くちゃ さん プロフィール

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くちゃさん: ほみんのえほん
ハンドル名くちゃ さん
ブログタイトルほみんのえほん
ブログURLhttp://kuchahomin.blog.fc2.com/
サイト紹介文ホミン小説。あまくてやさしいハッピーエンド話を書いています。パラレル多め、悲しい展開はありません。
自由文ホミンのあまあまラブラブ小説です。友達以上恋人未満なお話も書くと思います。あからさまなR18描写はありませんのでパスなしです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供369回 / 365日(平均7.1回/週) - 参加 2016/05/12 21:50

くちゃ さんのブログ記事

  • 5 魔導師は月夜に誓う
  • side C「あ…あの、お師匠様…今回の、旅で…あのお世話になりますチャンミンと申します…!よろしくおねがいします!」「…。」布に覆われていて表情が見て取れないユノさんに、恐る恐る挨拶をしてみたけど、特に返事はしてもらえなくて。代わりに彼の鋭い切れ長な目は僕を上から下までジロリと観察する。どうしよ…、すごく怖い…泣。「お前…その格好で旅に出るつもりか?」「えっ…」「そんな薄くて防御の力も何もないお飾りロ [続きを読む]
  • ひとりで唐揚げできるもん!(愛しき俺のポンコツロボット)
  • ※ご案内※このお話は『愛しき俺のポンコツロボット』シリーズの続きのお話になります。宜しければそちらを先にお読み下さい。愛しき俺のポンコツロボットシリーズ「ひとりで唐揚げできるもん!」の巻side Y「ユンホ様のバカアアアアアァァァッ!!びええええええん!!!」金曜日の早朝、朝から響き渡るチャンミンの泣き声。「チャンミン、泣いたって…今回は譲れないよ。だめなものはダメだ。」「えええええええん…どうしてわか [続きを読む]
  • 4 魔導師は月夜に誓う
  • side C「チャンミン、悪いんじゃが…外の小屋から薪を取ってきてくれんか?」「あっ、ハイ!わかりました!いま取ってきます!!」ル・ルーナ様のお家について1時間。僕は、僕の師匠となってくれる人を待ち続けたまま時間を持て余していた。(はぁ。いつ帰ってくるんだろう…まさか、僕の師匠になるのが嫌ですっぽかされたとか…じゃないよね?)小さくため息をつきながら外の小屋から薪を運んでくる。両手に持てるだけ抱えた薪を [続きを読む]
  • 3 魔導師は月夜に誓う
  • side C「ふむふむ、必要な魔法道具はあらかた揃っているようだな。あとは…装備の確認じゃな。たしかチャンミン、お前さんは戦闘の時は弓を使うんじゃったな。」「はい。弓と矢は自分の使い慣れたものがあるので、それを持ってきています…。」ル・ルーナ大魔導士様のお家に入れてもらって、ひとつひとつ旅の道具の確認をしてもらう。そんな中、僕はとっても気になっている事がひとつあった。「あの…ル・ルーナ様…?ぼ、ぼくの今 [続きを読む]
  • 2 魔導師は月夜に誓う
  • side C「おおチャンミン、しばらくぶりだ!!おやおや、ずいぶん大きくなったな!背がだいぶ伸びたんじゃないか?」家の戸をノックしようと手を上げたところで丁度良く戸が開いた。中から出てきたのは白髪と白髭がいかにも魔法使いという雰囲気を醸し出しているおじいさんだ。「お久しぶりです!!ル・ルーナ大魔導士様!!!お元気そうでなによりです!」久しぶりに会えたので嬉しくなって、僕は挨拶の流れのまま彼とハグを交わす [続きを読む]
  • 1 魔導師は月夜に誓う
  • side C「それでは、とうさま、かあさま…修行の旅に行ってまいります。」「ああ。しっかり修行して、りっばな魔導士になるんだぞ、チャンミン。」「ああ…わたしの可愛いチャンミン…。どうか怪我と病気だけはしないように…、あまり無理してはいけませんよ。」「ふふ、かあさま大丈夫ですよ。心配しないで。それでは、家のことはよろしく頼みます。」一人前の魔導士になるには、成人になるまでに2回の大きな修行を乗り越えなくて [続きを読む]
  • (終)61 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y何もうまくできなくって、自信がなくって、いつも下を向いて悲しそうにしていたチャンミン。でも今、俺の胸の中にいるチャンミンは…幸せだと言って泣いている。おれは、長い間…凍えていたお前の心を溶かすことができたか?お前にとって、心から安らげる場所になれたか?「チャンミン…ふふ、知らなかったのか?嬉しい時も、涙は出るんだよ。」「ユンホ、さまぁ……ぼく、しあわせです…ユンホさまの、ところにきてから、ず [続きを読む]
  • 60 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Cご飯の時にお酒を飲んだユンホさまは酔っ払って、ぼくを抱っこしたまま寝ちゃった…。ぽかぽかとあたたかいユンホさまにギュってされたまま…僕はユンホさまと出会ってから今日までのことを思い出していた。はじめてユンホさまのお家に行った時は、すこし喧嘩をしたりしたよね。でも最初の夜、悲しい夢をみて泣いていた僕を、ユンホ様はじぶんのベッドに連れて行ってくれて抱きしめてくれた。あのときは恥ずかしくってちゃん [続きを読む]
