green さん プロフィール

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greenさん: 理学療法士greenの治療ブログ
ハンドル名green さん
ブログタイトル理学療法士greenの治療ブログ
ブログURLhttp://ptgreen.link/truth/
サイト紹介文理学療法で治せる症候・治せない機能障害について、セラピストとしての臨床経験で学んだ治療観を語ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2016/06/04 11:51

green さんのブログ記事

  • ダイレクトアクセスとかかりつけ療法士〜治せる療法士の役割〜
  •  前記事では療法士による「症候鑑別」について書きました。これは関節や筋の機能異常(潜在的機能異常latentdysfunction)を治療したときに診られる症候変化から、原因疾病を鑑別してゆく過程です。 この鑑別治療を行う上でもっとも重要なことは、結局、『私たち療法士は何が治せて、何が治せないのか』ということです(→療法士は“治せる”か)。このことは、このブログ全体のテーマでもあります。 これまでの記事で書い [続きを読む]
  • 機能異常の治療と症候鑑別〜療法士による診断補助〜
  •  療法士が臨床でみている障害像というのは表面的な現象です。そもそも機能障害というものは、あらゆる疾病・症候の顕在化した結果像であり、氷山の一角を見ているにすぎません(下図)。 問題はその機能障害が何に由来しているかであり、患者さんごとに個別に原因究明をしなければなりません。重要なのは『機能障害 ⇒ 関連症候 ⇒ 原因疾病』と、その基部を辿ってゆく過程ですね。 そのために様々な医学的検査がありますが、も [続きを読む]
  • 理学療法で期待できる機能的変化〜器官に何が起こるか〜
  •  前記事では機能回復の階層性と理学療法(運動療法)との関係について書きました。ではその階層性に基づいて治療をした場合、各対象器官では何が起こっているのでしょうか?下図は階層別に見た、起こっている(であろう)変化です。 こういったことは基礎医学としては研究が進んでおり、個別に見ると既知のことばかりですが、実際に治療した時に目の前で起こる変化や効果(現象)の解明や裏付けは果たして十分でしょうか。 臨床 [続きを読む]
  • 機能回復の階層性と運動療法〜基本的な治療手順〜
  •  前々記事では器官の機能回復に階層原理があることを概説しました。 どれだけ伸張運動や筋力増強運動を行っても、痛みがあれば結局は可動性も筋力も改善しない、もしくはすぐに元に戻ることを、療法士は臨床でよく経験すると思います。 まず疼痛は筋の防御性収縮や筋スパズムを起こし、可動性を障害します。その状態を無視して伸張運動を行っても、結合組織はむしろ短縮するばかりです(拘縮)。また不十分な量と質の可動性では [続きを読む]
  • 試し投稿
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  • 症候・機能障害と標準的治療〜表記や階層性について〜
  • 機能障害の7項目 臨床で診る患者さんの障害像や個々のPTの見方は様々ですが、それらを総体的にみてゆくと、理学療法士が治療対象とする機能障害はおおむね次の7つに集約されます。1.可動障害:体肢の運動範囲における量(過大・過小)や質の問題2.筋張力低下:主として骨格筋typeⅡ線維の瞬発的収縮の問題3.筋持久性低下:主として骨格筋typeⅠ線維の持続的収縮の問題4.協調運動障害:複合運動の正確性や円滑性、速度 [続きを読む]
  • 療法士は患者の生命予後にどれほど寄与できるか?
  • 「療法士には命を守る知識と技術が欠落しているか?」今日はこの問いについて考えてみたいと思います。 癌、感染、出血、炎症、壊死など、私たち療法士には疾患(病理的変化)は治療できないし、救急の生命危機を直接的に救うこともできません。 療法士に治療できるのは一部の臓器の「機能」だけです。しかし、私たちが治療する呼吸や循環機能は生命活動に直結しており、その意味では“生命機能”を日々守っているとも言えます。 [続きを読む]
  • 潜在的機能異常latent dysfunctionと原因治療
  •  臨床で患者さんの理学療法を行っていると、恐らく原疾患が発症する前から、筋や関節、呼吸循環器、脈管系の機能異常を潜在的に有していたと思われる症例が多いと感じます。 そして、このような潜在的機能異常(latent dysfunction?)は、原疾患をより重症化して見せるだけでなく、過用・誤用・廃用などの2次障害にも影響しているようです。 前記事にも書きましたが、機能異常の本体は“目に見えない”ため、病理的変化を調べ [続きを読む]
  • 療法士がみている機能障害像〜治せる原因を考える〜
  •  療法士は主として何を治せるのか?を突きつめてゆくと、結局、身体器官の機能だろうということになります。器質異常(病理的変化)は治せないが、機能異常は治せる。 筋の変性や病的萎縮は治せないが、筋(収縮)の速さや強さや硬さや長さは治せる。関節の炎症や損傷は治せないが、動き(の範囲)や遊びや滑りは治せる。神経の断裂や壊死は治せないが、運動の協調機能は治せる。 しかし問題は、臨床では器質異常(疾患)と機能 [続きを読む]
  • 療法士がみている機能障害像〜症候の原因治療を考える〜
