くちゃ さん プロフィール

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くちゃさん: ほみんのえほん
ハンドル名くちゃ さん
ブログタイトルほみんのえほん
ブログURLhttp://kuchahomin.blog.fc2.com/
サイト紹介文ホミン小説。あまくてやさしいハッピーエンド話を書いています。パラレル多め、悲しい展開はありません。
自由文ホミンのあまあまラブラブ小説です。友達以上恋人未満なお話もあります。お互いが好きで好きで仕方ないパラレル話が多め。あからさまなR18描写はありませんのでパスなしです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供355回 / 365日(平均6.8回/週) - 参加 2016/05/12 21:50

くちゃ さんのブログ記事

  • 25 ユノと魔法のいちご
  • side Y土砂降りの夕立の日。ドアの向こうで泣きながら僕に会いたいと叫ぶチャンミン。最後に会った日から2週間が経ってしまったけど、大人になる魔法のいちごは作れないまま。僕はずっと子供のユノのまま。何度も何度もチャンミンが来てくれたのに、僕はドアを開けることができなかった。怖かった。子供の僕を見てチャンミンにがっかりされるのが。嘘つきだと思われるのが。でも、『ぼくは会いたいっ…もし、ユノヒョンがぼくを嫌 [続きを読む]
  • 24 ユノと魔法のいちご
  • side C最後にもう一度だけ、ユノヒョンに会いに行こう。このままじゃいけないと思って、ぼくはもう一度だけチャレンジすることにしたんだ。思い立って勢いよく外に出ると、空は真っ暗で夕立が降っていた。ビシャビシャと濡れる足元と、ピカピカと遠くで光る雷。無我夢中でユノヒョンの家まで走った。髪も服も…下着までグッショリと濡れていたけど、そんなことも気にしていられないくらい追い詰められた気持ちだった。たどり着いた [続きを読む]
  • 23 ユノと魔法のいちご
  • side C「チャンミン、いい加減にしろ!!仕事をする気があるのかお前は!!」「ごめ…なさ、」電気がついていたのにドアを開けてもらえなかったあの日。僕はなんとなく気づいてしまった。ユノヒョンは出かけてるんじゃないんだ。きっとずっと家にいるけど、僕に会いたくないから居留守を使ってるんだ。だから、何度訪ねて行っても、ドアを開けてはもらえないんだって。それ以来、悲しくて悲しくて…お店の仕事も失敗ばかりだし…、 [続きを読む]
  • 22 ユノと魔法のいちご
  • side Cハァッハァッ…お店の仕事が終わった後の夕暮れ時。ぼくは、ユノヒョンの家に向かって走っていた。『ユノくんなら、昨日町で見かけたわよ?』今朝、買い出しに出かけた時に食料品店のおばさんから聞いた。ユノヒョンを見かけたって。ってことは、今は家にいるよね?今日こそは、会える?僕とユノヒョンが最後に会った日から、もう2週間が過ぎようとしていた。「あっ、電気がついてるっ!」ユノヒョン…!会いたい、やっと会 [続きを読む]
  • 21 ユノと魔法のいちご
  • side Cコンコン…、…シーン…コンコン、…コンコン、「ユノ…ヒョン…?いませんか?」やっとのことでお店の仕事を終えて、こっそり抜け出してたどり着いたユノヒョンの家の前。何度かドアを叩いたけど、反応はなかった。いないのかな。もう、10日もユノヒョンと顔を合わせてない。前は少なくとも2日に一回はどちらかが会いに行っていたのに。僕も仕事やおじさんの監視を理由に、会いに来れなかったけど…、ユノヒョンも会いに来 [続きを読む]
