Wind Letter さん プロフィール

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Wind  Letterさん: Wind  Letter
ハンドル名Wind Letter さん
ブログタイトルWind Letter
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/3908kimi
サイト紹介文移りゆく季節の花の姿を 私の思いを 言葉でつづりお届けします。 そっとあなたの心に添えてくださ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2016/05/04 18:47

Wind Letter さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 風花(かざはな)
  •                                                                   (かまつか)                                     冬空を鮮やかに彩っていた 皇帝ダリアが一晩の内に 霜枯れてしまった朝 義母は静かにみまかりました 冬が南天の赤い実に寒さを結んでいくように 沢山の思い出を私に結んだまま 義母は永久の眠りに [続きを読む]
  • 高安義郎1600字の短編小説集リーフノベル「山桜」出版しました
  •  高安義郎が短編小説リーフノベル「山桜」を2017年10月10日に出版しました。長年、詩を書いてきて、たどり着いた世界が短編小説リーフノベルです。東金市の情報誌に連載してきたものと未発表のものをまとめました。人生を重ねたからこそ見えてくる日常の喜びや悲しみをテーマにしました。「山桜」は現代社会とその生活に潜むアイロニーや心をくすぐる笑いなどを、4コマ漫画的手法で記した短編小説といえましょう。1600字に文章収 [続きを読む]
  • 〜私の72候〜  夕顔
  • 〜私の72候〜 (2017.8.31)               夕顔     どんよりとした今日の空は 台風の近かさを知らせています 湿った風が吹いて 糸巻き歌をうたうように 私の弱い体をじわりと不快の色で巻き付けます うとましく思いながらも 聞こえてくる8月の蝉の鳴き声に 心を重ねるのは 夏の終わりのにがさを感じるからでしょうか 夜半になると夕顔が 純白の装いでひそやかに咲きだしました 夜空か [続きを読む]
  • 〜私の72候〜 今年の紫陽花
  • 〜私の72候〜  芒種 末候 梅子黄(うめのみきなり)(新暦6月16日〜6月20日) 四十雀(しじゅうから)が梅雨を運んできたようにさえずっています 庭の紫陽花は雨にぬれて 誰かにことづてを伝えるように いっぱい いっぱい咲いています 今日の紫陽花は私の機嫌をくすぐり 私の物語をつなぎあわせ とっておきのショパンを聞かせてくれます 花びらを一枚とって 遠い人を思い出していると カタツムリが ぬれた紫陽花 [続きを読む]
  • 〜私の72候〜  立夏 末候  竹笋生ず(たけのこしょうず)
  • 筍流しの風が吹くころは雨の気配を含んだ南風が吹くという風を伴った夜更けの雨は竹林の筍を育てる音でした夏の前触れを運ぶ安堵感のある雨音は私に懐かしさをさしかけてきますふと 筍の淡竹(はちく)が好物であった義母が思い出されますぐんぐん育つ筍のようにぐんぐん大人にはなれなかったけれど義母の思い出の一つをすばやく食しあの時の暦をゆっくり広げてみたいのです足を止め義母に話したい憂いがあるけれど筍流しの風に吹 [続きを読む]
  • 〜私の72候〜    13年年目の春  啓蟄 次候 桃初笑(ももはじめてさく)
  •     君がすくすく育つように  祈りをこめて植えたほうき桃が  寒い陽ざしに背伸びして  白い蕾たちが揺れています  もう少し待って もう少し待ってと  卒業する君への賛歌を準備して  私の心をくすぐります  遅々とやってくる春の匂いは  邪気を払う桃の蕾をつつんでいます   元気にそだった君に  桃たちは ほほほと笑うのでしょう  笑って 笑って花たちは  君の誕生日に  生まれるうれしさを山 [続きを読む]
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  •                           (日本画家 若木 山)  作家スタンダールは「人がこの世にあるのはお金持ちになるためではなく幸せに なるためだ」と言った言葉を残したそうです。確かにそうだと私も思います。 しかし、幸せ感は人それぞれでしょう。私の場合は絵を眺める時が一番幸福を感じ る時です。むろん美術館で眺める絵も好きですが、家にあっては、月ごとに床の間 に掛け軸や色紙を飾り変え [続きを読む]