  • 59 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Yトイレに行きたくなって目が覚めた深夜、胸元からスンスンと音が聞こえてきた。「……チャンミン?」え…、泣いてるのか?チャンミン…?「ユンホ…さま、」酔っ払った俺はチャンミンを胸に抱きしめたまま寝てしまったようだ、…どうしてチャンミンは泣いているんだろう。まだ、寝ぼけた頭で必死に考えるけど理由が思い当たらなくて、なでなでと、チャンミンの頭を撫でる。「どした、チャンミン…どうして泣いてるんだ?」「 [続きを読む]
  • 58 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y高級な料理をお腹いっぱい食べて、俺は少しだけお酒も飲んで。とてつもない満足感を味わいながら、部屋に敷かれた布団の上でゴロゴロしてみる。チャンミンはバスルームで歯でも磨いているのだろうか。シャカシャカと音が聞こえる。はぁ…旅館の布団ってなんていうかパリッとしていて気持ちいいよなぁ。人に敷いてもらった布団って言うのもまた最高の気分にさせてくれる。な〜んか、幸せだなぁ〜…「あっ、ユンホさま!!おふ [続きを読む]
  • 57 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y「お!チャンミン浴衣似合ってるじゃん!子供用サイズでもまだ少し大きいな…笑。」「これが、浴衣…ですか?なんだかスースーする…。」風呂上がりに着た浴衣の着心地に慣れないらしく、もぞとぞとしているチャンミン。仲居さんが子供サイズを用意してくれたけど、大きすぎてだぼっとしていて歩きにくそうだ。「旅館に来たら、みんなこれを着るんだよ。裾に引っかかって転ばないように気をつけろよ。」「えへへ〜!ユンホさ [続きを読む]
  • 56 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y夕食の前に、部屋の庭に備え付けられている露天風呂に入ることにした。初めての露天風呂を見て早く早くと興奮したチャンミンは恥じらう様子もなく、すぐさまスッポンポンになって…笑。もう少し、もじもじしたりして欲しかったけど…ほとんど毎日一緒にお風呂入ってるから仕方ないか…。ササっと髪と体を洗った後、ロボットだなんてこと忘れてしまうくらいスベスベお肌のチャンミンを抱っこして露天風呂に入る。「えへへ…ユ [続きを読む]
  • 55 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y温泉街についたら少しだけ観光をした。お寺でお参りした後、土産屋を見て回って、最後は温泉街によくある古めかしいゲームセンターに行って、二人でメダルゲームやUFOキャッチャーをして遊んだ。UFOキャッチャーで取れたブサイクなクマのぬいぐるみをチャンミンに渡すと、目をキラキラとさせて「ユンホさま大好き!」と言ってにこーっと笑う。ああもう参った。可愛い、可愛すぎる。抱きしめて、たくさんチューしたいな。見た [続きを読む]
  • 54 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y「ユンホさま〜!!朝です!!旅行に行きますよ〜っ!!!」ぺしぺしと頬を叩かれて起こされる。むくりと起き上がると…俺が買ってやった冬服を着込んで、帽子にリュックサックまで身につけた準備万端のチャンミンが「ユンホさま早く早く」と急かすように腕をひっぱってくる。「はは、チャンミンもう準備終わったのか、随分早いな?待って、俺もすぐ準備するからな。」いつもより足取り軽く出かける準備をする。最高に楽しい [続きを読む]
  • 53 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y数日後、メーカーからまた郵便物が送られて来た。何かと思って開けてみると今回の一件に関するお詫びの品として高級温泉旅館のペア宿泊券が入っていた。「ふん…、あのメーカー…なかなか気がきくじゃん。」これで、新婚旅行の行き先を考える手間が省けたな…。随分ゆっくりできそうな旅館だし…チャンミンと二人、電車で行って…俺は晩酌でもするかな。ふふ、今週末が楽しみだ。*****「おいチャンミン、お前はそんなに [続きを読む]
  • 52 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y後日、メーカーから正式な謝罪文と今後の契約に関する説明書類、誓約書が送られてきた。説明書類には、・今後は月々の契約費用は一切要らないこと・故障が生じた場合の修理費はメーカー側が負担すること。・半年に一度必ずメーカーに定期検査に行くこと。・SIM0218が当該メーカーの製品であることを他言しないこと。・不良品であることを他言しないこと。が書いてあった。俺は、この内容をしっかりチャンミンにも説明して理 [続きを読む]