  • 20 ユノと魔法のいちご
  • side Y「ハァ…ハァ、なんで…?うまくいかなくなっちゃったんだ…どうしよう…。」大変なことになってしまった。「ちがうっ、ちがうっ…!!また、失敗だッ!」ガシャンッ!!イライラする気持ちを抑えられなくて、強く叩いたテーブルの上から魔法道具が落ちる。目の前には、失敗してしまった魔法のいちごが転がっていて…。僕は悲しくなっていちごを握りつぶした。「どうして…?この前まではうまく作れたのに…なんで急に作れな [続きを読む]
  • 19 ユノと魔法のいちご
  • side Cユノヒョンは本当にヒーローだ。おばあさんの畑の木をどけた後も、ユノヒョンは町のいろんな人の困りごとをいちごの魔法を使って解決していった。広場の壊れたベンチを直したり、ケガをした小鳥を助けたり、夜眠れなくてなやんでる人を寝かせてあげたり。ユノヒョンはこんなことはたいしたことないよって笑ってたけど、僕はとてもユノヒョンを尊敬している。お金を取るわけでもなく、誰に言うでもなく、ひとのために汗を流す [続きを読む]
  • 18 ユノと魔法のいちご
  • side Yチャンミンはよっぽどおばあさんの畑のことが気になっていたのか、木が無くなったことをとても喜んでいた。今すぐにおばあさんに一緒に知らせようと手を引っ張られたけれど、ぼくはそれを断った。「まだこのイチゴの魔法のことは秘密だから、ぼくがやったことは誰にも言わないで?」「えっ、そうなの…?せっかく、おばあさんにユノヒョンを紹介したかったのに…。きっと、おばあさんも会いたがるのに…。」「ふふ、いいんだ [続きを読む]
  • 17 ユノと魔法のいちご
  • side Y「あのねっ、ユノヒョン!昨日ね、おもしろい夢見たんだ〜!!なんか、ユノヒョンが小さくなっちゃう夢…!!」次の日の朝、チャンミンと繋いだ手を引いておばあさんの家に向かっていた。その途中でチャンミンはニコニコと昨日見たという夢の話をしてくるけれど、正直ぼくは笑えなかった。(それ完全に夢じゃなくて現実だけど…チャンミンが寝ぼけてて本当によかった…)*****「ここがおばあさんの畑だね?ほんとだ…、 [続きを読む]
  • 16 ユノと魔法のいちご
  • side Yどうしようっ、はやく…魔法のいちごを食べなくっちゃ…!!魔法が切れて、こどもに戻ってしまった僕。慌てるあまりモゾモゾ動いていたら、隣で寝ていたチャンミンがゴシゴシと目をこすって眠りから覚めたようだ。「んん〜、ゆのひょ、どうしたの?おしっこ?」夜中に起きだしたので、トイレに行くのだと思ったらしい。「うっ、うんそうだよ!!おトイレ…いってくるから…!!チャンミンは寝てな!」モゾモゾと起き上がろう [続きを読む]
  • 15 ユノと魔法のいちご
  • side Yチャンミンが泊まりにきた夜、ちょっとしたアクシデントがおきた。夕飯とお風呂を済ませ、ぼくとチャンミンは大きなベッドに2人でもぐりこんだ。この家にはベッドが1つしかないよと言うと、チャンミンは耳まで真っ赤にして恥ずかしがっていたけど…ぼくがグイグイ手を引っ張ると、もじもじしながらベッドに入ってきた。「いつも1人で寝てるから、今日はなんだかあったかいな。チャンミンもっとくっつこう?」「あっ///あの [続きを読む]
  • 14 ユノと魔法のいちご
  • side C赤い屋根のお家の魔法のお部屋。その部屋の棚の中から、ユノヒョンはひとつの真っ赤ないちごを取り出した。「ユノヒョン、それは…?」「これがね、魔法のいちご。いろんな魔法のいちごを作ってるけど、これは食べると、力持ちになれるんだ。」「ちからもち…?」「うん、そうだよ!あっ、でも今日はもう日が落ちちゃうから、明日の朝おばあさんの畑に行ってみよう?」「そしたら、またおばあさん、お野菜つくれる…?」「う [続きを読む]