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  • 〜シリーズ詩でつづる 私の72候〜 小寒 初候 芹野栄(せり すなわち さかう)   高安ミツ子                                 せり なずな ごぎょう  はこべら ほとけのざ すずな すずしろ  口ずさみながら  とんとん刻みます  自然の恵みありがとう  とんとん今年の祈りをこめて  くるくる七草粥を作ります  粥はしゅんしゅ [続きを読む]
  • 〜詩でつづる72候〜霜降 初候      十三夜の月
  • 〜シリーズ詩でつづる 私の72候〜 霜降 初候      十三夜の月 高安ミツ子                                                                                          秋の夕焼けが空をはがすように  茜色に染めたとき  つるべ落としの速さで   あなたの日常の流れは変わりました  あなたは弱く震えて  傘を傾 [続きを読む]
  • シリーズ〜詩でつづる私の72候〜 盂蘭盆会
  • 〜シリーズ〜(詩でつづる私の72候 立秋 次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)今年も盆棚を飾り 先祖を迎えます蜩(ひぐらし)が迷い込み 夕暮れに鳴いています哀しげな声に先年逝った義兄が蘇ります寡黙で心模様を語らなかった義兄が幼いころ亡くした生母がずっと恋しかったと あのとき病の床でその思いを語りました哀切を帯びて鳴く蜩は義兄でしょうか義父母と一緒にわが家にお入りくださいわが家の窓は大きく開けてあります好き [続きを読む]
  • 詩と随筆《Wind Letter≫ 「やさしい雨」
  • 〜シリーズ〜(詩でつづる私の72候 夏至 半夏生ず)   やさしい雨     高安ミツ子                             ドッテーポッポー ドッテーポッポー 物干し竿で キジバトがさえずっているではないか 心をとりこにする鳴き声は 空をグーンと高くして 日々の歩みを止めていく さえずりは懐かしさを連れて 私の人生をまさぐっていく 花を剪定(せんてい)するように 記憶の枝葉を切 [続きを読む]
  • 麦秋の祈り
  • 〜シリーズ〜(詩でつづる私の72候 小満)麦秋の祈り 高安ミツ子                               四十雀(シジュウカラ)が初夏の匂いをついばむようにさえずっています空に並ぶうろこ雲をみあげていると黄金色に色付いた麦秋が目に浮かび麦畑を元気に走り回っていた幼い頃の弟が蘇ります思い出の弟の麦畑に黒いカラスが舞い下りたのはいつからなのか [続きを読む]
  • 麦秋の祈り
  • 〜シリーズ〜(詩でつづる私の72候 小満)麦秋の祈り 高安ミツ子                               四十雀(シジュウカラ)が初夏の匂いをついばむようにさえずっています空に並ぶうろこ雲をみあげていると黄金色に色付いた麦秋が目に浮かび麦畑を元気に走り回っていた幼い頃の弟が蘇ります思い出の弟の麦畑に黒いカラスが舞い下りたのはいつからなのか [続きを読む]
  • 牡丹咲く晩春
  •   〜シリーズ七二候〜(晩春  穀雨の日 4月30日)         牡丹咲く晩春        高安ミツ子                        今日の風は春のスイッチを持って走り回っています牡丹の蕾をなでていくと声をあげるように大輪の花が咲きだしました新緑はゆらいで野良猫が のっそりとふりむき人恋しいのか牡丹の色香に酔ったのか尻尾を垂らしたまま庭を横切って行きました四月の陽ざしは全て [続きを読む]
  • 冬の風
  • 裸木は風に巻かれ風は力むことなく冬の輪郭をはっきりさせ走り抜けていく家ではストーブが燃え母が眠りつづけている顔が小さくなり人間界の言葉をたくさん忘れ時間が絡まっていくつもの糸車がまわりだしているこごった糸は直せないが瑠璃色の母の記憶のいくつかを意識の光になれるように思い出させてあげたい母の岸辺の一番近い場所で嫁いだ三十年の年月のトレモロは存在の重さで共鳴している冬空はどんよりと沈黙し久 [続きを読む]
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