  •  臨床で療法士が見ている患者さんの障害像は驚くほど多様です。そのため同じ現象を見ていても、その解釈法は治療スタンスや経験年数で千差万別です。でも本来は、科学的に誰もが認めうる真性の実態があるはずですし、何より治療者間での共通言語がなさ過ぎると思っています。 そこで、各論の前提となる機能障害像(患者の臨床像)を、障害学とに基づいて、一部私見も交えて整理してみたいと思います。 まず疾病diseaseは器質的 [続きを読む]
  • 続・理学療法による症候治療と鑑別〜運動麻痺を例に〜
  •  前記事で書いた症候の混在と鑑別の話、その続きです。患者さんに診られる表在化した症候は、治る部分、治らない部分、治せる部分、そして治せない要因が混在していると言いました。 しかし、それがどれくらいの割合で混在しあっているのかを知るには、実際にその患者さんの機能を治療してみる他はありません。 例えば運動麻痺という症候があります。部位によって単麻痺、片麻痺、四肢麻痺や、程度によって不全麻痺paresis(MMT [続きを読む]
  • 理学療法による症候治療と鑑別②〜運動麻痺を例に〜
  •  前記事で書いた症候の混在と鑑別の話、その続きです。患者さんの症候には、治る部分、治らない部分、治せる部分、そして治せない理由が必ずあります。これを見分けるには実際にその患者さんの症候(機能障害)を治療してみるしかありません。 例えば運動麻痺という症候があります。部位によって単麻痺、片麻痺、四肢麻痺など、そして程度によって不全麻痺paresis(MMT:1〜4/5)か完全麻痺paralysis(MMT:0/5)に分類されます。 [続きを読む]
  • 筋スパズム(筋硬結)は治せるか?〜その特徴と私の治療法〜
  • 筋スパズムとは? このブログの前身である『理学療法士greenのセラピストーク』の検索ワードで最も多かったのが、この「筋スパズム」です。結構皆さんもこの現象に興味があるのでしょうね 筋スパズム(muscle spasm)とは筋攣縮のことで、筋線維が持続的・不随意的に収縮し続けている状態です生理学用語では単収縮twitchのことを“攣縮”と言ったりもしますが、もちろんこれとは違う現象です。また、こむら返りなどの有痛性痙 [続きを読む]
  • 失行症は治せるか?〜運動を意識させないことの重要性〜
  • 失行症とは何か? 今回は前記事「すくみ足〜」でも書いた失行症についてです。失行症とは、本来それができるだけの運動機能があるにもかかわらず、ある行為の手順や方法が分からなくなるという高次脳機能障害ですね 脳血管障害や脳腫瘍(術後)の患者さんに多く認め、肢節運動失行、観念運動失行、観念失行、構成失行、着衣失行、顔面失行、歩行失行などが知られています観念運動失行とは さて、その中でも比較的多く見るのが観念 [続きを読む]
  • 療法士的レントゲンの見方〜肩関節の機能障害を読み取る〜
  • 肩は複雑です PT的レントゲンの見方第3弾です今回は肩部編ですが、ご存じの通り、肩複合体は肩甲上腕関節以外にも肩鎖関節と胸鎖関節が連動して運動を起こし、また筋を介して胸肋関節や肋椎関節も肩運動に関与します。滑膜関節ではありませんが、機能的に肩甲胸郭関節や第2肩関節を含める見方もありますね  とにかく肩は複雑ですから、今回はよく見る肩概観撮影に限定して書きました対象疾患としては、肩関節周囲炎、五十肩 [続きを読む]
  • 療法士的レントゲンの見方〜変形性膝関節症の画像と機能障害〜
  • 変形性膝関節症 療法士的レントゲンの見方、第2弾は膝部です。今回は臨床で治療頻度の多い変形性膝関節症(内反型)の画像観察ポイントです療法士はOAの形態変化から、関節・筋の機能障害を予測し、臨床症候と照らし合わせて自分の治療の参考とします。もちろん画像はあくまで見るだけです(診断や説明は×)膝OAの前後像左側:健常者 右側:膝OA赤→:関節裂隙の幅、軟骨下骨の硬化像、骨棘の有無を見ます。関節裂隙の幅 [続きを読む]
  • 療法士的レントゲンの見方〜腰部画像から機能障害を読み取る〜
  • 画像を見る! 運動器・呼吸器・循環器疾患などは症状に応じて、医療機関で必ずと言っていいほどレントゲン検査を行いますよね。それは理学・作業療法の対象患者も同じです。しかし療法士は画像所見に関して診断はもちろん、患者さんにその情報を説明することも業務上一切行ってはいけません(時折見かけますが…) しかし治療を行う上でその情報はとても有益で、治療の方向性を決めるために私は必ず見ます。そう、あくまで見るだ [続きを読む]
  • 嚥下障害は治せるか?〜ご縁はあっても誤嚥はないように〜
  • 誤嚥させてません? 私は色々な病院を見てきましたが、入院患者さんの食事介助場面で「ちょっと!それじゃ誤嚥させますよ」と言いたくなる光景によく出会います。ご家族はともかく、看護師さんや若いSTが食介をしている場面で、頭頸部や体幹の状態に結構無頓着なんですね。これじゃぁ何のための専門家なのか?嚥下障害と理学療法 おなじみの誤嚥姿勢は、頭部後屈&頸部前屈(いわゆる顎上がり状態)で、体幹は屈曲して背中が丸 [続きを読む]
  • 息切れ・呼吸苦は治せるか?〜横隔膜の本来の姿を取り戻す〜
  • 横隔膜はドーム状 ピラティスやヨガなどでも重要視される呼吸。横隔膜はその呼吸活動の75%を担っている立派な筋ですよね。焼肉ならハラミ…美味いですよね〜 ジュル…さて、この横隔膜は解剖学的には胸骨・下位肋骨・腰椎に起始し、肺底部で腱中心に停止するドーム構造であることは専門家の方が周知の通りです画像変化に気づく この横隔膜と肋骨の形状は、胸部レントゲンで確認できますね。特に呼吸器疾患であれば入院時に必 [続きを読む]