  • 13 ユノと魔法のいちご
  • side Cユノヒョンに、いちごのことを聞いたら何か困っている事はないかと聞かれてしまって…少し考えて思い浮かんだのは、「あ、あのね…ぼく自身のことじゃないんだけど…、いいかな?」「うん、いいよ。言ってみて?」ぼくが働いているお花屋さんの近くにすんでいるおばあさん。おばあさんのお家の裏には小さな畑があって、そこで色んなお野菜を育てているんだ。おばあさんが大切にしていた畑をぼくもたまにお手伝いしていて、そ [続きを読む]
  • 12 ユノと魔法のいちご
  • side Y「チャンミン、ほかに見たいところはある?」「うっ、うん…、あの、ユノヒョンが魔法の研究をしているお部屋を、見てみたいな。ダメ?」「ううん、いいよ。おいで。」好奇心いっぱいなチャンミンは、まだまだぼくの小さな家の中を探検したいみたい。今は僕の方が年上ってことになっているし、ぼくは大人のオトコらしくチャンミンをエスコートしてあげる。「ほら、ここだよ。ここで魔法のいちごを作ってるんだ。」「わぁっ! [続きを読む]
  • 10 ユノと魔法のいちご
  • side Y家の中に上がってって言ったのになかなかついてこないチャンミン。リビングで待っていたけど全然こないから、僕はもう一度玄関にもどった。「チャンミン…?どうしたの?早く上がって?」チャンミンは玄関でじっと足元を見つめていた。「チャンミン…?」もう一回名前を呼んだら、顔を上げたけど、すごく泣きそうな顔をしていたから僕はびっくりした。「どうしたの!?なんで泣きそうなの?」「だって…ユノヒョン…。この、 [続きを読む]
  • 9 ユノと魔法のいちご
  • 9side C「おじゃまします〜!」「はい〜!いらっしゃいませ!」お店の閉店作業もおわって、ぼくは大きなリュックサックを背負ってユノヒョンの家にお呼ばれした。ユノヒョンの家は赤い屋根の可愛らしいおうちで、絵本に出て来そうな見た目だった。ユノヒョンに案内されて中に入ると、甘酸っぱいいい匂いがした。「ふんふん…なんの匂いですか?とってもいい匂い…!」「あ…この匂い?これはイチゴの匂いだよ。ぼくは家で魔法のイ [続きを読む]
  • 8 ユノと魔法のいちご
  • 8side Cドキドキ…ドキ。こんなにドキドキするのは生まれて初めてかもしれない!僕はここから少し離れた小さな町に生まれて、学生の時は魔法の勉強に没頭してすごしてたからろくに恋もしたことがない。もちろん恋人ができたこともなくって…たぶん、ユノヒョンは…僕にとっての初恋…ってことになるよね…?そんな人に、おうちに呼ばれてお泊りしていいだなんて…///「はぁ、どうしよう…パジャマはどっちを持って行こうかな…?ぱ [続きを読む]
  • 7 ユノと魔法のいちご
  • side Y「チャンミン!今日良かったら…うちに泊まりに来ない?明日、お店が始まる前に帰ってくれば大丈夫だよね?」「えっ…!?ユノヒョンの家に?」「うん。どうかな…?やっぱり、仕事があるから難しい?」そう聞くと、チャンミンは少しだけ考え込んで…お店の方を見てお仕事の残りをチェックしているみたいだった。「うーんと、じゃあ今日お店を閉めた後に…ヒョンの家に行ってもいいですか?」「もちろんいいよ!!!じゃあ後 [続きを読む]
  • 6 ユノと魔法のいちご
