らは離れ離れになった。潮の香りを感じたら、さっきまでのわだかまりがどうでも良くなっていく。ここはマカオ。愛するひとの住む街に、とうとう僕はやって来た。通りを挟んだのはす向かいの少し大きい街路樹の前で、僕 [続きを読む]