  • 51 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y「では、我々はこれで失礼致します。本当に…ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」メーカーの人たちはペコペコと頭を下げて帰っていった。メーカー側にしてみれば、重大な不具合のあるロボットを流通させてしまって、しかも客から料金までもらってしまったことが発覚して、自社のブランド価値が下がるのが怖かったんだろうな。だからあんなに躍起になってチャンミンを回収しようとして。俺はメーカーのひとに、チ [続きを読む]
  • 50 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y「お客様…!!そんな…お願いです、お顔をあげてください…!!!」土下座する俺を見て慌てふためくメーカーの人。チャンミンを取り戻せるなら、頭を地面に擦り付けるくらいどうってことなかった。プライドとかそんなもんはどうだっていい。ただ、チャンミンと離れたくない一心で。「お客様!!わかりました!!承知しました!!SIM0218はお客様にお返しいたします!!ですので、どうか…、お顔をあげてください!!」「本 [続きを読む]
  • 49 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y「一緒にいたら俺の、負担になるって…?そんなの誰が決めるんだよ!?勝手に決めんなよ!!何が負担かどうか決めるのは俺自身だぞ、チャンミンが決めるな!」「うえぇぇ…っ…ひっぐ…ヒクッ…」「俺にとってはっ、お前がいなくなることの方がよっぽど負担なんだよ!!!そばにいてくれって…言ったの忘れたのか?それとも、もう俺のところにいるのは嫌になったのかよ?」「うぇぇぇっ、ぢがうううっ…ぼく、ゆんほさまのと [続きを読む]
  • 48 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Y大声でチャンミンの名を呼んで、車の窓を叩き続ける。チャンミンと離れ離れになるなんてこと…考えただけで、俺はもう半泣きだった。俺のあまりの取り乱し様にびびったのか、はたまた同情したのか。メーカーの人はスライドドアにしがみついて崩れ落ちた俺に手を貸して立たせてくれた。「お客様…、大変申し訳ございません…。お客様のお気持ちも考えずに…我々の都合だけで、勝手に…SIM0218を…回収しようと、」「中に…、 [続きを読む]
  • 47 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Yタクシーの運転手さんに出来るだけ急いでもらってマンションの下に着くと一台のワゴン車が停まっていた。後部座席のスライドドアを閉めた男性が、今まさに運転席に乗り込もうとしているところだった。男性が着ているジャンパーに見覚えがあった。間違いない。チャンミンを造ったメーカーの人間だ。タクシー運転手に一万円札を押しつけて釣りはいらない事を告げると、転がるように車から飛び出して…俺はワゴン車の前に立ちは [続きを読む]
  • 46 愛しき俺のポンコツロボット
  • side C部屋の奥へ逃げる僕を追いかけてくるメーカーの人たち。やだ……連れていかれたくない!「はぁ…逃げるんじゃない、SIM0218。知っていると思うけど君は不良品なんだよ。このままお客様のところに置いておくわけにはいかないんだ。わかってくれ、工場に行こう。」「ぃやっ…いやです!!!工場に行ったらボクどうなるの…?またおうちに帰ってこれるの?いやです……行きたくない…ぼく、ユンホ様と一緒にいたい…!!!」「 [続きを読む]
  • 45 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Cピンポーンあれ、誰だろうこんな時間に?宅急便かな?ガチャガチャ。「はい、どちらさまですか?」ドアを開けると、スーツ姿の女の人と、作業着みたいなジャンパーを着た、男の人。あ、このジャンパー…僕…見覚えがある。「君がSIM0218だね?契約者のチョン・ユンホ様には連絡をしてあります。一緒に来てもらえるかな?」「えっ…で、でも、ユンホ様がいないのに、勝手に家を空けるわけには…」「戸締りをすれば大丈夫だか [続きを読む]
  • 44 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Yなぜ、穏やかな時間は長く続かないのだろう。「じゃ、行ってくるな、チャンミン。」「はい、行ってらっしゃい!ユンホさま!」いつもの朝のはずだった。いつも通り、チャンミンに見送ってもらって家を出て。出勤して自分のデスクについてパソコンの電源を入れて。慌ただしく終わろうとしていた午前中。そこに届いた一通のメール。『SIM0218の重大な不具合に基づく自主回収につきまして』その件名を見た瞬間、嫌な汗が流れた [続きを読む]
  • 43 愛しき俺のポンコツロボット
  • side Yおにぎりをきっかけに、チャンミンへの愛おしさメーターが振り切れてしまった俺。でも、それは俺だけじゃなかったようで。「ユンホさま…?あ…の、お風呂…いっしょ…に、」家に来てからずっと一人でいいと断られていた一緒にお風呂…まさかチャンミンの方から入りたいと言ってくるなんて。「へへ…チャンミン、いいよ。一緒に入ろうな。」(今更だけど…チャンミンはちゃんと防水仕様になってるから、普通にお風呂も入れる [続きを読む]