  • side Yチャンミンはとても可愛くて優しい子なのに、毎日お店で意地悪されているみたいだ。お花屋さんのオーナーは、ひとめ見ただけで嫌な奴だというのがわかった。禿げ上がった頭に、ぎょろぎょろとした目玉。そしてひねくれ曲がった心をあらわすみたいにひん曲がったへの字口。いつも大声でチャンミンを怒鳴りつけて、オロオロしている姿を見てはニヤニヤしている最低なやつだ!!でもあの人はチャンミンの遠い親戚だっていってた [続きを読む]
  • 5 ユノと魔法のいちご
  • side C僕は、好きになるとわかりやすいって…親友のキュヒョンにも言われるんだ。だからきっと、僕がユノヒョンのことを好きになっちゃったこと…とっくに向こうも気づいているんじゃないかと思う。それでも、ユノヒョンは僕と仲良くしてくれるし…、お花屋さんにも遊びに来てくれるし。そんな風に優しくされたら、少しは…脈があるんじゃ無いかって思ってしまうよ。でも、僕の恋路を邪魔する人がいるんだ。「おい、チャンミン!い [続きを読む]
  • 4 ユノと魔法のいちご
  • side C少し大げさかもしれないけれど、まるで白馬の王子様みたいだと思った。ぼくだって、男なんだから…王子様を待っているなんておかしいかもしれないけれど。でも、あの日…変なお客さんにデートに誘われて無理やり腕を掴まれて連れていかれそうになったとき本当に怖くて。だれか助けてって思った時に彼が現れた。スラッと背が高くて顔が小さくて、切れ長の目が美しくて唇はぽってりとしてセクシーで、でも強そうで逞しくて。こ [続きを読む]
  • 3 ユノと魔法のいちご
  • side Y「ユノヒョンっ!おはようございますっ?」「チャンミン?おはよう!!」チャンミンを助けてあげた日から、ぼくたちはすごく仲良しになった。イチゴの魔法のせいでチャンミンはぼくのことを年上だと思い込んでいて、ユノヒョンって呼んでくる。チャンミンは16歳だって言ってたから、本当はぼくより4つも年上なのに。ぼくは今までヒョンって呼ばれたことが無かったから、なんだか嬉しくなってしまって…。自分が本当はまだ12 [続きを読む]
  • 2 ユノと魔法のいちご
  • side Y僕が入ったお店はどうやらお花屋さんみたいだ。だれかが居たので観察してみたら、お店のエプロンをつけた男の子がお客さんにどこかへ連れていかれそうになってた!!男の子はすごく嫌がってるみたいだったから、ぼくは助けなくちゃと思って大きな声を出したんだ。「な、な、なんだよお前…!関係ないだろっ…!!」男の子を連れて行こうとしていたお客さんは背が低くて少し太った男の人だった。ぼくがジッと睨み付けると慌て [続きを読む]
  • 1 ユノと魔法のいちご
  • side Y失敗しちゃった魔法のいちご。本当は食べたら空を飛べるいちごを作ろうと思ったのに、間違えて食べると大人になるいちごを作っちゃったみたい。そのいちごを食べたぼくは…すごく背が高くなって、筋肉もムキムキってなって、かっこいい大人の男になった!「うわぁ、ぼくって…大人になると結構カッコいいんだな…。せっかくだし、外に出かけてみようかな?」大人になって、カッコよくなったぼくを誰かに見てほしくて…ぼくは [続きを読む]
  • 0 ユノと魔法のいちご
  • ここは、はるか東の方にある魔法の国。この国の…とある小さな町のはずれにある森の中。ポツンと立っている赤い屋根のかわいいおうちに、最近引っ越してきたのは…?ポフンッ…!!!「ケホッ…ケホッ…、ああ〜また失敗しちゃったぁ…」見習い魔法使い、今年で12歳になるユノくんです。魔法の修行のため、一人で暮らし始めたのです。「空飛ぶいちごを作ろうと思ったのに…思ったのと違ういちごになっちゃった〜。」どうやらユノく [続きを読む]